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人生の選択

宿題をしていない子に、その理由を聞くと、
「時間がなかった」
「やったけど覚えられなかった」
「疲れて寝てしまった」
これがベスト3でしょうか。ww

「じゃぁ、もう、勉強は諦めようか」と言いたくなります。

だって、
宿題は時間があるからするものではなく、
時間を作ってするものだし、
本当にやっても覚えられないなら、諦めるしかないし、
疲れて寝たとしても、
それは、どこかで埋め合わせしなければいけないことですから。

それが理由で、勉強しないなら、
そもそも勉強で何かをしてやろうなんて、考えない方がいい。

「人生、勉強が全てじゃないよ、
 わざわざ苦手なことで勝負賭けようとしなくても良いんじゃない?」
って思うんですよね。

好きなことだけして、楽なことだけしてでは、
生きていけないことを教えるのは
周囲の大人の役わりですが、

それを理解したうえで、自分が勉強ではないことを選択するのは、
いけないことでも、ダメなことでもなく、
正しい選択だと思います。




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計画性

整理整頓ができる子は、
計画性がある子が多いように思います。

「そのかばんの中、あなたの頭の中と同じよ」とか、
「この部屋、あなたの頭の中やな」とか、
言いたくなることが、時々あります。

いろ~んなものが詰まっていますが、
どこに何があるのかがわからないから、すぐには使えない。

せっかく詰まっているものの意味がない。。。

そういう子は、計画性もあまりない。

「このテキスト、いつ終わるの?」なんて聞いても、
「さぁ?」だし、
「何周するつもり?」なんて聞いても、
「ん?」って感じ。。。

これって、勉強を通して身につけてほしいことの一つだし、
社会に出たら、最も必要なことの一つだと思いますよ。



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ちょっとしたことだけど・・・

伸びる子は、「毎日少しずつ」とか、「必ず、毎日」とか、
そういうことができる子が多いものです。

そして、体調や行事、用事などで出来なかった日の分は、
必ず、すぐに取り戻します。

伸びない子は、これが特に苦手です。
宿題もまとめて一気にやるし、
「必ず」なんて言葉は存在しません。

「風邪ひいて、できませんでした」
「部活があって、できませんでした」
「家の用事があって、できませんでした」
でも、その分を今週中に仕上げようなんて気はさらさらない。

そして、お母さんも子供と一緒に言い訳。。。
最近でこそ、このブログのせいか、こういうことは減りましたが、
昔は、よくありました。

「今週は、お友達の誕生会に呼ばれたので、
 宿題できていないんです。(・・・大目に見てやってください・・・)」
って、お母さんが子供より先に私に言ってました。
こりゃダメだ…って感じです。

できるようになる子のお母さんなら、
誕生会に呼ばれているなら、それまでに片づけられるように、
日々の勉強に少しずつ上乗せして仕上げさせます。
もし、仕上がらなかったら、それを子供自身に説明させます。
絶対に、先回りして言ったりはしません。

こうやって、社会に出てから必要なことも、
少しずつ身に付いていくのだろうと思います。

ちょっとしたことかもしれません。
でも、その積み重ねが、大きな差になるのです。




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タイプもそれぞれ

ひとことにトップ層と言っても、
皆、タイプもそれぞれ違っています。

例えば、
間違えると、腑に落ちるまでにものすごく時間がかかる子もいれば、
「あ~、そうか」って、すぐに納得する子もいます。

どっちがいいとかではなくて、どちらも一長一短です。

腑に落ちるのに、ものすごく時間がかかる子は、
けっこう細かなことまで気になって、追及せずにはいられません。
だから、なかなか進まない。
でも、進んだ分は、確実に腑に落ちているので、
かなりの確率で、ものになっています。

一方、すぐに納得する子は、どんどん進めます。
「今の、あやしいな?」と思うときは、
私も止めて、質問したり、説明したりするのですが、
自分が気になっているわけではないので、
さらっとスルーしています、きっと。

そうすると、ものすごく進んでいる割には、
取りこぼしていることが多い状態になります。

その結果、どちらも同じ程度の成績になります。
学校と同じ進度の子と、1年分先取りしている子が、
同じ成績を取ってくるわけです。
一見、先取りしてる子の方ができるみたいに見えますけれど、
実はそうではないのです。

おそらく、かけている勉強時間は、
先取りしている子のほうが多いはず。

それが、先で生きてくるかどうかは、
その子次第ですが、それぞれにタイプが違うので、
自分に合った勉強法で進めつつ、
自分の弱点を見つめていかなければいけませんね。



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志望校に合った対策を

いただくコメントやメールから、
このブログを読んでくださっている人は、
けっこう上位層の人も多いと推察します。

そこで今日は、少しトップ層のお話を。。。

徳島は、本当に受験の選択肢が少ないので、
独特の高校入試になっていると思います。

それで、トップ層の子たちは、
県外に出ていくか、そうでなければ、
市内普通科の上位層を狙ってくることになります。

最難関に強いイメージがあるのは、
私立なら文理、公立なら市高理数科でしょう。

そして、難関も含めて、国公立全体でみると、
やはり城東が頭一つ飛び出している印象ですよね。

そうすると、志望校の選択肢に入ってくるのは、
市高理数科、城東、文理、県外私立あたりでしょう。

まぁ、海外の大学を考えているならば、北高もありかもしれませんし、
住所がどうにかなるなら、県外公立というパターンもありますが、
ちょっと特殊ですね。

一般的な話に戻して、
理数科、城東、文理、県外私立が候補に挙がった場合、
気をつけなければいけないことは、
私立と公立では、やるべきことが変わってくるということです。

このレベルの子が県外私立を受けるとなると、
難関私立と分類される高校でしょうから、
それなりの問題が出題されます。
問題のレベルが公立とは違うのです。

公立の問題が満点取れるからと言って、
難関私立の問題もできるかと言えば、そうではありません。
逆に、難関私立の問題が解けるからと言って、
公立の問題はいつも満点がとれるわけでもない
必ず、それぞれに、対策が必要です。

求められる点数も違います。
たいてい、難関私立は、問題のレベルが高くて、
8割程度が合格最低ラインになっていることが多いように思います。

一方、公立の場合、問題のレベルはそれほど高くありませんが、
9割では、ボーダーラインを超えないのです。

つまり、難関私立を受ける場合は、
ハイレベルな問題を解けるようにする対策が必要ですが、
公立を受ける場合には、
完璧にミスなく取れるようにする対策が必要なのです。

受験学年は、そろそろそういうことも念頭において、
勉強を進めていきたいですね。




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長文問題

英語の長文問題なんて、ほとんど学校では扱ってくれないようです。
入試は、もっと文法問題出してよ~って思うくらい長文攻めなのに。。。

それで、長文問題は、できるだけ家で多く解いていくように
と言うことも多いのですが、
そうすると、とんでもない解き方をする子の方が多い。

よくあるのが、問題になっている下線部の前後だけ読むパターン。
「どんな話だった?」
「さぁ?」
これじゃぁ、普通に解けませんから!

それから、丸付けをした後、解答冊子の本文全訳をすぐに読むパターン。
本文全訳を読んで、本文内容と合っているものを選びなさいという選択問題を解いたって、
それ、日本語の問題じゃん!

私も、はじめのころは、
は?そんなことする子がいるの?って思っていましたが、
実は、これ、けっこう上位の子の中にも、やってしまう子がいるんです。

何のために、長文演習してる?
今やっていることの目的がわかっていないのです。
目的のために、どういうことをして、どういう結果を得ようとしているのか、
実は、何も考えずに、行動している子、多いですね。

言われたことを、ただこなすことが目的になっていませんか?

長文問題に限らずです。
家庭学習を、見直してみましょう。



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わからないだと?

知らなかったことを、知ったり、わからなかったことが、わかったり、
これが勉強の醍醐味の一つですから、
わからないことは、はっきり、わからないと言ってほしいと
常々生徒たちには話しています。

しかし、「わからないだと?」と、
叱りつけなければいけないことが時々あります。

例えば、授業で例題を一緒に解きました。
類題演習を、何個かといてみて、自力で解けるところまで仕上げました。
練習問題が宿題です…となったとき、
これを、全くの手つかずで、出してくる子がたまにいます。

「なにこれ?」
「わかりませんでした」
「全然?一問も?」 怒りが爆発ですww

一問も手を付けられないような問題を、
一問も手を付けられないような状態で、
宿題に出すわけがないでしょがー!! って感じです。

授業でやったけれど忘れてしまったなら、
なぜ、そこに戻らないの?
授業でやったことを、もう一度ノートを辿って解いてみたら、
思い出すのではありませんか?

中には、少し骨の折れる問題が混じっているかもしれない。
でも、全く、手が出せないはずはない。
せめて、何かをやってみたけれど、
できなかったという状態にしようという気はないのか?

ちょっと面倒くさそうな問題を見たら、
すぐにこうやって、白紙で出してくる子も、時々います。

そりゃぁ、一緒について、横で誘導しながら解けば、
数分で解けますよ。
しかも、今日の授業はすごくよく分かったと思うでしょう。

でも、それで、できるようになると思っていますか?
できるようにはなりません。

自分の手を動かして、自分の頭を使って、
初めてできるようになるのです、勉強は。

面倒くさいことを避けていては、何もできるようにはならないのです。

そして、そういう子の方が、
わからないことに対しては、「わからない」と言わないのです。

逆に、必要なところでは、「わからん」「わからん」と言える子は、
白紙で提出するようなことは、まずない。
必ず、何か、できることはないか、手を動かした跡があります。

「何したん?」と聞くと、必ず、何かしてみたことを話してくれます。
「こうやって、こうやったら、出んかった」とか、
「こうやったけど、ここが違うってことに気付きました」とか、
「ここから、お手上げです」とか。。。

「わからない」と言うべきところと、言うべきではないところがあるのです。
言うべきではないところは、考えるべきところであり、挑戦すべきところであり、
あと半歩踏み出せば、できるところなんです。
でも、面倒くさいから、「わからない」で済ませてるんです。

「面倒くさい」からやっていないのを、
「わかりませんでした」なんて言って済むとは思わんといてな。
うちでは通用せんから!
ってやってるので、厳しいとか、怖いとか言われますが、
大事なポイントなんですよね。



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「遅すぎた」にならないために

中3生は、今、
来年の2月に、「始めるのが遅すぎた」とか、
「間に合わなかった」とか、言わずに済むようにすることを、
考えなければいけません。

実は、先日も、ある中3生に、
「このままでは、下がっていきますから、
 塾に切り替えるか、塾併用にするかを考えたほうがいいです」と
提案したばかり。

なぜなら、家庭学習ができないから。
とにかく、宿題をしない。
多く出しても、少なく出しても、必ず、やり残しを出す。

「成績を上げたい」とかなんとか、
聞かれると言うけれど、きっと、本心ではない。。。
というか、面倒くさいことをしてまで、上げたいとはまだ思っていない。

そんな状態で、週2の家庭教師では、
はっきり言って、上がるはずはない。
おそらく、周囲がやり始めると下がってくるはず。。。

今、本気で考えないと、手遅れになります。
この時期に、本気で考えなかった親子がよく言います。
「間に合わなかった」「遅すぎた」って。

だから、そうなるなと思う子には、必ず話すのですが、
これが伝わらないんですよね。

自分でできないのなら、強制的にやらなければならない環境を作ってもらうしかない。
それが嫌なら、志望校を変更するしかない。
でも、どっちも嫌と言う子がほとんどなんです。

さすがに、徳島のゆる~い入試でも、そこまでは甘くはないのです。

こういう学区内の子たちを見ると、
学区撤廃してほしいと、心底思ってしまいます。
必死に頑張っている学区外の子たちもいるというのに。。。



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ペースをつかむ

新年度、特に、小1、中1、高1生は、
生活のペースを作ってしまうことが、一番大事だと思います。

学校が変わる学年は、全てががらりと変わります。

ようやく、一通りの授業も経験して、
新しい友達も少しできて、
緊張感が少し減ってきた時期ではないでしょうか。

この時期に、勉強を中心とした、生活のペースを
きちんと作ってしまうことは、とても大事です。

このとき、「しなくてもいける」という基準に合わせるのは最悪で、
「やったほうがいい」=「やる」という基準で、
ペースを作り上げていきましょう。

例えば、予習。
やらなくても、なんとかなるから、やらずに済ませる方を選ぶ子と、
やったほうが、授業がよくわかるから、やる方を選ぶ子では、
1年間で、ものすごい差ができます。

1日1日で見れば、大した差ではないかもしれませんが、
それを1か月、半年、1年、積み重ねると考えてみてください。
ぞっとしませんか?

楽をして、できるようにはなりません、何事も。
できるようになりたければ、
みんながやらない、ちょっぴり面倒くさいことを積み重ねることです。

1日の差は、ほんの少しでも、
1年続ければ、その365倍の差になりますから。



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家庭学習が勝負

長年、色々な子たちと勉強をしていますが、
成績を上げるためには、家庭学習が欠かせません。

当たり前ですが、
家庭学習の時間をきちんと捻出できる子は、
成績が良いものです。

そして、その積み重ねの力ほど大きなものはない。

例えば、中3の今の時期、因数分解を習っていると思いますが、
因数分解って、何なのかの説明をして、
公式を一通り説明すれば、
というか、ほとんど勝手に自分で解説を読んで、
確認問題も、練習問題も、勝手に家でやってくる子もいれば、

公式を一つ一つ使いながら、
例題をいくつも一緒に解いて、
なおかつ、それを一人でもできるかどうか、類題演習をいくつも解いてもらって、
できることを確認したうえで、確認問題と練習問題を宿題にしたら、
次の回に出してきた宿題は、ほとんどピンになる子もいます。

「え?この間、一人で出来てたよなぁ?」って感じですが、
こういうこと、普通科合格圏内の子でも起きます。

一人で解くと、適当にやってしまったり、
一緒にやってから、時間が経つと、
きれいさっぱり忘れていたりするのです。

これが、積み重ねの差だと思うんです。
そして、このまま進めば、この差は広がるばかり。

だって、ピンばかりが付いた子は、
次の時間、もう一度一からやり直ししなきゃいけませんから。

そして、こう思ってるんです。
「頭のいい子はいいよな~」って。

でも、そうじゃない。
これは、これまでの積み重ねの差であり、努力の差なのです。

「中学が来たら」とか、「中3になったら」とか、
そんな悠長なことを言っている間に、
差はどんどん広がっていたということなんです。

中3なら、少なくても、小学校から、8年分の積み重ねの差ですもの。
しかし、これに気付いていない親子は、けっこうたくさんいると思います。



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理想と現実

問題を発見して解決する能力…なんて、
よく聞きますが、まず大事なのは、
自分にできることを探すことだと思います。

理想を言うのは簡単だし、
誰かがするだろうで済ませるのも簡単ですが、
それでは何も解決しません。

勉強を通して、身につけてほしいことの一つは、
自分にできることを探すこと。

例えば、自分の目標に近づくために、
この3冊の問題集をするのがよさそうだと思ったとします。

「私も、この3冊は、やったほうがいいと思うよ」
「やりたいです!」
な~んて、会話を、実は、先日もしたばかり。

ここまでなら、誰でもできます。
特に、新学期は、みんな燃えていますからね。ww
でも、そう考えて、始めてみたものの、
結局、途中で断念したという経験は、誰しも持っているのではないでしょうか。

だから、一歩、突っ込ませてもらいました。
「やったほうがいいのも、理想としてはやりたいのもわかるけど、
 現状で、これをする時間をどこに増やすわけ?」

選択肢は色々あります。
生活を改めて、時間を捻出するとか、
その場合、細切れ時間を使えるようにするのか、
睡眠時間を減らすのか、
はたまた、部活をやめるのか。。。

あるいは、1冊捨てるとか、
その場合、どの1冊を捨てるのかとか。。。

もっと言えば、目標を下げてしまうというのも一つの手です。

具体的に考えなければいけないことはたくさんあります。
今、現実を見て、どれが一番現実的で良い策なのか。。。

ここまでできるようになりたいとか、
これだけのものをやりたいとか、
理想を持つのは大いに結構ですが、
そこに現実味がない子の方が多いかもしれません。

本当に、今、自分は、それだけのことをできるのかを考えずに、
理想ばかり追いかけても、なにも叶いません。

自分にできること、見えていますか?
頑張ればできそうなことと、
頑張ってもできそうにはないことを、
きちんと分けて考えてみましょう。



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現状把握

中学受験をするために、
家庭教師の依頼をされることも多いのですが、
多くの場合、現状把握ができていません。

今までの経験では、およそ9割の親子が、
実際よりも力があると思っておられます。

「お父さん、お母さんが思っているより、よくできていますよ」
なんてことは、本当に少ないのです。

ほとんどが、
「残念ながら、現状では厳しいと思います」
と言わざるを得ない。

それくらい、徳島の中受は、あま~く見られているということです。

私の基準が、少々厳しいのかもしれません。
でも、中受をするということは、それなりの成績を求めているということでしょうし、
「受かればビリでもいい」とは、だれも思っていないでしょう?

だったら、オンザバブルチームではなくて、
何回受けても確実に受かる力をもって合格したいはず。

そうでなければ、せっかく入った学校の良いところを
生かせないと思うんですよね。

中受を考えるくらいですから、
少なくとも、学校ではできる子だと思うんです。
でも、地元公立小とのギャップがありすぎて、
受験勉強のスタートは、その「できる子」の鼻をへし折るところからなんです。

本当は、もっとやんわりやってあげたい。
まだ小学生ですからね。
でも、そんな悠長なことを言っている時間もないという場合がほとんど。
「ごめんよ~、泣いてもいいけん、ついてきてよー」って感じです。

でも、鼻をへし折ったら、頑張れる子、かなりいるんですよね。
伸びる子の基準点は、高めに設定してあげなきゃだめだと思うんです。

外の世界を見れば、頑張れる子を、井の中の蛙にしてしまう。。。
こういうこと、学校でも塾でも、よくあるみたいで、
残念でなりません。

伸びしろのある子は、もっと伸ばして、
既に乗り遅れている子は、リスタートできるような、
そういう仕組みの学校であれば。。。

今は、上位は伸び悩み、下位は置いてきぼり。
そんな風に思えてなりません。



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基準

新年度なので、入学の話題が多い時期です。
「○○さんとこ、○○行ったんだって」って話、多いですよね。

もともと知っている子の話なら、
「頑張ったんやなぁ」とか、「すごいねー」とか、
「残念やったなぁ」とか、反応しやすいのですが、
知らない子の場合、一瞬、間が空いてしまうことがあります。

実は、先日も、「城東行ったんだって」と言われて、
どう反応すればいいのか戸惑ってしまいました。

学区内なら、
理数科狙っている子が、うまくいかなくて城東に下げることはよくあるので、
もしも、そのパターンなら、残念バージョンです。
でも、そうではないのなら、頑張ったバージョンです。

学区外なら、
理数科ではなく、敢えて城東にするのは、少々勇気がいるので、
すごいねバージョンです。

ど、どれだ? どのバージョンで受けるべきなの?と、
一瞬、止まってしまうわけです。ww

同じことをしても、元の基準が違えば、
これだけ感じ方も違います。

勉強をしていく上で、
この基準の差を、自分自身のことについては、
しっかりと把握しておいてほしいと思っています。

自分の今の位置と、目指す位置と、それに必要なこと、
正確に把握できていますか?
目指す位置が自分の基準点です。

くれぐれも、間違った基準点をもとに行動しないように。。。
基準点を間違えると、夢が叶いません。



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自分が解く

一緒に勉強をしていると、
それぞれのレベルで共通点があります。

伸びる子の共通点のひとつは、全て自分で解こうとすることです。

わからない問題を一緒に解き始めるとします。
伸びる子は、一緒に考えながら、あるいは、解説を聞きながら、
「あっ!」と閃いた途端、
自分が止まっていたところに戻って、そこから、自分のノートに解き始めます。

伸びない子は、閃いたところから先だけ、自分のノートに解きます。

この違いは、とっても大きいのです。

自分が止まっていたところから、自分のノートに解き始めると、
ノートには、最初から最後まで、解いた形跡が残っています。

ところが、閃いたところから先だけ書く子は、
あとになれば、解き方を辿れないのです。
一緒にやったところが、ノートでは空白になっていますからね。

でも、実際、大事なのは、その空白になっている部分です。
そこで、立ち往生していたわけですから。

さらに、自分で全部辿っておくことで、
一緒にやったからなんとなくわかっていたような部分がある場合は、
それも明らかになります。

「ん?ここ、なんでだっけ?」みたいなのが、
一人で解いてみると出てくることって、よくありますよね。

一緒にやりながら、そういうのも発見して、
なおかつ、全ての形跡がノートに残るわけです。

そして、これができている子は、
実は、出会ったときから、
「メモっときよ」なんて言ったことは一度もない子がほとんど。

たいてい、出会うのは小学校高学年か中学校の子ですから、
もうすでに、それは身に付いているわけです。

ということは、できる子は、小学校低学年の時点で、
こういうことを身につけて、上がってきた子ということになります。

自分のノートはどうですか?
あとから見て、ちゃんとわかりますか?



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教科担任

新学年になり、授業が始まると、
新しく教科担当になった先生の話がちらほらと聞こえ始めます。

「好きな先生になって嬉しい」とか、「よくわかる先生になった」とか、
良い話はいいのですが、
「嫌いな先生が持ち上がった」とか、「授業、わけわからん」とか、
そういう話も、もちろんあります。

これは、どの子にもある話で、どうしようもないこと。
そこでしなければいけないことは、
先生のあら探しをすることではなくて、
その状況をどうやって切り抜けるかということです。

嫌いな先生に対して、
「嫌いやけん、あっち行って!」みたいな露骨な態度をとってみたところで、
自分にとっては何もメリットがありません。

それどころか、相手だって嫌な気分になります。
先生だって人間ですから。。。

しかし、中・高生にありがちな行動パターンです。

わざわざ「嫌いです表明」をする必要はないですから。。。ww

授業が分かりづらい先生に、運悪く当たってしまったなら、
この1年間、どうやってその教科を勉強していくかを考えましょう。

その教科の家庭学習の時間を多くするとか、
塾にうまくフォローしてもらうとか、
色々な手がありますよね。

文句を言ってみても、何も状況は変わりません。
自分自身で策を講じていくしかありません。

運よく、良い先生に当たった教科もあるはずですから、
そっちを喜ぶことにしましょう。

新年度、担当の先生の授業をひと通り受けたら、
その1年間、どうやって自分の勉強を進めていくのがよさそうか、
しっかり考えてみましょう。




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問題を解決する能力

基本的には、「なんだか、楽しそうやなぁ~」って思う友人が多いのですが、
中には、会う度に、仕事の愚痴やら、職場の不満やらを口にする友人がいます。
「もう辞める」という言葉を何度聞かされたことか。。。
でも、実際は辞めません。ww

聞く度に思うんです。
そんなに嫌なら、それを改善できるように行動を起こせばいいのにって。

例えば、転職に有利になりそうな資格を取ってみるとか、
何か興味を持っていることに没頭してみるとか、
職場環境を改善する策を考えてみるとか。。。

だって、愚痴や不満を言いながら、何もせずにいても、
何も変わりませんものね。
自分も周りの人も、気分が下がるだけですよね。

周りを変えられるようにするか、
自分が変わるかしかないでしょう?

今、しきりに言われている能力の一つ、
問題を解決する能力って、これじゃぁないですか?

勉強を通して、学校生活を通して、
こういうの、きちんと身につけておきたいですよね。
その方が、きっと、人生楽しく過ごせるはずです。



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プリントの整理

学年も変わることだし、春休み中に、
教科書や問題集、プリントの山を整理した人も多いと思います。

中学生は、本当にプリントの山ができますよね。
宿題や単元末テストのプリントに加えて、
授業プリントを作って、授業を進める先生もよくいます。
他にも、色々な案内のプリントもありますし、
わら半紙の山です。

あっ、平成生まれには、わら半紙は通じないらしいですね。ww
リサイクルペーパーって言わなきゃ通じないのだとか。

それはさておき、
そのプリントの中にも、しっかり定期テストの範囲になるのがあるので、
きちんと整理したいものです。

いつも、ぐちゃぐちゃにしてしまう人は、
今年こそ、整理していきましょう。

学校から帰ったら、
教科別、種類別にきちんと分けることが基本ですが、
特に、整理ができない子には、表を外にして折ることをお勧めします。

もらったら、表を外にして折ってカバンに入れる。
そうすると、カバンから出したとき、
いちいちめくらなくても何のプリントかがわかりますね。

100均でクリアファイルを買って、
とりあえず、教科別に入れていきましょう。
そうすれば、ひとまず、定期テスト前になって、
範囲のプリントが無い!なんてことは起きないはず。

穴をあけて閉じていく…なんてことはしない方がいいです。
なぜなら、面倒くさいから続きません。

できるだけ、自分に合った簡単にできる方法を考えてください。

プリントが、どこにあるかわからない人は、
頭の中も整理できてないかもしれませんよ。ww




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自分に合う塾

新年度で、塾探しをしている人も多い時期だと思います。
こんな仕事をしているので、
「どこの塾がいいですか?」なんて質問をよくされます。

しかし、誰にでも合う塾なんていうものはなく、
何を求めているかによって、合うか合わないかは変わってきます。

そう言うと、「とにかく成績を上げてほしい」なんて答えが
返ってくることもありますが、
成績を上げるために、何をしてほしいかが大事なんです。

そうすると、
「勉強の仕方を教えてほしい」という答えが一番多いでしょうか。

しかし、勉強の仕方なんてものは、
口で説明してわかるようなものではなく、
色々と取り組んでいくうちに、
経験を積んで、わかってくるものです。

マニュアルがあって、
手順通りにやればよいというような類のものではない。

もちろん、大枠のやるべき手順はあるとしても、
それをやっていく上での細かな部分こそが大事なのであって、
それは、実際にやりながらでなくては
わからないと思うんです。

そして、それをやりながら身につけていくためには、
実際に勉強をしなければいけない。

そこにも大きな問題が潜んでいて、
自分でどれくらいの勉強をすることができるか。。。
これによって、塾でやってほしいことは違ってきます。

例えば、家庭学習では勉強ができない子なら、
毎日塾で強制的に勉強をする時間を確保する必要があるかもしれません。

家庭学習はできる子でも、色々なタイプがあります。

答えを見たらわかった気分になってしまう子、
これが一番多いと思いますが、こういうタイプなら、
疑問点をすべて洗い出してもらわなければできるようにはなりません。

本当に理解できていることと、そうではないことを自分で仕分けできる子なら、
疑問点のみ、教えてくれる人がいればそれでいいでしょう。

同じことをしても、かかる時間は全く違いますし、
やり方を間違えれば、全く効果がないことだってよくあります。

今の自分の状況をきちんと把握して、
何を手伝ってもらえばできるようになるのかを、
よく考えて、塾を探したいですね。
なかなか難しいですが。




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自立

中3になると、いきなり実力テストが増えます。
ほぼ月1回はある学校が多いでしょう。

地元公立の場合、毎回、詳細な範囲が出されるので、
まずは、それに沿って、範囲の復習をしていけば、
1回目の基礎学のころまでには、およそ一通りの復習が完了するはずです。

範囲をすべてピックアップして、ピンポイントで復習をするのです。

例えば、「平均値を求められる」と書いてあれば、
1年の資料の単元の平均値だけをやります。

磁界がどうのと書いてあれば、
電流の単元のオームの法則なんかは放っておいて、
磁界のところだけをやります。

とりあえず、こんな風に、全てピンポイントで復習をしていくのですが、
問題は、それを誰がやるかです。。。

本来は、自分でピックアップして、自分ですべきことです。

ところが、これをすべてピックアップしてお膳立てしてあげなければ
しない子もいます。
お膳立てしてあげてもしない子もいます。
そのお膳立てをお母さんがしている子もいます。
そして、そういう子ほど、なんだか、お母さんに偉そうな口をきいています。

実は、これ、成績問わずだったりします。
成績に関係なく、自立できているかどうかの違い。

せめて中3になるまでには、
こういうこと、自分で自発的にできるようにしておきたいですね。

そのためにも中1、中2の失敗は大事なのです。
自分の能力を見極めること、
自分に必要なことを知ること、
自分に合ったやり方を見つけておくこと、
全て、失敗しながら身に付いていくことですから。。。

中3になったら、頑張ろう!では、
残念ながら、既に手遅れの場合が多いものです。



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勘で解いてた?!

高校受験が終わったあと、中3駆け込みチームによくある話。
数・理・社でなんとか点数をはじき出して高校受験を凌ぐので、
さすがに、次は英語に手を出さないとやばいという状況。

英語の問題を解いてもらったら、
主語が何であろうが、動詞が何であろうが、時制が何であろうが、
お構いなしの解きっぷりです。

進行形かな? と思ったら、とにかく、~ingにして、
be動詞はどこへやら。。。
猫を飼っているのも、何かを知っているのも、~ingなんです。

They (plays) ~.
なんてカッコにをplaysと書くから、「どう考えたの?」と聞くと、
「彼らは複数やと思って。」
名詞でも動詞でも、複数はsだと思っていたらしい。。。

「ん?英語、中1からわからん?」
「うん。。。」

って、この状態で、基礎学やら入試やら、
何点とっていると思いますか?

20点?30点?
いえいえ、50点超えてるんです。

「どうやって、解っきょったん?」って感じですが、
どうやら、雰囲気ですべてやり過ごしていたらしいのです。

なんとなく、sつけてみたり、
なんとなく、~ingにしてみたり、
なんとなく、なんとなく。。。

「整理と対策」とか、解けてたの?って思いますが、
どうやら、単元別だから、できていたらしいのです。
表題が、「be動詞の過去」だったら、wasかwereみたいな?!

わからなさ過ぎて、勘を研ぎ澄ませてきたのかしらん?

でも、実際、こういう感覚で解いている子、
けっこういると思うんですよね。

前から思ってるんですが、
英語の単元ごちゃまぜのテキストって、
ホントに少ないですよね。
でも、絶対に必要ですね。



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誰にでも通じること

答案を作る際に、気をつけたいことは、
誰が見ても、自分が思った通りに受け止めてくれる答案を作ることです。

解説が必要な答案は、ダメです。

これは、コンマか、ピリオドか?みたいなのはダメです。
誰が見ても、コンマに見えるように書きましょう。

「こういう意味で書きました」なんて説明がいるのも駄目です。
「こういう意味で書いているな」と誰もが思う表現をしましょう。

誤解されて、ピンをされたら、
それは、誤解された自分が悪いと思わなければいけません。
少々理不尽かもしれませんが、それがテストです。

紙切れ一枚で、自分を表現して、
紙切れ一枚で、評価されるのです。

入試本番、
「こう思って書いたんですー」
「こういう意味なんですー」という解説は通用しませんよね。

仮に、開示してもらって、確かめてみたところで、
既に手遅れですよね。

普段から、そういう意識で答案を作っていきましょう。
実は、すごく大事なことです。



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ワークのコピー

新学期と言えば、学校のワークのコピーです。ww

学校のワーク類、特に、探究の理科や数学演習は、
書き込んだら最後、答えを隠してやりづらいことこの上ないので、
ワークをもらったら、まず全コピーします。

テキスト本体は、学校の授業で使う先生もいますし、
テスト終了後に提出もありますから、
まず最初は、テキスト本体に書き込みながら解いていきます。

ところが、定期テストの範囲になるので、
これを2度3度と解いて、完璧にしなければいけません。
そこで、コピーの登場というわけです。

一通り書き込みで本体が仕上がった後、
テスト2~3週間前から、コピーを使って、もう一度解いていくのです。
もちろん、ノートに。

そして、間違えた問題に印をつけて、何度も繰り返して完璧にする。
そうすれば、地元公立中なら、ほぼ満点です。

私がこう言うものだから、
うちの生徒たちもたいていコピーをとっているのですが、
これを、きちんとこうやって使える子はほんの一握り。

実行するのは難しいらしい。
全ページ、きちんと仕上がっている子は、本当に少ないものです。

しかし、それができる子は、きちんとした成績をとってきますし、
当然、力がついています。

丁寧に詰めをきちんとすることが、一番大事なのです。



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思春期の心

春は、心機一転、「がんばろう!」という気持ちでいるのに、
やる気が一気にしぼむような言葉が飛び交う季節でもあります。

たいして、気にもとめずに発している言葉だと思うのですが、
聞いている方がハラハラするようなことが時々あります。

友人・知人の進学先の話です。
例えば、
「○○ちゃんのお姉ちゃん、理数科行ったんだって~」

よくある何気ない進学先についての話ですよね。
これ、子供にとっては、受け止め方は様々なんです。

自分も理数科を目指しているならば、
「へ~、私も行きたいなー!」→頑張ろう!!につながります。

問題は、自分は、理数科に何の興味も関心もない場合。
「へ~、すごいなぁ」→ここまでならOKです。

でも、一歩間違えて、
「アンタも、それぐらい頑張ってくれたらなぁ」とか、言ってしまうと、
「は?関係ないし」ですね、思春期の子たちは特に。

自分が目指しているわけでもないところを比較されても。。。
まぁ、いい気分はしませんよね。

例えば、逆に、
「○○ちゃんのお母さんって、アスリート枠で徳島マラソン走ったんだって!
 うちのお母さんも、せめて、それくらいのことやってくれたらなぁ」なんて、
マラソンには何の関心もないお母さんが言われたとしたら…

そんなこと言われても、そりゃぁ無理よって思いますよね。
その感情に、思春期の気持ちもプラスしてみてください。
なんとなく想像つきますよね。

しかし、特にこの季節、
気にせずに、交わしている会話のように思います。

けっこう繊細な思春期の心ってところでしょうか。ww




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国語はセンス?!

「国語はセンスだから」
「国語はやってもできるようにはならない」
こんなことを言われてきた子も、多いと思います。

実際、「国語、した方が良いんじゃない?」なんて話になると、
「国語なんて、やっても…」という感覚の子は多いものです。

「国語はやっても上がらない」なんて言っている人に聞いてみてください。
「国語、いっぱい解いた経験、ありますか?」って。
ないと思います。ないから、そんなこと言うんです。

もちろん、理科や社会みたいに、
覚えたものがそのまま出て、
一気にできるようになった…みたいな感触はないでしょう。
でも、やり続けていれば、確実に安定してきます。

これは、私自身もそうでしたし、
生徒たちも、やり続けた子はそうなって卒業していったので、
「国語は、ちゃんとやれば上がる」と断言できます。

ただ、ちゃんとやるかどうかが問題です。
「ちゃんと」ってどれくらい?

やり続ける子は、国語のテキストを各学年1冊持っています。
1週間に2単元やれば、1年で1周+間違えた問題のみ2周目完了できます。
定期テスト前などは省いてもです。

1単元だいたい3題の文章がありますから、
1週間に6題。だいたい1日1題ということになります。

1日1題のペースで、毎日続けて、直しもきちんとして、
最後までいったら、間違えた問題だけ、2回目を解く。
これが「ちゃんと」です。

これを2年もすれば、国語の点数はたいてい安定しています。
が、普通はこれを2年はしないと安定はしません。

2年しかしなくていいと考えるか、
2年もしなければいけないと考えるかは、
それぞれだと思いますが、
この2年の時間が割けるのは中学生までだと思います。

高校生になって、こういう時間を割くのは、
物理的に不可能に近いだろうと思います。

だから、小・中学生には、国語、国語と言うのですが、
「国語はセンスだから」という意見は根強いんですよね。

でも、そういうことを言う人は、
国語の問題を解き込まなくても、生まれつき論理的に読める人か、
国語の問題を解き込んだことがない人だと思いますよ。

ちゃんとやった経験がある人なら、
上がることを知っているので、そんなことは言わないはずです。




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将来について話すこと

成績が良い子は、将来の話が具体的であることが多いように思います。
おそらく、家庭内でも、そういう話題がよく出るのでしょう。

一方、成績が良くない子は、将来のことについて、
「わからん」とよく言います。

中学生は、将来のことについて
「わからん」と言ってもいい年齢ではないと、私は思っています。

決定はしていなくても、漠然とでも、
どんな方面に進みたいとか、
こんなことがしてみたいとか、
考えていかなければいけない年齢だと思うのです。

もちろん、まだまだ流動的ですが、
それはそれで構わないのです。

家庭内で、将来のことがよく話題に出ると、
だんだん、具体的なイメージができて、
勉強しなきゃと思えて、
成績が良くなるというサイクルが出来上がっているのだと思います。

逆に、将来のことを話さないと、
イメージもわかず、
勉強しなきゃとは思えず、
成績もパッとしないというサイクルが完成しているのだと思います。

勉強しなきゃな~と、感じることができれば、
やると思うんですよね。
「勉強しなさい!」って、見張っていなくても。。。

将来の話、どんどんしてほしいです。



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学校の授業

成績が悪くて、一緒に勉強を始めると、
思ったよりも理解力は高い子に、時々遭遇します。

さらっと説明をしたら、
それだけで理解できているんです。

どうやら、学校の授業を聞いていないらしい。。。

実は、学校の授業をきちんと聞けていない子は、
とても多いように思います。

学校の授業を聞いていればできることを、
聞かずに帰ってきて、それをわざわざ塾や家庭教師でやる。。。
それって、もったいなくないですか?時間もお金も。

しかも、時間足りませんから。。。

考えてみてください。
学校の授業は、50分しかありませんが、
1週間に、4回あれば、200分です。

それを週1回90分の家庭教師でできる?
普通に考えて追いつきませんよ。

学校の200分をきちんと活用してくれれば、
家庭教師の90分では、それをさらに掘り下げることができるのに、
学校の200分と同じようなことをして終わってる…というか、
それにすら追いつかない。

そんな風に、塾や家庭教師を使っている子、
けっこういると思うんですよ。

もったいないですよね。


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1~2時間の部活

文科省か何かの資料だったと思いますが、
1日、1~2時間の部活をしている子が、
一番成績が良いとありました。

全く部活の時間がない子の方が、
当然、勉強時間を多く確保できるはずですが、
実際の成績はぱっとしない。

中3になって、夏休み、部活が終われば、
勉強をいっぱいできるかと言えば、
そうではない子の方が多いことからも、納得できます。

適度に部活などもして、時間的な拘束があったり、
あるいは、適度にストレス発散ができたりしている方が、
どうやら勉強は捗るらしい。。。

なかなか面白いデータだなぁと思いながら見ました。
1~2時間というのがポイントかもしれませんね。



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ケアレスミス対策(その5)

こうやって見てくると、
ケアレスミス対策も、テストのときにだけ気をつければよいのではなく、
普段の勉強から、意識しないといけないことがわかりますね。

普段から、きちんと問題を読む習慣をつける、
普段から、振り返りながら解くようにする、
普段やることで、自分のスピードを知っておいて、時間配分をする、

そして、普段のテキストでも、
テストと同じくらい、ケアレスミスにショックを受けてください。
その気持ちが大事なのだと思います。

ミス減らしたいな~って思うだけでは、
絶対に減りませんから。。。

早い話が、特効薬はないということです。
普段から、地道に頑張りましょう。



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ケアレスミス対策(その4)

ケアレスミスの多くは、焦った時に起きます。
だったら、焦らないようにすればよいのですが、
これがなかなか難しいものです。

まずは、自分のスピードを把握して、
時間配分をきちんとすることです。

自分のいつものスピードでいくと、
何分でどこまで仕上げられるか。。。
これをある程度正確に把握していれば、
それほど焦ることはない。

計算ミスが少ない子って、
計算しながら、一行一行振り返っているんです。
全員がそうというわけではありませんが、
そういう子は結構います。

例えば、方程式を解くときも、
一行進めたら、前の行をもう一度確認するのです。

もっと言えば、作文なんかでもそうです。
一文書いたら、必ず、確認。
誤字、脱字はないか、文がねじれたりしていないか、

一文でチェックしておけば、
あとから、一気に消すようなことは起きませんから。

急がば回れ方式です。
一行ずつ振り返って計算するなんて言うと、
すごく時間がかかるように思うでしょうけれど、
実は、そうでもないんです。

慣れると、振り返っておいた方が、むしろ早いのです。
そして、そのスピードを自分で知っておくことです。



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ケアレスミス対策(その3)

ミスを防ぐためには、テスト直しも重要です。
自分が、普段、どのようなところで、何を見落として、
ミスをしているのかを、しっかりと把握することです。

テストで、いったいどんなケアレスミスをしたのか。。。
これを自分の中に叩き込んでおくことは、
ミスを減らすためにも大事なことだと思います。

一度、大事なテストでやって、後悔したら、
さすがに、次は、同じミスをしないように気をつけますよね。
それを積み重ねると、ミスは減っていくはずです。

テストの後こそ、大事なのです。




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プロフィール

Author:Shigemi
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。2013.7.19.

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