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テスト直し(続き)

テスト直しの仕方は、成績別にチーム分けができます。ww

トップ層の子たちは、
テストが終わった時点で、もうテスト直しができるくらい
自分の出来具合を把握できています。

ミスった問題、できなかった問題、大体把握できているので、
出来なかった問題に関しては、
答案用紙が戻ってくるまでに、自分で調べて、あらかた解決しています。

当然、間違えている問題の数も少ないので、
「あれ?これ、何で間違えてるの?」なんて問題も、
すぐに解決してしまうものです。
おそらく、同じテストをもう一度解かせたら、満点を取ります。

続いて上位層の場合、
同じテストをもう一度解かせても満点は取れない程度の見直しをします。

間違えた問題を全問解き直すわけではありません。
特に、わからずに手が出せなかった問題などは、
解説を眺めて終わる子の方が多い。

眺めるだけでは解けるようにはなりませんから。。。
でも、「あぁ、そうやって解くのかぁ」と思ったとしても、
自力でもう一度解いておこうとはしない子の方が多い。
だから、トップ層には、なれないのです。

さらに、中位層までいくと、
昨日の記事じゃないですが、赤で写して終わりです。
もう一度同じテストを解かせると、同じように間違えます。

この差が全て成績の差なんですよね。

( N )


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テスト直し

「テスト直しした?」なんて聞くと、
返却された答案と問題用紙を出してきた子がいました。
答案用紙を見ると、赤で答えが直してあって、
先生がチェックしたハンコも押されています。

「あ、学校でやってくれたん?」なんて聞くと、
なんとも、あいまいな返事。

よくよく聞いてみると、
答案を返却されて、解答を配られて、
「赤で直しなさい」って言われて、
答えを写したら、先生が順番に回ってきて、
ハンコを押してくれたらしい。

ちょっと待てよ。
「それって、もしかして、答え写しただけ?」
騙されるところでした。危ない危ない。

とりあえず、もう一度全問解いてもらったら、
ものの見事に、間違えていた問題をすべて間違えていました。
ん~~、わかりやすい!・・・なんて言っている場合ではありません。

そこから、1コマ潰して、テスト直しです。
学校、なにやってんのよ~って思ったけれど、
その教科担任が、偶然にも高校の同級生だったりするから、
これまた、複雑な気分です。ww

ちゃんと、教えてやってくださいよぉ。。。
って思う先生、けっこう多いです・・・。

( N )


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理解力

この仕事は、本当にいろいろな子供たちに出会います。
毎年毎年、「こんなタイプ、初めて」なんて思うものです。
十人十色とは、まさに・・・と。ww

それでも、細かくジャンル分けしてみると、
けっこう共通点のある子がまとまっているもので、

例えば、定期テストの勉強の仕方を、
口で説明するだけで、ほぼ完璧に実行できるのがトップ層。

ある程度実行できるのが上位層で、
数回かけて修正をしていくことができる子はトップ層へ近づいていきます。
その修正ができない子は、上位層キープチーム。

説明するだけでは、ほとんどできないのがその次の層です。
手取り足取り、一緒にやってはみるのですが、
家庭学習で進まなければ、到底時間は足りず、
その辺から脱出できません。

その家庭学習を、パパ塾・ママ塾で、うまくフォローアップして
上位層へと押し上げる家庭もあれば、
「なんで親がそんなことせなあかんのん」的な家庭もあります。

まぁ、その辺は、それぞれの家庭の考えですから、
良いとも悪いとも思わないのですが。。。

市内普通科レベル程度までに絞っても
テスト勉強の仕方について、これだけの違いがあります。

そして、それが、授業中の理解度の差でもあります。
学校の授業で、先生が説明することを
どれだけ吸収できるかの差です。

さらに、「テスト範囲、そろそろ言い出した?」なんて、
テスト2~3週間前が来ると、ちょくちょく生徒に聞きます。
その質問ひとつについてでも、ものすごく差が出ます。

「テスト範囲、そろそろ言い出した?」
”…、なんか、英会話のテストがあるって言ってました。”
「実技じゃなくて、筆記の範囲、Programどこまでとか言よらん?」
”数字とか出るって、言ってました。”
「Program何までとかって話はない?」
”テスト範囲の発表の日は決まってるって言ってました。”

なんて、どこまでもかみ合わない子もいれば、

「テスト範囲、そろそろ言い出した?」
”まだ言よらんけど、 今、Unit3入ったけん、
 3の途中までか、最後まで行くかも…くらいと思います。”

とかいう風に、スムーズに会話が進む子もいます。

理解力と会話力は、ほぼ比例しているみたいですね。

( N )


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基礎学に思う

県下の高校受験をする子たちが受ける一斉テストが基礎学力テストです。
中1、中2は2月に各1回、中3は、10月~1月にかけて3回あり、
特に中3は、出願の際の重要な資料になります。

個人的な考えを言えば、
学区制を見直すついでに、
基礎学も見直してほしかったと思っています。

徳島の子は、あまりに自分の力を知らなさすぎると思うのです。
校外模試があるわけでもなく、
基礎学の県下通し順位が出るわけでもないので、
当たり前と言えば当たり前ですが、

自分の成績具合を全く把握していないというか、
本当の力よりも、ずっとできると過信している子の方が多いと感じています。

これは子供が悪いわけではなく、
それを知る機会を与えていない仕組みが悪いのだと思います。

せめて、基礎学の通し順位をつけて、
ついでに、志望校を第3希望ぐらいまで書かせて、
その中の順位くらいはつけてくれれば、
子供でも、明確に自分の位置が把握できます。

県外の模試なんかでは当たり前です。
各志望校の志願者中の何位であるか、
これまでの合格者の中のどれくらいの位置に自分は、今、いるのか、
そのくらいのデータは載った成績表が戻ってきます。

なぜ、それが徳島ではできないのだろう…と常々思っています。

それを知らされないことで、被害を受けているのは、
いつまでたっても現実を見つめるチャンスを与えられない子供たちです。

では、得をしているのは誰?
「うちの中学、やばいかも?」って
公になってしまっては困る学校関係者か・・・
などと、意地悪な勘繰りすらしてしまいます。

必要なことは、
よくない現実をいつまでも隠しておくことではなくて、
それを早い段階で明らかにして、
次の手を打つ方法を考えることですよね。

問題点を見つけ出して、それを解決する方法を探すこと・・・って、
今、教育に求められていることではなかったですか?
大人がしないのに、
どうやって、それを子供たちに教えられるというのでしょう。

徳島県の教育の仕組みは
現実から目を背けすぎてると思います。

( N )



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対話

マンツーマンだし、授業中に、生徒との対話は多いほうだと思います。
かなり踏み込んだ話をすることもあります。

あれこれと、色々な角度から切り込んで、
ようやく、言いたかったことが伝わるものです。
特に、思春期の子たちは。

保護者面談をしたときに、
「先生ときちんと話ができていますか?」とか、
「ため口で話したりしていませんか?」とか、
「家では、単語でしか喋らないのですが…」とか、

そういうことが話題に出るご家庭の子ほど、
実は、きちんと授業中の対話が成立しています。

そういうことを気にかけているご家庭だから、
きちんと話ができる子になっているのかな?と思ったりもします。

逆に、対話が成立しない子も、時々います。
何を言っても、お小言みたいにしかとらえられなかったり、
とりあえず、その場が過ぎればいいかと思っているのが丸わかりだったり、
きちんと考えることができなかったり。。。

「色々話してますけど、あまり響かないみたいです」
なんて言っても、
親御さんのほうも、まぁ、そんなもんですから…という風な反応。
そして、そういうご家庭は、意外と希望は高い。。。

私と喋ることなんて、たいていは、
将来のことか、学校のことか、日常生活のことで、
自分に直接かかわってくることなのだから、
せめて、そういうことぐらいは、
きちんと考えて、きちんと意見を持ちたいですね。

( N )


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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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お問い合わせ nagao@ceramica-shigemi.jp

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