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考える時間

考えることは、楽しいことだと思います。

以前、個別指導塾で教えていたころのことです。

あるテストで出題された数学の問題。
少々ひねりがきいていて、
「これ、どうやって解くのが一番わかりやすいかしら?」なんて、
講師の間で話題になったことがあります。

個別指導塾だったので、アルバイトの大学生も結構いて、
近くにいた時間のある人たちみんなが、解き始めました。

授業後だったし、結局、その日は問題提起だけで、
「考えときますー」って、それぞれに解散していきました。

数日後、あの日、居合わせたアルバイト君、
「ぼく、色々考えてみたんですけど、 こうが一番いいと思います!」

えー!考えてくれよったん?
って感じですよね。

しかし、アルバイト君は、こう続けました。
「うち、家族もこういうの考えるの好きだから、
 ちょっと、みんなで考えてみたんですよね。
 こういうの、はまりますよねー」
とっても楽しかったようです。

考えることを楽しめる人ですね。

本来、考えることって、楽しいことだと思います。
思いついた時の爽快感が、癖になりますww

しかし、考えることが大嫌いな子供たちもたくさんいます。
もしかしたら、大人も。。。

ちょっと難しい問題や、長い文章題を見ると、もう見ただけで拒絶。。。
ゆっくり考えることを楽しむ時間に恵まれなかったのかもしれません。

時間の流れが速くて、
小学生でも、「忙しい、忙しい」とか言っている時代。
ゆったり、考えることを楽しむ暇はないのかしら?

でも、大事な時間ですよね。



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まちがえること、わからないこと

問題を解いていて、間違えることを極度に嫌がる子がいます。
「わからない」ということを、悪いことだと思っている子もいます。

しかし、考えてみてください。

間違えるということは、
何かを改良する糸口が見つかったということです。

わからないことが見つかったということは、
一つ賢くなれるチャンスが来たということです。

実は、そういう感覚を持っている子ほど、伸びていきます。
好奇心の塊なのかもしれません。

出会った子たちには、
できるだけ、そういう感覚を身につけてほしいと思っています。

その感覚って、人生を豊かにしてくれると思うからです。
そして、きっと楽しく人生を過ごせると思うからです。

小学校低学年から中学生まで、それぞれの年齢に合わせて、
そういう話をすることもあるのですが、

先日、そんな話をした小学生に、
別件で、どう説明したら、わかりやすいかな~なんて思うテーマがあって、
「う~ん、どうやったらいいかなぁ。。。」って、
問題を解かせてる間に、PCの画面とにらめっこしてたんです。

そしたら、「先生でも、わからなくて考え込むことってあるん?」って言うんですよ。
「あって、あってよ~、もう、ありまくり!」なんて、返事したのですが、
思いがけず、いいタイミングだったかな?なんて思ったわけです。ww

大人だって、知らないことや、わからないことだらけです。
子供が、全部知ってたら怖いでしょう?w

いっぱい間違えて、いっぱい考えて、でっかくなってほしいな~と思います。



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夏休みを振り返る

何かをきっかけに、いきなりぶっ飛ばして勉強を始めた子の多くは、
結果が出る前に、息切れします。

夏休みを振り返ってみてください。
この夏は頑張る!と思って、
いつになくハードな計画を立てて、
夏休みに入った子も多いのではないでしょうか。

それ、最後まで続けられましたか?

続けられなかった子は、計画と意識に問題があります。
たいてい、人はやる気満々の時ほど、
無謀な計画を立てます。

頑張ればできるような気分になる。
そして、当面の間は、なんとなく新鮮な非日常に、
いわば酔っている状態で乗り切れます。

ところが、それもしばらくすれば醒めてきます。
やっぱり、遊びたいし、ぼぉ~っともしたいし、勉強はしんどい。
それで、自然と、もとの日常に戻ってしまうのです。

おそらくは、それが自然な姿なのでしょう。
でも、人間は、非日常が長く続くと、その非日常が日常に変わります。
そこまで持ちこたえられるかどうかが勝負なのです。

それが、とりあえず、夏休みの終わりまで続けられた子は、
次の山が夏休み明けにやってきます。
学校が始まって、体力的にしんどくなっても、
ハードな勉強を続けられるかどうか…それが次の山です。

それを越えられるころには、おそらく、その非日常が日常と化すはずです。
みんな、そうやって、ハードなことができるようになっているわけです。
どうでしたか?
夏休みは、非日常を日常化する第一歩に使えたでしょうか?



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工夫

意欲がないなぁ…と感じる子の割合が、昔に比べて増えているように思います。
まぁ、私の実感レベルの話ですから、実際はどうかわかりませんが。。。

でも、なぜだろう?って考えると、
工夫をすることが減っている気がするのです。

自分にとって何かメリットがある方法を編み出す…なんてことが減ってると思うんです。
世の中、便利になりすぎたせいかもしれません。

昔話をすると、年寄りくさいですが、
でも、まだまだ私が子供の頃って、不便なことがたくさんあったんですよね。
だから、遊びにしても何にしても、ちょっと工夫をすることってたくさんあった気がします。
それで、そのひらめきを友達に自慢して、ちょっぴり人気者になる…、
特に男子とか、そういう子がけっこういたような気がするんです。

もちろん、通塾率日本一なんて言われた徳島ですから、
私の時代でもすでにクラスのほとんどの子は塾に通っていましたが、
それでも、集合塾しかないような時代。

それなりに、自分流に工夫をして勉強してる子も多かったと思うんです。

ところが、今や、塾も個別の方が多いような時代。
自分にカスタマイズされてるという安心感から、
先生が言うものだけをやっていればOKみたいな気持ちがあるのでしょうか。
メラメラとした貪欲さがない子が、やたら多い気がするんですよね。

メラメラとまではいかずとも、多少は必要ですからね、そういうの。

いろいろなところに、それは響いていて、
例えば、数学や理科の公式ひとつとっても、
意味も考えずに、ただ単に丸暗記しようとする。

丸暗記しておいて、それに当てはめれば答えは出るわけですが、
それを気持ち悪いと思わない子が多い。

どうして、こんな式になるの?って思わないんですよね。
そこには、全く興味がない。

これ覚えて、当てはめればいいのね、はいはい。って感じ。

でも、それ、勉強、というか、学びではないですよね。
だから、少し角度を変えられるだけで、手が出せなくなる。

伸びる子と伸びない子の一番大きな差は、ここかな?って
最近よく思います。



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チェックテストをしよう!

私が一番嫌いな宿題は、
漢字をノートに一行ずつ書くとか、
英単語をただただ書きつづるとか、
そういう、しょうもない宿題。

何の意味があるでしょう?
一行書いても覚えられない漢字もあるし、
一回書いたら覚えてる漢字もあるでしょう?

なぜ、はじめにチェックテストをして、
出来なかったやつを何回か書いて覚える。
さらにもう一回チェックテストをして、
またできなかったやつを書いて覚える。
みたいな宿題にしないのでしょう?

「一行ずつ書く」ではなくて、「完璧に覚えてくる」のが宿題だったら、
覚え方の工夫をしないですかね?

宿題をちゃんとやったかどうかは、ノートをチェックするのではなくて、
チェックテストをするのです。

それで間違えた子は、「完璧に覚えられていない」わけですから、
宿題忘れです。居残りーとか。。。
チェックテストが、クリアできるまで帰れないーとか。。。

学校では難しいですかね?
保護者からクレームが来ますかね?


中学生になっても、
自主勉強のノートに、漢字や単語を書き連ねている子をよく見かけます。
なんで、そんな時間の無駄をするのでしょう?

もう覚えている単語を10回書いたって、100回書いたって、
それって、何にもならないじゃん!と思いませんか?

おそらく、小学校の時の、漢字の宿題が引き金だと思います。
漢字は、一つにつき一行書くものだとか思ってるのでしょう?
だから、英単語も一行書く。
ばかみたい。

子供が悪いんじゃありません。
そんなことをさせていた大人が悪いんですよ。

子供は、知らないから、言われたままそうしてただけなんですよ。
それに、自分で気付く子もいます、おかしいなぁ?って。
でも、気付かずに続ける子も多いんですよね。
そして、勉強が益々嫌いになる。
小学校のあの宿題、なんとかならないかな~と思っています。



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消さない、赤で直す

まちがえた答えを消さないこと。
直しは赤ペンですること。

こんなことは、ごく当たり前のことと思いたいですが、
これが出来ていない子は山のようにいます。

おそらく、公立の場合、出来ていない子の方が多い。
学校では言われないのかしら?と思います。
中学生でも、出来ない子というか、やっていない子のほうが多いと思います。

一方、文理小や附属小の子は、ほとんどの子が当たり前にやっています。
こちらが何も言わなくても、
丸をつけて答案を返すと、赤ペンを持って直し始めますし、
消しゴムで消すなんてことはありません。

やっぱり、小学校で、勉強に対する姿勢というか、こういう基本的なことは
きっちりと教えるべきではないか。。。と思います。
公立だって、やろうと思えば、
そのくらいのことは出来るんじゃないでしょうかね。。。

新しいことを教えるのも大切ですが、
どういう風にしたら、よく覚えられるかとか、
どういう風に取り組むと、効率よく進むことが出来るかとか、
勉強に取り組む際の手順とか、小学校のうちに、
もっと教えればいいのに。。。と思います。



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きっかけ

ちょっとしたきっかけで、ことがうまく運ぶことはしばしばです。

前にも、計画表をカラフルにしてみたら、
意外とうまくいったなんてことを書いたことがありますが、
計画表を壁に貼るとうまくいく子もいます。

机の上に置いておくのと、机の横の壁に貼るのと、
ただそれだけの違いですが、成果は格段に違います。

もちろん、人それぞれですけれど。。。

気持ちが変わったってこともありますが、
やっぱり、何かしら、きっかけがあったほうが、よさそうです。

何もしないで、うまくいかない。。。と考えるよりは、
とりあえず、何かやってみることですよね。

そうすることで、それが誘い水となって、
何かが変わるかもしれない。。。

変化の秋にしたいですね!
あっ、もちろん、いい方向にーww



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振り返る

自分がやってきたことを振り返るという作業は
意外と発見があります。

数か月前、
かれこれ15年ぐらい研究してる焼き物の釉薬のことについて、
振り返りSTORYをブログ形式で書いたんです、オンラインショップ用に。
それで、自分があれこれ試行錯誤してきたものを改めて積み重ねて見ると、
こんなにやってたんだ~なんて、しみじみ思ったのです。

それで、ふと思い出しました。
あるとき、英語が苦手だった中学生が、中3の後半になって、
自分が今までに解いた英語の問題集を積み上げて、
「オレ、こんなに解いたんじょ!出来て当然だろ!」なんて、
しみじみ語っていたのを。。。

苦手だった分、相当、解かせましたからね。。。
でも、それって、大きな自信になるんです。
やれば出来るというか、やったから出来るというか。ww

そんな彼も、今や立派な歯科医です。

ちょっとしんどくなったら、
そうやって、振り返ってみるのもいいかもしれませんね。

そして、ついでに、部屋の掃除、しましょう。ww



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字を綺麗に

字が汚い子、結構多いですよね。
でも、実は、これには種類があるのです。

テキストの文字を見ると、どの程度できるかが、
実は、ある程度わかってしまいます。
特に男子。。。
字が汚い子は、出来ないと思いがちですが、
実はそうではなく、汚さに種類があります。

あまり勉強ができなくて、字が汚い子は、
書くのも遅くて、汚い。
とにかく書き慣れていない。
ペンがしっかり握れていない次元です。

勉強が出来る字が汚い子は、
書くのは速くて、汚い。
頭の回転に手がついていかないタイプ。

まぁ、どっちのタイプにも直せと言いますが、
時々、前者のタイプの子が言います。
「ぼくの友達、めっちゃ頭いいのに、字、汚いですよ~」

なに?だから、僕も汚くていいってか?
キミとは、汚い種類がちがうんじゃー www



でも、本気で勉強を始めると、文字がしまってくるのも事実。
汚い、汚いと言い続けていた子の文字が
まとまってきたと思ったら、成績が上がっています。
不思議なものですね。



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カスタマイズすること

どうして、こんな風に教えてくれなかったのだろう?と、
ある程度成長してから、あるいは大人になってから
思うことってあると思います。

こんな風に教えてくれていれば、
もっとできるようになっていたんじゃないだろうか・・・
もっと楽しく楽に勉強できたんじゃないだろうか・・・と。

例えば、よく話題にしてる英語。
中学生に、特に地元公立では、
頑なに文法用語を使わない指導をする。

言語能力が高い子なら、
文法をきちんと初めから教えてくれた方が、
より理解しやすいのですが、

逆に、言語能力が低い子に、
それをやってしまうと、
英語をシャットアウトしてしまう可能性が高い。

だから、最も多数を占める子たちに合わせると、
今のような教え方になるのかもしれないと思ったりします。

様々な適性を持った子たちに一番広く通用するやり方。。。
昔はそれが主流で、塾も集合授業しかなかったけれど、
今は、それを個々に合わせてカスタマイズしてほしいと思う人も多い。

だから、成立するはずがないと言われた個別塾が、
今や主流となっているわけで。。。

そのことによるメリットももちろんあるけれど、
それによるデメリットもあります。

例えば、自ら試行錯誤する力は、
落ちてきている子が多いように感じるわけです。

何もかもが、自分に適したように与えられる。
そして、それを疑うこともなく言われるままにやる。。。

少なくとも、マンツーマンで指導している以上、
うちの生徒たちにはそういう弊害が出ないようにと、
気をつけてはいるけれど。。。

数年にわたるスパンで付き合う子が多いので、
何年かしているうちに、
自ら考えて、学校や他塾から与えられることに対しても、
一旦、今の自分に必要かどうかを吟味する習慣が
ついている瞬間に触れることがあります。

個別の指導者としては、とても嬉しい瞬間の一つなのです



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読解力

SNSなどで、なんとなく不愉快な記事やコメントを見かけたことは、
今の時代、誰にでもあると思います。

そういうのを見て、気になることは、
一方的に誤解をして、なぜだか怒っているような人が、
意外とたくさんいることです。

もとの記事をきちんと読めば、
そんなことを言おうとしていないことはわかると思うのだけど。。。
なんて、思ったことはありませんか?

そんなシチュエーションに出会うと、
やっぱり読解力は大事だよね…などと思ってしまいます。

文面通りにきちんと読み取ること、
逆に、きちんと伝わる文面にすること、
どちらも大事だなと思うわけです。

私自身も、こんなブログを綴っているわけですから、
自分は大丈夫だろうか?などと思いつつ、
特に、子供たちには、そういう読解力をつけておいてほしいと思います。

無駄ないさかいを無くすためにも、
読解力は大事ですね。



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進路指導

地元公立中学の進路指導には、
以前から疑問に思っている点がたくさんあります。

もちろん、学校のせいだけではなく、
徳島県の教育環境や、風習のようなものも
大きくかかわっているとは思いますが、
毎年、夏の三者面談が終わったあとは、もやもやします。

特に、学区内で、普通科すれすれラインの子たち。
つまり、基礎学で、最終的に300点前後、
中3の校内実力テストとかで、350点前後の子たち。

よくあるパターン。。。
実力テストで、350点あれば、普通科に余裕で入れると思っています。
ところが、基礎学になると300点ぐらいまで下がります。
それでも、夏休み以降それなりに頑張るので、
320点くらい取れるとします。

そうすると、何の問題もなく普通科で調印がすすみます。
もちろん、それで合格します。

一見、何の問題もなさそう。。。

でも、その成績で、国立大学に入れると思っています。
徳島の場合、徳大か鳴教ぐらいには入れるだろうと思っています。
それ、そう思わせておいて、というか、勝手に思ってるだけですが、
そう思っている子を、そのまま放置しているわけです。

しかし、考えてみてください。
その成績で入ると、当然、高校では後ろから数えた方が早い。
高校の大学進学実績から考えて、
真ん中以下の成績で、国立大学に手が届くでしょうか?
各高校の普通科は、50%以上、国立大学に入っているでしょうか?

何も知らずに、大丈夫だと思って、高校に送り込まれるのです。
それぐらいのことは、自分で調べるべきなのかもしれませんが。。。

中学校では、上位4割以上には入る成績なわけですから、
できる子扱いを受けている子たちです。
自分はできると思って、高校に入ると、
下手をすれば、1年のうちから赤点のお世話になります。

まぁ、それが普通としてまかり通っているのかもしれません。
それでいいじゃない、何の問題がある?という人もいるかもしれません。
でも、現実を知っていれば、
進路を変えた子や、もっと頑張れた子がいるんじゃないかな~と思うんですよね。

何もかもが低年齢化している時代です。
将来のことだって、
中学生にもなれば、もっときちんと考えるべきだと思うのですが、
考えるチャンスも環境もないのかもしれません。



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2回目

テキストは、2回目を解くところからが勉強だと、
しつこいぐらい言っていますが、
今までやっていない子には、これが難しい。。。

普通にやってきた子は、これが当たり前なのですが、
そんなことをやってきていない子に、これをやれと言っても、
なかなか出来ないのが現実です。

例えば、中3の「新研究」や「整理と対策」。
旧総選校、すれすれラインの子なら、
夏休みは、これに限ると思います。

あれもこれもするより、これを習ったところまで完璧に仕上げるのです。
しかし、この完璧に!というのが出来ないのです。

とりあえず、1回目を解いて、丸付けをして、
間違えた問題番号に印をつけるところまでは、比較的スムーズにやります。

一緒に解き直しをして、理解できた状態になったあと、
1回目に間違えていた問題だけもう一度解いて確認するのが2回目。

3日に1回ぐらい取った見直しの日に、2回目、3回目を解いていくのですが、
なぜだか、それがきっちりできないんですね。

2回目が終わってるはずの次の日、テキストを見ると、
1回目に間違えた問題番号の印がそのまま。。。

“2回目、解いたん?”
「解きました」
“で、全部できんかったん?”
「できました」
“全部できたん?”
「そんなことはないです」

出来た問題の印を消しておかないと、
どれが出来たかわからないじゃないですか!!
3回目は、どれを解くのだ?

なんで、こんなことが伝わらないのか?と思いますが、
このくらいの成績の子には、伝わらないことがよくあります。

話を聞いていないわけではないのですが、
きっちり理解していないのでしょうね。。。
さらっと、聞いてるだけで、いざ、やる段になると出来ない。。。

それを、手とり足とり伝えるわけですが。。。
社会に出るまでに、こういうこと、
手とり足とり伝えなくても伝わるようにしておかないと
仕事できないぞ~と思いながら。。。



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習慣

今日から、ブログ再開です。
いい休日を過ごせましたか?
半分は、台風で潰れてしまった感じですが、
それはそれで、家族と大切な時間が過ごせていればいいなと思います。

夏休みもあとわずか。
頑張っていきましょう!


習慣というのは怖いものです。
我が家は小さいころから朝型だったので、
テスト前とか、やることが溜まってくると、とにかく朝早く起きていました。

特に意識してそうさせていたわけでもないと思うのですが、
家族みんなが結構早く寝る家でしたから、
自然とそんな習慣が出来ていた感じでしょうか。。。

そうすると、大人になっても、仕事が溜まってくると、
ついつい、朝、起きてしまいます。

夏休みなんかは特に。。。
午前中から、夏講があって、
普段と違うタイムスケジュールで動くので、
どうしても、仕事もやりたいことも溜まってきます。

そうすると、朝、目が覚めます。
やることいっぱいモード? というか、
そういう雰囲気になってくると、朝、少し早めに目が覚めます。

夏は早朝のほうが涼しいですし、
邪魔も入らないので、はかどりますね。

夜中にやるほうがいいという人もいるようですが、
それもたぶん、習慣でしょうね。

遺伝子と環境の問題?
よくわかりませんが、
色々な生徒を見ていると思います。

朝やっても、夜やってもいいけれど、
やることいっぱいモードに突入した時に、
それを、やっちゃおう!と思うか、や~めた!と思うか。。。
問題はそこですね。。。

でも、それもある程度は習慣だと思います。
小さいころから、やるべきことはやらないと済まされないように
育っていたら、やっちゃおう!と思える気がします。
しかも、そういう子は、やり遂げた達成感を知っていますから。。。

何事も下準備ですね。。。ww



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ストレス発散

受験勉強ばかりしていると、やはり、それなりにストレスはかかるものです。
大人だって、仕事ばっかりしていると、違うこと、したくなりますものね。

特にスポーツ系の部活をしていた中3生。
「夏休みが勝負だー!」と、意気込んでいたものの、
いざ、部活が終わると、あまりに時間がありすぎて、
結局、だらだらしていませんか?

原因はいろいろだと思いますが、
今まで、部活で体を使っていたのに、
突然、何もしなくなると、たぶん、それだけでもストレスですよね。

そういう子は、
勉強の息抜きには、体を動かしたほうがいいと思います。

私自身は、運動嫌いでしたから、
もともとスポーツはあまりしていませんでしたし、
毎日、少なくても2時間ぐらいはピアノを弾いていましたから、
ある意味、それが部活代わりだったので、
中3だからって引退があるわけでもなく・・・。

しかも中2のコンクールは修学旅行と重なって出られなかったから、
中3は、出よか!って話になって、夏休みは受験生モードには突入できず。。。
ってな状態でしたが、結局、秋にコンクールが終わってからも、
先生が、楽しい曲を多くしてくれて、受験関係なく弾いていた記憶があります。

結局のところ、それが息抜きだったな~って思います。

だから、スポーツを部活でやっていた子は、
急に、生活のリズムが変わるわけで、
息抜きが、突然なくなったわけで。。。まずい!

なにかしら、自分に合った息抜きの方法は
見つけておいたほうがいいと思いますよ。

まっ、くれぐれも、息抜きばかりにならない程度で。。。ww



というわけで(?)
明日からお盆休み兼ねて1週間、ブログもお休みさせていただきます。
18日(日)から、再会の予定です。
皆様も、よい休日を!



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記述問題

最近は、どの教科も記述問題が増えてきていますね。
「記述は無理」と、はじめから捨ててしまう子や、
「とりあえず、答え覚えようか」みたいな勉強の仕方をしている子をよく見かけますが、
それでは、いつまでたっても、きちんと書けるようにならないですね。。。

もちろん、はじめから、うまく書ける子はあまりいません。
でも、まずは、自分のペンを動かすことが大事です。

とりあえず、間違っていてもいいので、書いてみます。

記述問題の場合、説明するうえで、絶対に外せないキーワードがいくつかあります。
自分で書いてみることで、自分の解答に足りないキーワードはどれかがわかります。

これを説明するためには、この言葉がないと不十分だという言葉。
自分で書いた答案をチェックすることで、
これを必ず、落とさずに入れられるようになります。

続いて、言葉の表現がまずいこともよくあります。
「大きくなっている」のか、「多くなっている」のか、「増えている」のか、
「数」なのか、「量」なのか、「割合」なのか、
こういう部分も、自分の答案があることで、模範解答と比べて、
言葉がおかしいことに気づくことができます。

だから、まず書くことです。

いきなり模範解答を覚える子も、
こうやって自分で書いたものをもとに覚えていく子も、
定期テスト程度なら、同じでき具合かもしれません。

でも、長い目で見ると絶対に違いが出ます。
自分で答案を作りながら勉強している子は、
見たことがない問題にあたっても、書けるようになってきます。

模範解答を、ただひたすら覚えている子は、
実力テストになると、書けません。当然、入試になると書けません。
この先、ますますそういう問題が増える傾向にありますから、
入試で困ることになります。

時間はかかる作業です。
でも、記述問題は、それほど多くはありません。
時間をかけてやってみましょう。




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総復習の仕方

総復習って、どうやってやりますか?
やり方に問題がある人も意外とたくさんいます。

とりあえず、教科書読んで。。。とか、
教科書まとめて。。。とか、
やってないでしょうか?

だめです。
まずやることは、総復習用のテキストを決めたら、問題を解くことです。

「だって、忘れてるし…」ではありません。
忘れてるところを掘り起こすのが総復習です。

教科書を先に読んじゃうと、さっきまで忘れてた問題も解けてしまいます。
それでは、今、本当に出来る問題と、出来ない問題を、
きちんと仕分けできていないです。

必ずいきなり、問題を解きます。
忘れていてもかまいません。
忘れているからやってるんですから。

いきなり問題を解いて、
それでも正解した問題は、もう放っておいてもテストで点になる問題です。
放っておきましょう。

大事にすべきは、その時に間違えた問題です。
その問題を、次のテストで点になる問題に変えるのです。

どうやって?

まずは、調べて直します。
ただ覚えなおすだけで大丈夫なものもあるでしょう。
誰かに教えてもらわないとわからないものもあるでしょう。
とにかく、どの問題もきちんと理解出来た状態に、まずやってしまいます。

ここまでくると、できたー!と思いますが、
勝負はここからです。
ここから先をやっていない子がどれだけ多いことか!

一通り、間違えた問題が解決したら、
数日後に、その問題をもう一度解きます。

1回目を書き込みで解いていると、ここで、問題が生じます。
だから、1回目は書き込みません。ノートです。
書き込みが速いし。。。と思う場合はコピーをとって解きます。

そうすると、テキスト本体は真っ白です。
1回目の丸付けの後に、必ず、
テキスト本体の間違えた問題番号に丸をつけておきます。

そうしておいて、1回目を解いた数日後、
テキスト本体の印が付いている問題をノートに解けばよいわけです。

再び丸付けをします。
ここで丸がついた問題は、次回のテストで点になるようになった問題です。
テキスト本体の問題番号につけた丸を斜線で消します。

でも、また間違えてる問題が必ずあります。
それはまた、覚えなおしたり、確認しなおしたり、もう一度教えてもらったりして、
今度こそ、自力で解ける状態になるように、しっかりと勉強します。

さらに数日後、テキスト本体を開けて、印が消えていない問題だけ解きます。

これを、解けない問題がないようになるまで、繰り返します。
そうすることで、そのテキストは完璧に出来るようになっているのです。
そうなって、初めてテストの点が上がります。

お気づきでしょうか?
1回目を解いて、丸付けをするところまでは、勉強ではないことに。

だって、そこまでは、やってもやらなくても、テストの点数は何も変わらないですよね?
やってもやらなくても、テストの点数は変わらないのに、
そこまでしかしない子がものすごく多いんです。

そこまでしかしないなら、やっても遊んでいても成績は変わりませんから、
やらずに遊びましょう。ww そのほうがいいです。

そこからあとが、勉強だという認識がない子があまりに多い。

教科書も参考書も何も見ずに、
自分の持ってる知識だけで解けて初めて点数になります。

そのことを頭において、総復習に取り掛かってくださいね。




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疲れる子、疲れない子

近年、「つかれた~」って言う子供、多くないですか?
なんだか、気になりますね~

子供の体力が落ちてるのも原因でしょうか?

自分が子供のころを考えると、
「つかれた~」なんて、そんなにしょっちゅう言ってましたかね?
まぁ、遠足や運動会や、特別なことをした日は、
疲れたって感じていた気がしますが、
普段、普通の日常生活を送っているときに、そんなことはなかったと思います。
周りの子たちも。。。

前にも書いたかな?こんな話。。。と思いながら書いてますが、
伸びる子って、「つかれた~」って、あんまり言わない気がします。
やっぱり、勉強も、ある程度体力は必要ですね。

小さいころの外遊び、なかなか昔のようにはいかない時代になっていますが、
体力も含め、色々な意味で、大事だな~と思います。




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あきらめ癖

あきらめ癖がついてる子、結構いますよね。
問題見て、パッと解き方が見えなかったら、「わからん」と言う子。。。

考える癖がついてないとも言えますが、
出来れば、これは小学生のうちに直しておきたい癖の一つです。
もっと言えば、考えることが面白いと思える癖をつけたい!

出来る子と、出来ない子の大きな差はここだと思うんです。
出来る子は、考えるのが好きな子が多い。
「ん?わからんなぁ。。。」と思ったら、そこから粘る粘る。

その時間を楽しめる子になれば、
難しい問題こそ楽しい。。。

これって、粘って粘って、何日も考えて、
っあーーーーっっっ!!これだっ!!!!!
って、わかったあの感触を味わったことがある子だと思うんです。

脳科学の茂木健一郎氏が、テレビでよくやってたアハ体験、
知っていますよね?
画像のどこかが、じんわ~り変わっていって、
どこが変わったか気付いた時のあの快感。
あれ、嫌いな人いないと思うんです。

問題解くのも、あれと同じなんですよね。
粘って粘って、わかった時の快感は、あれですよ。
いや、あれより粘った分、もっと快感ですねー

そういう経験を重ねている子は、
もうそれが癖になってますから、難しい問題に出会ってしまったら、
考えずにはいられません。ww
安易に、教えようとすると怒るくらいです。
ぼくの快感を奪う気かーって勢いです。ww

一方、そういう経験がない子は、
考えることがまだ苦痛としか思えない。
ただただ教えてほしいだけ。。。
あ~ぁ、せっかく、快感が待ってるのに。。。です。

考え抜いた後にわかった時の、あの快感を、
是非、小学生のうちにたくさん味わってほしい。

夏休みこそ、チャンスかも!?



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子供に協力的

統計を取ったわけでもないですが、
できる子の親は、子供にいい意味で協力的だと思います。
できない子の親は非協力的。。。

例えば、生活調査をして、お母さんに、
“朝ご飯、食べさせてください。”と言います。

「でも、朝、起きないんです。」
“そこを、頑張って起こしてください。”
「何回、起こしても、起きませんしー。
 それより、先生、勉強、なんとかしてくださいよ!」

って、生活が乱れてたら、勉強なんかできるようにはなりませんから。。。
それを整える協力を、まずしてくださいよ。。。って思います。

できる子のお母さんは、もちろん、
ちゃんとゆとりを持って朝ご飯を食べて、学校へ送り出します。

この親にしてこの子あり。。。なんて言いますが、
まさにそう感じることはよくあります。

親が悪いと責めているのではありません。
悪循環に陥っているのです。

夏休み、子供がだらだらする。。。ではなくて、
だらだらさせない協力をしてあげてください。

そう言うと、
「そんなん無理ですー」というのができない子のお母さん。
できる子の親は、なんで、だらだらするんかな?と考えてくれます。。。ww

元々できる子がいるわけではなくて、
家庭の協力と環境で、できる子が育っていると思います。

「一緒に、調べ物?そんなんできんわ!なんでせないかんの?」って言うのが、
できない子のお母さん。
「一緒に調べてみようか」と言うのができる子のお母さん。

「親が宿題みる?そんなん無理!」って言うのが、できない子のお母さん。
「一緒に頑張ります!」って言うのができるようになる子のお母さん。

ってことです。反論が来そうな、恐ろしいテーマですが。ww

でも、小学生をみていると、特に顕著に感じます。
お父さんやお母さんが協力してくれるだけで、
子供の安心感が違います。それが見事に伸びにかかわります。

なにも、親が勉強を教えればいいと言っているのではありません。
出来ることを協力してあげることが大事なのです。

わからないところを一緒に考えてくれるだけでいいんです。
受験算数なんて、大人が見ても、結構難しいのもあります。
しかも、方程式、使えませんし。。。

「小学生は、どうやって解くんだろうな?」でいいんです。
「今度、先生に聞いてみ?」でいいんです。
一緒に考えてくれるだけで、子供のやる気はすごく変わるんですよ。

一緒にやってくれることによる安心感とともに、
頑張ってる自分をちゃんとわかってくれてるというのも大きく作用します。

子供は、繊細なんです。
大人っぽいことを言うようになっても、まだまだ中身は。。。
中学生も、思ってるより、親の協力は必要です。



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沈黙で語る

昨日の話に加えて、
講師たるもの、沈黙で語れないとだめだとも思います。

学校でも、地元公立なら同じようなことが起きているかもしれませんが、
授業中に、大声でしゃべる生徒がいるとします。
それを大声で注意しても、もっと大きな声で話されるだけです。

そういうときに使えるのが沈黙+表情。
これはちょっとテクニックが必要ですが、
大声で怒るよりも、断然効果があります。

これは、地元公立中生が多く通う大手塾で身につけた技。。。
学年トップの子から、後ろがいないような子までを、一緒に授業するためには、
絶対に必要な技です。

もちろん、教務力の裏打ちがあってこそ使える技ですが、
学校の先生には、是非こういう技を身につけてほしいですね。。。

ただ、こういう集合塾で、トップ層の子も下位層の子も退屈させない授業をするためには、
演習量に差をつけないといけません。

解くスピードが違いますから。。。
トップ層の子は、下位層の子の3倍以上は解きます。

生徒によって、演習量を変えて、どの子も退屈しない授業をするのです。
学校では、これが難しいのかもしれませんね。
何もかも、平等でないと。。。なんて言われますから、
こっちの子には、プリントをたくさん渡して、こっちの子には渡さないなんて、
許されないかも…。

でも、誰も退屈をしない、
そしてみんなが今より少しずつできるようになっていくという点では、
ものすごく平等なのですが。。。

どうやら、学校では、平等の観点が間違ってる感じがします。
学校では。。。ではなくて、そういう感覚の保護者も多いのかもしれませんね。



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役者になる?

昔、大手学習塾で講師をしていたころ、
先生は役者でないとだめだ!と言われたことがあります。

例えば、ちょっと弛んでる小6受験クラスで、
雷を落としたとします。
時にはそういうことも必要です。
厳しい話を真剣な表情で、ビシッと!

その5分後、小2クラスに入るとき、
それを引きずるようでは駄目です。
先生は、満面の笑みで!

この切り替えができないようでは講師には向かない。。。
確かに。。。

ここで、一つ気付きます。
お母さん、お家で何か怒った時に引きずっていませんか?

例えば、お姉ちゃんの勉強のことで怒った後、
妹にもついつい不機嫌を撒いていたり。。。
テストのことで怒った後、食事の時もなんとなく不機嫌だったり。。。

子供のほうが不機嫌を引きずることはよくあると思います。
でも、お母さんは、頑張って引きずらないでほしい。。。
そこは、一枚役者が上になってほしいところです。ww



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好奇心

ある日、中学生と勉強しているときに、
子供部屋の窓にブ~ンと、何か虫が飛んできました。
夜だったので、部屋の明かりに寄ってきたのでしょう。

「うわっ!なんな、この虫?」という生徒に、
“いいじゃん、外だし~”と言ってしまいました。

何の虫か調べたがっていましたが、
なにせ、期末テスト前で、時間がないにもほどがある!って感じの状態だったので
ついつい。。。

やってしまいました。。。

こういうときは、調べましょう~ww

腑に落ちないことをすぐに調べることをくせにしておくのは、とても大事です。
小学生のうちから。。。

「どうして・・・なの?」なんて、質問されたら、
ちょっとめんどくさくても、一緒に調べてみてください。
そのうち、大きくなったら、勝手に調べるようになります。

正解が出なくても、構わないと思います。
一緒に、こうなのかな?ああかもしれない?と想像を膨らませるのもいいでしょう。
他に調べる手立てはないか考えてみるのもいいでしょう。

そういう好奇心はとにかく大事にしたいものですね。
そうすると、色々な知識が入ってくるだけでなく、
観察力もつくし、調べる方法もいろいろと身に付きます。
色々と考えることにも強くなってきます。

日常から、意識してほしいことですが、
夏休みは、特に時間的にもゆとりが持てますし、
是非是非。。。

最近の子供たちは、インターネットにも慣れていますから、
意外な調べ方をする子もいますよ。


そういえば、甥っ子たちがまだ小さかったころの話。
「ちょっとゲームし過ぎ!今日は禁止~」って、お父さんがDSを封印したのに、
どこからともなくゲームの音がすると思ったら、
私のパソコンで、you tubeのゲームの投稿動画見て遊んでました。wwwダメダコリャー

こういう知恵をもっと違うことに使えないかな~と思いますが、
まぁ、そんなもんですね。。。

時々、良くも悪くも、大人が思いつかないようなことをやるのが子供。
それを、叱ったり、ほめたり、驚いてみたり、
手のひらから、こぼれ落ちないように転がしたいものですね。ww

ネットも、禁止するばかりでなく、はじめから正しい使い方を覚えさせると、
素晴らしいツールになると思います。

そんな風に考えていくと、
やっぱり小学校のうちにやっておきたいこと、たくさんありますね。



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注意は具体的に

気をつけてほしいことや、直してほしいことは、
具体的に指示を出すのが一番いいと思っています。

例えば、姿勢が悪い子に、姿勢を直してほしいとき、
「姿勢が悪いじょ!」ではなくて、
「あご、出てるよ」って言うほうが直る確率が上がってる気がします。

「姿勢良くして!」って言うより、
腰のあたりを、トントンと叩いてあげるほうが、直りやすい。

つまり、腰が後ろに丸まって、顎が出てるから、姿勢が悪いわけで、
腰を後ろに出さないようにして、顎を引くと、勝手に姿勢はよくなります。

他には、椅子に浅く腰かけるとか、
肩を開く(胸をはる)というのも効くようです。

ピアノのレッスンをするときもそうなんです。
もっと流れを綺麗に出してほしいときは、
間が悪いところを徹底的にチェックして、
ここがちょっと速いとか、ここにちょっと変な間があるのわかる?とか言います。

美しいハーモニーを作ってほしいときは、
同じ和音でも、この音を大きくするのと、
こっちの音を大きくするのとの違いを明確にして、
どっちがきれい?とか、自分が今弾いたのどっち?とか、聞くんです。
そうすることで、自然とそういう部分に神経がいって綺麗になってくるんですね。

勉強も同じ。
直してほしいことの原因を作っていることを追求して、
そこを指摘するんです。

「ちゃんと読め!」ではなくて、
「何が、どうした?って書いてある?」です。

計算ミスも、筆算の途中の数字を捕まえて、
「なんで、ここ、こうなん?」って聞きます。
自分で、どこでミスをしてるのか、気付いてもらうのが一番。

「字、汚い!」も、何度かは言いますが、
「残念、読めんな、これ!」で、ピンして、直してもらいます。
「きれいに書け!」ではなくて、
この字のサイズがそろってないから汚く見えるとか、
ここの払いがいつも短いから綺麗に見えんとか、
このゆがみ具合が、汚いんよな~とか
具体的なのが一番です。

書道教室とかって、そうやって指導してくれますよね。
ここをこの形にしたらきれいとか、ものすごく具体的に。。。

夏休みこそ、そういう具体的なことを、いちいち言える余裕があるときです。
試してみてください。



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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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お問い合わせ nagao@ceramica-shigemi.jp

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