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メリハリ

勉強がしっかりできる子は、実は遊びもしっかりできます。
勉強をあまりしない子は、それほど遊んではいなかったりします。

つまり、何事にも全力投球してるか、していないかが問題です。
メリハリをつけて、何事も一生懸命してほしいな~と思います。

そして、せっかくの大型連休、
家族の時間を大切にしてほしいと思います。

大人と話すこと、
自分とは違う世代の人の話を聞くこと、
非日常の世界に接すること、
普段とは少し違ういろいろな経験ができるのが長期休暇のメリットでもあります。

そういう経験から得られることは、
机に向かっているだけでは得られない貴重なものです。

そして、それが勉強にも繋がっていきます。

カリカリ、机に向かって勉強ばかりしていても、
大したことはできません。

だらだら、何をするでもなく過ごす連休なんて、
もったいな過ぎです。

そして、今年の連休は、ただの連休ではありません。
元号が変わるのですから。。。

日本の歴史を振り返るのもいいでしょう。
古代に思いを馳せてみるのもいいでしょう。
未来を思い描いてみるのもいいでしょう。
きっと、色々なテーマで、家族と話ができるはずです。

学校がない分、時間はたっぷりあります。
有意義に過ごしましょう!


このブログも大型連休をいただくことにしました。
明日から、暦通りで、5/6(月)までお休みにします。
ではまた、5/7(火)に(^^)/





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目的を明確に!

塾を探す時は、目的を明確にして探すべきだと、
以前に書いたことがありますが、家庭教師だって同じです。

「そろそろ家庭教師かなーと思って。。。」な~んて感じで、
お問い合わせをいただくことがあるのですが、
これでは、いったい私に何を求められているのかがさっぱりわかりません。

「成績上げてー」と言われても、どのくらい上げたいのか、
将来的にどうしたいのか、そのあたりの具体的な目的が見えないと、
やりようがないのですね、実際。。。

「あと2年で、○○高校に合格するようにしたい。」と言っても、
じゃぁ、ギリギリで合格したらいい?
それとも、英数クラスとか入れるくらいにするの?
そこまで上げるだけの勉強をこなす心構えはできてる?

小学生なら、なおさらです。
○○中学に合格したらいい?
上位でいられるようにする?
進路先が地元公立なら、どれくらいの成績を求めてる?

もちろん、成績が良すぎて困るなんてことはないはずですから、
誰しも、良くなるに越したことはないのですが、
問題は、良くなるためにはそれ相応の努力と忍耐が必要ということです。
子供だけでなく、家族も!

それぞれのレベルによって、必要な努力と忍耐の量があるわけですから、
これだけの努力と忍耐を費やしてでも、そこまで上げたいのか、
はたまた、そんなに努力と忍耐が必要なら、そこまではいかなくてよいと考えるのか、
それは、人によっても家庭によっても違います。

そのあたりの兼ね合いを、しっかりと親子で話し合えているというか、
認識し合えていると、ことはスムーズに進みます。
そして、無駄がない。時間も費用も!

比較的、成績上位の人ほど、そのあたりを認識できています。
まずはそこかな?と。。。



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わかるということ

「わかる」という感覚には、種類があります。
当たり前の話なのですが、これが、意外と意識されていないのです。

例えば、小学校で割合を習ったとします。
3000円の80%は、3000×0.8で、2400円。
100%が1だから、80%は0.8で・・・みたいな理解ができて、
わかったという子もいます。

ところが、80%の時は、0.8をかけるんやな、わかった!
って考えている子もいます。
そういう子は、80%引きと言われても0.8をかけてしまいます。

中学校で、正負の数の計算を習います。
-8-5と言われると、頭の中の数直線で、-8からさらに左に5動くわけだから・・・
と、考えて、-13と答える子もいます。

でも、マイナス同士の時は、符号なしの数字を足して、符号はマイナスをつける
と考えて、-13と答える子もいます。
これでは、たすんだっけ?ひくんだっけ?ってなってしまったら、
もう全てができなくなります。

原理原則で理解している子と、
ただの法則というかやり方だけで理解しようとする子の違いです。

「わかった」と一言に言っても、本当に原理を理解しているのかどうかは、
きちんと確認していかないといけません。

ただのやり方だけ覚えて理解したような気分になっていると、
ゆくゆくはさっぱりできなくなってきます。

でも、そういう子は意外と多いので、どうぞお気をつけくださいね。



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プリントの山

整理整頓ができない中学生の悩みの種は
学校から配られる大量のプリントだったりします。
プリントだらけで、もう何が何だか。。。

できれば、ファイルに分けて整理して欲しいですが、
まずは、プリントをもらったら、おもてを外にして折りませんか?

私が小5の時の、あの強烈だった担任の先生に教えられたことなんですが、
これはいまだに身についてしまっています。
けっこう便利なんです。

プリントを配られたら、普通は、おもてを内側にして折りますが、
その先生は、おもてを外にして折りなさいと指導していました。

そうすると、いちいちプリントを開かなくても、何のプリントかがわかるんですね。
実践してみると、これはなかなか便利なので、
今でも、私のプリントの多くは外おもて折りです。

答案用紙は、もちろん外おもては嫌なので、中おもてですが、
テストはテストつづりに綴るので問題ありませんよね。

一度試してみてください。
整理がとっても楽になりますよ。




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勉強のやり方

「勉強のやり方を教えてほしい」とよく言われます。
そんなのは、学校でさんざん言われてるはず。
できない問題をできるようにすればいいだけです。
その方法って?

基礎学7割とれてる子なら、そんなのは自分で試行錯誤しましょう。
人それぞれ違うんです。
自分で探してこそ、自分に一番合ってるんです。

楽してできるようになる魔法みたいな方法はありません。
あったら、教えてあげたいですが。。。

数演、どの問題出されても正解するまで解いていますか?
テストブック、どの問題聞かれてもすぐに答えられるところまでやっていますか?
そこまでやらないから7割なんです。
やり方がわからないから7割なのではありません。
詰めが甘い!!


基礎学6割程度の子なら、やり方以前の問題です。
「いえいえ、やり方がわかってないだけだと思うんです。」と親御さんがよく言います。
ハッキリ言えます。違います!

やってないから6割なんです。問題解いてないから6割なんです。
ちゃんと覚えてないから6割なんです。
まずは学校のワーク類、ちゃんと丁寧に解いて丁寧に覚えましょう。
それをやってからです。やり方がどうのって言うのは。。。

私の経験上、基礎学6割程度の子は、勉強量が少ない。
時間ではなくて量です。
7割とってる子と比べても、断然、量が少ないんです。
そして、やってないという自覚がない。

だから、やり方ではなくて、とりあえず、ちゃんと解こうかってことになります。
やるべきことを、ちゃんとやろうかって。。。まずはそこです。


劇的に成績が上がる魔法みたいな方法はないです。
積み重ねですから。。。


ちなみに、8割以上とれてる子は、そこのところはもう理解済みです。www



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がんばる力

昨日の記事で思い出しましたが、
ベネッセの調査の面白い記事がありました。

幼児期の「がんばる力」が、
その後の学習態度などに影響を及ぼすという記事。

幼児期に「がんばる力」が高い子ほど、小学校低学年で、
勉強でわからないことがあっても、自分で考えて解決しようとしたり、
大人に言われなくても自分から進んで勉強したりする傾向があるのだとか。

それが、さらに、小4の時点で、
ノートを整理して書いていたり、
ものごとを順序立てて説明できたり、・・・、
ことばのスキルや思考力の高さに繋がっているそうです。

幼児期の「がんばる力」には、
年少時期に子供の意欲を大切にすることや思考の促しといった
親の養育態度が影響している、とあって、

さらに、親の就労の有無や、
子供が幼稚園・保育所出身であるかによる違いは見られない
とも書いてありました。

なかなか面白い記事ですよね。




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思考力の仕込み

考えていても、すぐに諦めてしまう。。。とか、
どうも粘りがない。。。とか、
「むりー!」って、すぐに言う。。。とか、
よく聞く話ですが、
その部分に関しては、幼少のころの経験が大きい気がします。

粘りがある子のほとんどは、
小さいころに、粘り強く何かに取り組んだとか、
ご飯を食べるのも忘れるくらい何かに没頭したとか、
そういう経験を積み重ねている子じゃないかなぁと思います。

それはきっと、家庭環境の影響が大きい。

何か、できないことがあったときに、
「こうするのよ~」って、すぐに正解を教えられなかった子。
失敗を見守ってくれて、失敗を重ねて、成功した経験がある子。
その経験が大きいと思います。

小学校に上がって、勉強を始めると、
「どうやるん?」と聞いてくることも増えるでしょう。
さすがに簡単だし、ついつい「こうするのよ~」って教えたくなるものです。
でも、そこで、「どうやったん?」って聞いてあげてほしいんです。

「こうするのよ~」って教える方が、圧倒的に速くて簡単だけど、
そこを頑張って、「どうやったん?」って聞いてほしい。
手間はかかるけど、正解じゃなくてヒントだけあげてほしい。
そうすることで、思考力や粘り強さが育つはずです。

中学生の数学も、基本的にその方向で指導していますが、
幼少の時のこの経験がある子とない子では、全然違うんです!

あ~、答え教えられて育ったな~って、
すぐにわかってしまうくらい顕著な違いがあります。

最近は、やたらと思考力、思考力と言われますが、
それは、塾に行ってつけるものではなくて、
幼少の時にもう既に仕込みが入っているものなんですね。




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能動的な勉強を!

春~夏にかけて、そろそろ塾、行ってみようか?とか、塾変わってみようかな?とか、
いろいろなことを考える季節でもあります。

「どこがいいですか?」という相談をよく受けますが、
それは本当に、人それぞれです。
残念ながら、なんとも言えません。。。

アドヴァイスできることがあるとすれば、
勉強は、能動的にするものだよということぐらいでしょうか。

塾でやってもらいたいことは何か?ってことです。
成績上げてほしい。。。じゃなくて、

勉強をする時間を確保したいのか、
勉強する材料を提供して欲しいのか、
家庭学習で出た疑問点を解決して欲しいのか、
それぞれに目的は違うはずなんです。

目的を持って塾を探すべきでしょう。
成績上げて~って、受動的にしてもらうんじゃなくて、
この部分をやって~って、もっと能動的に使うべきなんです。

勉強嫌いで、とにかく机に向かえないなら、
勉強時間をしっかり確保してくれる塾が向いています。

家でしっかり勉強はするけれど、
疑問点が解決していかないなら、
それを解決してくれる塾を探しましょう。

机には向かうものの、何をしたらいいのかわからないなら、
やるべきことを指示してくれる塾が良いでしょう。

まったく勉強する気がないなら、
塾を探す以前の問題です。www


どの部分をサポートして欲しいのかを明確にして、
塾を探すのです。

塾に何をしてほしいのかは、人によって違いますから、
当然、良い塾も人によって違います。

あたりまえですが、
塾は、代わりに勉強してくれるところでもないし、
代わりに受験してくれるところでもありません。

勉強するのも、受験するのも自分です。
塾や家庭教師は、それのサポートをすることしかできないのです。
だから、ただただ受け身ではダメなんです。

自分で歩いていく道の穴ぽこを埋めてくれたり、
ゴミをどけてくれたりして、ちょっと歩きやすくしてくれるだけです。
歩くのはあくまでも自分ですから。。。

塾行ったら成績が上がるとか、塾変わったら合格するとか、
そういう問題ではないです。
ゴールに向かって歩いていくのに、何をしてほしいのか。。。
それをちゃんと見極めて塾を選んだ人が伸びてるんですよ、きっと。



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塾なしでは厳しい英語教育

自学自習派の子に出会って、一番最初に感じるのは、
ほぼ100%の確率で、英語学習の難しさです。

それは、私自身もそうだったのですが、
学校の英語教育だけを受けていると、
高校英語になった時点で、ハタと困ってしまうことがあるんです。

もちろん、中学の英語は、学校の授業さえまともにやっていれば、
塾なんか行かなくたって、満点の子は満点です。

でも、そこから一歩進んだときにどうでしょう?

困った子も多いのではないかと思うのです。
原因は、文法の習い方にあると思うんです。

とにかく、中学校の英語の授業では、文法事項には深く触れたがりません。
5文型なんて知らない子がほとんどなくらい。。。

おそらく、文法をしっかりと理解して学んだ方がわかりやすいと感じるタイプの子と、
逆に、会話などから入ったほうがわかりやすいと感じるタイプの子がいるのです。

それで、後者のタイプの子の方が割合的に多いのでしょうか?
そのあたりのことはよくわかりませんが、
とにかく文法事項には触れないように、触れないように、授業が進んでいると感じます。

ところが、言語能力が高い子たちは、
文法をきちんと理解したほうが、わかりやすいと感じる子たちなのです。
だから、イマイチ、すっきりしないまま、あいまいに覚えて中学が終わる。

一応、点数はとれているけれど、
それが高校英語にうまくつながるのか…
疑問が残ります。

英語教育は、改革の真っただ中ですが、
はたして、次の改定で、何がどう変わるのか。。。

少なくとも、今、上位層の子たちが出してくる質問は、
文法に関するものが、ほとんどであることだけは事実です。
ルールを知って、スッキリすると解決するような内容ばかり。

塾なしでは英語学習が難しくなってしまう原因の一つは、
文法に触れないようにしようとする学校の英語教育にあると思えます。

「文法なんかいらない」という人にもよく出会いますが、
私は、ネイティブではない人が、英語漬けの環境もなく、
きちんとした英語を使えるようになるためには、
ベースに文法が必須だと思っています。
もちろん、文法だけではだめですが。。。



P.S.明日、明後日と留守にしております。
   ブログ記事は予約なので更新されますが、コメント承認、返信等は月曜日以降になります。
   

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のびやかさ

成績が良い子や、ここから伸びるだろうな~と感じさせる子は、
のびやかさがあるのが共通点です。

のびのびしています。
縮こまっていないというか、まさにのびやかさを感じるのです。

まぁ、多少は、間違えたらカッコ悪いとは思っているものですが、
それでも、思ったことは言ってみたり、やってみたりするような
のびやかさがあります。

そして、人の意見にも柔軟で、受け入れる体制があります。
さらに、自分の意見も持っていますから、
「僕は、こう思った」とか、「私は、こう思う」とか、臆せずに話ができます。

つまり、その先があります。
意見を出し合って、最善策を検討する余地があるのです。
ものごとを進めるときに大事なことですよね。

一方で、間違えてはいけないとか、
先生の言うことをきかなければいけないとか、
妙な脅迫観念のようなものにとりつかれている子は、
学年が上がるにつれ、伸び悩み始めることが多いようです。

怒られ過ぎ、指示され過ぎ、型にはめられ過ぎ、・・・
幼少期に特に気をつけたいことのように思います。




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自分で考える

新年度になると、私のところでも、新しい生徒が入ってきます。
今年は特に新入生が多かったせいもあってか、
気になることも、あれこれと浮かび上がってきています。

例えば、自分で考えて、自分で決めることができない子が
増えてるのかな?と思うことがあります。

直しなんかを一緒にやっていると、
「これも、書いた方がいいですか?」とか、
「どこに、書いたらいいですか?」とか、
やたらと質問が多かったりする。

自分が、あとで見たときに、必要だろうと思うことを、
自分が理解できるだろうと思うように書き残すのが原則ですが、
そこのところの感覚がずれているのを感じます。

「それ、あとで見て、わかる?」なんて質問を挟むと、
たちまち、「どう書けばいいですか?」になる。

いやいや、自分が、あとで見た時に、それでもわかればいいですけど、
どう考えても、その走り書きではわかりそうに思えないのですが・・・って
私としては思ってるのですが、
生徒の方は、先生がしなさいと言うようにしますって感じなんですよね。

そんな受動的なことだから、勉強ができるようにならないんです。
だって、これ、全てに影響がある部分ですからね。。。

今やっていることの目的は何で、
その目的のためには、どうするのが最善なのかを、
自分で考えて、行動していかなきゃできるようにはなりません。

そして、それは、けっこう低学年のうちから、
身に付けていかなければいけないことなんですよね。

指示の与え過ぎは禁物ですね。




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敏感なお年頃

お父さん、お母さんが、ついつい、口にしてしまうけれど、
思春期の子には、言ってはいけない。。。というか、
できれば言わない方がいい言葉ってあります。

なにせ、思春期というのは厄介なお年頃で、
ちょっとした言葉から、敏感に色んなことをキャッチしてしまいますから。。。

たとえば、勉強をしなくてテストが悪かった子に、
「どうしてせんかったん?」って、言いますよね。

これ、言い方一つで、
原因を一緒に考えようとしてくれているみたいにも聞こえるし、
そういうふりして、暗に責めているという風にも聞こえます。

ちょっとでも、イラッとしながら言ったりすると、絶対後者に受け止められます。
悪い成績をとったら、やっとけばよかった。。。くらいなことは
言われなくても感じてますから。


「ちゃんとしいよ!自分のためだろ?」

これもよく聞きますが、
中学生は、勉強は自分のためってことくらいは知っています。
でも、子供の勉強ができなかったら、親が困ると思っているということも知っています。
「自分のため」は、禁句です。ww

ぼくのためって言いながら、
実際は、ぼくが勉強出来んかったら、お母さんがかっこ悪いとか思っとるんだろー
って、思ってます。

「困るんは自分なんじょ」っていうのも、ほぼ同義語です。


言われなくてもわかってるところを、言葉にされると、こたえるのです。
そして、それが「うるさいわー」とか、「もうせんわー」とか、
反抗的な態度に変換されるのが思春期だと思います。

最近は、反抗期がない子も増えているとか聞きますが、
成長の段階の一つとして、いい親子関係を築く過程の一つとして、
反抗期も悪くないんじゃないかなーなんて、思いますが、
渦中にいると、そうも言っていられないのかな?!

でも、その時期を過ぎると、急に優しくなったりして、
なんだか急に大人になったみたいに感じるそうですよ。




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将来の話

将来の夢がない子は、昔に比べると多くなっていると思います。
一緒に勉強をしていて、将来のことを聞くと、
「まだ考えてない」とか「まだわからん」とかいう返事がものすごく多いんです。

生徒とある程度の関係が築けてくると、
やっぱり、そういう話も深くするようになってきます。
将来の夢がないと、将来に向けての計画が立てられないし、
夢も計画もないのに、ただ勉強を頑張るというのでは、
モチベーションが低くなります。

今まで出会った生徒たちを振り返っても、
納得の頑張りを発揮できた子は、全員、明確な夢や目標があって、
それに向けての勉強だった子ばかりです。

なりたいものが見つかった時のために、とりあえず勉強は頑張っておく。。。
なんて、手もありますが、これでは明確な夢がある子には絶対にかないません。

中学生になれば、「まだわからんし。。。」と言っていい時期は終わりです。
だって、将来に向けての第一歩を踏み出す時が、
もうそこに迫ってきているのですから、
「わからん」とか言っている場合ではないのです。

考えましょう。
調べましょう。
想像しましょう。

できれば、家族も一緒に考えてあげてほしい。
家族が知っていることは、情報として伝えてあげてほしい。

中学生は、
大人のこと、社会のこと、思っている以上にな~んにも知りません。
だから、大人の自分が想像できないんです。

あんな仕事、こんな仕事、
カッコいいなーと思う仕事ができるようになるには、
どういう道順で進んでいるのか。どのくらいの苦労があるのか。

どんな仕事だって、カッコいい部分も、楽しい部分も、
辛い部分もあるはずです。

知ることから始まると思います。
春は、新しい学年に上がるし、そういう話がしやすい季節でもあります。
是非、家族団らんの話題の一つに、将来の話を!と思います。




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いいわけ

「いいわけはするな!」という先生もいますが、
私は、宿題ができていない子には、きっちりいいわけをしてもらっています。

このいいわけにも、いろんな種類があって、
最悪なのは、授業前に、お母さんからいいわけがあるバージョン。

「実は、今週は、熱を出しまして。。。宿題ができてないんです。」
だから、叱らないでやってください。。。と字幕が出ているみたい。www

私、いくらなんでも、理由を聞く前に叱ったりしませんから。。。
本人に言わせましょうよ、そういうことは!


打って変わって、実際にあった理想的なバージョン。

お母さんとは普通のあいさつを交わして、
子供部屋に入ると、生徒が自ら話し始めます。

実は宿題ができていないと。。。

理由を聞くと、

「いいわけになるんですが。。。」と、言い辛そうに前置きをして、
週末に、親戚の家に行って遊んでしまったこと、
それなのに、週明けになって宿題のことをすっかり忘れてしまっていたこと、
考えられるだけの理由を話してくれました。

「なるほど。じゃぁ、どうやったら、こういうことを繰り返さずに済むの?」と聞くと、
色んな手を考えてくれたので、では、次回からはそれで乗り切ることにしようと決めて、

「今回の溜まった分はどうしてくれるん?」なんて、意地悪な質問をしたら、
それにも、まずまずの納得の策を提案してくれたので、無事解決です。

きっと、私が来る前に、宿題ができていないことが発覚して、
お母さんに、きっちり叱られたはず。。。

授業が終わって、帰り際には、お母さんが「すみませんでした。」と、一言。。。
ほらやっぱり、お母さん、ちゃんと知ってました。

最初から親が手を差し伸べるのではなくて、まずは自分で解決させる。
私は、この方法に大賛成です。

自分の失敗は自分で解決しないとね!
親の出番は、そのあとです。
そういう方針のお家の子は、しっかりとしている子が多いようです。
もちろん、勉強にも繋がっていきます。

日常のちょっとしたことにも、大事なことがたくさんありますね。



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to do リスト

スケジュール管理は、
今や、スマホ派と、紙の手帳派と、併用派に分かれるようですが、
勉強のスケジュール管理は、紙をお勧めします。

そのうちに、子供も一人一台タブレット時代になると、
そういうのもタブレットでするようになるのかもしれませんが、
今は、とりあえず紙でしょう。

計画を立てたら、やったものから順に消していくことが大事です。
鉛筆で横棒を引っ張って消していきましょう。

テスト前みたいに、することがあまりに多い時は、
毎日、やることリストを作って、できたやつから消していくんです。

残っているのが一目瞭然だから、
ちょっと余った時間でできそうなことも、パッと見てわかります。
そして、ひとつずつ消えていくと気持ちいいし、
全部消えたら、達成感がありますからねー

そして、何よりも、やり忘れがない。
絶対に必要だと思います。



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学校の授業中

学校では、毎日毎日、嫌でも数時間、
机に向かって勉強をしなければならない時間があります。

どうせ机に向かっていなければいけないなら、
それを有効に利用しよう!とは考えられないでしょうか。
授業中の空き時間をうまく利用しない手はないです。

例えば数学。
教科書の練習問題を解く時間、数分間、演習の時間がとられますよね?
先生がとった時間より、はやく解けてしまったら・・・。

どうしていますか?

ボーっとしてるでしょ。

ダメです。

その隙に、数学演習を解きましょう。
だって、そのうち提出しないといけないですし、
時間余ってるんだし、
授業中だから、遊ぼうと思っても大したことはできないし、
だったら、数学演習解いておけばいいじゃないですか。

実は、成績のいい子は、けっこうやっています。

何をやってもいい自由時間に数学演習を解くより、
授業中の大したことはできない時間に解く方が、得だと思いませんか?

例えば、社会の時間。
一部の子があまりにうるさすぎて、先生が怒り始めてしまいました。
しばらくお説教タイムに突入です。

どうしていますか?

寝てるでしょ?

ダメです。

この隙に、テストブックを解きましょう。


とにかく、授業中なんて、特にすることがない時間が生じても、
大っぴらに遊ぶわけにもいかないし、
大したことはできないのですから、ワークを片付けちゃえばいいじゃないですか。

数学の時間に、英語をやっていたら怒られるかもしれないですが、
数学の時間に、やれと言われたことが終わったから数演解いてますと言っても
怒る先生はいないと思いますよ。バレたところで大丈夫です。

授業中は、隙だらけです。
しっかり使っちゃいましょう!



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時間をうまく使う

最近は、小さいころから、塾やお稽古ごとにいっぱい通って、
とにかく、忙しそうな子が多いですね。

子供たちも、「忙しい」とか、「疲れた」とか、
私たちが子供のころには、そんなに使っていなかったような言葉をよく吐いている気がします。

そんな中、受験勉強を始めると、
「忙しくて出来ん」なんて発言が飛び出すわけですが、
色んな子供たちをみていると、気づくことがあります。

色々なことをしていて、本当に忙しいだろうなぁと思う子ほど、
「忙しい」とは言わないんです。

「忙しい」と言っている子は、ホントはそれほど忙しくない。

結局、時間の使い方の問題のようです。
「忙しい」と感じていない子は、ボーっと過ごす時間がないんですね。
常に、何かをやっている感じです。

ちょっとの細切れ時間を使って遊んだり、宿題もちょちょっと空いた時間で仕上げたり、
そういう子は、学校のワークなんかも、授業中のすきをみては片付けてしまっているので、
提出と言われた時には、もうほとんど仕上がっていたりします。
だから、それなりに、けっこう遊ぶ時間も捻出してるんです。
そうすることで、ストレスも発散できて、ますます好循環です。

ところが、「忙しい」を連発してるような子は、ボーっと過ごす時間がやたらと多いんです。
学校から帰ったら、晩ご飯までの間、おやつ食べながらボーっとして、
晩ご飯食べたら、しばらく、テレビをみるでもゲームをするでもなく、ボーっとして、
お風呂から出たら、またまたボーっとして、

そしたら、夜中が来てしまったのに、宿題が片付いてなくて、
夜遅くまで宿題をしたおかげで、次の日の授業中は居眠りして。。。
そして、「忙しい」と言うんです。遊んでもないのに、忙しいですね。。。これでは。
悪循環です。

考えてみたら大人も同じですよね。
「いつの間にそんなことしてるの?」って思うような人、いますものね。

時間の使い方、子供のうちから上手にしたいですね。
そうすると、きっと人生が楽しくなります。ww



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楽して上げるなら…

新中2の皆さん、チャンスです!
毎年、中2に上がった子には話すことですが、
中2が一番楽して上がる学年です。もちろん、成績が。

中1の最初は、はっきり言って大したことは習いません。
それに、一応、みんな、
中学生になったから頑張る―!みたいな緊張感もあったりして、
100点をとる子も多いですよね。

それが、だんだん、100点の数も減り、序列が決まりつつある状態になって、
なんとなく、自分の定位置が決まってしまって1年が終わります。

そして、中2になると、学校はもう手馴れたもんだし、
先輩も一つ上の学年だけになるし、後輩も入ってきます。
おまけに修学旅行とか、楽しい行事も多くて、
緊張感なく、楽し~く過ごしてしまうのが中2。

だから、チャンスです。
そこで、きっちり勉強すると、やった分以上に成績が上がります。
中3になってからやるのとは大違い。

悲しいかな、中3は、中2の時と同じだけしかやらないと間違いなく下がります。
みんなそれなりに受験に向けて動き始めますから。

今までより頑張って、やっと現状維持。
それより上げようと思えば、もっと頑張らないといけなくなります。

それに比べると、中2は楽です。
中3だったら現状維持しかできないくらいの量で、上がってしまうのが中2なんです。

ここで、上げない手はないですよね!
チャンス到来!と思って、中2は引き締めていきましょう。




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しなやかさ

私が子供のころにもいましたが、
理不尽にものすごく厳しい先生に、時々遭遇しますよね。

今でも覚えているのは、小5の担任の先生。
例えば、漢字テスト。
とめ、はね、はらいは当然として、
民衆の衆の字。下の部分の真ん中、イの斜め棒は、
左側の2本の斜め棒の間に向かって書いてないとバツ!とか、
妙に厳しいんです。

今でも同級生と会うと話題になりますが、
とにかく、なんでも連帯責任で、グループの子が忘れ物をしたら、
グループ全員で責任をとって、廊下拭き50回!とか。。。

うちの教室の前だけ、廊下ピッカピカでした。www

もちろん、不平不満は爆発していましたが、
今思えば、そこから学んだこともあります。

隣の組の先生はいいなーと、日々思っていましたが、
そう思っても、1年間は我慢するしかないですから、
漢字は、ものすごく細かくチェックをして練習しました。
ピンされたら腹立ちますからね!

日曜の夕方には、同じグループのよく忘れものをする子の家に電話してました。
「コンパス、わせられんじょ!」って。
それでも忘れると、今度は、電話して、
「今すぐ、鞄にコンパス入れて!」って。電話口で待ってて、入れさせてました。www

不公平だと思っても、自分の力では変えられない状況を、いかに乗り切るか。。。
子供なりに、色々と知恵を出し合って、乗り越えた気がします。

大人になったって、理不尽だと思うことや不公平だと感じることには、
時々遭遇しますよね。
そんな時のための練習だと思えば、いい経験だったとさえ思えます。
当時は、もういっぱいいっぱいでしたけどね。

最近は、すぐに学校に苦情を言って行く親御さんが増えていますが、
学校に苦情を言って行くばかりが得策とは思えないんですよね。
苦境をいかにしなやかに乗り切るか。。。
そういう経験も、時には必要かな。。。と、最近よく思います。

学校の先生よりも保護者が強くなってしまったこの時代、
こういう事態は減ってきているかもしれませんが。。。
その分、子供たちから、しなやかさが減ってきているのかもしれません。



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道筋を説明する

わからない問題を質問するとき、どうやっていますか?
ただ、問題だけを見せて、「これがわかりません」とか言ってないでしょうね?

それは、最悪の質問のしかたです。
そんな質問をされると、逆に質問攻めにしちゃいます、私。www

「どこがわからんの?」
「どう考えたん?」
「何やってみたん?」
「なんか、思いつかんかった?」
「そこから、どうなった?」
「なんで、それはそこで止まったん?」

聞くんじゃなかった。。。って思うかもしれませんが、
ここ、大事なポイントなんです。

問題を読んで、何が閃いて、こう考えて、こうやってみて、
ところが、こうなってしまって、そこからできなくなった。。。とか、
違う答えが出た。。。とか、
「わからん!」に至った経緯はとても重要なんですね。

その経緯を知ることで、どこで誤解が生じているか、
どこの別れ道で違う方向に行ってしまったかが見えるのです。

そうすると、その間違えた場所をピンポイントで訂正してあげることができます。
そしたら、次はその別れ道に惑わされることがなくなります。

しかし、正解に行く道だけ教えると、
道順はわかるかもしれないけれど、
どうして、別れ道で違う方に進んでしまったかはわかっていないので、
また同じ分かれ道が来ると、違う方へ行ってしまう確率は高いんです。

だから、質問攻めです。
でも、この質問攻めに太刀打ちできるくらい考えてから質問してくる子は
する~っと成績が上がります。

この質問攻めに太刀打ちできない子は、
自分で考えることが足りていない子なんです。
だから、伸び悩みます。

ものすごく時間はかかります。
正しい道順をさっさと教えてもらう方がたくさん問題も解けるし、
先生も楽だけど、
じっくり考える方が、少ししか問題は解けなくても、効果は絶大です。

考えるという作業は、量より質です。
さらっといっぱい解くなら、じっくり少し解きましょう。
じっくりいっぱい解けると、もっといいですけどね!ww


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ベストを尽くす

ある春のことです。
翌年受験を控えた小学生が言いました。
「受験で落ちたら、もう僕は勉強が得意とは言えんなぁ。。。」
受験に失敗したら、もう先がないみたいな口調です。

数ヶ月前に一緒に勉強を始めたばかりだったので、
まだまだ合格ラインとは言えませんでしたが、
そのぼやきは、聞き逃すわけにはいきません!

一生懸命やらなくて、落ちたんだったら、
そう言ってもらっても構いませんが、
一生懸命ベストを尽くしたなら、そんなことは言ってほしくない。

そして、やるからには、ベストを尽くしてもらわないと!!

あらゆることを想定して、今の自分にできる限りの準備をして、
もうとにかく、これ以上のことはできないだろうと思えるまでやっておけば、
少なくとも悔いは残らないはずです。

オリンピックなんかを見てると、
アスリートのあの清々しい笑顔はたまりませんよね。
やり尽くした人にしか味わえない感覚だと思います。
たとえメダルをとれなくたって、みんな納得の感動の演技です。

受験だって、一発勝負ですから、何が起きるかわかりません。
万一、受験に失敗しても、ベストを尽くしていれば、次へ必ず繋がります。
爽快感が残ります。

大事なことは、失敗をイメージすることではなく、
成功をイメージして、ただひたすらにベストを尽くすこと。
あらゆる事態を想定して、できる限りの手を尽くしておくことです。
どんな問題が出ても、どんなことが起きても、
自分の一番の力を発揮できるように準備することです。

もちろん、最善の準備をしていても、うまくいかないことだってあります。
でも、最善の準備をしていたのに、うまくいかないのと、
最善の準備をせずに、うまくいかないのとでは、大違いです。

残る気持ちが違います。
次への繋がり方が違います。
これは、おそらく、経験したことがある人にしかわかりませんが。。。

中学受験の場合は特に、家族一丸となって、
力を出し尽くせるように、頑張ってほしいと思っています。



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相も変わらず。。。

5年前の記事です。

**********ここから**********
1、2年の基礎学の結果も一通り出て、
それぞれに一喜一憂して落ち着きましたが、
予想通り、近所の地元公立はパッとしません。
悲しいけれど、これが現実。

もちろん、トップは9割越えしてますが、
基礎学で9割超えると奇人扱いされるとか。。。
7割で、上位1割に入れてしまうという恐ろしい有様。。。

そして、ほとんどの子が、6割ないのに、中2なのに、
「科技校いく」とか、「城北いく」とか、「城東いく」とか、言ってるらしい。
そして、普通に行けると思っているという。。。いつ気づくのでしょう?

徳島の低レベル化の一因はここだと思えてなりません。
なぜ、もっと明確に、合否判定が出せるテストを受けないのでしょう?

当たり前のように、行けると思っているから勉強しないという悪循環です。
そして、結局、最終的に、上手に調整するので、ほとんど落ちる子はいない。。。
志望校に行けるのではなくて、どこかの高校には行けるというだけなんですが。。。

これが徳島の良さだなんて意見もあるそうですが、
到底そんな風には思えないのは私だけでしょうか?

自分が行きたい高校の偏差値すらわかっていない。
もちろん、自分の偏差値がどれくらいかも知らない。
というか、「偏差値ってなに?」って子がほとんどかも?!

この部分を思いっきり改革してくれる人は現れないものでしょうか。。。
**********ここまで**********

5年前も、今も、そう変わっていないなぁ…と思うと悲しくなります。

そして、変わりつつあることといえば、
トップ層は、一段と多くの子たちが県外私立を視野に入れ始めたこと。

この度の学区の改正も小手先で終わらせようとしている風にしか
見えませんから、仕方がないです。

自分の力では、どうにもできないことだから、
どうにかできる道を探るという思考は、正解なのだと思いますが、
不公平感を抱いたままで、徳島愛は生まれませんよね。



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合格人数

塾の宣伝でよく見かける合格者の人数。
「○○中学 ○人合格!」とかいうやつ。

「講習会だけ来た子も入ってるんでしょう?」なんて質問が出るからから、
「会員生のみの人数です」みたいな注意書きがご丁寧に載っていることもよくありますが、
この数字は、本当に紛らわしいです。

聞きたいのは、「○人」ではなくて「○パーセント」だったりしませんか?
100人受けて、20人受かったら、20%ですけど、
20人受けて、8人受かったら、40%ですよね。
でも、8人より20人の方が、パッと見、多い気がします。

あの塾は8人しか受かってないけど、こっちの塾は20人受かってるらしい!!
とか、騙されないようにしないといけません。

まぁ、私のところみたいに、
1人受けて、1人受かったら、100%って言わないといけないから、
それはそれでいかがわしい感じがしますね。
1人受けて、その子が落ちたら、0%っていうのも悲しすぎです。。。
分母が小さすぎるので、私は、こういうことには触れませんけど。ww

数字の取り扱いは、冷静に・・・というお話でした。w


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本物に触れる

雑学で実生活と理科を結び付けるという昨日の話の続きのようですが、
今日は本物に触れるというお話。

実際に本物に触れてみるという体験は、ものすごく効果があります。
実は、私自身は、理科は好きな教科だったので、
それほど苦労をした記憶がありません。

でも、思い返すと、そういう環境だったのかな?と思える部分がたくさんあります。
幸い、自然が大好きな父だったので、
小さいころから、海へ山へ川へと、
当時にしては、ものすごくアウトドアな遊びをさせてもらっていたと思います。

あわせて、教育ママゴンな母だったので、
幼稚園や小学校の時には、家庭菜園で色々なお野菜を育ててる父に、
さりげなく、アサガオやキンセンカやホウセンカ、へちまにひょうたん、
サツマイモ、ジャガイモ、落花生まで、
とにかく、教科書に出てくるようなものは色々と植えてもらっていました。

ついでに、教科書に載ってるような、
赤いインクを入れた水にホウセンカをさして、水あげの様子を観察したり、
へちまの茎を切って、一晩へちま水を溜めてみたり、
半分遊びの一環として、やっていた記憶があります。

さらには、小学校高学年になると、
子供用のですが天体望遠鏡で、ベランダから月を見てみたり、
顕微鏡で、田んぼの水の微生物を見てみたり。。。
子供たちにとっては、勉強という感覚ではなかったと思います。

でも、こういう経験があったおかげで、
中学校になって、教科書でミジンコの写真を見た時は、
「あっ!田んぼにおったやつ!!」って感じでしたし、
顕微鏡の使い方も、普通にわかっていました。
もちろん、プレパラートやカバーグラスは、すでに何枚も割ってますから、
どういう手順でやらないと、割れてしまうということがわかっていますものね。

実際とは反対に見えるとか、倍率はどうやったらいいかとか、
そいうのも、実際に使ってこそ、すっと理解しているものです。

メダカの尾ヒレで、血液の流れが見えるなんて授業で聞くと、
「マジか?」と思って、
メダカを捕まえて来て、顕微鏡で見たりしたものです。
「ホンマじゃー、見えよる!」って具合です。
メダカを捕まえに行けるような用水も、まだ残っていましたしね。

あのホウセンカの赤くなってたところは、
水が通るところだったわけだから・・・という風に、
実際にやっているから、習った名前とすぐに結びついて記憶に残っていくというわけです。

吉野川にシジミの潮干狩りにもよく行きました。
カレンダーの旧暦をチェックして、新聞の干潮時間をチェックして出かけます。

そうすると、月の満ち欠けや潮の満ち引きの知識が生活から入ってきます。
勉強として、嫌々やるのとは大違いです。

父は、教育には全く関心がない人でしたが、
実は、無意識のうちに大きく貢献していたんだな~なんて思うことがよくあります。

こういう点では、徳島はまだまだ恵まれた環境だと思います。
自然がたくさん残っていて、山も川も海も、すぐそこにありますものね!



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理科嫌い

理科嫌いとか、理科が苦手とかいう子の多くは、
理科が生活と密着していないように見受けます。

一方、理科が得意な子、好きな子は、
理科で習うことが生活に直結している子が多い。
あくまでも印象ですが、まんざら外れてはないと思います。

出会った先生や、家庭環境や、生まれ持った特性や、
色々な要因があると思いますが、
生まれ持った特性はともかくとして、
理科に興味を持つように仕向けてあげることはできると思います。
理科って、日々の不思議を解明するなんだか面白い教科だって。


例えば、他県の適性検査で出題された問題ですが、

校長室の大きなふりこ時計。ふりこは金属でできています。
気温が低い冬と比べて、気温が高い夏では、進むか遅れるかを問う問題。
もちろん、適性検査なので、
理由を「ふりこの長さ」という言葉を使って説明しなさいという指定です。

解答を作るには、温度による金属の体積変化とふりこの性質の理解が必要ですが、
金属でできたふりこは、温度が上がると体積が増えて、ふりこの長さが長くなるので、
気温が高い夏では、ふりこが1往復する時間が長くなって遅れる。。。
というようなことを説明すれば正解でしょう。

これって、
金属の体積変化とか、ふりこの性質とかを、
ただ理科の知識として入れただけでは、繋がっていないんですよね。

もちろん、生まれつきこういうのが好きな子は、言わなくても繋がっていますが、
いわゆる理科嫌いの子の場合は、おそらく繋がりません。

でも、それを習ったときに、
この問題みたいなたとえ話を、雑学よろしく先生が話してくれたら、
どうでしょう?
「校長室のあの時計って、一年中正確だと思う?」って。。。
そういう話って、妙に覚えていませんか?

へ~っ、そういう原理なんだ~って、妙に感心してみたりして
きっと興味を持つはずです。
ひょっとしたら、他に何かないか自分で探す子もいるかもしれません。
理科は、そういう雑談に発展させるにはもってこいの教科ですよね。

テレビでやってる最近の天気予報なんか、
天気の解説、ものすごく楽しくないですか?
手作り感満載の模型を使って、森さんがよくやってるあれ。
理科で習う天気の単元の基礎知識を入れて、
あの解説を聞くと、単なる知識と実際の天気が結びついて、
もうテストなんてスイスイ!だと思います。。。www

理科って、生活に密着してる、とっても楽しい教科なんですけどね。


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子供の反応

昨日の記事に登場したドジな新高2の甥っ子の話です。
こんなにネタにしてるのがバレたら、怒られそうですが。。。ww

短い滞在の間に、カバンの中から、ファイルを出してきました。
「模試がいっぱい却ってきてさぁ。見てくれない?」と言うのです。

せっかくなので、「どれどれ~?」と見てみると、
進研、全統、東大京大模試の3つが入っています。

進研と全統を見ると、どれも国語が悪い。
「どしたん?この古典!」なんて突っ込みながら、
勉強の仕方やらなにやら、色々と話をして、

まだまだ歯が立たない東大京大模試の結果に目をやると、
丁寧な添削がついています。

漢字でピンされてたり、なかなか面白いポイントを見つけてしまったので、
「これは、この模試を受ける子の答案じゃぁないよなぁ」とか、
「この子、漢字も書けんのかぁ?って思いながら添削されたよ、きっと」とか、
しょうもないことを、あれこれ突っ込んでやると、妙にうれしそうなんですよね。

「お母さんに見せても、『いいね~』としか言ってくれないんだよね」とぼそり。
そういうことか。。。と思いました。

お父さんには、ちょっぴりライバル心が働いて、
何か言われると腹が立つけど、
お母さんの反応では物足りない…ってところでしょう。

高校生は、なかなか扱いが難しいですね。

そこへ、ちょうど、母が通りかかったので、
「模試の結果、見てやったら?」と、声をかけてみました。
なぜだか、小さいころから、おばぁちゃんにテスト結果の報告をする子だったので。

すると、「国語が悪いでぇ」ですって。
ダブルパンチですww



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小さな経験

高校を卒業した上の甥っ子が、3月に珍しく一人で遊びに来ました。
すると、「僕も後から行ってもいい?」と、下の甥っ子からラインがきました。
下の子は、まだ学校がある時期だったので、
どうやら、学校が昼までの金曜日に、
学校が終わってから飛行機に飛び乗る作戦のようです。

夕方には徳島に着く便だったので、私が迎えに行くつもりだったのですが、
ハプニングはそこからです。ww

飛行機の時間を20分勘違いしていて、
空港にいながら、保安検査に入れなかったというのです。
バカか?って感じですが、とりあえず、「で、どうするん?」と聞いてみました。

私は、夜は授業が入っていたので、次の便は迎えには行けません。
そして、高1の彼は、一人で空港から、うちまで来たことは、もちろんありません。

次の便に振り替えることができたから、行くと言います。
それなら、空港から徳島駅までバスに乗って、そこからタクシーに乗るように
一応、細かく説明はして放っておいてみました。
まぁ、もう高校生なので。。。

でもきっと、飛行機が10分遅れたから、
バスに乗り遅れたらどうしよう?とか、ドキドキしただろうし、
タクシーも、たぶん一人で乗ったのは初めてだったから、
知らない土地で、心細かっただろうとは想像します。

でも、まぁ、もう高校生なので。。。ww

そうすると、授業をしている間に、なんとか辿り着いたようではありましたが、
そのあとも試練は続きます。ww

授業が終わってから、念のため、無事についていることを兄に連絡すると、
「自分で報告させてよ」と言ってきます。
私も意地悪なので、
「それは、そっちで躾けること。そこまでは、知らない」と返事。ww
私に「ごめん」と返信したら、当然矛先は息子に向かいますよね。

「自分がしでかした失態の尻拭いもできないのか、情けない」
ってラインがきた。。。と、青くなる甥っ子。
あ~、もう、帰りたくない、明日の夜、絶対に怒られる。。。とか言ってます。
おまけに、明日の夜はお母さんがいない。。。らしい。
助け舟も出てこないわけです。

いやしかし、やってしまったことは仕方がないけど、
問題は、そのあとの行動のほうなんじゃないの?とか
さりげない話はして、とりあえず、その日は寝ました。

次の日の朝、母親から電話がかかりました。
甥っ子にかわって、どう行動するかを見ていたら、
お父さんにかわってもらって、あやまっていろいろ話して、すっきりしたと。。。

そのあと、
「済んだことはもういいから、短い滞在を楽しんでおいで」
と、父親からラインが来て一件落着。

米津現象で、大塚国際美術館に行ってみたいとか言うので、
連れて行って、そのまま空港へ送り届けたのですが、
「すぐに保安検査に入るから!」って帰って行きました。ww

ちょっと徳島へ遊びに・・・のつもりが、
とんだ大冒険になったようで、短い間に、いろ~んなことを学んだようです。
テレビでよくやってる「はじめてのおつかい」みたいなレベルの話ですが、
こうやって、一つ一つ、小さな経験を積み重ねて、
ちゃんと大人になってほしいな~と思ったのでした。



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プロフィール

Author:Shigemi
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。2013.7.19.

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