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無知だったことを知る

ようやくやる気になってきたときに、
たいていの子が「知らんかった。。。」と言います。

自分が、今、どのくらいの位置につけているのか。
どのくらい、やらなければいけないことがあるのか。

例えば、
「城東、難しい。」「城北、簡単。」という噂を聞いている中学生は多い。
確かに、総選が廃止されて以来、城東のレベルは上がっていますし、
城北のレベルは下がってしまいました。

でも、それって、誰から見ての「簡単」と「難しい」なんでしょう?
基礎学で300点取れない子から見れば、どっちも難しいですよね。

でも、漠然としたそんな言葉に惑わされている中学生は、
山のようにいるんです。

校内で、何番ぐらいまでなら、この高校に行けているとか、
合計何点ぐらいとれないと、この高校は難しいとか、
もっと具体的な数字を示してあげないと、
とんでもない誤解をしているから頑張れていない子って、意外と多いんです。

そして、学校では、なかなか具体的な数字の話はしてくれない場合が多い。
だから、全く情報を持っていなくて、知らないから、怖くもない。
その結果として、頑張る必要を感じない。。。
なんてことに陥っていることもよくあります。

行きたいと思っている高校がある人!
その高校は何点ぐらいとれたら、入れますか?
校内で何番ぐらいなら、入れていますか?
英数クラスは、何点ぐらいの人が入っていますか?
そして、あなたは今、どれくらいですか?

そんなの、中3になってから。。。ではありません。
中1のうちから、意識しておきましょう。
「知らんかった。。。」って言わなくてもいいように。。。

( N )


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'24年度高校入試(理科・社会)

まず理科から。
試験の翌日の徳島新聞には、「理科が難しかった」という受験生の声が紹介されていましたが、全体としてはまあまあの難易度ではと思います。

②番(生物)は、心臓周りの動脈静脈、③番(地学)は、金星の動き、④番(化学)は、ダニエル電池とイオン化傾向、⑤番(物理)は、電圧電流と、そこそこ難しめのジャンルが並んだのではありますが、内容は基本的なことを知っていれば解ける問題ばかりです。特にイオン化傾向の問題は、その順番を忘れていても、問題を読めば正解にたどり着く問題になっています。これをして、思考力を問う問題と言えなくもないですが、ちょっと基本的すぎるというか、思考力を勘違いしているという気もします。
ただ金星の動きは、学校では習ったばかりなので、学習する時間が足りなかった子が多かったでしょう。

長めの文章を読む問題が多いのですが、読めれば大したことはないという問題が多いです。これは全体の傾向と同じでしょう。
とりあえず理科は教科書レベル+アルファと言ってよく、普通科狙いなら80点は取りたいところです。

社会も、教科書レベルをちゃんと覚えていれば解ける問題ばかりで、記述で答える問題も多くなく、また思考力を問われているという印象もなく、5教科の中ではいちばん簡単だったのではと感じます。
普段の授業できっちりと覚えていくことと、忘れていることがないかどうかを、ちゃんと確認していけば大丈夫でしょう。あえて注意するとしたら、公民の教科書の最後の方に押し込められてしまっている、政治経済分野をちゃんと理解することでしょうか。人権・環境・SDG'sばかりが幅を利かす教科書に反して、こういう問題が出題されたのはよかったと思います。
こちらも、普通科狙いなら80点は楽に取れそうです。

これから中学三年生で、来年の受験を控えているという人は、この問題にトライしてみてもいいでしょう。全教科通して、二年生までに習うことが全体の半分くらい出ていますから、そこそこできる人なら250点くらい取れるかもしれません。
そして、文を素早く正確に読むことが何より大切だと理解できれば、これからの受験勉強で、少しやり方が変わると思うのです。

キーワードは読解力。それが今年の入試で、より一層明らかになったという印象です。

(この春より、小学生対象で、読解力アップのための「言葉の学習コース」を始めます。詳細は
こちらよりご確認ください。)

  ( K )

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'24年度高校入試(英語)

英語は前年並みの問題でした。相変わらず文章量は多く、読み慣れていないと時間が足りなくなるのは間違いありません。

リスニング問題は音を聞いていないので割愛します。

④番は簡単です。成績下位の人を選別するための問題でしょう。⑤番からは大量の英文を読まなくてはいけません。ただ⑤⑥⑦番はすべて会話またはブログの投稿文であり、単なる説明文や物語文よりも理解しやすいはずです。最近流行りの対話形式ではありますが、今年は内容が簡単という面もあり、難易度は低いと思います。

しかし、文章が長い。特に時間が減ってきているところでの⑦番はプレッシャーになるでしょう。普段からたくさん文章を読んで、この問題ぐらいの文章なら何分あれば読めるという経験がないと、絶対に焦ります。
また、サラッと原型不定詞なども使われていますから、文の前からどんどん意味を取っていくという読み方を身につけないと、かなり厳しいなあという印象です。

前から読んでいくというのは、日本語と同じ読み方をするということです。ですから、国語の読解力がなければ、英語も読めるはずはないのです。日本語にしろ英語にしろ、読みながら(あるいは聞きながら)リアルタイムで意味を理解していかなければいけません。

これは、私が学生の頃には、高校2・3年生くらいでようやく言われていたことで、中学の頃は後ろから「訳しあげていく」という(ダサい)方法が堂々と採用されていました。今は、いちいち日本語に訳すことすらしないという風に様変わりしているのですが、この能力は、小学生のうちから英語に触れ、外国人(ALT)と話すという中で養われると思います。ですから英語の授業はとても大切で、塾ではできないことをたくさん経験できます。
しかし一方で、不正確な英語が堂々とまかり通ってしまいがちです。動詞の時制を適切に処理できなかったり完了形の訳が適当になったり、複数形や三単現のsはだいたいでごまかしたりしてしまいます。特に英会話教室では、そんな指導になっているところが多いように思います。

結論として、学校の授業を大切にすること。それが叶わない学校環境なら、家でも出来る限り英語を使うとか、電子辞書や学習アプリを利用すること。

そして同時に、きちんと文法の勉強をすることです。いくら前から読んで聞いてができても、文法を知らなければ失点につながります。

今年のリスニングの配点は26点、残りの74点は読み書きなのですから、英語と日本語の総合的な読解力が、得点に決定的な差をつけることは間違いありません。
時間内にサクッと読めれば80点以上でしょう。

  ( K )

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'24年度高校入試(数学)

今年の入試でいちばんやっかいだったのは、私は数学だと思います。
計算力自体は昔より簡単になったと言えます。解答を見ても、√(ルート)が答えになる問題は2問。しかもルートの中は一桁の数字です。分数が答えになるものはたったの1問しか無く、また数字も最大三桁です。

計算がこれだけ簡単なのに、なぜやっかいなのでしょうか。それは意味をしっかり理解していないと解けないということと、落ち着いて理論的に考えないと混乱してミスをしてしまう問題だらけだからなのです。

では具体的に。
②番は、(4)の求め方の説明だけの問題が特徴的。計算や解を求める必要はなく、数学の言葉(定義)をちゃんと使えるかどうかです。ドリルだけやってても絶対に力はつきませんね。

③番はそれほど難しくない規則性の問題ですが、長々とした文章の中のカッコに合わせた式を入れなければいけないので、めちゃくちゃ文章の読解力が要求されます。去年の③もヒストグラムで長々とした文章の問題でしたが、今回の方がややたちは悪いw気がします。

④番は(3)までは簡単で、最後の設問が難しいパターン。最後は線対称を利用する問題で、ある程度練習していてもすぐに解法を思いつけるかどうか。

⑤番も(1)(2)は簡単で、最後が難しいパターン。これは理論自体はそんなに難しくないのですが、あちこちの比について考えなければいけないので、非常に混乱しやすくなります。最後の時間が切迫したところで、冷静に考えられるかどうか。

今年は、④⑤の最後の小問はかなりのレベルでないと「捨てるべき問題」だったと思いますが、全体として思考力が問われる問題ですから、基礎があやふやなまま簡単な問題集やドリルを入試対策としてやるのでは、よい得点はとれないと思います。ですから、案外②③番で差が付くのかもしれません。
普通科狙いなら最低70点はほしいところですが、全体の得点の中央値はむしろ下がったかもしれないと感じます。

  ( K )

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2024年度公立高校入試(国語)

この春に行われた、2024年度徳島県公立高校の入試問題について、印象を述べたいと思います。まずは国語から。

今年も読みこなす文章の量は多いです。②③番の本文を一度読んだだけで、大方の意味を理解できないといけません。2回3回と読む暇はないと思います。設問自体はそれほど難しくはないので、どんどん読み進む能力があればOKですが、それが無いとかなりキビシイですね…。
④番の古文も特に難しいことはないです。二つの文章を使うとか、対話形式を利用するとか、最近流行りの設問の形にはなっていますが、最新のふりをしているだけですね。
⑤番の作文も、一見古文なのかと思いますが、実際は現代語訳だけでわかるので、普通の作文です。必要な時間は10分以下でしょう。

作文の練習、漢字の暗記、古典の時代認識(文学史)をきちんとやっておくのは今まで通り。あとは読む能力(読解力)をどれだけ伸ばせるかでしょう。

読解力を伸ばす方法がわからない、という人は多いのだろうと思います。しかし、それは文字をたくさん読む、言葉にたくさん触れる以外に、何か有効な方法があるとは思えません。
速く走りたければ、たくさん走って筋力や心肺機能を上げるよりありません。絵が上手くなりたければ、たくさん描くよりありません。同じですよね。

しかし、大事なことは、その練習をするのであっても、意味もなくたくさん走るのではなく、走っているときの心拍数や筋肉に乳酸がどれだけ溜まっているかを感じながら走ったり、リアルタイムで状況を感じ取りながら走ることをしないと、効率よく伸びないということです。絵であっても、思い込みを捨てて眼をカメラにして、見たままを正確に書く練習を繰り返ししなければいけません。常に自分の書いた線や色が正しいのか美しいのか、考え続けなければいけません。そうしないと、いつまでたっても幼稚園の子が書く絵のような、変な絵しか描けないのです。

文字もただ読むだけではだめです。読んでいきながら同時に意味を掴んでいかないと、それは読んだことにはなりません。読み進んだはずなのに意味がさっぱり頭に入らないからもう一度読む。そんな読み方から脱却しなければいけないのです。

とにかくどんな文章でもいいです。いちいち意味を頭に入れながら読む、という読み方を心がけて、癖にしてください。身体に染み込ませてください。それができれば、この問題は80点は取れるはずです。

  ( K )

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プロフィール

自律学習ゼミ

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。
2023.5.17.

自律学習ゼミHP
https://jiritsu-gakusyu.jimdosite.com/


お問い合わせ nagao@ceramica-shigemi.jp

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