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テスト直し(つづき)

テスト直しの仕方は、成績別にチーム分けができます。ww

トップ層の子たちは、
テストが終わった時点で、もうテスト直しができるくらい
自分の出来具合を把握できています。

ミスった問題、できなかった問題、大体把握できているので、
出来なかった問題に関しては、
答案用紙が戻ってくるまでに、自分で調べて、あらかた解決しています。

当然、間違えている問題の数も少ないので、
「あれ?これ、何で間違えてるの?」なんて問題も、
すぐに解決してしまうものです。
おそらく、同じテストをもう一度解かせたら、満点を取ります。

続いて上位層の場合、
同じテストをもう一度解かせても満点は取れない程度の見直しをします。

間違えた問題を全問解き直すわけではありません。
特に、わからずに手が出せなかった問題などは、
解説を眺めて終わる子の方が多い。

眺めるだけでは解けるようにはなりませんから。。。
でも、「あぁ、そうやって解くのかぁ」と思ったとしても、
自力でもう一度解いておこうとはしない子の方が多い。
だから、トップ層には、なれないのです。

さらに、中位層までいくと、
昨日の記事じゃないですが、赤で写して終わりです。
もう一度同じテストを解かせると、同じように間違えます。

この差が全て成績の差なんですよね。



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テスト直し

「テスト直しした?」なんて聞くと、
返却された答案と問題用紙を出してきた子がいました。
答案用紙を見ると、赤で答えが直してあって、
先生がチェックしたハンコも押されています。

「あ、学校でやってくれたん?」なんて聞くと、
なんとも、あいまいな返事。

よくよく聞いてみると、
答案を返却されて、解答を配られて、
「赤で直しなさい」って言われて、
答えを写したら、先生が順番に回ってきて、
ハンコを押してくれたらしい。

ちょっと待てよ。
「それって、もしかして、答え写しただけ?」
騙されるところでした。危ない危ない。

とりあえず、もう一度全問解いてもらったら、
ものの見事に、間違えていた問題をすべて間違えていました。
ん~~、わかりやすい!・・・なんて言っている場合ではありません。

そこから、1コマ潰して、テスト直しです。
学校、なにやってんのよ~って思ったけれど、
その教科担任が、偶然にも高校の同級生だったりするから、
これまた、複雑な気分です。ww

ちゃんと、教えてやってくださいよぉ。。。
って思う先生、けっこう多いです・・・。



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過去問

入試前には、入試対策として、過去問を解きます。
そういう過去問の扱いと、定期テストの過去問の扱いは違うという話は、
このブログでも何度か書いたことがありますが、
先日、面白いことがありました。

ある塾で配られた過去問を、学校で落とした生徒がいて、
過去問で定期テスト対策をしていることが発覚したらしいのです。

面白いのは、そこから先です。
そのことを知った学校の先生が、
全員に過去問を配ったのです。

意地悪なようですが、私としては、気分爽快です。ww
思わず、「気持ちのいい先生やなぁ!」なんて言ってしまいました。

定期テストに、そういう対策をしても、たいして意味が無いのですが、
過去問をコレクションしている塾は、昔から、けっこうあります。

そして、毎年、同じ問題を出題する学校の先生もいます。
だから、それで点が取れたりするのです。

しかし、定期テストというのは、
今、習っていることがどの程度理解できていて、
どれくらい定着しているかを計るテストなのですから、
そういう勉強には何の意味もありません。

過去問が使えるとすれば、自分が勉強したことが、
どれくらい定着しているかを計るために解くことぐらい。

文理の子なんかは、学校で毎回、過去問を配られて、
そういう風な使い方をしていましたが、
塾での使い方はどうもそれとは違います。

過去問を使って、傾向と対策をするなんて、
定期テストに、それ、必要ですか?と思ってしまいます。
それは、入試だけで十分でしょう?

勉強の目的が摩り替わっていますよね。
どうも勉強の仕方が変です。



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成熟度

同世代で比べれば、
成績のいい子は、成熟度が高い気がします。
成績の悪い子は、幼稚な子が多い。
あくまでも私の実感レベルでの話ですが。。。

成績のいい子は、
色々なことをきちんと考えて、行動できているから、
それなりに誘惑にも打ち勝って、
勉強もできているのだろうと思います。

一方、成績の悪い子は、考え方が幼い。
将来のこと?わからん。
勉強?したくない。
だから、当然、勉強しないわけで、成績も悪い。

しかし、私が気になるのは、
勉強よりも、、人間的な部分。

「こんばんは」とこちらが挨拶をしているのに、
黙って、顎を突き出して終わり…とか、
たぶん、きちんとしている家庭の親御さんからしたら、
そんなこと、ありえる?みたいなことが、普通に起きます。

幼稚園生でもできるようなことを、
中学生になっても、できないんです。

別に、挨拶してくれなくても構わないですけれど、
「それ、よそでやるのは、どうかと思うよ」って言いたくなります。

ここに書くのも憚られるような、
失礼な態度を取られることもあったりで、
親御さんも、それを注意するでもなく。。。
もうあきれるばかりです。

ひとつずつ改善して、直していける子も、中にはいますが、
そうではない子もいます。

こんな感じで、将来、大丈夫な大人になれるのかしら?
なんて、ついつい心配してしまいます。
余計なお世話でしょうけれどね。
日本の未来が心配だなぁと思わせられる子たちです。

一方で、日々、精神的な成長も感じられる、
まさに育ちざかりの子たちを見ると、
日本も捨てたもんじゃないとも思えます。

いつの時代も、そういうものなんでしょうね。



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理解力

この仕事は、本当にいろいろな子供たちに出会います。
毎年毎年、「こんなタイプ、初めて」なんて思うものです。
十人十色とは、まさに・・・と。ww

それでも、細かくジャンル分けしてみると、
けっこう共通点のある子がまとまっているもので、

例えば、定期テストの勉強の仕方を、
口で説明するだけで、ほぼ完璧に実行できるのがトップ層。

ある程度実行できるのが上位層で、
数回かけて修正をしていくことができる子はトップ層へ近づいていきます。
その修正ができない子は、上位層キープチーム。

説明するだけでは、ほとんどできないのがその次の層です。
手取り足取り、一緒にやってはみるのですが、
家庭学習で進まなければ、到底時間は足りず、
その辺から脱出できません。

その家庭学習を、パパ塾・ママ塾で、うまくフォローアップして
上位層へと押し上げる家庭もあれば、
「なんで親がそんなことせなあかんのん」的な家庭もあります。

まぁ、その辺は、それぞれの家庭の考えですから、
良いとも悪いとも思わないのですが。。。

市内普通科レベル程度までに絞っても
テスト勉強の仕方について、これだけの違いがあります。

そして、それが、授業中の理解度の差でもあります。
学校の授業で、先生が説明することを
どれだけ吸収できるかの差です。

さらに、「テスト範囲、そろそろ言い出した?」なんて、
テスト2~3週間前が来ると、ちょくちょく生徒に聞きます。
その質問ひとつについてでも、ものすごく差が出ます。

「テスト範囲、そろそろ言い出した?」
”…、なんか、英会話のテストがあるって言ってました。”
「実技じゃなくて、筆記の範囲、Unitどこまでとか言よらん?」
”数字とか出るって、言ってました。”
「Unit何までとかって話はない?」
”テスト範囲の発表の日は決まってるって言ってました。”

なんて、どこまでもかみ合わない子もいれば、

「テスト範囲、そろそろ言い出した?」
”まだ言よらんけど、 今、Unit3入ったけん、
 3の途中までか、最後まで行くかも…くらいと思います。”

とかいう風に、スムーズに会話が進む子もいます。

理解力と会話力は、ほぼ比例しているみたいですね。




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言語の奥にあるもの

私、陶芸のほうでは、
結晶釉という少し特殊な釉薬を扱っています。

扱っている人が少ないこともあって、
時々、変な問い合わせが来るんです。ww

実は先日も、
結晶釉の作り方を教えてほしいという趣旨のメールが届きました。

日本語で書かれたメールですが、
ぱっと見て、ネイティブでないことはわかる文章です。

こちらが日本語ネイティブなので、理解はできますが、
私の英語もネイティブから見れば、
こんな感じなんだろうなぁ…なんて、思いながら読みました。
微妙なニュアンスを母国語以外で、
しかも、知らない人に伝えるのは難しいものです。

名前から察するに、イスラム系の女性?とか考えながら、
「公開できることはできる限りHPで公開しているので、
それを参考にしてください」みたいなメールを返信すると、
プライベートなワークショップをしてほしいなんて言ってきました。

そんなこと言われても、
知らない人にそう簡単にノウハウを教えるわけにはいかないものです。
私だって、それなりに苦労して手に入れた技ですから。ww

断ると、あちこち、お願いしているのに、
日本人は誰も協力してくれないと言います。

そのまま放っておこうかとも思いましたが、
ついつい、
どこのどんな人かもわからない知らない人に、
自分が経験と研究を重ねて手に入れた技術を
易々と教えるような人はいないと思いますよなんて、
返信してしまいました。

すると、その非礼を詫びるとともに、
自己紹介のようなことを交えたメールが届き、
アラブ首長国連邦在住の20代後半の女性で、
どうやら、春に日本に旅行に来て、
結晶釉に出会ったらしいということがわかりました。

母語のアラビア語と、英語が使えるらしく、
日本語は、独学でかじっているらしい。
彼女のメールで、度々あったのは、
「日本語は母語ではないので、伝えるのが難しい」というくだり。

確かにそうですが、
言葉ではない微妙なニュアンスの部分、
これは、やり取りを重ねるうちに
意外と伝わるものです。

国も、言葉も、文化も、人種も違いますが、
人としてのベースの部分って、なんとなく見えますよね。

何が言いたいのかというと、
今、日本の教育では、やたらと英語英語と言っています。
それを否定するわけではありませんが、
それだけではダメだと思うのです。

言語はただの言語にすぎません。
その奥にあるものは、
滲み出てしまうということです。

人間味というか、人間力というか、
そういう部分の方が大事だと思うのです。

もちろん、それがあって、しかも言語が流暢に操れれば、
鬼に金棒ですが、
そこへ辿り着くまでに、
同時に養わなければいけない大事な部分があると
再認識した出来事でした。



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状況把握

ここ数年、自宅から近くもないのですが、
なぜだか、同じ公立中学の生徒が数名います。

それで、去年の受験のときに、
基礎学の点数と学校の番数のバランスがどうもおかしい・・・
と思っていたのです。

4割くらいは、市内普通科に合格していた中学校なのに、
どうも点数の割に番数がいいのです。

今年の進路説明会から聞こえてきた話によると、
どうやら、3割程度しか市内普通科に行けなかったらしい。

やっぱり。。。

地元公立の目安は、このブログでもよく書いているように
4割というのが普通だったと思うんです。

ところが、どうやら、そうではない中学校も、
ちらほら出てきているようです。

さらに、学区制の見直しが導入される話も出てきています。
そうなると、学区内の枠はもっと減るでしょう。
学区内なら上位4割でいれば、普通科に滑り込めるなんて時代は
もう終わりそうです。

中3は実力テストが、既に数回あったと思いますが、
それは基礎学とはレベルが違います。
地元公立の場合は要注意です。

ざっくりした相場ですが、
実力テストの点数から50点引いて考えています。

実力テストで350点だった場合、基礎学は300点。
普通科は厳しい点数だと思った方がいいと思います。

基礎学が始まってから、気付いたのでは遅いですから、
念のため。



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誘惑を断つ

今ごろは、中間テストか期末テストの直前である子が多いと思います。
この週末は、けっこう必死で勉強してる子が
たくさんいるはず。

うちの生徒たちも、今週は
「週末になんとかする・・・」といった風に帰って行った子が
何人かいました。ww

漫画、雑誌、ゲーム、ネット、テレビ、・・・
誘惑が多い中で勉強をするのは、なかなか大変です。

が、皆、それを何とかやっているわけで、
なんとかできている子が結果を出しているのです。

誰でも、誘惑には弱いものですから、
それをいかにしてシャットアウトするか…

部屋から、誘惑されるものをのける、
逆に、誘惑されるものがない部屋にこもる、
ゲームを親に預ける、
塾の自習室を使う、
「○番を取る!」と宣言する、・・・

それぞれに、自分に合った方法で
誘惑と戦っているようです。ww

頑張って!



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対話

マンツーマンだし、授業中に、生徒との対話は多いほうだと思います。
かなり踏み込んだ話をすることもあります。

あれこれと、色々な角度から切り込んで、
ようやく、言いたかったことが伝わるものです。
特に、思春期の子たちは。

保護者面談をしたときに、
「先生ときちんと話ができていますか?」とか、
「ため口で話したりしていませんか?」とか、
「家では、単語でしか喋らないのですが…」とか、

そういうことが話題に出るご家庭の子ほど、
実は、きちんと授業中の対話が成立しています。

そういうことを気にかけているご家庭だから、
きちんと話ができる子になっているのかな?と思ったりもします。

逆に、対話が成立しない子も、時々います。
何を言っても、お小言みたいにしかとらえられなかったり、
とりあえず、その場が過ぎればいいかと思っているのが丸わかりだったり、
きちんと考えることができなかったり。。。

「色々話してますけど、あまり響かないみたいです」
なんて言っても、
親御さんのほうも、まぁ、そんなもんですから…という風な反応。
そして、そういうご家庭は、意外と希望は高い。。。

私と喋ることなんて、たいていは、
将来のことか、学校のことか、日常生活のことで、
自分に直接かかわってくることなのだから、
せめて、そういうことぐらいは、
きちんと考えて、きちんと意見を持ちたいですね。



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昭和と平成

夏河を越すうれしさよ手に草履

与謝蕪村の俳句ですが、
作者に「うれしさ」をもたらしているものは何かという問いで、
昭和生まれの私としては、
うっそ~~~!!!と思うことがよくあります。

「手に草履」って、どういうシチュエーション?なんて生徒に聞くと、
草履の捉え方の違いに驚くのです。

たぶん、昭和生まれの人なら、
草履を脱いで、手に持って、川に入ったとイメージしますが、
平成生まれの子たちは、
草履を持ってきて、草履をはいて川に入ったとイメージするらしい。

「なんで?」と聞くと、
「だって、川に素足で入ったらケガするよ」と。。。

江戸時代ですよー
わかってます?ww

そういうものなのかな・・・?
古典文学とか、ますます意味わからないんだろうな、
なんて思います。

そういえば、雨戸を閉めているシーンがある物語文をやる時も、
「雨戸を閉める」=夕方
というイメージは、浮かばない子の方が多い。

今や、「雨戸を閉める=台風」だものね。
もはや、昭和の物語も古典みたいに思えるのかもしれませんね。




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段階

ものごとには段階があります。

以前にも書いたエピソードのような気がしますが、
大学生のころのピアノの授業の話。。。

確か、前期試験直前のレッスンだったと思います。
試験前だったし、自分でもかなりいい線まで仕上げて行ったつもりだったんです。
直前レッスンなので、一応本番みたいに
演奏室で、譜面台も外して、まずは通しで聴いてもらえます。
普段は、速攻ダメ出しを食らってしまいますが。。。

それで、一通り弾き終えた後、
珍しく、先生がニコニコしながらやってきて、
「欲が出てきたわ~」とひと言。

そこから、2時間近く、みっちり絞られました。
1コマで4人入っていた授業なのに…
しかも試験直前なのに…
「みんな、ごめんよぉ~」って感じです。ww

でも、あの時の先生の
「欲が出てきたわ~」っていう言葉の意味が、今はよくわかります。
私も時々感じることがありますから。

自分が教えたことをこなせるように仕上げてきたら、
次の段階のことを教えられるし、
教えたら、できるんじゃないかしら?って、思ってしまうのです。

例えば、中3の二次方程式。
まずは解の公式を使えるようにしてもらいますが、
Xの係数が偶数のときは、b'=1/2bにした公式がありますよね?

しかし、それは、ほとんどの中学では登場しない。
なぜなら、普通の解の公式がじゅうぶんに使えない子に、
そんなことを教えても混乱するだけですから。。。

でも、普通の解の公式をすらすらと使え始めた子には、
偶数のほうの公式も教えとこうかって思います。

中2の確率なんかもそうです。
理解がある程度まで来ている子なら、
計算で解く方法も教えます。

でも、そこまで来ていない子に、そんなことを教えても、
間違える可能性が増えるばかりです。
だから、教えません。
書き出してみて考えようかと教えます。

そういうものなのです。
だから、同じ中学で、同じ単元をしている子でも、
こっちの子には教えて、こっちの子には教えないなんてことは
けっこう起きてます、うちでは。

私には教えてくれてないって思うかもしれませんが、
それは、その段階まで来ていないからなんですよね。

その段階まで来ていないなら、
むしろ、教えない方が親切なんです。

そういうことって、実はたくさんあるのです。




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メモ

できるようになる子は、メモを取ります。
できるようにならない子は、とにかく書かない。

一応、メモを取らない子にも、
何回かは、「メモしといた方がいいよ」と促しはしますが、
それを数回繰り返しても、自らしない子には、しつこくは言いません。

なぜなら、言われてやることではないからです。
実際、授業中にも、すぐにメモを取る子は、
メモを勧めたことはない子がほとんどです。
勝手にやってるのです。

解き直しをしたとき、復習をしたとき、
後から見た自分がわかるように、
自分に向けたメッセージがメモです。

その少し未来の自分に、
メッセージを残しておいてやろうと思う子だけが、
メモを取っているのです。

つまり、少し未来の自分が、
その問題へ再び戻ってくるという想定がある子、
そのときに、未来の自分が
つまずいても大丈夫なようにしておこうと考えている子だけが、
メモを取っているのです。

そして、それができる子は、
伸びるわけです。



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映像授業

ここ数年で、一気に映像授業が増えたように思います。
塾ではもちろん、
家でも、ネットで見ることができる映像授業が増えてきましたよね。

メリットは、費用がかからないか、かかっても少額で済むことと、
自分の都合がいいときに、何度でも見られることだと思うのですが、
この「何度でも見られる」というのは実は、大きなデメリットでもあります。

また見られる、また聞けると思って、見たり聞いたりしているときって、
集中力が、Maxではないんですよね。

昔、音楽をしていたころ、
レッスンの録音OKの先生と、録音NGの先生がいました。

録音NGの先生は、たいてい、
「今、この場で、できるようにして帰ってください」という感じ。

当然、レッスンを受けるときの集中力が違ってきます。
録音してあれば、また振り返って、
聞き逃していたことを確認したり、
客観的に聞いたりすることができますが、
その分、レッスン中の取りこぼしは多いものです。

これは、勉強でも同じだと思うんです。
「わからんかったら、もう一回見たらいいわ」なんて思いながらやっていると、
映像のメリットが、デメリットに早変わりです。

メリットは、100%メリットとして使いこなしたいですね。




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爽快な疲労感

このところ、調子が上向いてきている子が何人かいます。

今まで、嫌そう~に勉強してたのに、
そうではなくなったと思ったら、段々、頭が回転し始めている子。
公式1個余分に教えとこうかって思ってしまいます。ww

最近、ちょっと勉強が面白いとか言い出した子。
テスト前だし、他の教科もやっとこかって思ってしまいます。ww

私、学校の先生はできません。
人並みに、えこひいきしますから。ww
知り合いだから…とかいうのはないですが、
やる気があるか無いかで、扱いに差はあります。

やる気のある子は、こちらが頑張れば頑張ったぶん、
結果になって出てきます。
やる気のない子は、こちらが頑張っても、
暖簾に腕押しです。

だから、やる気のある子は贔屓してるみたいに見えるはず。

やる気のある子には、ちょっとずつ余分なことをしてしまいます。
その分、授業準備も結構大変な時があるし、
授業後は、疲れ果ててしまうことがあります。
でも、それは爽快な疲労感です。

やる気のない子の相手をしたあとの、
なんとも言えないどんよりとした疲労感とは、全然違います。

きっと、勉強に本腰を入れたことがある子は
この、爽快な疲労感を知っています。
だから、頑張れるのです。私も同じ。

全員が、そんな風に高め合えるといいのですが、
なかなか難しいものです。



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だんまり

こういうと何ですが、
成績のいい子は、だんまりを決め込むことはありません。

質問に対して、返事をしないのは、
たいてい成績がぱっとしない子です。

難しいことを聞いているのではありません。
正しい答えを言えと言っているのでもありません。
それでも、黙っている子が、時々います。

できる子や、できるようになっていく子は、
必ず返事をします。

こう思った、
こうやった、
できんかった、
わからん、

そんな返事でいいのですが、
それもしない。

どうしてか?と考えてみるのですが、
たぶん、できないくせにプライドだけは高い。ww
だから、答えられない。

わからん、なんて言えないし、
間違えていそうなことも言えない。
だから、だんまり。

でも思うんです。
今はそれでも生きていけるかもしれませんが、
それ、社会に出たら通用しませんから。。。

人間関係、成立しませんよね。
勉強ができないことよりも、
そっちの方が気になります。

もちろん、単なるプライドの問題ではなく、
性格とか、特性とか、色々な問題もあるかもしれません。
でも、それぞれの特性のプラスは生かして、
マイナスは補っていけるように、
という方向で動いていくべきだと思うんです。

勉強なんかよりも、よっぽど大事なことだと思うんです。
人として、きちんと人に向き合えること。

言うほど簡単にはいかないものですけれど。。。
でも、「だからできない」ではなくて、何か策はある気がします。



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武器

あなたの武器は何ですか?
スポーツですか?
音楽ですか?
絵画ですか?
勉強ですか?
料理ですか?
工作ですか?
それとも・・・?

私は、「勉強が全てではない」派です。
勉強が、得意な子がいれば、苦手な子もいますから。
苦手な子が、敢えて勉強で勝負に出る必要はないと思うんです。

でも、なにを武器にして、生きていくつもりですか?
というのは大事な部分だと思います。
武器というのは、つまり、自分の強味のことです。

部活が忙しい中学生がよく言うんです。
「部活があるけん、できん」って。

部活が忙しいから、勉強をする暇がないというのです。
じゃぁ、その部活を自分の武器にできるほどに究めるということなのね?

おそらく、そんな覚悟がある子はほとんどいません。

だったら、部活を言い訳にするんじゃないわよって思うんです。
部活に失礼です。

でも、例えば、サッカーで、例えば、野球で、テニスで、
生きていこうと考えているのなら、
勉強よりも、そちらが優先されるべきことです。

勉強を究めるよりも、そちらを究めたほうがいいに決まっています。
とはいえ、中学生なら、必要最低限の勉強は必要です。
一応、義務教育ですから。

例えば、中学校で習う漢字が読めなければ、
その先どれだけのハンディを負うことか。

親に言われるからどうの…というのではなく、
自分の将来のことですから、自分できちんと考えたいものです。



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単語暗記

演習だけでは済まされないことに暗記があります。
どうしても、暗記を目的として、
覚えてしなわなければいけないことってありますよね。

例えば、英単語や古語、漢字なんかもそうでしょう。

高1の時の英語の先生の話、
前にも書いたような気もしますが、
今、振り返れば、いい先生だったな~と思います。
当時は、あんまり好きじゃなかったですけど。ww

当時にしては、珍しく、ほとんど英語で授業をする男の先生でした。
日本語で説明してくれても、わかりづらい文法の説明を
英語でされても、わからんしぃ…なんて思いながら、聞いてましたけれど。。。

その先生が、英単語を自分はどうやって覚えたか
という話をしてくれたことがあります。

毎日毎日、何十個か覚えて、1週間で全部振り返って、
1か月で全部振り返って、
さらに3か月で全部振り返った時に、
覚えられているものは、もうやらなくても覚えているというのです。

1か月後に覚えているものでも、
3か月後には忘れているものが結構あると。。。

それで、その3か月で振り返った時に覚えられていないものは、、
覚えていない単語に入れて、再び繰り返すというような話だったと思います。

暗記って、そういうものなんですよね。

中学生が、よく「覚えれん!」なんて言ってますけれど、
それって、覚えたうちに入っていない気がします。

それぐらいしないと覚えられないものだというお話。


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演習の目的(その4)

類題演習や過去問ばかりが演習ではありません。
特に、上位層の子たちは、
ハイレベル問題を解くこともよくありますよね。

その目的は…?

考える時間を持つことです。
あらゆる角度から、考えてみる時間を持つこと。

前にも書きましたが、
これは本当に大事な時間です。

一見無駄な時間のように思えることもありますが、
この時間を多く持っている子は、
閃きが降りてきます。ww

逆に、この時間を持たない子は、
少しひねられると閃かない。。。

解き方を覚えて、解ければよいのではないのです。
そんなことが目的ではないですから。

この点においては、
量ではありません。
質なんです。

考えて考えてした後の、一種のアハ体験って、
クセになりますよね。

今、「そうだよね~!」って思えた子はOKです。ww



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演習の目的(その3)

過去問を解く目的・・・
もう一つ大事なのは、ミスをいかにして防ぐかということ。

特に、トップ層の公立を狙う子たち。
各教科95点以上は欲しいとなると、ミスが命取りです。

普段から、
ミスが命取りであることを
十分に理解して取り組む必要があります。

そのためにも、過去問の演習は大事なのです。
時間内に、どれだけ見直しをして、ミスをなくせるか・・・。

そう考えると、必ず時間を計って、
時間通りに見直しまでして解きますよね。

どのくらい、振り返りながら解けば、ミスがなくなるか…、
そういう感覚を身につけることも大事ですよね。

しかし、これも、できていない子が多い。
そして、けっこうミスったまま提出してみたり。。。

どれも、目的意識がないから、やってしまうことです。



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演習の目的(その2)

中3になれば、過去問を解くことが増えてきます。
その目的の一つは、スピードアップと時間配分です。

もちろん、弱点をあぶり出すためにも大事な作業ですが、
なによりも、日々、解くときに注意したいいことは、
いかに、時間内に余裕を持って解き終えるかということです。

特に、いつも時間切れをしてしまうような苦手教科。

数学なら、どれくらいのペースで解いていけば、
最終問題に十分な時間を使えるか…。

国語なら、作文から書く方がいいのか、
それとも、作文は最後にする方がいいのか、
これは、それぞれ違うと思うんですよね。

小説と論説と古典、一番時間がかかるのはどれか、
というのも、皆、違っています。

英語なら、最後の長文に十分な時間を使えるようにするためには、
そこまでを、どれくらいのペースで解けばよいのか…。

そういう時間の感覚を、
ある程度、時計を見ずにできるくらい身につけてしまうこと、
これも大事な目的です。

その目的がわかっていれば、
過去問を細切れ時間で解くようなことは起きないはず。

でも、これが結構起きているのです。
目的意識を持つことの大切さ、わかるでしょう?




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演習の目的(その1)

今やっていることは、何のためなのか…という
目的意識を持つことは、とても大事です。

勉強をする上で、演習をすることは欠かせませんが、
何を目的に演習をしているのか、
その目的によって、注意しなければいけないことは違ってきます。

数回に分けて、演習の目的を考えてみたいと思います。

例えば、新しいことを習って、類題演習が宿題になることって、
学校や塾でもよくあると思います。

そういう場合の目的は、新しく学習したことの定着です。
新しい公式を習った時などは特に、
類題演習をしっかりとこなすことで、公式を覚えて使えるようになります。

公式を唱えて覚えるよりは、使いながら覚える方が断然早いですからね。

これは、英語などでも同じで、高校生になったばかりのころ、
イディオムやら、構文やらに、あたふたしてたら、
「そんなの、問題解いて、例文覚えた方が早いだろう?」って
友人に、あっさり言われたことがあります。

当時は、そんなことも怪しかったんですよね、私。
「不良がいっぱいいる地元公立から来た、ちょっと毛色の違う子」
って、思われてました。

高1のときは、なぜだかその子ともよく遊んでましたけれど、
新入生テストは、いきなり1番でしたし、そのまま東大に行きましたから、
今でいう高1からS1の子だったんですね。
おかげで、色々教えてもらいました。

話がそれましたが、
定着のための演習は、新出事項を覚えるためにやるのです。
それなのに、勘で解いてる子、いますよね。
当たっても、意味ありませんから。。。

やっている意味を考えましょう。



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直しはしてるけれど…

一応、直しはしているけれど、
考え方がまずい子もたくさんいます。

アで、ピンだったら、「あぁ、イか」って直すやつです。
50÷4で間違えたら、「あぁ、4÷50だったわ」って直すやつです。

その場しのぎ的にパターンで覚えようとする子、
本当に、嘘みたいに多いんです。

例えば、人口密度とか。
「これ、習ってない?」なんて聞くと、
「どっちで割るのだったか忘れました」とか言うんです。

人口密度って、どっちで割るか、なんて、覚えます?
人口密度の意味が分かっていれば、
そんなの覚えなくても、できますよね。

こういう勉強の仕方をしている子は、
学校のプリントみたいなテストはできます。
習いたてですから。

でも、3か月たつと、できません。
どっちで割るかを忘れますから。。。ww

どっちをどっちで割るかを覚えるのではなくて、
その仕組みを覚えましょうよ。

速さなんかでもよくあります。
「60掛けるんでしたっけ?割るんでしたっけ?」ってやつ。

時速は、1時間でどれだけ進むかだってことがわかっていれば、
分速って言われたら、普通に60で割るでしょう?
この感覚がない子にも、よく出会います。

仕組みには興味がないのかな?
いやいや、興味がないでは済まされないですよね。

小学校のうちに、必ず気付いてあげたいですね。



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習慣はあるけれど…

一応、学校から帰ったら、
学校の宿題をする習慣はあるという子でも、
やり方がまずい子がたくさんいます。

解きっぱなし、写しただけ、書いただけ、・・・
みたいなやつです。

例えば、英語の教科書の暗写をしなさいと言ったとします。
とりあえず、ノートに書いてみた跡はあります。
でも、間違えているところに、直した跡がない。

つまり、書いてみただけで終わってるんです。
間違えてるところをチェックして、
それを覚えなきゃ、できるようにならないのでは?

というか、それ、しないなら、
書かなくても同じなんじゃないの?

勉強したつもりで終わってる子、
ものすごくたくさんいます。
大丈夫ですか?



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勉強の習慣

勉強ができない原因の一つに、
「そもそも勉強の習慣がない」というのがあります。

毎日、決まった時間に勉強をすることが、
生活パターンの中に組み込まれていない子は、
実は、けっこういるのです。

この仕事を始めて、驚いたことの一つでもあります。

小学校にも上がれば、
学校から帰ったら、勉強するのは当たり前だと思っていましたから。。。

でも、そんな風に育っていない子の方が、
どうやら多いようです。

学校から帰ったら、まず学校の宿題をして、
それから、予習とか、復習とか、自分の勉強をするのは、
当たり前でなければ、勉強ができるようにはなりません。

残念ながら、それが当たり前ではないまま、
中学生になってしまった場合、
とりあえず、漢字や計算、英単語暗記からでよいので、
毎日するようにしましょう。

それが第一歩ですね。




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頭の回転

ある時、パタッと、勉強しなくなる子がいたり、
逆に、突然、何かが降りてきたように、勉強し始める子がいたり、
思春期の子供たちには、けっこう振り回されていますが、
そんな成長期真っ只中の子供たちでも、
頭の回転の仕方が変わることをよく感じます。

パタッと勉強しなくなった子は、
そのままいくと、頭が錆びついたの?って思うくらい、
どんどん回転が悪くなります。

見ていて、恐ろしいほどに。

それまで、普通に即答できていたようなことに
答えられなくなるのです。

逆に、その気になって、勉強を始めると、
それまで回転が悪かったのに、油をさしたみたいに、
スルスルと回り始めます。

見ていて、気持ちがいいほどに。

ちょっと難しい質問だったかな?とか、
ちょっと説明が雑だったかな?とか思っても、
すぐに返事が返ってくるのです。

「来たな!」って思う瞬間。

頭って、使わないとこうなって、使うとこうなるのか…なんて、
しみじみ思うわけです。

そして、成長期の子供たちでも、こうなのだから、
年をとったら、尚更、使っていないとダメだなぁと実感します。
使い続けていれば、いつまでも大丈夫な気がしますね。ww



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幼少期

いろいろなレベルの成績の子たちに出会いますが、
いつも感じることは、幼少期が肝心だということです。

テストで満点を取れる方法を身につけるのではなくて、
基礎の基礎となる考え方、取り組み方を、
しっかりと身につけさせることです。

それが身に付いていれば、
自分で考えられるようになったとき、
自分で舵を切れるようになると思うのです。

そして、早く、自分で考えられるようになることも大事です。
きちんと現実と向き合うこと、
自分はどうしたいのかを見つめること、
今、何をすべきかを考えられること。

例えば、小学校高学年で、
自分の将来の目標のようなものが見えたとします。
おそらく、たいていのものには、なれると思うんです。
その気にさえなれば。

しかし、高校生になっても、まだ目標がないとなると、
かなり選択肢は減ります。
高校生からでは、もうなれないものがかなりあるということです。

そして、成績のいい中学生は、
ある程度将来のビジョンを持っています。
逆に、だから、成績が良いのだろうと思います。

もちろん、得手不得手はあります。
それも承知の上で、自分はどうしたいのか…
現実を見て、考えられるようにしたいですね。




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当たり前の基準

新年度、高校生の子供を持つ友人たちから、
真逆の話を聞きました。

一人は、クラス替えで、普通クラスから英数クラスに変わった子。
休み時間に、友達と勉強してたら、変な目で見られてたけど、
クラスが変わったら、みんな勉強してる…という話。

もう一人は、クラス替えで、英数クラスから普通クラスに変わった子。
クラスが変わったら、みんな休み時間に勉強してない…という話。

今も、昔と変わらないんだな~なんて思いました。

私が高校生だった頃も、休み時間に、友達と、
英単語や古語、日本史の一問一答なんかの問題を出し合いして覚えたり、
宿題を学校で片付けて帰るために、
休み時間に数学のスタンダードを解いたりしていたものです。

もちろん、いつもいつも、そうというわけではありませんが、
それをしていても、特に変な目で見られることはないのが英数クラス。

そして、その英数クラスの子たちの行動を、
「ガリ勉で勉強ばっかしよる」みたいに
普通クラスの子たちが言っていたものです。

そして、いざ、受験となったとき、
「国公立行きたい」などと言っても点数が足りないのが普通クラスの子たち。

そして、今も、普通クラスの多くの子が、国公立志望だと聞きます。
でも、行けない。行けるはずがない。
県内の国立大学は、医・歯・薬以外は上位校でもないというのに
それにも引っかからない。

当たり前の基準が、自分の目標とずれていると、
こういうことになります。

これは、子供に限ったことでもありません。
成績の良い子のお母さんは、成績の悪い子のお母さんから、
「熱心だ」だの、「勉強ばかりさせてる」だの、言われるものです。
特に地元公立では。

でも、結局、目標を達成させるのは、
熱心で、きちんと勉強させたお母さんなんですよね。

自分の目標に見合った当たり前の基準を、
しっかりと持ちたいものです。




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復習

去年習ったことや、数か月前に習ったことを、
復習してみようと思ったら、
まず、何をするでしょうか?

とりあえず、
何かテキストを解いてみることが多いと思います。
覚えているかなぁ?という確認です。

例えば、3年生の「整理と対策」なんかもそうですが、
あれ、解説のページを見ながら、解いたりしていませんよね?

一番最初にしなければいけないことは、
見ながら解くことではなく、仕分けです。

覚えていることと、覚えていないことの仕分け。

何も見ずに解けた問題は、
もう触らなくていい問題。

解けなかった問題は、
これからできるようにしなければいけない問題。

それで、解けなかった問題について、
理解したり覚えたりするときに使うのが解説のページ。

解説のページは、解きながら使うのではない。
だって、テストの時、見ながら解けますか?
無理でしょう?
だったら、見ながら解けることには、何の価値もない。

とりあえず、テキストが埋まっていればいいのではないのです。

今、自分は何のためにやっているのか…
常に意識しておかなければ、
とんでもないことに時間を浪費しているかもしれませんね。



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暗記とチェックテスト

英単語やら、漢字やら、社会やら、理科やら…
暗記しなければいけないことって、けっこうたくさんありますよね。

暗記にかかるとき、まず最初にすることは、チェックテストなのですが、
これは、いくら言ってもわからない子がたくさんいます。

「覚えてもないのに、チェックテストするの?」
と思うかもしれませんが、
まずすることは、
今、知っていることと知らないことを分けることです。

「ほとんど赤になるよ~」
と思うかもしれませんが、それでも構わないのです。
全部、赤になるとは限らないでしょう?

全部、赤にならない限り、
その次にする作業が少し減りますからね。

一番駄目なのは、
まず眺める、とか、まず書く、とか、そういうやつです。

最初に覚えてから、チェックテストをしても、
今覚えたばかりのことですよ。
ほとんどできるに決まってるじゃないですか。

それは、チェックテストの後にする作業です。
覚えているのと、覚えていないのとに
仕分けすることが先です。

まず、仕分けしておいて、
それから、覚えていない方を覚えていくのです。

そして、それを、日々、繰り返すのです。



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便利と活用

常にノートのストックが家にある家庭も多いですが、
実は、そうではない家庭も多いのです。

そうすると、宿題ができなかった理由に、
「ノートがなかった」というのがよく登場します。

残念ながら、今のご時世、そんな言い訳は通用しません。
だって、ノートなんて、コンビニでも売ってるでしょ?
しかも、たいてい近所にコンビニがあったりする。

学校の帰り道じゃん!
「その時は、忘れていました」なんですよね~
「気付いたら、夜だったので…」なんですよね~
段取り力なしです。。。

親に事情を話して、謝って、頼み込んで、
コンビニについて行ってもらえばいいではないか!
「思いつきませんでした」なんですよね~
問題解決能力なしです。。。

次の日に買えるでしょ!
「学校から帰ったらすぐ授業だったから…」なんですよね~
登校前に買って、すきま時間で少しでも仕上げようという気はないのか?
やる気もなしです。。。

ただ単に宿題をしたくないだけなのかもしれませんが、
せっかくの便利なものも、便利に使うことすらできない…
なんてことに、なってはいませんか?



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プロフィール

Author:Shigemi
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。2013.7.19.

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