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集中力を高める

「集中してやりよ」と言われても、
どうやったら集中できるのか、イマイチ実感がない子は多いようです。

色々な方法があると思いますが、
一番手っ取り早いのは、時間制限をかけることでしょうか。

といっても、少しコツがあって、
例えば、「20分でやりよ!」と言って、3枚のプリントを渡しても、
結局、20分ではできないものです。

まずは、「5分な!」と言って、1枚プリントを渡します。
できたら、また、「5分な!」と言って、1枚プリントを渡します。
2枚目を解いている間に、丸付けをします。

2枚目ができたところで、1枚目の直しを一緒にします。
できたら、「5分な!」と言って、また1枚プリントを渡します。

その間に2枚目の丸付けをして、できたら一緒に直しをします。
直しをしながら、3枚目の丸付けをして、続いて3枚目の直しをします。

そうすると、最終的に20分で、直しまで出来上がることはよくあります。

そうやって、直しまでやりながら、
2時間で、十数枚のプリントを仕上げます。

宿題に、プリント8枚を束にして渡します。
最初は、「エー!!」って言いますが、
「1時間でできるよ!」というと、
割り算をします。「1枚7分か。。。できるなぁ」となります。

「このペースで、勉強はするもんじょ!」とか言っておきます。
ペースを体で覚えることで、集中することも体で覚え始めます。

一つの手ですが、結構効果はあります。

夏休みの家庭学習も、
束ねて渡さずに、1枚ずつ渡すと、早く仕上がります。
小学生でも、中学生でも、同じです。

どうも、ぼ~っと解いてて、集中してないような。。。と感じていらっしゃる方は、
試してみてください。きっと効果がありますよ!



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伸び悩む中途半端

成績が伸び悩む子は、中間層の子の場合が多い。。。と感じています。
できないわけでもないけれど、すごくできるわけでもないレベルの子。
そのくらいの子を伸ばすのが、一番ややこしい。。。ww

できない。。。と思っている子は、
やらなきゃ。。。とも思っているので、
やり始めると、意外とすんなり伸び始めます。

トップ層の子は、外の世界を知っているので、
驕らず勉強をします。だから、伸びます。

その中間の子は、心のどこかでは、自分は結構できると思っていて、
外の世界は知らないんですよね。
だから、素直に勉強しない。。。

はたから見ると、まさに、井の中の蛙なんだけど、
本人は、全くそのことに気づいていなくて、
そのことを指摘されると、今度は妙に傷つく。。。
プライドだけはあるので。。。www

そうならないためにも、校外模試なんかを受けてもらったりするわけです。
絶対に、外の世界を知ってほしいんですよね。

勉強に限らず、何事でもそうですし、
大人だってそうですけれど、
自分は結構できる。。。なんて思ったら、そこで止まっちゃいますよね。

できると思ったら、勉強しませんもの、人間って。
上には上がいて、知らないすごい世界がたくさんあって・・・
ということを、常に実感してほしいなと思います。

そして、それは、別世界の話ではなくて、
自分も、その世界を目指せるのだということを、知っていてほしいと思いませんか?




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自立のタイミング

基本的に、家庭学習は、お母さんのサポートが必要だと、
私は考えています。
しかし、だからと言って、いつまでもサポートしないといけないのでは困ります。

では、いったい、みんないつぐらいから、親の手を離れていくのか。。。

理想的なのは、中学ぐらいから、緩やかに親の手を離れ始めて、
高校では、完全に自立学習できるのがよいと思います。

あくまでも、私見です。

小学校低学年は、とにかくベッタリがいいと思っています。
低学年の子たちにとっては、お母さんの存在は絶大です。
「ぼくのお母さんは、こう言ったもん!」みたいな発言が出るのも、
低学年の特徴。

高学年になってくると、早い子はそろそろ反抗期になって、
少しずつ自立し始めますよね。
しかし、そこでやってくるのが中学受験。

とりあえず、反抗してみても、
お母さんの手を借りずにはことが運びません。

低学年風のベッタリは卒業して、
子供の意見も尊重しながら、それでもコントロールしてるのはお母さん。。。
みたいな感じがベストなようです。

そして、いよいよ中学生。
中学生になると、とにかく親はうっとおしい存在。
最近は、こういう顕著な反抗期の子が減ってるみたいですが、
それでも、親とは距離をとりたくなる時期ですよね。

そのあたりで、遠隔操作に切り替えです。
つまり、子供が自分でやっていることを見守りながら、
急所はがっちりお母さんが握ってる。。。みたいなwww

中学校で、こう持っていけるお母さんは、
小学校で、ビシッとやっているお母さんが多いようです。

小学校の間に、ノートの扱い方からテキストの管理、
学校の勉強と家の勉強のやり方なんかを、
徹底的に仕込んであるお家は、中学に上がると、
少しずつ自立学習に切り替えていきます。

つまり、それができるようにするには、小学校が決め手なのです。
小学校の間に、先を見越して、仕込みをするのです。

そんなこと言ったって、もう中学生だし。。。
という場合もあります。
その場合は、中学の間に、自立学習できるところまで仕込んであげてください。
そうしないと、高校が大変です。




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塾だらけは失敗のもと

時々、出会うのですが、塾だらけで失敗しているご家庭もあります。

例えば、月・火・金と個別指導の塾に行って、
火・木は家庭教師。
さらに水・土は集合の塾。。。
しかも、個別の塾と、集合の塾は、全く別の所。

これでは、どうにもこうにも連携が取れません。
同じ塾の個別授業と集合授業をとっているなら、
集合授業のフォローを個別指導でやって、
学校のフォローを家庭教師で。。。みたいな構図が成り立ちますが、
それでも、週7回というのは多すぎです。

学校の宿題をする暇がない。。。
塾の宿題もする暇がない。。。
夜中遅くまで勉強せざるを得ない。。。
翌朝起きられない。。。
朝食もそこそこに出かける。。。
学校で眠い。。。
学校の授業が分からない。。。
疲れがたまる。。。
集中力の欠如。。。
親や先生に叱られる。。。。
ますますやる気がうせる。。。

と、まぁ、絵にかいたような悪循環です。

塾に行ったら成績が上がるとか、
塾に行ったらわからないところがわかるようになるとか、
そういう単純な話ではないのですよね。

家庭教師つければいいってもんじゃないんです。
目的がきちんとないとだめです。

高い授業料を、どぶに捨てているようなもんです。
もったいない!

「どれか辞めたらどうですか?」なんて話をすることもあるのですが、
この状態が長ければ長いほど、怖くてやめられないんですよね。

これだけ、塾に行っているからこそ、
この成績が維持できているんじゃないかと考えるんですね。
少し減らして目的を持った勉強をした方が、成績が上がりそうなものですが、
それをする勇気がない。。。

塾漬けのおうちの特徴です。
大丈夫ですか?




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塾の仕事

時々ブログでも書いているように、
私自身は、塾通いの経験はありません。

一時期、プライベートで、母の友人に国語をみてもらっていたことはあるのですが、
集合塾というのは未経験。
当時、個別塾なんて、今みたいにありませんでしたしね。

もちろん、塾なしでやってきてるので、
正直、塾なんている?って考えている人だったんです。
自分でできるじゃん?って。

ところが、塾で教えているうちに、
マンツーマン指導でなら、できることがある…というか、
こういうことやってくれる人がいたら、
勉強がスムーズにできただろうな~って思うことを、
自分ができるようになってきたかも…と思ったのが、
今のこの仕事を始めたきっかけの一つでもあります。

例えば、自分が考えて考えて解いた問題の答えが違っていた時、
解説を見ると、全く違う解き方が載っている。
解説の言ってることが正しいのはわかる。

でも、自分が考えた解き方では解けないのか? 
解けないなら、どこが違っているのか?
解けるとしたら、その違いは何か?
もし、解説の解き方の方が良いのなら、
どう考えれば、その解き方にストレートにたどり着くのか?

そういう、何か腑に落ちない思いをすることってよくあると思うのです。
自学自習の場合、それを解決する手段が乏しい。
それをフォローするような授業がしたい。
そう思ったのは、もうずいぶん昔の話。

そして、ここ数年、そういう質問をあげてきてくれる生徒が増えていて、
そういう生徒の成績がトップ層で維持できるようになりつつある。。。
この間、ふと思ったんですよね。
一つ山を越えたかなってww

実は、先日、昔の私と同じように、
「塾なんている?家庭教師なんていらないでしょう?」っていう考えの人に、
そういう話をしたら、
やはり、学生のころに、同じように腑に落ちないことがたくさんあったというのです。
そういう人がいたら、もっと成績上がってたかも・・・と。

自学自習の子たちにとって、やはり、これは必要なことだと改めて思った次第。
マンツーマンでしかできないことなんですよね。
というか、同じレベルの子が集まれば、
それを互いに深め合うこともできるのですが、それはそれで一筋縄ではいかない話。

まだまだ、課題山積ではあるのですが、
まぁ、ようやく一歩前進したかなって気持ちです。



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細かなこと

答案用紙を返却されたとき、ピンが付いた自分の解答に
「これでもいいんじゃない?」って思うことってあると思うんです。
とくに、採点が厳しい附属や文理では、けっこうよく聞く話。

もちろん、私が見ても、これでもいいんじゃない?って思うようなときもあるのですが、
そこで学んでほしいことは、
多少なりとも誤解が生じる表現は、避けるべきだということ。

つまり、自分の答案では、
採点する先生が、あるいは、どこかの誰かが誤解をすると認定された
と考えるべきだと思うのです。

答案が返却されないようなテストでも、
クレームをあげられないようなテストでも、もれなく得点するためには、
そういう表現をことごとく避けておきたい。

簡単なことから言えば、汚い文字。
例えば、rだかvだかわからないようなアルファベット。
そういうのも、誰が見ても自分が書いている文字が伝わるように書くべきです。
自分と採点者を繋ぐのは、答案用紙という一枚の紙切れだけなのですから。

記述問題などでもそうです。
誰が読んでも、自分が言いたい通りに受け取ってもらえる文章にすること。
それが、筆記試験というものだからです。

筆記試験の文句を言っても始まりません。
もちろん、筆記試験だけで全てを計れないことは、皆、わかっています。
でも、筆記試験は一つの目安にはなります。
だから、いろいろなシチュエーションで使われるのです。

そういう視点から、答案の作り方を考えてみることも大事だと思います。



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お母さんが作る計画表

小学生の場合、お母さんが計画表を作っていることが多いでしょう。
中学生でも、作ってくれているお母さんもいるかもしれませんね。

そういえば、いつだったか、兄の所へ遊びに行くと、
小学生の子供たちの机に、計画表が貼ってありました。
兄が子供たちと作ったようです。
こんな風に、お父さんが作っているお家もありますね。

親御さんが計画表を作るときのコツは、
ちょっと余分なものまで入れておくことです。

例えば、
この日は、この3項目ぐらいしかできないだろうな。。。と思ったとします。
そうすると、まぁ、できなくてもいいかっ!と思えるものを
もう一つ押し込んでおくのです。

計画表を見た子供は、今日は4個しないといけないのか。。。と思います。
これはちょっと頑張らないとできないかも?と感じるはず。

結果として、お母さんが思った通り1つ残ったとします。
お母さんとしては、やっぱり、残ったか。。。まぁ、でもいいや!ですよね。
だって、元々どうでもいいとまでは言わずとも、
できなくてもいいかと思って入れたものですから。

しかし、子供からすれば、「んー、残ってしまった!」です。
明日はもうちょっと頑張らないとヤバいな。。。と思います。

ちょっと多めに入れておくことで、頑張れることはよくあります。

実は、私はこの手にまんまとはめられていた子供でした。
なので、時々、うちの生徒もはめてます。ww

でも、これで頑張れたり、可能性の発見にもつながったり、
良い効果はあっても、悪い効果はないので、
おススメですよ!



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夏休みの計画

1学期の期末テスト、あるいは、前期の中間テストの結果が思わしくなくて、
夏休みは頑張ろう!って考えている人もいると思います。
今日は、そんな人によくある夏休みの計画の立て方の話です。

今ぐらいの時期は、夏休みのうちに頑張らなきゃなんて
思っている子も多いと思います。
うちでも、よく聞きます、「夏休みは頑張る!」っていう言葉。

でも、そこで、「何を、どう頑張るの?」
なんて聞くと、とんでもない答えが返ってくることの方が多いんです。

毎日、やることを決めてから取り組む・・・とか、
前半20日で、各教科4日ずつやる・・・とか、
それじゃぁ、きっと、できずに終わります。
というか、成果は薄い。

私が、よく勧めている方法は、
夏休み全体の、日割りの計画表を作ることです。

表の左端に、夏休みの日付を縦に書いていきます。
右の欄に、その日にやることを記入するのですが、
その表を作って、成功させるコツは、
まず、勉強しない日をのけることと、空白日を作ること。

夏休みなので、家族と旅行に行く日があったり、
友達と遊ぶ日があったり、
部活の大会があったりと、けっこう行事も多いはずです。

まず、そういう、この日は勉強せんよな~っていう日を全部のけること。

次に、7日に1回ぐらいは、空白の日を作ること。
空白の日というのは、計画通りに捗らなくて溜まってしまった分をさばく日。
もし、うまく計画通りできていれば、その日は心置きなく遊べる日になります。

それで、残った日に、夏休みにやることを割り振っていくのです。
家の勉強としてやろうと思っていること、
学校の宿題、作文やポスター、自由研究なども、全部入れておくのです。

そういう表を作っておけば、いつまでに何が仕上がるのかが、一目でわかるし、
日々の勉強は、その日の欄に書いてあることを、何も考えずにやるだけでいいわけです。
何も考えずにやるけど、ちゃんと仕上がるわけですから。。。

あとは、それをきちんとこなすだけの忍耐があるかどうかにかかっています。
そこが、頑張るかどうかの違いですよね。

夏休みの計画表、きちんとできていますか?



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個人懇談

私のところでは、年に2回、希望者のみですが、個人懇談をしています。
生徒も一緒の三者面談ではなくて、保護者とのニ者面談。

その1回目が、毎年、今ごろの時期なのですが、
お付き合いが浅いほど、やっておいてよかったなぁと思うことが多くあります。
やはり、今年も。

普段の授業の送迎のついでなどに、いろいろとお話をしている親御さんもいますが、
そうではない場合、やはり、お互いに方向性がつかみ切れていないことがあるのです。

家庭の方針がどういう方向を向いているのか、
うちで設定してる方向性と合っているのか、
生徒の家庭での様子はどうなのか、
逆に、うちでの授業中の様子はどうなのか、
あとは、今の受験事情や、
参考になりそうなこれまでの生徒たちの話など、

そんな話をしながら、家庭の考えと、生徒の適性と、
うちでできることをすり合わせていくのです。

このすり合わせがうまくできていないと、
結果として、お互いに不満が残ることが起きるのだろうと思います。

多くの場合、1時間前後は話し込むので、
塾などではなかなか難しいのかもしれませんが、
うちのようなマンツーマンの場合は、
逆に、そういう親御さんとの連携がないと難しいということになります。

1回きりの人生、2つともやってみて、
どっちが良いか選ぶなんてことはできないのですから、
納得して進んでいくためには、大事な時間かなと思っています。



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お家情報は解決の糸口

時々、メールでお問い合わせやご相談をいただきますが、
結局のところ、
「個人差がありますから。。。」とか、「それぞれですので。。。」とか、
通り一遍のお話しかできないのがもどかしいときがあります。

しかし、本当に、人それぞれだし、
子供さんのことも知らないので、なんとも言いようがないのも事実。

例えば、今、一緒に勉強している子たちのスケジュール表一つとっても、
全員、バラバラです。
でも、個々に合わせると、当然そうなるんですよね。

基本的に、私の宿題は多いですが、
その出し方も様々で、

表の一番左の欄に授業のある日、
上の段に使っているテキスト名をずら~っと並べて、
こなすページをそれぞれの欄に書いたものを渡している子もいれば、

日割りにして、それぞれの日にやることを指定して宿題を出している子もいます。
それを、毎回授業の度に指定するようにしている子もいれば、
まとめて半月分、決めてしまっている子もいます。

やるべきことが、一気に見えてるほうがやる気になる子もいれば、
たくさん見えてしまうとやる気がなくなる子もいますし、
レベルによっても、性格によっても、バラバラなんです。

もっといえば、時期によっても違います。
中1の時のやり方と、中2の時のやり方が全然違うとか。。。ままあります。
どんどん成長しているので、それに合わせて変わっていくのは当然ですね。

だから、本当に、同じようなシチュエーションでも、
その子の性格によって、全然違うやり方を使い分けないといけません。
こちらも試行錯誤の連続。。。

経験がある分、教える立場の人にしか見えないこともあります。
しかし、親御さんにしか見えないこともたくさんあります。
お互いの知恵と知識と経験を最大限生かしたいと、
親御さんに渡す授業レポートには書いていますが、
きっと、どこの先生も、そう思っていると思います。

お家での様子や、問題に感じていることなどは、
些細なことでも、話すべきだと思います。

そうすれば、それぞれから、違う切り口で解決策が見つかるものです。
一番いいであろう方法を試しながら、みんな進んでいると思います。

話したり、聞いたり、観察したり。。。
情報が多ければ多いほど、色々な方法が浮かびますし、
最善の方法に近づいて行くのだと思います。

だから、お母さんが問題に感じていることや、心配に思っていることは、
遠慮せずに、塾の先生に相談するとよいと思います。
その子のことを、本当に真剣に見てくれている先生なら、
相談してくれるほうがありがたいと感じるはずですから。。。

塾にまかせっきりよりは、お互いに協力し合って、
一番いい方法を見つけ出していくのが得策だと思います。




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盲点

もうかれこれ20年近く前になるでしょうか、
低学年の算数に、変な問題集を愛用していたころがあります。

算数の文章題の問題集で、
やたらと問題文が長い問題集なんです。
なぜ、問題文が長いかというと、
不必要な情報がいっぱい書いてあるからなのです。

例えば、
公園で子供が13人遊んでいて、5人帰ったら、残りは何人になるかというような問題。
普通なら、文中に出てくる数字は13と5だけです。

ところが、その問題集になると、大人が6人いたとか、
大人が2人帰ったとか、犬が3匹来たとか、問題には関係のない数字が出てくるのです。

なぜ、愛用していたかというと、
数字がたくさん出てくると、雰囲気だけでは解けないから。。。

実は、このレベルで、既に、
「残り」って書いてあるから、引き算やな。
5と13だったら、13-5やな。
って考えて解いている子がいるのです。

そんな風に考えて解いていたとしても、
普通の問題なら、よほど注意深くチェックしていなければ気付かないんですよね。

実は、これ、図形問題でも同じで、
「ここはどうして、130°なの?」なんて質問をすると、
問題の図に書いてある数字は50°だけで、
この角度は90°より大きいから、180°から引いた、とか言うのです。

横の角度が錯角で、50°って書いてある角度と同じになるから
ってことは全く考えていない。
それでも、答えだけ見てると、正解してるので、
どう考えて解いたかを質問しなければ、
ちゃんと理解して解いていると思ってしまいます。

小学校のときは、算数のテスト、できていたのに・・・っていう子は、
多くがこういうタイプではないかと思います。

つまり、きちんと理解できていないことが発覚していないのです。
学校の普通の問題では発覚しない盲点、気をつけたいですね。



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興味がないこと

成績が伸びる子と伸びない子は、思考パターンが違います。
現時点での成績が、良いか悪いかではなく、伸びるか伸びないかの話です。

伸びる子は、原因究明をします。

では、原因究明をすることができるのに、
成績が悪い子はなぜいるのか?

「することができる」けれど、実際にはしないからです。
そこはまた別の問題。

原因究明をして、論理的に考える力はある。。。
だけど、しない。。。という子は、
その気になれば、伸びていく子です。
いわゆる、地頭が良い子。好奇心がある子。

成績を良くしようとか、良い成績を維持しようとか考えると、
そこへ、さらに、継続できるかどうかという能力も必要になります。

本当の意味での良い成績を維持していくためには、
地頭が良くて好奇心があって、その気になって取り組めて、継続できることが必須条件。
「できる子だな~」って思う子は、こういう条件を揃えた子であることが多い。

伸びない子は、たいてい原因究明をしない。
私が出会った子たちに限定すれば、伸びない子は100%原因究明をしない。
そこのところに興味がない。

ここが曲者で、
興味がないのに、やるわけがないわけで、
興味を持てと言っても、興味がないものは仕方がない。

その辺りが、育った環境によるものなのか、それとも遺伝的なものなのか、
私には、よくはわかりませんが、
興味がないことを、やれやれと言われるのも、
これはこれで苦痛だろうな...などと思うわけです。

難しい問題。。。


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読解力

私自身は、どちらかと言えば、それほど国語に困ったことはない。
だからと言って、特別に優れていたわけでもない。
振り返れば、まぁ、いたって普通の読解力だったのだろうと思うのですが、
近年、特に、普通の読解力がない子が目立って多い気がするのです。

それで、どうやって、日本語の文章を読んでいるだろうか。。。
と改めて分析してみると、無意識のうちに、
述語を押さえ、主語を押さえ、目的語を押さえているのだと思うのです。

日本語ネイティブなのに、そんなこと考えて読む?と思っていたのですが、
おそらく、無意識のうちにやっているのです。

なぜなら、小学校で文法を習った時に、
どの言葉がどの言葉にかかっているか…みたいな問題で困ったことがない。
つまり、無意識のうちに出来ているのです。
おそらく、自然に読解力がついている人は、無意識ではあるけれどそれができているのです。

ところが、読解力がない子は、ここで躓いています。
述語どれ?主語どれ?目的語は?
この言葉は、どの言葉にかかる?
そんなことをきかれても、どれがどれだかわからない…という子が、結構いるのです。

算数の問題の意味が分からない…と、なってしまう子は、
こういうタイプの子たち。

こういうことはできているのだけど、
国語の点数がどうもイマイチで…という子たちもいます。
それは、問題の解き方がわかっていない子たち。

先の子たちとは全くタイプが違います。
高学年になって、国語の点数が極端に悪いのは先のタイプの子たち。

全体的に悪くはないけれど、
国語でちょっと足を引っ張ってるというのは後のタイプの子たち。

対応策は全く違うのですが、
先のタイプの子たちは、低学年が勝負だという気がしています。



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夏休みにやりたいこと(中3編)

中3は、とにかく受験に向けてまっしぐらな夏休みですね!

市高理数科レベルを狙っているなら、
とりあえず、中3内容をさっさと終わらせてしまいましょう。
そして、実戦演習をガンガン!
このくらいのレベルの子は、言わなくてもわかってるでしょう。


旧総選校英数クラスレベルを狙っているなら、
遅くても、年内に中3内容を終わらせたいですね。
学校で購入してる「整理と対策」とか「新研究」みたいな復習教材は、
さっさと仕上げてしまいましょう。
その次は、もちろん、実戦演習です。

公立高校の過去問、全国のが載っている分が、旺文社から出てますから、
北海道から沖縄まで、時間をはかってどんどん解いていきましょう。
都会は後回しです。ちょっと難しめの出題のことが多いので!

学校のテストはできても、入試レベルになるとできないということはよくあります。
中3になると、学校のテストも入試レベルを意識したものに変わりますから、
点が下がった子もいるでしょう。

実戦力が足りていないのです。
実戦力をつけるには、とにかく過去問が近道です。
入試までに、全国分、解き倒す子もいますよ~
頑張ってみましょう!


旧総選校普通クラスを狙っているなら、
まずは、「整理と対策」を、しっかりと仕上げることです。
夏休み中に、とりあえず、1回通りは終えましょう。

そうすると、苦手なところや、よくわかっていないところが浮き彫りになってきますから、
その単元を集中的に!

例えば、連立方程式の文章題が苦手なら、
「整理と対策」を解いたぐらいではできるようにはなりません。
もっともっと演習をこなさなければ。。。

単元別の薄い問題集もたくさん本屋さんにあるので、
そういうのを上手に使っていくといいでしょう。

あれもこれも、一気にはできませんから、
一つずつ集中的にやってみるほうが早いです。

英語の単語と国語の漢字は、とにかく毎日続けてください。
「整理と対策」にまとめてくれてあるページがありますよね?
それを全部覚えるだけでもずいぶん違ってきます。

このレベルの子に必要なのは、とにかく続けること。
むらなく、継続的にたくさん勉強をしていく習慣をつけることです。
部活が終わったからって、ボーっとしないことです。

そして、間違いをほったらかしにしないこと。
塾の先生や学校の先生を、上手に使いましょう。

夏休みは、補習をしてくれる学校も多いと思います。
先生を捕まえて教えてもらいましょう。

くれぐれも、友達同士で勉強はしないように!!
友達に教えてもらっても、ほとんどの場合、できるようにはなりません。
仮に、できるようになったとしても、ものすごく効率が悪いです。
学校の先生を利用しましょう。

受験生は、とにかく夏休みが勝負ですよー
1回目の基礎学目指して、仕上げていきましょう!




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夏休みにやりたいこと(中2編)

サマーワークの使い方は、中2も中1と同じですー!

そして、中2の夏休みにぜひともやってほしいのは、
中1の理科・社会の復習。

数学は、中2内容が中1内容とリンクしているので、
なんとなく復習しながら進んでいるのですが、
理科・社会は、中1で習ったものはそれっきりほったらかしです。

忘れているでしょう?
それを全部中3でやり直すのは、絶対に忙しいんです。
あらかた中2のうちにやっつけておきましょう。

受験勉強は中3でいいじゃん!と思っているかもしれませんが、
実は、中3の数学は高1内容とリンクしていて、結構盛りだくさんなんです。
その上に、受験のことを考えると、先取りでどんどん仕上げてしまいたい。
しかも、理科・社会は3年内容も結構な割合で出題されます。

そうすると、中3内容が多い分、普段やらなければいけないことが増える上に、
中1・2の復習をして受験に備えないといけない。。。
目が回るくらい忙しいと思いませんか?

中1の復習なんか、中2でできるんだから、やってしまいましょう。
そのほうが得策だと思いますよ。

せめて、苦手単元だけでも。。。
光とか音とか…大丈夫ですか?
大地のところ、覚えています?ちゃんとわかっています?
植物のところは、意外といける人が多いけれど、
気体とか水溶液とか、化学の単元もあやしい人、多いですよね。

社会は、世界地理、完璧にしちゃいましょうよ。
絶対、来年、楽ですから。

理科・社会は、中学のまとめみたいな問題集でも大丈夫だと思いますよ。
単元別になっているものなら、その単元だけやってしまえばいいですから。
単元別になっていないのは、避けたほうがいいです。
歴史と地理と公民が絡み合った問題が入っていたりしますから。。。
それは中3になってからです。

本屋さんで、パラパラっと見てみて、
公立高校入試問題レベルが入っているのを使ってみましょう。
問題の横に小さく県名が書いてあるのは、公立高校で過去に出題された問題です。
学校名が書いてあるのは、国立や私立の場合が多いですから、
ちょっと難しいです。
まずは、県名が書いてあるくらいのレベルのが良いと思いますよ。

是非、中2の夏休みに、やってみてください。

中2の夏休みは、ホントに面白いくらいみんな遊んでますから、
やったらやった分だけ効果が実感できます。
中3はこうはいきません。
中3は、普通に過ごしたら、間違いなく落ちますから。。。ww

ちょっとでも楽をして成績を上げたいなら、
中2の夏休みを必死で頑張ってみましょう!
中3で頑張るより、ずっと楽して上がりますから!!



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夏休みにやりたいこと(中1編)

さて、今日から中学生編です。

中1の夏休みは、比較的のんびりです。
まだ、あまり習っていないので、復習もそれほど大量にないですしね。

とはいえ、きっちり1学期の復習はしましょう!
特に、理科、社会は意外とほったらかしなので、
きちんと復習したいですね。

学校進度は、ゆっくり目のところが多い時期なので、
できれば、英語・数学は予習しておくことをお勧めします。

特に、数学。
2学期に入って、学校の授業が一気にスピードアップして、
とんでもないことになるというパターンは、本当に多いので要注意です!

チャレンジなんかを使って勉強している子は、
チャレンジの進度が、普通の進度だと思ってください。
学校より、ずいぶん早いな~と思っている人も多いと思いますが、
学校が遅いんです。気をつけて!ww

でも、学校で習ってないし、まだできんーとか思っていませんか。
そんなことはありません。
解説を読めば出来る程度の単元です。
予習をしておきましょう。

全部わからなくてもいいのです。
ある程度予習しておくことで、学校が猛スピードで進み始めても、
何とかついていける確率が上がります。

予習ゼロの状態で、学校が猛スピードで進み始めると、
残念ながら、落ちこぼれるしかなくなってしまいます。

やめて!と言っても、学校は猛スピードで進みますし、
文句を言っても、できるようにはなりませんから、
まずは自己防衛策として、予習をしておきましょう。
今、私たちにできる最善策は、それしかないと思いますよ。

英語は、とりあえず単語は完璧に覚えてしまいましょう。
まだ、どれほども習っていませんが、
数字・曜日・月名、まだ習っていなくても、夏休みに覚えてしまいましょう。
全部きちんと書けない中3生がいかに多いことか。。。

さっさと覚えて長期記憶に入れちゃってください。
繰り返してチェックして覚えることで、忘れなくなりますから!

夏休みが終わると、ほとんどの学校は課題テストがあります。
中1生は初めての課題テストですね。
地元公立中の場合は、ほとんどの学校が、
夏休みのサマーワークについてるテストが課題テストになります。

つまり、サマーワークが完璧にできていれば、結構いい点数をはじき出せます。
1学期の成績が悪くて、お母さんにブツブツ言われた人、チャンスです!

サマーワークは、もらったらすぐにコピーを取りましょう。
できれば2部ずつ。白黒でいいですよ。ww

1回目は、提出用で本体に書き込みます。
登校日まで解答をくれない学校が多いでしょうから、
登校日までにとりあえず、仕上げましょう。
調べながら、覚えていきましょう。

解答をくれたら、一気に丸付け&間違えた問題の解き直しをします。
ここで、わからない問題は、誰かに聞いて解決してください。

それが完了したら、コピーに解きます。2回目です。
このときは、何も見てはいけません。
テストみたいに、解いてください。

解いた分だけ毎回丸付けします。
間違えた問題は、もう一度完璧にできるように、解きなおします。

それが一通り終わったら、もう一度コピーに解きます。3回目。
時間がなければ、ここは、間違えた問題だけ。
ここまでやると、結構いい点がとれます。
そして、1学期の復習もできます。

解答をもらってから、2回解くわけですから、
5冊分のページをすべて合計して、その2倍を、
丸付けが終わる日から課題テストの前日までの日数で割ってください。
1日に何ページしないといけないのかが、わかりますから、
それを目安に、テスト勉強を進めましょう。

登校日に解答をもらってからは結構忙しくなりますよ。
サマーワーク、上手に活用してくださいね。

最後に、附属中学へ地元公立小から入った子は、
中1の夏休みの終わりに、だいたいストレスダルマになっています。
なぜなら、想定外に多い宿題が終わらないから。ww

さすがに、中2の夏休みは、皆、普通にこなすようになりますが、
中1の夏休みは、そのつもりで計画的に頑張りましょう!



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夏休みにやりたいこと(小6編)

受験組は追い込みの夏休みです。
夏休みが終わると入試まであと4カ月。
この夏に、どこまで仕上げられるかが、合否に大きく関わってきます。

そろそろ過去問なんかも、どんどん解いていきたい時期ですね。
実戦問題に挑戦しながら、苦手分野を克服していきましょう。
それぞれの受験校の傾向にしたがって、
重点を置く分野を絞り、その中の苦手分野を徹底的に克服します。

こういう作業をするには、学校が止まっているのはものすごく都合がいいのです。
行事もなければ、毎日の宿題も、テストもないので、
普段に比べると、格段に時間が作れます。

ここで大事なのは、今、自分がやっていることを自分で把握していることです。
当たり前のように思えますが、意外とわかっていない子もいます。

とりあえず、先生に宿題と言われたからやってるとか、
お母さんに言われたからやってるとか、
ただ言われたことをやっているだけの子、意外と多いです。

そうではなくて、自分自身でも、自覚しておくことはとても大事です。
僕はいつもこの手の問題ができないとか、
こういう問題でつまってしまうとか、そういう自覚をもって、
だから、今、これをやって、できるようにしてしまおう!と
自主的にやれる必要があると思います。

それが、自学自習へとつながっていきます。
最終的に、勉強は、自学自習を基本として、
それを補う形で塾や家庭教師を利用するのがベストだと、私は思います。

もちろん、小学生のうちから、自学自習といったって、
それは無理ですから、サポートが必要です。
でも、そのサポートは、あくまでも、
将来的には自学自習できるようになる方向へ向けてあげるべきだと思うのです。
その伏線ともなる要素を必ずしのばせておくべきだと思います。


さて、受験しない組の夏休みは、6年間の総仕上げです。
6年間で習う漢字、全部書けますか?
6年間で習った計算、速く正確に解けますか?
まずは、その総ざらいです。

それと並行して、6年生はちょっと難しい問題にも挑戦してほしいと思います。
教科書準拠ではなくて、
標準レベルの発展的な内容が入った問題集を使うのもよいでしょう。

算数なら、速さの問題や割合の問題は、色々に発展させた問題が多いですから、
そういうのに取り組んで頭を柔らかくしておくことも大事です。
比例・反比例も、中1で再び出てくる重要単元です。
円の面積や、立体の体積・表面積も、中1単元とリンクしていますから、
確実に理解しておいてほしいですね。

教科書では、逆算なんてほとんど出てきませんが、
逆算、しっかりできるようになっておくと、便利ですよ。

国語は、教科書準拠ではない問題集で、
初めて読む文章の読解問題ができるようにしていきましょう。
縦書きは漢数字で書くことや、理由を聞かれたら、~から。と文末をしめること、
「書きぬきなさい。」と言われたら、一字一句変えてはいけないことなど、
基本ができていない子もたくさんいます。

特に国語は、だいたい合ってたら丸。。。みたいに自己採点していると、
そういう部分が抜け落ちてしまいます。
できれば、大人がチェックしてあげてほしいですね。

そして、そろそろ家の勉強のノートはマスノートを卒業しましょう。
学校は、小学校の間はマスノートでというところも多いようですが、
家では罫線のノートを使ってみることをお勧めします。

罫線の幅の広いほうの大学ノート。
特に女子は、ちょっと大人な感じがして憧れてる子も多いです。
罫線ノートにシャーペン。www

算数は横書きで、国語はノートを回転させて縦書きで、
当たり前のことですが、これができない子が本当に多いんです。

そういう基本~発展まで、しっかり入れて中学生に上がれるように、
有意義な夏休みを過ごしてくださいね!



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夏休みにやりたいこと(小5編)

中学受験組は、いよいよ受験勉強らしくなってくるのが5年生。
6年生内容もどんどん先取りして、受験に備え始めます。
目安にしたいのは、多くの場合、
学校進度ではなくて塾のカリキュラムになります。

4年生から受験勉強を始めている子たちは、
ある程度自分のペースがつかめてしまっていますから、
スムーズに進めていると思います。

一方で、5年生から始めた子たちは、
1学期、ちょっとしんどい思いをしたはずです。
その遅れを夏休みに取り戻しましょう。

わかっていないところや、あいまいなところを
きちんとできるようにする夏にしてほしいと思います。

城ノ内受験の子たちも、そろそろスタートを切ったでしょうか?
自分の文章力のなさに愕然としたでしょうか?

接続詞、きちんと使えますか?
逆接は「しかし」しか思いつかない人、本を読んでください。
頭の中の引き出しが空っぽです。中身を詰めていきましょう。

算数や理科は、できれば先取り学習をしていきたいですね。
もちろん、漢字や計算は必須です。

適性検査対策の授業だけ受けてもできるようになるものではありません。
基礎学力があることが前提での、適性検査対策ですから。。。

学校だけでは、基礎学力が十分ではない子がとても多いのが現状のようです。
学校のテストの点は全く当てにならないと思ってくださいね。
本当に基礎学力があって100点をとれている子ももちろんいますが、
少々基礎学力がなくても100点はとれてしまっていますので、
そこが要注意です!

その点をしっかりと埋めていく夏休みにしたいですね。

受験しない組は、学校の復習と発展問題です。
受験しなくても、受験算数の問題集をやってみるのはお勧めです。
受験算数の考え方は、数学になったときにとても役に立ちます。

中学になって数学の勉強をしているときに、
受験算数やった子かやってない子かが、わかってしまうくらいに差があります。
余力がある人は、是非是非やってみてください。
オススメです!


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夏休みにやりたいこと(小4編)

小学校4年生からは、
中学受験を考えている子と、そうでない子とで、
勉強の仕方が少し違ってきます。

中学受験を考えている子は、
そろそろ受験対応型の塾に行ったりし始めているころです。

学校の先取り学習をどんどん始めて、
「なんか、勉強、大変。。。」とか、思い始めるんですよね。

スムーズに始められた子はともかく、
「大変だぞ!」と、ストレスがたまり始めた子は、
その「大変」に一息つけるのが夏休み。

学校の授業が止まるだけでも、ありがたい。。。
とりあえず、ストレスを飛ばして、
2学期からの勉強方法を考えましょう。

受験といっても4年生はまだ少しゆとりがありますから、
1学期に遅れた分を夏休みに取り戻します。

そして、これから塾とどんな風につきあっていくか。。。
学校の宿題と、家の勉強と、塾の勉強のバランスを
どのようにするのが自分に一番合っていそうか。。。
塾の様子も、1学期に経験したことで、ある程度つかめているでしょうから、
じっくり家族で相談するのがよいと思います。

ここで、勉強スタイルを立て直して、
心機一転2学期のスタートに持ち込めるようにしましょう!

2学期の遅れを取り戻すのは、冬休みしかありませんが、
冬休みは、年末年始でとても忙しいうえに休み自体が短いので、
そう簡単に取り戻せるものではありません。

しかし、1学期の遅れは、夏休みという長~い休みがあるので、
十分に取り戻せます。
是非、夏休みに取り戻してください。

いえいえ、うちはスムーズにスタートしてますよ、というお家は、
ちょっぴり欲を出して、ハイレベルなことに少し手を出してみるのもいいかもしれません。
あるいは、何かスペシャルな体験ができるイベントに参加するのもよいでしょう。

こんなに時間がたっぷりととれる休暇は夏休みだけなので、
何か貴重な体験をしてもらいたいですよね。

貴重な体験は、なにもイベントばかりではありません。
たとえば、普段、お母さんがやっている家事を経験してみるのだって、
子供たちにとってはスペシャルな経験だと思います。

掃除、洗濯、料理など、ちょっとお手伝い程度はしたことがあっても、
じっくり毎日やったことがある子はほとんどいないと思います。
経験してみると、お母さん、毎日大変やな~と実感するはずです。

大学生になって、一人暮らしをするなら、
毎日自分でしないといけなくなることですものね。
いい練習になると思います。
そんな時間が作れるのも夏休みならではですよね。

単なる家事。。。ではないのです。
料理なんか、特にいいと思いますよ。
色々な段取りを上手にしないとできないのが料理。

同時進行でいろいろなことを進めることは、
脳に、とてもいい刺激があるなんて言いますよね。
食材を包丁でカットする作業も、
空間認識には大きな影響があるはずです。

こういう経験こそ、小学生のうちからやっておいてほしいですね。

話がそれていってしまいそうでした。。。ww

中学受験しない小4の夏にしておいてほしいこと。
勉強に関して言えば、基礎力強化です。

受験をしないから遊んでいていいわけではありません。
少しずつ勉強も難しくなってくるのが4年生。
そろそろ中学校の勉強の下地として、
直接かかわってくるような単元が並び始めます。

1学期の復習をするのと同時に、
1~3年生の漢字の復習や、計算のトレーニングは、
絶対にやってほしいことの一つです。

ちびむすドリルのプリントのように、
無料でダウンロードできるものもたくさんありますので、
そういうのを上手に使って、基礎力アップしましょう!

昔みたいに、漢字ドリルや計算ドリルを
何十回も宿題にしてくれる学校は、残念ながら少ないと思います。
家庭で補っていかないと、小学校の基礎学力、十分に付いていかないですね。



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夏休みにやりたいこと(小学校低学年編)

まもなく夏休みですね。
そこで、今日から、数回に分けて、夏休みにやっておきたいことを
ざっくりまとめてみようかと思います。

まずは、小学校低学年編から。。。

小学校低学年の夏休みにやりたいことと言えば、
まず思い浮かぶのは、普段できないことを経験することでしょうか。

学校が休みだからこそできる、何か特別なこと。
キャンプや登山などで大自然に触れるのもいいでしょうし、
ふだんはあまり接する機会がないような芸術的なものに触れるのもいいでしょう。

色々なイベントも、探せばたくさんあると思います。
そいうのも、ただ、参加するだけではなくて、
参加したら、たくさん話を聞いてあげてほしいと思います。

初めて経験したことを、いろいろとお話しすることで、
その経験が整理されますし、人にものを伝えることも上手になります。
感想も、ただ、楽しかった!とか、すごかった!だけではなくて、
根掘り葉掘り聞き出してあげてください。
それをネタに、作文が書けたりすると、なおいいですよね。

こういう時間がたくさん作れるのが、低学年のメリットです。
そして、吸収力も高い!
空間認識や発想力の違いなんかを見ていると、
まさにこの時期の経験の差が大きいな。。。と感じることがよくあります。

勉強だけに限らず、人として、色々なことを吸収してると思いますね。

夏休みも、規則正しい生活をして、
もちろん、勉強はしてほしいですが、
それ以外のことをたくさんしてほしいな。。。と思うのが低学年です。

学齢が上がるにつれ、こういう時間が本当に限られてきますから。。。



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試行錯誤の連続

ブログランキングなんかに参加しているものだから、
時々、受験ジャンルに登録されてる方のブログも拝見するのですが、
受験生をお持ちの親御さんたちが書いてるブログを見て、
いつも感心してしまいます。

特に、都会のバリバリ受験の真っ只中にいる方々は、
本当に熱心で、頭が下がる思いです。

昔、「家庭でもっと親が子供の勉強に協力するべきですよ」なんて発言を、
塾講師の先輩にしたことがあります。
「僕たちは、日々、子供の勉強のことばかり考えてたらいいけど、
 家はそうはいかないんだから、それは無理だ!」と一撃。www

でも、その無理なことをやってのけてるお父さんお母さんが
こんなにたくさんいらっしゃるんですよね。

子供の成長に合わせて、あの手この手を使って、
試行錯誤の繰り返し。。。

しかし、ほんとに、私も試行錯誤の連続です。
生徒それぞれに、家庭環境も考え方も違うわけですし、
同じ方法が、違う子に通用するとは限らない。
むしろ、通用しないことのほうが多い。

それぞれの子に合った方法があるわけで、
うまくいっては躓き、躓いてみては乗り越え・・・の連続です。

あれがだめなら、これ、
こっちがだめなら、そっち、
日々、苦労しててストレスがたまってる親御さんもいると思いますが、
みんな同じです。お互い頑張りましょう!



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家庭学習

勉強の成績が良い子と悪い子の決定的な違いは、
家庭学習の認識の違いだと思います。

家庭学習の種類分けをすると、
「学校の宿題」、「家の勉強」、「塾や家庭教師の宿題」という風にわかれます。

低学年のうちは、
まだ塾や家庭教師とは縁がない子が多いので、
「学校の宿題」と「家の勉強」の二本立てです。
そこへ、高学年になると、「塾や家庭教師の宿題」というのが入ってきます。

がっつり勉強をしている子は、このバランスに悩み始める時期ですが、
勉強をあまりしていない子は、そもそも「家の勉強」というジャンルがないので、
別に何も悩むことはありません。
しかし、勉強量が全く足りていないということになるのです。

地元公立小の場合、高学年でも、学校の宿題は、
30分もあれば片づく程度のものしかない場合も多く、
とても、勉強と言えるようなものではないことが多い。。。

それなのに、「家の勉強」がない!
つまり、家庭学習は、たったの30分。多くて1時間。
それでは、勉強ができるようになるはずがないのです。

ある程度の内容を習うようになると、復習は欠かせません。
演習をして、定着を図ることも重要になってきます。
その部分が欠落していると、定着しないまま、
どんどん進んでいきます。

しかも、学校のテストは簡単なので、
定着していないということにすら気づいていない。
悪循環の始まりです。

「塾行ってないのに、あの子、頭いいよなー」なんて、時々聞きますが、
そういう子は、「家の勉強」というジャンルがしっかりと存在します。

適当に塾に行くだけより、
しっかりと「家の勉強」がある子のほうが強いに決まっています。

「家の勉強」というジャンルは、低学年のうちから作っておくことをお勧めします。
もちろん、低学年のうちは、そんなのなくても悪い成績なんてとらないでしょう。
でも、習慣として必要ですし、
低学年のうちから、定着の確認をしていくことはとても大事です。

「家の勉強」は、教科書準拠の市販テキストや、
通信教育の教材でいいと思います。
各教科そろえて、必ず、毎日、取り組むのです。

そして、それに、ぜひ、プラスしてほしいのは、
計算と漢字。これは必須です。

計算が間違えずにスピーディーにできることと、
漢字が、とめ・はね・はらいをきちんと守って書けること。
これは、基礎学力の土台になりますから。。。

漢字・計算ぐらい・・・、と思われるかもしれませんが、
既に習ってる漢字が、完璧に書けて、
計算を早く正確にできる子は、珍しいくらいなんです、実際には。

できる子の家庭では、
「家の勉強」というジャンルが存在しない家があるなんて信じられないと思います。
一方、成績が芳しくない場合、「家の勉強」ってなに? という家庭も多く存在します。

この認識の差が、とても大きいのです。





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夏休みの宿題

昨日の記事のような話題になると、
夏休みの宿題を親が手伝うかどうか…という議論に巻き込まれます。ww

自分でできないようなことを宿題にするんじゃないわよ!
という意見もあるでしょう。

個人的な意見を言わせてもらえば、
私は、夏休みくらいは、
親が手伝わなければいけない宿題があっても構わないと思っています。

夏休みのように、時間がたっぷりあるときこそ、
普段はしないようなことを親子で一緒にして、
協力しながら、考えながら、一緒に仕上げるというのは、
とてもいい経験だと思うのです。

それを、もうめんどくさい~と言わんばかりに、
ホームセンターで工作セットや自由研究セットを買ってきてやっつける。
インターネットで、自由研究ネタを拾ってやっつける。
○○ワークショップに連れて行って、ぱぱっと終わらせる。

個人的には、それってもったいないよなぁ…と思うのです。

もちろん、親がほとんど手を出して、子供じゃぁできないでしょ?
みたいな完成度のものを作るのは、どうかと思いますが。。。

ヒントを与えながら、普段は考えないようなことを考えさせて、
さりげなく誘導しながら、一緒に完成させるというのは、
親にとっても、なかなか難しいものです。
やり始めると、ついつい、手を出し過ぎてしまいますから。。。

でも、そこはぐっと我慢して、w
あくまでも子供主導で、手伝いながら、工作や自由研究、作文を仕上げていくと、
それは、その後のいろいろなことに間接的に響いてるんじゃないかと思います。




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夏休みの友

私が子供のころは、夏休みには、「夏休みの友」の宿題がありました。
お父さん、お母さん世代もそうでしょうか?

あれは、ものすごくよかったと思います。
無くなってしまったのがとても残念。。。

一見、薄っぺら~い1冊の本ですが、
あれを隅から隅まで、全部やろうと思うと、かなり大変でしたよね?

問題、クイズ、読書、観察、工作、絵画、採集・・・
いろいろなジャンルのテーマで、
かなり自分で考えないとできない、
親にも手伝ってもらわないとできなさそうな、
そんなものだらけだったと記憶しています。

家族総出で、仕上げていました。
そういう点では、本当に恵まれた家庭だったと思います。

植物採集一つでも、
家族で植物を採りに行って、新聞に挿んで押して、
百科事典で、名前を調べて、画用紙に貼って整理して、
表紙を付けて、仕上げる。。。結構な時間がかかります。

工作も、父に手伝ってもらいながら、
設計図を書いて、材料をそろえて、
のこぎりで切ったり、釘を打ったり、
時には、切り傷や擦り傷を作りながら、
ペンキを使って色も塗ってみたり。。。

小学校のうちに、こういうことをするのは、
空間認識にとても効果があるのではないかと思います。
実際に、切ったり貼ったり組み立てたり。。。そういう経験が下地となって、
空間図形を頭の中で動かせるのです。

家族も大変だっただろうとは思いますが、
一緒に楽しみながら、色々なことが身に付いていたと思います。

なぜ無くなったのかしら。。。もったいない。。。と思います。



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基準の違い(その4)

勉強に限らず、いろいろな場面で基準の違いに遭遇することがあります。
もちろん、自分の中の基準をぶれずに持つことは大事ですが、
それと同じくらい、
他の人の基準も尊重できる大きさを持ってほしいなと思うことがよくあります。

これは、私たち大人にとっても、なかなか難しいことですが、
基準の違いを安易に否定するのではなく、
それはそれとして、受け止めて、自分の基準を見つめなおす。
そして、自分が大事にするべき基準は大事にして、主張すべきことは主張できること、
これからの世界を生き抜くためには必要な能力だと思います。

特に、徳島のような田舎で暮らしていると、
グローバル社会の到来と言われても、あまりピンときません。

しかし、今の子供たちが大人になるころには、
もっともっと簡単に世界とつながることが増えるでしょうし、
仕事上、関わることも増えてくることでしょう。

日本人同士でもこの基準の違いです。
これが、民族を超え、人種を超えて関わるようになると、
簡単には解せないことも多くあるに違いありません。

異民族と接する機会が少ない島国の、
しかも片田舎育ちだからこそ、よりいっそう、そういう懐の大きさを、
しっかりと身につけて、世界に羽ばたいてほしいなと思います。

足りないのは英語力ではなくて、コミュニケーション力。
大事なのは、英語が喋れることではなくて、その中身ですよね。

基準の話から、なんだか少しそれていってしまいましたが。。。ww


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基準の違い(その3)

目指すところはあっても、その基準を知らない子供も多くいます。

ある時、小学6年生の生徒の生活調査をしました。
毎日、朝起きてから寝るまでのタイムスケジュールを聞きとるのです。
もちろん、何か問題がある気がしたからやったのですが、
思った通り。。。

平日の勉強は塾のみ。
しかも、学校の宿題は30分でできる程度しかない。
「家の勉強は?」と聞くと、「そんなんないよ」と。。。

んー
考え込む私に生徒が言いました。
「勉強、足らん?」

んー、足らんなぁ。。。
必要な平日の勉強時間はなぁ、15分×学年なんよ。
受験とか、せん子でもじょ。。。

驚愕!って感じの顔をしてました。
そう、基準を全く知らなかったんですね。

「15分×6ってことは、ぼくは1時間半は、せないかんってこと?
 受験する子だったら、もっとしよるってこと?」

そうやなぁ。。。
受験する気満々だった彼は、そこから、改め始めました。
長すぎるゲームやテレビの時間を減らして、勉強時間を確保。

もちろん、そうなれば私も協力します。
家の勉強として、こんなテキストをやれとか、あんなことをやれとか、
少しでも受験の足しになることを指導していきました。

時間が足りないなりにも勉強して、なんとか合格しましたが、
こんな風に、基準を知らないからできていないということもよくあります。

自分が目指しているところの基準を知ることはとても大事です!


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基準の違い(その2)

今日は勉強に関する基準のお話。

あるお母さんが、こう言いました。
「最近の子供は大変ね~ 小1から家でも勉強させられて!」

“お母さんのころは違っていましたか?”

「私たちのころは、小学校の間は家で勉強なんてしませんでしたよ!
 友達とも、そう話すんですよ~」

すると、すかさず、お父さん。
『いや、僕は小1からやってたけどなぁ。。。』

お父さんは、小学校1年生にあがれば、
学校から帰ると毎日きちんと学校の宿題をして、
家の勉強もして、規則正しい生活を送ってきたと言います。

夫婦でも、こんなに基準が違います。
このお家の場合、
小4の子供が、毎日1時間勉強したら、
お母さんは、よく頑張ってるわ~と思うでしょう。
でも、お父さんは、もっとせなあかんだろうって思うはず。

家庭内でもこうですから、外に出るともっと違います。

「うちの子、なんか、塾ばっかり行ってるわ~、
 もっと部活、ちゃんとやればいいのにー」

“えっ!うちの子なんか、もっと夏期講習とりなさいって言ったのに、
 部活したいからって、とらないのよー”

実は、どちらも同じ時間数の夏期講習を受講している子供に対する親の反応です。
成績がいいのは後者のお母さんの子供でした。ww

ホントにまちまちなんです。


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基準の違い(その1)

人間誰しも、自分の中に基準の物差しがあるものですが、
その基準となる物差しは、人によって違いますよね。
当然、受験や勉強に関してもそれぞれに違うものです。

新年~新学期にかけて、新しい生徒たちと出会う季節には、
特にそれを感じます。

家庭学習は親がみてやるのが当然というお家もあれば、
なぜ親がみなければいけないの?というお家もありますし、
家庭学習用の問題集がそろっているのが普通のお家もあれば、
そんなものは一冊もないお家もあります。

毎日ゲームをするのが当たり前のお家もあれば、
平日はゲーム禁止のお家もありますし、
毎晩テレビを見るのが普通のお家もあれば、
テレビを置いていないお家もあります。

もう本当に、驚くぐらいまちまちです。

ですが、一つ言えることは、
目指すところに合った基準を手に入れなければ、
目指すところには行けないということです。

例えば、市高理数科とまではいかずとも、
旧総選校の英数クラスの上位でいようとするなら、
小学校の時点では、
家庭学習はある程度親がみてやるのが普通だと思います。

子供の教育は人任せのほったらかしで、
それを望むのは、少々虫がいい。。。

ごく稀に、ほったらかしで、そうなりました。。。みたいな子もいますが、
そのくらいの成績をとっている子なら、
たいていの子が、家庭でそういう教育を受けて育っているはずです。

やはり、ある程度同じ基準での教育を受けてきた子たちが、
同じレベルに集まっています。
そういうものです。

そういう意味でも、地元公立は、基準がばらばらで、
面白いのですが、
裏を返せば、そのばらばらの基準の中で、
自分が目指すレベルの基準を維持するのは難しくもあります。

基準が違うんだよなーと思うことは、本当にたくさんあります。
数回、基準のお話をしてみようかと思います。


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中学校選び

徳島での選択肢はものすごく少ないのですが、
それでも、というか、それ故に、悩んでおられる方は多いように思います。

附属か、城ノ内か、文理か、地元か。。。。

そんな話をしているときに、いつも思うことがあります。
何を基準に選びたいのだろう?

もちろん、気になることはたくさんあります。
どこの中学の進学率がいいのか?
どこの中学が雰囲気がいいのか?
どこの中学がうちの子に合っているのか?
遠距離通学をするだけの価値があるのか?
高い授業料を払うだけの価値があるのか?
考え始めるときりがありません。

しかし、一番考えるべきは、
うちの子は、この中学に入った場合、
現状だと、どれくらいの成績に位置することができて、
その場合、この学校はうちの子に合っているのだろうか?
ということだと思うのです。

例えば、附属とひと言に言っても、
トップ層と最下位層では全く世界が違います。

さらに、城ノ内の上位層の子なら、
附属でも上位層にいられるかと言われれば、
現状では、全員が全員そうだとは言えないというのが私の実感。

自分と同等、あるいは、自分よりも上位の子たちがたくさんいる方が、
刺激になって頑張れる子なのか、
それとも、
自分がある程度上位層である方が、調子にのって頑張れる子なのか、

厳しい環境だと、嫌になってしまう子なのか、
それとも、
厳しい環境のほうが、燃えてくる子なのか、

ゆるい環境でも、外の世界を見ながら頑張れる子なのか、
それとも、
ゆるい環境だと、すっかり染まってしまって遊んでしまう子なのか、

それぞれ性格も家庭環境も違うので、
よく吟味する必要があると思います。

その場合、やはり、自分はその学校に入った場合、
どのくらいに位置できるのかを、ある程度明確に知っておく必要があります。
しかし、それを知るすべがないのが現状なわけで。。。

一緒に勉強をしていると、なんとなく、わかるものなのですが、
私一人の意見ではどうも信ぴょう性が低い。ww

徳島って、そういう客観的なデータの取りようがないところが
ダメなんだと思うんですよね。

高校選びも同じなんですけどね。



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個別指導のメリット・デメリット

個別指導の塾を選ぶ理由はそれぞれですが、
「自分のペースで学べる」とか、「先生に質問がしやすい」とか、
「わからないところを放っておかれない」とか、
そういう理由をよく聞きます。

これは、個別指導のメリットの一つですが、
同時に大きなデメリットになることもあります。

前から時々書いていますが、
自分のペースで学べるということは、
ほとんどの場合、遅れていくということです。

入試までに、やらなければいけないことは決まっていますから、
最低でも学校のペースより遅くなってはいけないのですが、
学校でわからないところを補うわけですから、
普通は、学校よりも遅くなります。
つまり、間に合わない。。。

質問がしやすいというのも、曲者で、
教えられすぎて、わからないところが自分のものになっていかないことがよくあります。

教えすぎるとできない子になってしまうということを
きちんとわかっている先生が担当してくれればいいのですが、
大学生のアルバイトが多い個別指導の場合は特に、
教えすぎなことが多いのです。

敢えて考えさせようとすると、
「先生、いっこも教えてくれん!」とかいう生徒もいるでしょうから、
そういうのに、太刀打ちできるテクニックを持っていないと、
クレームきたら嫌だし。。。と、ついつい、教えすぎてしまう。。。

生徒は、教えてくれるから、なんとなくできた気分になるし、
「先生、よく教えてくれる」という子供の話を聞いたお母さんは、
それなら良かった。。。と安心してるし、
塾にもクレームは上がらないので、表面上は、すべて丸くおさまっていますが、
実際のところ、できるようにはなっていないという。。。ちょっと悲しい結果になります。

よ~く、見極めてほしいところです。


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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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