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割合

割合がわかっていない中学生って、
どれくらいいるでしょうか?

私は、かなりの数の子が
わかっていないのじゃないか?と感じています。

ちょっと要領のいい子なら、
なんとなく雰囲気で、解いてしまいますが、
それ、本当にわかっている?って思うことがよくあるのです。

でも、割合って、大人になって、生活していく上で、
けっこう必要だと思うのです。

割合がイマイチわかっていない高校生に、
「どうやって買い物するん?」って、聞いたことがあるんです。
「割引してあったら、書いてある値段よりは安いんやなって思って買う」
のだとか。。。

そういう子に、二次関数の授業を受けさせるよりも、
割合の仕組みを教えてあげた方が良いんじゃない?って思いました。

そのレベルの教育改革って、
もっともっと必要だと思います。

みんなが、本当に必要なことを
学べるようになるといいのにと思います。



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完全オリジナル

受験の成功本通りに子育てしてもうまくいくはずがない、
という話は、あちこちで耳にするようになっていますが、
これには、私も同感です。

もちろん、参考程度に読んでみることは役に立つかもしれません。
しかし、それぞれ、遺伝子も環境も、性格も全く違うわけですから、
誰にでも合う子育て法なんてあるはずがないと思っています。

実際、皆、多かれ少なかれ、トラブルを抱えながら、
試行錯誤して前進していますが、
総じてうまくいっているなぁと思うご家庭は、
完全オリジナルな子育てをしているものです。

その子に合う方法を考え、やってみて、改良して・・・。
とにかく、よく話をして、よく観察しているなと思います。
そういうご家庭は、子供との関係も良好で、
前向きな子供であることが多いように思います。

もちろん、勉強に関しては、
色々な子供たちを見てきている分、また、他人である分、
私の方に、見える部分があることもあります。

そういうことは、私もストレートにお話しするように心がけているし、
親御さんのほうも、ご家庭でのことなど気付かれていることを
たくさん話していただけているので、
皆で、最良の方法を選び出しているというような感覚です。

私にしか見えない部分と、親御さんにしか見えない部分、
お互いに、違って感じている部分、
それぞれを総合的に合わせて、
完全オリジナルな子育てをする必要があると思うのです。

勉強法だって、どの子にも合う方法というのはなく、
ベースの部分こそ似ていても、
皆、バラバラなんですよね。

オリジナルを貫けた子が、
最終的にうまくいくのかもしれませんね。




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聞き方

スピードの話が続いているので、ついでに。。。ww

スピードがある子とない子、
実は、たいてい質問の仕方が違います。

わからない問題を解いていくとき、
解く手掛かりになるようなことを、
聞き出しながら解いていく場合が多いのですが、
そうすると、

スピードがある子は、
解きながら、「こう?」「合ってます?」「こういうこと?」などと、
自分がそのヒントをもとに思いついたことが
合っているかどうかを、どんどん聞いてくるのです。

スピードがない子は、
質問に対して、何か思いついても、黙ったままペンを動かす。
それが合っているかどうかの確認もせずに・・・。
間違っていたら、けっこうな時間のロスです。

「どうやった?」なんていう質問にも、
スピードのある子は、やったことをどんどん説明し始めますが、
スピードのない子は沈黙。。。

「正しい答えを言ってほしいんじゃなくて、やったことを教えてほしいのよ」
って、しつこいぐらいに言ってはいるのですが、
それでも言わない。。。

言わなきゃ進まないじゃないか!って感じです。

で、結局、どう考えて間違えたのかとかは置いておいて、
正しいルートだけを辿る勉強になる。
これ、ものすごい損をしているのですが、
それをいくら説明しても、沈黙の子は沈黙。。。

「わかりません」と白紙で出してくる。
考えてみたことも何も言わない。
そこで、「ちゃんと考えてよ」なんて言うと、
「塾の先生、聞いても教えてくれん!」って言うんだろうな~って想像します。

うちは、親御さんとの関係が密なので、そういうことは起きないのですが、
きっとそういうのが嫌で、ジャンジャン解き方を解説している塾もあるはず。

色々すれ違ってるよ、それ。
な~んて思っているのでした。ww




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時間の使い方

昨日の話の続きのようになりますが、
結局は、時間の使い方の問題だと思うのです。

同じことをするのに、無駄に長い時間を使っても、
気にならない人と、それが嫌いな人との差。

私は、それが嫌いなタイプなのです。
だから、仕事もさっさと終わらせてしまいたい。

勉強も、さっさと一刻も早く終わらせてしまいたかった。ww

生徒にもいるんですよね。
一日中、だらだらと勉強をしている子。

それ、苦痛じゃないの?と思うのだけど、
どうやらそうではないらしい。

5時間で終わることを8時間かけてする意味が分からない、
と、私なんかは思うのですが、
どうやら、そうは思わないようなのです。

その3時間でどれだけのことができるか!とか、思わない?
とか、聞いてみたこともあるのですが、
別にやりたいこともないらしい。。。

これはもう性格の問題なのでしょうかね?

とはいえ、大人になってからも、ずいぶん損をするように思います。
それも一つの生き方と言ってしまえば、それまでですけれど。



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スピードの話

大人でも、スピードがある人とない人がいます。

昔、個別指導塾でアルバイトをしていたころの話。
コマ給でしたが、当然、前後に準備やら報告書作成やら、
色々と雑用が付いてくるわけです。
それも込みのコマ給。

一応、ルール上は、授業開始15分前までに
校舎に入ればよいことになっていました。

私としては、遅刻しない程度に校舎入りしていたのですが、
いつも、私よりず~っと早く入っている子がいるのです。
そして、帰りも私よりず~っと遅いらしい。

「休憩時間は、生徒とも喋ってるし、
 入りはぎりぎりに来てるのに、
 どうして、そんなに早く帰れるの?」なんて聞かれるんです。

こちらとしては、
そんなに遅くまで何してるの?って感じですが、
何も特別なことをしている風でもないんですよね。

想像するに、要領が悪い。
作業をしている合間に、手が止まっている時間がある。

さらに、
月曜のAさんのチェックテストを作ったついでに、
水曜のBさんのもコピーしとけばいいじゃない?
みたいなことができない。

もう一回同じものを作ったところで、
効果も給料も同じよ~wwって思うのですが、
どうやら、思いつかないらしいのです。

段取り力というのでしょうか。
そういうのが弱いらしい。

生徒を見ていても、そういうタイプの子はいます。
出かける予定があるにもかかわらず、
その日が来るまで、何も手は打ちません。

そうして、その日が来て、今日の分ができない。。。となるのです。

それ、予めわかっていたよね?

段取りできる子は、その日の分を少しずつ前倒しで捌いていきます。
隙間時間を使ってみたり、
やる気になっている日に多めにやってみたり。。。

先に、つじつま合わせをしておくのです。

こういうことって、将来、仕事をしていく上でも大事なことですよね。
意識していくことで、少しずつでも変わらないかな?と思います。



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宿題が終わらない

基本的に、私の授業は、宿題が多いです。
なぜなら、家の勉強というジャンルがない子があまりに多いので、
そのジャンルにまで口出しをしなければ、
できるようにならないからです。

例えば、うちで先取り授業をするとします。
普通なら、先取りの授業をして、定着用の宿題を出せばそれで済みます。
しかし、そうすると、それしかしない子がいます。

今、学校でやっているところはほったらかし。。。
学校の授業でやったことの復習とか、
本当にきちんとできるようになったかの確認とか、
そういうのは、塾の仕事だと思ってる子が多いんです。

本来、それって、自分ですることなんですけどね。

とはいえ、自分でしなよ~なんて言ってみたところで、
そういう子はしない。ww

だったら、それも宿題にするしかない。
宿題と言えば、まぁとりあえずやってくるような子は多いので。

ホントは、それじゃぁダメなんですけれど。。。

そうすると、時々、宿題が終わらないという小学生が出てきます。
勉強ばかりしているのに終わらないというのです。

そんなはずはない。
だって、いくらなんでも、そんなに大量の宿題は出しませんから。
勉強ばかりしていなければいけないほどの宿題は出していません。
それなのに、できないのは、なぜか?

遅いんです。
スピードがない。

性格の問題も多少はあるかもしれません。
同じことをしても、皆、同じ時間でできるとは限りませんから。

でも、少なくとも、一般的に必要なスピードでこなせば、
そんなに勉強ばかりしなくても仕上がる程度の宿題しか出してはいません。

つまり、これがこなせないようでは、テストで時間切れするのです。
スピードをつけることも、大事なんですよね。




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多様化に合わせて

高校だって、多様化する時代に合わせて、
もっともっと変化するべきだと思います。

中学生を見ていると、
点が足りないから実業高校に行くんです。
これも、ずっと気になっていること。

例えば、農業。
徳島なんか、こんなに農業に適した環境があるのに、
点が足りなくて、工業にも商業にもいけない子の選択肢みたいに
言われるんです、農業科が。

人間にとって、一番大事な部分を担ってる分野なのに。

それぞれの高校に、
もっとスペシャリストを養成するコースみたいなの、
できればいいのにね、と思います。

農業のスペシャリストを育て上げる農業高校とか、
行ってみたい子、いるんじゃないかなぁ?

そういうのがあれば、
「え?農業科?頭悪いん?」みたいな、
おかしな偏見は無くなるはず。

徳島なんか、人口が少ないんだから、
そういう特色のある教育に力を入れてくれれば、
もっとみんなが楽しく勉強できる気がします。

ぼちぼち、そういう時代が来てると思うのだけど…。



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レベル別クラス

公立で、レベル別クラスって、作れないのかなぁって、
ず~っと思っています。

もちろん、細かく分けることは難しくても、
例えば100人程度の学校なら、
4クラスありますよね。

おそらく、市内普通科に行く子が1クラス分。
実業高校か普通科かと迷うくらいの子が1クラス分。
実業高校志望の子が1クラス分。
小学校の復習からしなければいけない子が1クラス分。

それぞれの教科で、時々レベルチェックテストをして、
授業ごとに選択授業のように移動すればいいのに。。。

そうすれば、みんなが、自分に必要なレベルの教育を受けられるし、
それぞれのレベルで底上げができるはず。

普通科志望の子には、
緩~い中学から、一気に普通科に入って、
アップアップしなくてもいいように、
3年かけて少しずつ、仕向けていってあげられるはずだし、

小学校で取りこぼしてしまっている子でも、
高校に入って、
アルファベットから覚えるような授業を受けなくてもよくなるはず。

子供の人数も減ってきているのだし、
個別対応が盛んな時代なのだから、
その方が、ずっと、きめ細やかな指導ができると思うのだけど、
公立では難しいのかな?

指導内容をあれこれ変える前に、
指導体制を整える方が大事だと思う今日この頃です。



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まとめノート

社会の勉強方法を聞くと、
一番多い答えは、「教科書をまとめる」なんです。

でも、教科書をまとめてみたところで、覚えます?
実際、教科書を自主勉にまとめたとして、
その単元のこと、覚えてますか?

覚えていないと思うんです。
というか、私自身は、そんなことしても覚えられませんでしたから、
「そんなんで覚えられるん?頭いいんやなぁ~」って感じです。ww

問題を解かないと覚えられないと思うんです。
問題を解くことで、うろ覚えの知識を使って、
定着していくと思うんです。
絶対に、アウトプットがないと覚えないはず。

もちろん、ある程度、解いていったときに、
江戸時代の改革、ぐちゃぐちゃやわ~って思ったら、
それをノートに整理してみることは必要です。

ただ、その整理するときだって、
自分がぐちゃぐちゃのところだけ書けばいいですよね?

例えば、株仲間って、解散したり奨励したり、
誰がどれだったっけ?と思うなら、それだけ書けばいいです。
そんなことはもう覚えてるなら、逆にそれは書かなくてもいい。

自分の怪しいところだけをまとめた自分専用のまとめノートなら、
価値はありますが、教科書を一から十までまとめたようなノートって、
全く意味がないと思います。

特に、中3生。
ここから先、入試に向けて、総復習を何度もするでしょう。
そんなとき、もう知ってることはどんどん削っていきましょう。

自分の知らないこと、よく忘れることだけを
ノートに書いていくのです。
そうしておけば、大事なテスト前、
最後の最後にチェックするノートが、勝手に出来上がっています。

人に見せるために、まとめているのではありません。
自分に使えるノートにしましょう。



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考え続けること

わからない問題を考え続けることって、
ものすごく大事なことだと思っています。

家で出してきた答えに、
ダメ出しをして、違う原因だけ説明して、
「あ~、そうか、違うなぁ」と理解してもらって、また次回。

「どうやって解いたん?」
生徒が、説明し始めます。
「ん?そこ、変なんちゃう?根拠ないよなぁ?」
はいっ!残念~もう一回!って感じです。

こんなやり取りを、授業の度に5分~10分使ってやることもあります。
解説してしまえば、1回で済むかもしれない。
でも、何回もやります。

考える力をつけてほしい子や、
考える力がつくだろうと思う子には、そうやって、すぐには教えません。
もったいないですから。。。ww

たぶん、ず~っと頭の片隅に残っています。
それが大事だと思っています。
そうやって、考えて考えてすることで、
頭が柔らかくなると思うんです。

簡単な解き方やパターンだけを教えるのが、
塾であってはいけないと思っています。

「この時間、無駄みたいに思うかもしれんけど、
 絶対無駄ちゃうけんな」とか、時々言いながら、

「これを積み重ねんと、閃きは降り始めんけん!」とか言うと、
たまに、閃きが降ってきた子は、納得するようです。

そういう経験ができれば、
こうやって考えることも、おそらく苦痛ではなくなります。

パターンを覚えて、速く解けるようになることよりも
何十倍も大事なことです。

パターンや答えがわかっている問題の方が、
世の中には少ないのですから。。。



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問題用紙

小学生の算数も、中学生の数学も同じですが、
問題用紙に残された解き跡を見ると、
できる子か、できない子かがわかるものです。

例えば、図形問題。
もちろん、みんな、図形に書き込みをして解いていきますが、
できない子の問題用紙には、
不必要な塗りつぶされた線がいっぱいあります。
はっきり言って、汚い。ww

見づらい図になってしまっています。
できる子は、そういう書き込みはしません。

線を塗りつぶしてみたり、
ぐるぐるやってみたり、
そんな書き込みをすれば、見えるものも見えなくなるので、
絶対にしません。

例えば、途中計算の式。
できない子は、適当に書きます。
途中で終わっていたり、
左辺と右辺がイコールで繋がらない関係でも平気です。

できる子は、きちんと書きます。
最後まで解き切ってあります。
そのまま、答案用紙に書いても大丈夫な式が残っています。

おそらく、この差がそのまま、
考えているときの頭の中の差だと思います。

そして、それがそのまま、
記述式解答を求められたときに繋がります。

頭の中が整理できていないから、
記述式の解答を書くのが大変なのです。

きちんと整理して考える習慣がついていれば、
それをそのまま、答案用紙に書けばいいだけです。

「式、ちゃんと書きよ」と言い続けて、
中3になった生徒もいます。

二次方程式の文章題。
式がたっているにもかかわらず、答えは違います。

因数分解をする手前の式までしか書いていない。
解をきちんと出していない。
原因は、そんな簡単なところにあるのです。

因数分解をして、解を出すところまで、書いたところで、
1分もかかりませんよね?
それなのに、それを書かない。

そして、解を間違えたり、
適合する答えを選び損なったりするのです。

しかし、これ、習慣になってしまっていると、
直らないんです。
いくら言っても直せない。。。

だから、こんなおかしな習慣がつく前に、
きちんと直しておくべきなんですよね。




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一緒に考えること

「好きな中学に行けばいいよ」と、
子供に言っている家庭もあるでしょう。
しかし、これは、少々乱暴過ぎると、私は思っています。

まだ小学生です。
周囲の大人が良いと言っていることを、
良いと鵜呑みにする年齢です。

それぞれの中学校の特徴を吟味して、
自分はどこに合っているか…なんて
考えることができる年齢ではありません。

そんな子供に
「好きにしていいよ」というのは、
実は、ひどいことだと思うのです。

それで、中学に入ってからは、
「自分で選んで行ったんだから…」と言うのです。

ちょっとかわいそうに思います。

それぞれの学校の良いところ、悪いところ、
合っていそうなところ、合わないかもしれないところ、
一緒に調べて、一緒に考えてあげなければ。。。

そんな話をたくさんしているうちに、
子供は子供で、こっちが良いだの、あっちが良いだのと
意見を持つでしょう。

そこで、家族の意見を総合的に合わせてあげてほしいのです。

見ていると、子供たちは
親御さんの意見を丸呑みしていることがほとんどで、
それが調べ上げて、吟味しての意見ならともかく、
噂レベルの話であることもよくあります。

子供たちには、できるだけ、色々な角度から、
それぞれの中学校についての話をするように心がけていますが、
中受をする子です。真面目な子が多いですから、
噂レベルの話であっても、
お父さんお母さんが言うことは絶対に正しいと思っています。
だからこそ、気をつけてあげてほしいのです。

特に、外部受験の子たち。
受験に関する情報は、学校からは入ってこないし、
入ってきても、やっぱり噂レベルの話であることが多いものです。

そうなると、一番の情報源は、やはり家庭になるわけで、
だからこそ、お父さん、お母さんの話は大事なのです。

ママ友とするような噂レベルの話を、
子供にしてはいけません。ww

大人が受け止めるよりも、
深刻に受け止めていることがよくあります。



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自分に合った学校

まだまだ中学受験をする割合は低い県ですが、
それでも、一昔前に比べれば、
中学受験を考える子がずいぶん増えたなと感じます。

城ノ内、文理、附属、それぞれに特徴があって、
カリキュラムも違うので、
自分に合っていそうな学校を選ぶことも大事です。

現状では、おそらく、文理中学が一番入りやすいですが、
だからと言って、安易に決めるべきではないと思っています。

昔に比べれば、使用教材のレベルこそ下がっていますが、
そうは言っても、
ハイレベルまでハイスピードで進めるのが文理のカリキュラムです。

そのカリキュラムに、ついていくだけの準備が
今の自分に整えられているかどうかを、
しっかりと見極めなければいけません。

中学に入ってから、その特徴を存分に生かした勉強ができてこそ、
中受をした価値があるというもの。
入ったものの、ついていけない・・・なんてことにならないためにも、
よくよく吟味しなければいけないと思います。

受かってしまうと、ついつい行きたくなってしまうものですが、
目先のプライドではなく、
ずっと先の将来のことまで見据えて、
今、必要なことを選ぶ勇気も必要だと思います。

地元公立で、じっくりと腰を据えて、取り組むことで、
伸びていく子もいますし、
逆に、文理や附属で、揉まれて焦ったほうが伸びる子もいます。

年齢が低いうちに、伸び期がやってくる子もいれば、
ある程度の年齢が過ぎてから、伸び期がやってくる子もいます。
半分は賭けのようなものですが、
それでもやっぱり、じっくりと
少し遠い先のことを考えてみることは大事だと思います。



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計画的に、丁寧に

長々と、高校入試のことを書いているうちに、
オープンスクールもだいたい終わったようです。

志望校は明確に決まったでしょうか?

思った通りによかった学校、
思ったよりよかった学校、
思ったほどよくなかった学校、色々あると思います。

心を決めた学校目指して、
全速力で頑張りたいですね。

夏休み、パワー全開で頑張っている子もいれば、
もうちょっと頑張れるんじゃない?って思う子もいれば、
2学期の成績、覚悟しておいたほうがいいですよって思う子もいます。

まだまだ長期戦ですから、
計画的に勉強していくことも大事です。

なんとなく、目の前のものを
行き当たりばったりで解いていたのでは、
成果が出てほしい時期に間に合わないことだってあります。

もちろん、高校入試は、ただの通過点ですが、
とりあえず、今の目の前の大きなゴールは高校入試本番です。
しかし、その前に、基礎学が3回。

1回目から、結果を揃えていくためにも、
計画的に丁寧に勉強してほしいと思っています。

今からだと、ちょうど1か月半周期で、
基礎学1回、2回、3回、出願、入試と続きます。

これと、あれと、それとをやる。。。みたいな計画では、
うまくいかないことの方が多いと思います。

いつまでに、これをどこまでやると、
具体的に決めること。

そして、気持ちが焦っても、無理な計画を立ててしまわないこと。
最後、本番にきちんと間に合って仕上げられるような計画を立てましょう。
ここからは、必要なことに絞って、
優先順位をつけていくことも大事になってきます。

もちろん、体調管理も実力のうちですよ。



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公立高校入試問題と対策(社会)

最後は社会です。

社会は大問が6つ。
バランスよく出題されているように思います。

理科に比べると、こちらは、融合問題が多く出題されています。
地理と歴史と公民、絡めやすいですからね。。。

そして、普段の学校の定期テストなんかと比べると、
資料を使った問題が多いです。
もちろん、記述問題もそれなりに出題されますので、

附属中学くらいの定期テストを受けていれば、
そして、それで点を出せていれば、問題はないのですが、
地元公立の定期テスト問題に慣れている子たちには、
これがなかなか難しいものです。

普段の勉強用に、社会も教科書準拠の問題集を
使っている子が多いのですが、
教科書準拠であるにもかかわらず、
「これ、習ってない」と言われることはよくあります。

学校ではしなかったかもしれないけれど、
教科書準拠のテキストに、教科書以上の内容は出てきませんから、
教科書のどこかには出てきていることです。
ということは、入試に出てもおかしくはないということです。

でも、授業でやっていないから出ないと言って、
飛ばしている子もいるでしょう。
中3で困ります。

授業でやったかどうかなんて、お構いなしに出題されますから。
そのことは、頭に置いておかなければいけません。

年号なんかもそうです。
覚えるように言われてないから、覚えないと言い張る子もいますが、
年代順に並べ替えたり、どの出来事の間で起きたことかを問われたり、
そういうの、出題されますから。。。
年号を覚えていなければできないような細かなこともよく出ます。

そういうことを踏まえて、中1から勉強を進めていかなければいけませんね。




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公立高校入試問題と対策(理科)

主要3教科が終わったので、ついでに理科。

理科はたいてい大問が5つ。
大問1は、ジャンル問わずの一行問題が並びます。
基礎の確認問題。

大問2~5で、生物、地学、化学、物理から、
各1問ずつ出題されています。

生物と化学が融合された問題のような、
分野を超えた融合問題は、あまり出題されていない感じです。

ということは、
既習単元から順に、
入試レベルまで仕上げていくことができるわけですから、
中1から入試レベルでの勉強ができるのが理科の特徴です。

ところが、そこまでできている子は、そうそう見かけません。

理科だけは、そういう勉強の仕方ができることを
頭の片隅に置いておくとよいでしょう。

数学や英語のように、前に習ったことを使って、
次の単元の学習をする教科ではありません。
各単元、習ったら、それで、一応完結しています。

ですから、学校の流れのまま、
定期テストに合わせて勉強をするだけでは、
テスト前に暗記して、終わったら忘れて、
結局、学年末のころには、ほとんど覚えていないという子もよくいます。

定期的に繰り返しておくことが必要ですね。
そして、その繰り返す際に、入試レベルの問題が解けるところまで、
引き上げておくことです。

全体的に、入試レベルの問題は説明が長い問題です。
その説明を読んでいるうちに、何が何だかわからなくなる子や、
説明は読まずに解こうとしてしまう子もよく見かけます。

ところが、
説明文中に、さらっと大事なことが書いてあったりするのです。

そういう問題にも、早い段階から慣れていきたいですね。



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公立高校入試問題(数学対策その3)

数学は、トップ層は特に、満点が欲しい教科です。
抜かりなく解く練習も必要です。

トップ層じゃなくても、
できる問題は、たとえ一問でも落としたくはありません。
なぜなら、数学は配点が他の教科より大きいですから、
一問間違えると大きいのです。

作図、資料の整理、確率、中1の図形問題など、
大問1に入っていることもよくあります。
もちろん、中3の最初に習う、因数分解や平方根、二次方程式も、
大問1に出ます。

うっかり…なんてことが起きないような練習も必要です。
一行問題に特化した問題集なんかもあるでしょう。
そういうのをうまく使って、ケアレスミスを防ぐ練習、しておきたいですね。

速く、そして、正確に!



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公立高校入試問題(数学対策その2)

活用系の問題は、苦手な子が多いと書きましたが、
これも、やはり、やり慣れていないのが原因の一つです。

活用系の問題の特徴として、
文章が長いことが挙げられます。
状況を説明しなければいけないので、
その分、問題文が長くなるのです。

おまけに、Aさんはこう考えたとか、
B君はこうやってみたとか、そんな例が入っていて、
それに続けて、説明してくださいと
言われたりすることもあります。

もう、こうなってくると、読解力がなければお手上げです。
何をしようとしているのか、何を言えばいいのかが、
さっぱりわからないのです。

読まずに解こうとする子も少なくはない。。。

無理ですから!ww

他県でも、こういう系統の問題はよくありますから、
過去問などを使ってしっかり演習しておきたいところですね。



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公立高校入試問題(数学対策その1)

どの教科もそうですが、
数学も、中3内容が約4割、出題されます。

前から、時々書いていますが、
今、数学は、中1と中2がセットで、中3と高1がセットです。

つまり、中1の一次方程式が、中2で連立方程式になり、
中1の比例の関数が、中2で一次関数になります。

中3の因数分解を、高1で、さらに深め、
中3の原点を通る放物線が、高1で原点を通らなくなります。

そうすると、中2は中1のことが出来ていれば、スムーズにいくのですが、
中3は、少々世界が変わってきます。
そこで、できなくなる子も少なくはありません。
おまけに、その中から約4割も出題されるのです。

中3の数学は、心してかかってほしいのです。
しかも、最後の基礎学の範囲に、たいてい三平方の定理は入っていません。
つまり、冬休み明けの時点では、三平方の定理については、
まだ、学校では学習していないということです。

しかし、三平方の定理が出題されない入試問題なんてありません。
しかも、空間図形で出題されることもあるわけです。
そんなの、習ってすぐに解けるはずがありません。
先取り、先取りと、うるさく言っているのは、だからなんです。

上位を狙っているのなら、先取りは必須です。

早い子は、中3の1学期には中3内容を終えます。
でも、考えてみてください。
中受なら、小5の終わりには小6内容を終えていますよね。
そのくらいのペースでいけば、余裕をもって準備ができるということです。

そこまでいかずとも、遅くても年内には終えるべきでしょう。
そうすれば、1月、2月は、丸々実戦演習ができますから。
対策の第一歩は先取り学習でしょう。



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公立高校入試問題(数学)

今日は数学です。

近年、数学は難しい問題が出なくなったな…というのが
正直なところの感想です。

以前は、解くのに少々手間がかかるような、
出た答えが、「合ってるの?」って感じの変な数になるような、
そういう手の問題が1問は入っていたのですが、
ここ数年は見かけません。

大問1は、毎年、10問程度で、基礎問題。
絶対に取らなきゃいけない問題です。

徳島県は、配点が公開されていないのでわかりませんが、
普通なら、1個3点程度の配点のはずの問題です。

しかし、基礎学の配点から想像するに、きっと4点程度は、くれているはず。
稼ぎどころです。
逆に言えば、落とすと痛い。。。

そのあと、大問が4題並びます。
方程式、関数、図形など、けっこうバランスよく出題されます。
関数は二次関数の場合が多いですが、
時々、反比例が、大問で出たりもします。

記述問題は、証明が1題、説明が1題の計2題というのが最近のパターン。

昔は、規則性の問題が必ず出題されていましたが、
最近は、規則性に特化したような問題はあまり出題されていません。

その代わりに、活用系の問題がたいてい出題されます。

前回は、遊園地に行った設定の問題。
その前は、メダカを飼う水槽がどうのという問題。
その前は、駐車場を作る問題。

という風に、実生活の中でのことと数学を絡めた問題が
必ず出題されています。

こういうの、苦手な子が多いんですよね。



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公立高校入試問題(国語対策その3)

作文が書けないと言う子もいます。
しかし、これも、対策をやってくれる学校は少ないようです。

入試の作文は、たいてい二段落構成で、10~13行です。
つまり、このサイズの作文が、5分~10分で書ければよいわけです。

誤字脱字、原稿用紙が正しく使えていない、文のねじれなど、
ぱっと見て間違いが明らかなものは、確実に減点されます。
しかし、これは自分で直せますよね?

次に多い減点は、内容。
文章に一貫性がない、問題の指示に即していないなどの内容減点。

難しそうに思うかもしれませんが、
そもそもたった10行少々の文章です。
原稿用紙で言えば半分ちょっと。

そのサイズでは、どれほどのことも述べられませんよね?

ということは、言いたいことを一つに絞って、
シンプルにそのことだけを書けばよいのです。
あれもこれも書こうとするから一貫性がなくなるのです。

与えられたテーマに関して、
すぐに書くことが思いつくか、思いつかないかの差。
実は、これもすごく大きく作用しています。

満点をとってくる子たちは、
すぐに構成ができて、すぐにペンが動きます。

そうではない子たちは、
構成ができていないのに、ペンを動かします。
だから、途中でごちゃごちゃになって、内容減点までされてしまう。。。

色々なテーマに視野を広げておくことや、
短時間で、構成を考えて書き上げる練習も必要ですね。



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公立高校入試問題(国語対策その2)

「古典がわからない」という声もよく聞きますが、
基本的に、中学生の古典は、現代文とそう変わりありません。

なぜなら、中学では文語文法は、ほとんど習いませんから、
古文が読める方がおかしいのです。

だから、中学生用の問題をよく見てみてください。
やたらとたくさん注釈が付いていますよね。
問題によっては、口語訳が付いていることもあります。

つまり、古典の内容で出題されるのは、
学校で習ったことのみです。
歴史的仮名遣いとか、係り結びとか、
漢文なら、返り点とか・・・。
古語の意味も、問われるのは教科書でやった単語のみ。

それでは、なぜ、「古典がわからない」というのでしょうか?
読み慣れていないからです。

わからないという多くの子は、
読まずに、わからないと言っているんです。

横について、
「誰の話?」「その人がどしたん?」「それから?」なんて、
質問と相づちを挟むだけで、解けてしまう子もよくいます。

だから、古典対策としてやるべきことは、
ひと手間かけて読む習慣をつけること。
一歩踏み込んで読もうとすることです。

あとは、学校の授業で習ったことを、
きちんと使えるようにしておくことです。

古典の授業って、あんまりないでしょう?
だから、授業で習ったことと言っても、
他の教科に比べれば、ずっと少ないですよね。

古典は、稼ぎどころですよ。
でも、中位層の子はほとんど捨ててるんですよね。
もったいない。。。


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公立高校入試問題(国語対策その1)

教科書以外の文章の読解問題を解く機会がないならば、
自分でやっていくしかないですが、
自学自習が一番やりづらいのって、国語だと思います。

私自身も、他の教科は自学自習でしたが、
国語だけは、一時期、母の友人に
添削でみてもらっていたことがあります。

自分ではあっていると思って、答えを作っているので、
自学自習では、特に、記述問題など、丸付けすら怪しいものです。

この部分が言い過ぎてるとか、この言葉が足りないとか、
こういう経路をたどって、解答を作り上げるとか、
そういう具体的な説明をしてもらえると、
意外とできるようになってくるものです。

実際、こういう経験があるから、
国語は、センスではないと言い切れるんですよね。

もちろん、名文を書くにはセンスも必要ですが、
国語のテストでは、そんなことは求められていませんから。

本当は、うちの生徒たちも、
みんな国語をやっておいてほしいと思ってるんです。
でも、英語と数学をしたら、もうそんな余裕はどこにもない子が多く、

国語をコンスタントに取り入れられているのは、
トップ層の子だけというのが現実です。

なかなか難しいものです。

とはいえ、国語をほったらかしにするわけにもいかないので、
自分で取り組もうと考えたとします。

そうすると、やはり、教科書とは違う文章の読解問題を
たくさん解いていくことが大事です。

国語ができないというと、
すぐに、読書をしなさいなんて言う人もいますが、
個人的には、読書をいくらしても、国語の点数は上がらないと思っています。

国語の問題を解くには、
文章を読み取る力と、読み取ったことを正確に伝達する力が必要です。

でも、自分で本を読むだけでは、そんな力は身に付きませんよね?
逆に、それで、身に付くぐらいの子なら、もう既に国語は得意教科になっています。

だから、問題を解いてほしいのです。
そして、丸付けをするときには、しっかりと解説を読んで、
自分の間違いの理由を明確にしていくことです。

筆者が言いたいことを正確に読み取る練習です。
そして、それを正確に採点者に伝える練習です。

生きていく上で、どの教科よりも大事なことで、
小学校でもっとやってほしいなと、一番思っていることなんです。




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公立高校入試問題(国語)

聞き取り問題がある県もありますが、
今のところ、徳島は聞き取り問題は出題されていません。

大きく分けると、
物語文、論説文、古典、作文の4題。
というか、作文は、どれかの大問の中の最終問題として出題されています。
古典は、古文であることがほとんどですが、
時々、漢文になったり、和歌になったりしています。

1番、物語文、2番、論説文、3番、古典という順が多かったのですが、
近年、2番に古典が出題されたり、
昨年は、1番にまとめて漢字問題が出題されていたりと、
少し形式が変わっているように見えます。

しかし、ただ単に順番が変わっただけだったり、
各文章題中にあった書き取りや読み取りの漢字問題が、
1番として出てきたりしただけなので、
特に、勉強するポイントが変わるような変化はありません。

もちろん、教科書で習った文章ではありませんので、
自分の力で読解ができることが大前提となります。

それなのに、これまた、学校では、
教科書以外の文章に触れる機会がほとんどないんですよね。




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公立高校入試問題(英語対策その2)

続いて、長文問題。

特に、できていない子が多いのは、
前から、前から、さらっと読んでいく作業。

これができないから、
下線部の前後だけ読んで答える子がいるんです。
全文読まないと、ちゃんとは解けませんから。。。

きちんと綺麗な日本語なんかに訳す必要はありません。
前から、
「彼は、よくした、サッカーを、公園で、友達と。/(whenとき)、住んでいた、東京に」
でいいんです。

英語のままでわかれば、それがベストですが、
なかなか、そうはいかない子も多いでしょうから。

そうはいかなくても、英語の語順の日本語で十分意味は取れます。
というか、この程度で読み進めないと時間切れします。

ただ、これをするためには、
ある程度文法の知識がなければいけません。
文の構成がきちんと把握できていなければ、
とんでもない別の話になってしまいます。
だから、文法は大事なんです。

次に多いのは、
itやthatの指す内容を問われたときの答え方がまずい子。

まず、その内容が、文中のどの英文なのかをきっちりおさえます。
それから、その内容をきっちり訳して、問いに合う形の日本語にするのです。

当たり前のようなことなのですが、
これが、できない子は本当に多いのです。
国語の読解問題ならできているのに、
英文になると別物として解いていたりします。

基本的に、読解問題なのですから、
日本語でも英語でも同じですよ、解き方は。

そして、英作文。
もう、これにいたっては、最初からあきらめている子が多い。

とにかく、英文を書き慣れていないのです。
出題されるのは、教科書の基本文程度の文章。
つまり、基本文が全て書けるようになっていれば、
できるはずなんです。

書きたいことよりも、
自分の英語力でも書ける文章を書くこと。

そういうのも、やっぱり、
普段から練習していないとできないものです。

もちろん、どれも、文法的な基礎知識はある前提での話です。

3年生になったら、対策を学校でやってくれるとか、
思っていると大間違いです。
自分で、やっていきましょう。


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公立高校入試問題(英語対策その1)

入試問題レベルになったとき、
戸惑う子が多いのは、リスニング、長文読解、英作文の3つです。

全部じゃん!って感じですが、
見ていると、学校で、あまりやり慣れていない様子なのです。

まず、リスニング。
聞き慣れていないというのも、もちろんありますが、
聞くときのコツ、みたいなものもありますよね。

例えば、
聞きながら、メモを取る、そのメモの内容。
文で書こうとしている子もいます。
そんなの無理です。

キーワードだけ書きましょう。
日本語でも英語でも、ひらがなでもカタカナでも構いません。
自分にわかればよいのですから。

どの時点で問題文を読んでいますか?

できるだけ、先に読んでおきましょう。
選択肢があるような問題や、
英文、あるいは日本文の穴埋めなら、なおさらです。

2回流れる放送の、1回目と2回目の聞くポイントの違い。。。
1回目は、ざっとあらすじ。もちろん、メモは取りながら。
2回目は、問題に必要なことを、どのタイミングで言ったかが
わかっているので、そこを特に念入りに。

聞き逃しても、文法の知識から
正答につなげることが可能な問題もたくさんあります。

普段から、そういうことを意識しながら、
リスニング問題をある程度解いていると、
入試のリスニングは簡単です。
選択問題ばかりですから。。。ww

でも、こういう、ちょっとしたことを、
知っているのと知らないのでは大違いです。
それを知った上で、繰り返し聞いていくことで、
必要な部分が聞き取れる量が増えることに繋がります。

リスニング教材も、昔に比べれば、ぐんと増えていますよね。
QRコードで、簡単にリスニングできるものもよく見かけます。

中1のうちからやっておきたいことですね。

「いっちょもわからん。」と言う子に出会うこともありますが、
そういう子は、正確な発音ができていません。
読めないものは聞こえないですから、
単語や文章をきちんと読むところから始めましょう。



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公立高校入試問題(英語)

まずは英語。

問題構成は、

最初はリスニング。
次に、口語表現を含むA-BまたはA-B-A形式の対話文、
選択問題や並べ替え問題。

その後に、読解問題が3題。
対話文、短めの長文、長めの長文、と続きます。
短めの長文の中に、自由英作文が1問、含まれています。

公立高校入試なので、学校で習っていない単語には、
注釈がつけられています。

ですから、特に難しくもない問題なのですが、
これに困ってしまう子は、けっこういます。

学校では、リスニング対策も、長文対策も、
全くやっていないの?と思うくらい、
「学校では、やらん」と生徒が口を揃えます。

確かに、やり慣れていなければ、難しいと感じるでしょう。

だったら、家でやるしかないのですが、
何を?どう?
それは明日。。。


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公立高校入試問題に思う

徳島の子のほとんどは、
公立高校の入試を受けます。

県外私立を本命と考えて、出ていく子は、
ほんの一握りですし、
そうなると、私立は生光か香蘭、文理しかないのが現状で、

おそらく、中高一貫校ではない中学に進学している多くの子たちにとっては、
文理は、トップ層の、生光・香蘭は、それ以外の子たちの
滑り止め校という認識だと思います。

そうすると、メインに考えるのは公立高校の入試になるわけで、
それならもっと中学校で、それを意識した勉強をすればいいのにと
ちょっぴり思ってしまうわけです。

大学入試が変わることを受けて、
各県の公立高校入試は、あれこれと変わってきているようですが、
今のところ、徳島県はそれほど大きな変化はありません。

何十年も、入試問題を解いてきていますが、
緩やかにしか変わっていないので、
その高校入試問題について、あれこれ、
思いつくままに、書いてみようかな~と思い立ってしまいました。ww

どんな傾向があるのかも知らずに、
勉強している子、けっこう多いように思うので。

中3生はもちろん、中1から、知っておいて損はないですよね。



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承認

このブログも、ずいぶん長い間書いているので、
生徒の中にも、これを読んでいる子が何人かいます。

そうすると、「あ!自分のことだ!」と、
思い当たることがあるときもあるのでしょう。

これが、明確にわかるときはいいとして、
例えば、
けっこう厳しい話題で書いているとき、
「私、できてないかも!?」とか、「僕、やばい?」とか、
思う子もいると思うんです。

そんなとき、
「自分、できてないかも?」という認識を持つのは、
たいてい、できている子のほうで、
そういう認識を持たない子の方が、実はできていなかったりするものです。

もっと具体的に言えば、
10個のうち1個できていないことがある子は、
その1個が気になるものです。

10個のうち、6個できていないことがある子なら、
その6個はあまり気にしていません。

そこで、気になる1個を突かれると、
「あ~、私のことだ」と思うけれど、
気にしていない6個のことを突かれても、
特に、何も感じないわけです。

これは、親御さんも同じ傾向があって、
できてる子ほど、できていない1個が気になるものです。
それで、ついつい、その1個に攻め込んでしまいます。

もちろん、その1個を何とかしたい気持ちもわかります。
しかし、できている9個を承認することも大事だと思います。

子供側としては、
攻め込まれている1個は、ものすごく強烈に感じますが、
承認されてる9個は、さほど承認された実感がないようで、
時には、少しオーバーに承認してあげることも必要だなと、
思うことがあります。

だからと言って、褒め過ぎると、調子に乗られたりもするし。。。ww
その匙加減が、なかなか難しいですね。



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段階を踏んで下がっていく

低学年の頃は賢そうだったのに、
高学年になったら、目立たなくなる子。

高学年までは賢そうだったのに、
中学生になったら、目立たなくなる子。

中学校はいい成績だったのに、
高校になるとさっぱり・・・になってしまう子。

学年が上がるごとに、勉強が苦手になる子って、いますよね。

勉強をしなくなったから下がると思っている人も多いかもしれませんが、
そうではないと、私は思っています。

取り組み方がまずかったから、
各段階で限界が来たのだと思います。

よく理解はできていないけれど、
なんとなくその場しのぎのパターン暗記でやり過ごしていた子たちが、
パターン暗記では対応しきれない量になったときに、
限界が来て、成績が下がっていくのだろうと思うのです。

逆に、途中から、「何があったん?」と思うくらいに、
メキメキと上がってくる子もいます。

取り組み方がよかったのだと思います。
きちんと仕組みを理解して、
一つ一つ逃さず、確実にできるようにしていたことが積み重なって、
盤石な基礎が完成しているのです。

一緒に勉強をしているとよくわかります。
そのうち花が開くなと思う子と、
そろそろ限界が来るなと思う子。

普段の取り組みの積み重ねです。
残念ながら、中学生からでは、
よほどの覚悟がないと改良できないようです。



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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


・自律学習ゼミについて
・塾概要
・講師紹介
・施設紹介


お問い合わせ nagao@ceramica-shigemi.jp

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