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感覚の差・暗記

これまでに、いろ~んなレベルの子たちに出会ってきました。

450点切ると、悲愴な面持ちでやってくる子もいれば、
350点で、悠々としている子もいますし、
250点でも、別に~って顔してる子もいます。

それぞれ、目標としているところが違うので、
それは別に構わないのですが、
問題は、目標と現状が合致していない子です。

250点で、別に~って顔してる子に、
市内の普通科行きたいと言われても、それは無理です。。。

まぁ、それはさておき、
皆、自分がやっていることが当たり前だと思って、
それを基準に話をしてきます。

250点ラインの子が、「僕、いっちょも覚えれん」とよく言いますが、
それは頭が悪いからではなくて、やっていないからなんですよね。
でも、頭が悪いから覚えられないと思っている子は多い。。。

450点ラインの子は、頭が良いから覚えられるのではなくて、
何回も何回もやっているから覚えられているだけのことです。

450点ラインの子は、
テスト前に社会のテキストは4~5回するのが当たり前だと思っています。

250点ラインの子は、
1回通り埋めるので精いっぱい。
仕舞いには、提出するために答えを写します。

それでは、点数に差が出て当然です。
でも、どちらの子も、テスト勉強はやったと思っています。

多分、450点ラインの子なら、答えを写して1回通りしただけの勉強では、
怖くてテストを受けられないでしょう。
それはその子にとっては異常事態だからです。

でも、250点ラインの子は、いつもそれでテストを受けています。
それが、その子にとっての普通だからです。

だから、自分の感覚をどこに合わせるかです。
目標とする点数の子が、当たり前だと思っていることを、
当たり前の基準にしないといけませんね。

数回に分けて、この基準の違いに着目してみようと思います。
450点チームと250点チームで見てみましょうか。
350点チームは、そのちょうど中間といったところですので。

自分の常識を覆すところから始まるかもしれませんね。

( N )

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基礎学対策(中3)

中3生は、年が明けると、いよいよラストの基礎学です。
さすがに、もう必死になっていますよね、どの子も。

今、自分に必要なこと、きちんと見えていますか?

必要な点数を知ること。
その点数より各教科10点多い点数分だけ取ることをまず考えましょう。

つまり、自分のレベル設定を明確にして、
必要なことに絞って勉強しましょう。

例えば、350点が目標なら、
過去問の全問解き直しは必要ありません。
80点分の見直しをするのです。

どのくらい解けば80点なのかを体で覚えることです。
捨て問題を見極められるようになることです。

全問解く必要はない子はたくさんいますよね。

逆に、460点越えを狙う子は、ミスが命取りです。
いかにミスをせずに、全問正解するかという対策が必要です。

それぞれ、自分のレベルに合った勉強を見極めて、
ベストを尽くしましょう。悔いが残らないように。。。

( N )


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基礎学対策(中2)

中2生たちは、一度経験していますから、
少々要領がわかっていますよね。

各教科、しっかりと復習をかけて、
そのまま受験勉強へ入っていきましょう。

今年は、去年と違って、けっこうなボリュームになっています。
単純に2年分ですから2倍ですよね。

どの教科も単元ごとに、もう一度総ざらえが必要ですね。
特に、1年生の理科、社会と、
1年生にしかなかった数学の単元。

比例は2年の一次関数で、一次方程式は2年の連立方程式で、
それぞれ復習できていますが、
2年生で重ならなかったジャンルがありますよね。
反比例とか、資料の整理とか、作図とか、空間図形とか。。。

特に、作図や資料の整理は、入試でもよく出題されていますから、
しっかりおさらいしておきましょう。

今、「めっちゃやることあるー」って思っている子は、
しっかり復習をかけようとしている子です。
「2月だろう?まだまだ先でぇ」な~んて思っている子は、
間に合いません。

もうそろそろ、入試に向けてエンジンをかけ始めた子もいますよ。
上位の子から順にエンジンがかかり始めます。

同じラインに立っている子より、ちょっと早くエンジンをかけた子が、
ちょっと早くスタートを切って、そのまま逃げ切るかもしれませんね。

( N )



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基礎学対策(中1)

冬休みなので、そろそろ年度末に向けてのお話も。。。
基礎学対策、できているでしょうか?
まずは中1生たち。

中1は初めての基礎学です。
今まで習った、全範囲をしっかりと復習していきましょう。
まだまだ、そんなにたくさんは習っていないので、
中3生が目安としているような点数とは、少し違います。

プラス20~30点は出るはずですから、そのつもりで。
つまり、そのまま中3になれば、20~30点下がると思ってください。

350点の子なら、320点。
市内普通科ギリギリボーダーラインってとこです。
中1で350点あっても、安心する点ではないということです。

400点あっても、そのまま中3になれば、370~380ってところですね。
学区外からなら、市内普通科は難しいライン。
学区内でも、なんとか城東…行く?って、
入ってからのことを考えると迷うところ。
というか、下手をしたら、願書出させてもらえないレベルです。

そう思って、総復習をかけていきましょう。

特に、理科、社会。
定期テスト前に、ちょちょっと学校のワークを丸暗記した程度の
勉強しかしていない人は特に、
全部もう一度やり直して理解を深めておく必要があります。

基礎学に向けた復習をかけながら、
現在習っている単元の勉強を進めるのです。
これは、中3になれば普通にやりこなさなければいけない勉強方法ですよね。

1、2年の復習をかけながら、
3年内容はしっかりボリュームがありますから。

その予行演習だと思って、取り組んでください。
この1年間の成果が出せるように、今から準備しましょう。

( N )


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テストの点

基礎学の点数が、何かと基準にしやすいので、
よくそれを基準にしたレベル分けをしていますが、
一つ、注意してほしいことがあります。

基礎学の点数は、
公立の場合、定期テストの点数よりも下がるということ。
さらに、1年の基礎学よりも、2年の基礎学、さらに3年の基礎学と、
範囲が広がり、難易度が上がるので、当然得点も減るということ。

特に要注意なのが1年の基礎学。
そこから、20~30点は引いて、考えておく方が良いと思います。

例えば、最終的に400点ほしいと思っている子なら、
中1で400点超えたからと安心してはいけません。
せめて420点、超えておきましょう。

それだけ、1年の基礎学は簡単だということです。
範囲が狭いですから。

そのつもりで、準備を進めましょう。

中3生は、もう第1回の基礎学が迫ってきつつあるので、
受験モードになっている子も増えてきていると思います。

ただ、中1、中2はまだまだ先の話だと思っているでしょう?
基礎学は全範囲ですよ。
そう簡単に準備はできませんから、ボチボチおさらいを始めましょう!

( N )


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プロフィール

Author:Shigemi
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。2013.7.19.

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