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小学校のうちに身につけたいこと(その3)

正しい日本語が使えない子が多いというお話です。
まぁ、日本語は難しいですから、
完璧に正しい日本語が使えるかと言われれば、
私も自信はないですが。。。

もっともっと初歩的なお話。

小学校の間って、なんとなく、伝わるからまぁいいかってスルーされたり、
公立の場合は特に、学校の採点も甘いですから、
少々助詞が違っていてもピンにされなかったりするんですよね。

ところが、それが中学になっても尾を引きます。

英語を日本語に直しなさいという問題。
例えば、現在完了を習うと、
「私は、それを見たことがない」とか、出てきますよね。

「私は、それを見たときない」と、書くんです。
「見たときない」っておかしいよ~と言っても、
書きまくるんです。

他には、「ジョンは彼女を訪れた」と訳すところを、
「ジョンは彼女へ訪れた」と書いたりします。
「へ」っておかしいだろう?というと、「に」に直してみたり。。。
本当に助詞の使い方がわからないみたいなのです。

中学受験をするなら、その前にすでに引っ掛かりますね。
修学旅行のお土産にお菓子をくれたときのこと、
「先生、いただいてください」。。。

小6でこれを言われると、
「キミ、ほんとに受験する?」って感じです。。。

ら抜き言葉とか、敬語とか、助詞とか・・・、
普段、話をするときはともかく、
正式な文章で書くときや、例えば面接のように、きちんと話さなければいけないときに、
きちんとできないとまずいですよね。

たぶん、注意されてこなかったんだろうな。。。と思うんです。
助詞なんかは、普段の会話の中でも出てきますからね。
日常的に、「今のおかしい」って訂正されていれば、
中学校になるまでには直るでしょう。

「それくらい」と思うようなことでも、
積み重なると、大変なんです。
小さいころから、注意して直していけば、
普通に使えるようになると思います。

でも、普通に使えない子が多いんです。
家でも学校でも注意されないし、直す機会がないんでしょうね。

ちょっと気を配りたいポイントの一つです。



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小学校のうちに身につけたいこと(その2)

今日は、まず、勉強の習慣についてのお話です。
文理小や、附属小に通っている場合、
否応なしに勉強の習慣は付いていると思います。

しかし、公立の場合、
学校の宿題は、「ない」と言っていいほどしかありませんし、
定期的なテストも簡単なものしかないので、
勉強の習慣をつけるのが難しいかもしれません。

とはいえ、きちんと身につけている子もいます。
学校のこと以外に、家の勉強がある子です。
家で学校のおさらいをするテキストがある子。

通信教育や塾を利用している子もいますが、
しっかりとお母さんが勉強をみているご家庭が多いようです。

学年が上がってからやればいい。。。と思われるかもしれませんが、
実は、それでは遅いんですね。

それまでに習慣化されていなければ、
学年が上がったからいきなり勉強をしようったって、そうはいきません。
しかも、学年が上がると、部活動なんかもあったりして、
今まで習慣になっていないものをいきなり始めるのは難しいのです。

その点、今まで習慣になっていることの時間を増やすだけなら、
意外と簡単にできます。
ですから、家での勉強の習慣は低学年のうちから必ず必要だと思います。


そして、もう一歩踏み込んで、
家でお母さんやお父さんと一緒に勉強をする時、
必ず、理由を聞いてほしいんです。

何か問題を間違えたとき、その答えに直した理由。
あるいは、先の答えが間違いである理由。

なぜ間違っているのか、なぜ正解なのか、
それをとにかく大事にしてほしいのです。

これを習慣化することで、
大きくなって自分で勉強出来るようになった時にも、
「なんで、ちゃうん?」「なんで、これが正解?」と、
気になって仕方がない子になれるからです。

「アでないなら、イ」とか、「こっちがピンなら、あっち」みたいな発想で
解き進めている子は、意外と多いんです。

お母さんの顔を見て、正解を探る。。。みたいな?
そういう子は、正解を言っているのに、「え?」みたいな顔をすると、
見事にひっかかります。

それではまずいですよね。

面倒でも、理由を必ず聞いてあげてください。
そして、その理由も、きちんと説明が出来るように、
説明の方法を教えてあげてください。

説明がきちんとできない子、ものすごく多いんですよ。
日本語がちゃんと喋れないんですね。。。

明日は、日本語のお話。


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小学校のうちに身につけたいこと(その1)

中学受験にせよ、高校受験にせよ、
小6以上で出会って、勉強を始めた子たちをみていると、
もうちょっと早く出会っていればなぁ。。。と、よく思います。

もちろん、中には、そんなこと、微塵も感じない子もいるのですが、
では、その差は何か。。。と考えると、
低学年のうちにどのくらいのことが身に付いているかによると思うんです。

やっている人からすれば、ごくごく当たり前のことですが、
勉強の習慣が身に付いているとか、
正しい日本語が使えるとか、
丁寧に文字が書けるとか、
計算の式をきちんと書けるとか、
そういう類のこと。。。

数回に分けて、具体的に書いてみようかと思います。
せめて小学校のうちに身につけておきたいことのお話です。




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朝型

私は、基本的には朝型なので、
朝、起きられない人の気持ちはよくわからないのですが、
うちの生徒も、代々、朝型の子が、実は多いんです。

「4時に起きて、お父さんと勉強した」とか、
「計算は、5時からやる」とか、
する~っと普通に言ってる子が多いので、
特に、朝、起きましょうと言わなくても、
ほとんどの子が朝型です。

朝って、けっこう、仕事もはかどるので、
勉強もはかどると思うのですが、
それは、私が朝型だからなのかな?とか思ってみたり。。。

偉い先生方の意見も、色々あるみたいで、
どっちがいいのかわかりませんが、

でも、定期テストみたいな、範囲があるテストの日は、
絶対、朝型が有利ですよね。

だって、10時にテストされたら、
夜中の12時に覚えたことより、
朝5時に覚えたことのほうがたくさん覚えていると思いません?

って、なんだか、しょーもない結論になってしまいました。。。スミマセンww



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むらは大敵

コツコツを積み重ねられる子の多くは、計画表を作ります。

例えば、11月末までに、
このテキストを1回通り解こう!と決めたとします。
85ページあるとすると。。。

できる子は、あと30日ありますから、
85÷30をまずしてみます。2.833
1日3ページしようと決めるのです。

もちろん、多くできる日もあれば、
少ししかできない日もあるはずですから、
とりあえず、1日3ページ、1週間で21ページの帳尻合わせをしながら
解き進めていきます。

ところが、できない子は、とりあえず、解き始めます。
最初はやる気満々なので、1日5ページとか解けてしまいます。

しかし、学校の宿題が思いがけず多かったりすると、
解けない日が出てきます。
さらに、1週間もすれば、そのやる気もトーンダウン。

そうなると、1日3ページどころか、
1ページも危うい状態になります。
そして、最終的には仕上がらないんです。

でも、1日5ページも解いた記憶が残っていますから、
けっこう頑張ったのに、出来なかった。。。とか思ってしまいます。

これが、むら勉強の怖いところですね。。。
やったみたいな気がするけれど、実はやっていない。
むらは、大敵です。



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やる気なんて関係ない

成績不振解決のために一緒に勉強を始める子もいるのですが、
そういう場合、ほとんどの子が、こう言います。
「やらなあかんのはわかっとるんやけど、やる気にならん。。。」

このブログにも何度も書いた気がしますが、
やる気になってるかどうかなんて関係ないんです。
問題は、やる気がなくても、やれるかどうかです。

そこのところをはき違えている子がとても多いんです。

だいたい、毎日毎日、やる気120%で会社に行ってる大人、
どのくらいいると思いますか?
常に、やる気120%で仕事してたら、倒れますよ。ww

たとえ、どんなに好きな仕事をしていたって、
パワー不足の日ってあると思うんです。
好きな仕事をしていても、その中には嫌なことだってあるでしょう?

体調が悪くて、やる気が起きなくても、
イヤなことがあって、やりたくないな~と思っても、
仕方なくでも、仕事、するじゃないですか。

勉強だって一緒ですよね。
やる気が出たらやろう!なんていうのは、ずうずうしい話。
やる気があろうがなかろうが、
やらないといけないことは、やらないといけません。
それを、ノルマのように、続けられるかどうかが大事なんです。

勉強って、子供の仕事みたいなものですからね。
ただ、成績を上げるためだけのものではないです。
勉強をすることを通して、色々なことが身に付くと思いますよ。



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中2もそろそろ

中3の先輩たちが、なんとなく受験モードに
切り替わってきたのを感じていますか?

中2の皆さんも、そろそろ受験を意識した方がいいですね。
まず手をつけてほしいのは、理科・社会。

数学や英語は、中1内容の上に中2内容を積み重ねていくので、
自然と復習が出来ているのですが、
理科・社会に関しては、とにかく習いっぱなしで終わっていますよね。
中1の最初のほうにやったことなんて、忘れてしまっていませんか?

2月の基礎学までに、よみがえらせましょう。
そうすると、3年生も楽ですし、おまけに基礎学の点もよくなります。

本屋さんに行けば、中1・2の復習みたいな問題集もいくらかあると思います。
社会は、地理と歴史を買ってくればいいですね。
中3は歴史の残り少しと公民ですから、
中2のうちに地理は終了しますし、歴史も明治・大正(?)ぐらいまでは終わります。

今のうちから、少しずつやれば基礎学までに約4ヶ月あるので、
だいぶ復習が進むはずです。

同時にやってほしいのが、英語の連語の復習です。
今までに結構連語は習っていると思うのですが、
意外と整理して覚えられていない子が多いです。
そして、テストでそこが狙われる。。。

来年、焦らなくていいように、そろそろ始めましょう!



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ミスに厳しく

実は、小学校の頃、うちの教育ママゴンは、
ミスには、それはそれは厳しかったのを覚えています。

例えば、計算ミスで、98点をとったとします。
自分自身も、「あ~、ミスった!!」って思って、帰ってきますよね。
ライバルは100点だったら、なおさら、くっそ~って思ってますよね。

そして、帰ってすぐ、テストを見せますよね。
ブツブツワーワー叱られてました。
自分でも、「なんでミスったんだー!」って思ってるところに、
容赦なく追い打ちです。
もう、おやつを、やけ食いするしかないですよねwww

今でも、「カール、バリバリ食べよったよなぁ」なんて、
母がおかしげに言いますが、
あのカールおじさんがついてるスナック菓子、
あれをバリバリ食べながら、叱られてました。
あれは、やけ食いにはぴったりでしたよ。ww

そして、最後は、そのカールの粉が
スカートの上にぽろぽろ落ちてるのを叱られて、
とどめを刺されて、ピアノのレッスンを始めるというパターン。

たぶん、わからない問題が1問あって、95点をとった時より、
ミスをして、98点をとった時のほうが、ひどく叱られてました。

母曰く、
「だって、腹立つでぇ。一生懸命やんりょるのに、
 なんでミスってくるんよー!って思うだろう?」
まぁ、一生懸命、勉強みてくれてましたからねぇ。。。
今となっては、母の気持ちもわからないではありません。

しかし、私にしてみれば、
自分でもミスって腹がたってるのに、
なんで、それをまたそんなに言われなあかんのんよ!って感じでしたね。

でも、今から思えば、そうやって、追い打ちをかけられたことで、
次は絶対にミスらんようにしようとか、
どうやったら、ミスらんかなぁとか、考えることが出来たという側面もあります。

まぁしかし、うちの母の場合は、ちょっと色々強烈でしたから、
この間も、「あれ、ほぼ虐待よなぁ」とか、「児相くるよ、今だったら」とか、
兄と話してたら、母は、ちっちゃくなってましたけど。。。ww

とはいえ、「ミスやけん、まぁいいわ」っていうのは、ダメですね。
きっと本番でもやってしまいます。



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ミスが命取り

見直しをしていて、「これは、ミスっただけやけん。。。」と
流してしまう子、けっこうたくさんいます。

ミスっただけやけん、いいのではありません。
なぜなら、テストでも同じようにミスるから!

でも、意外と流してしまいます。
ミスっただけやけん、いける。
わかってなくて間違えたんでないけん、いける。
こうやって、スルーしていると、テストでも、全く同じミスをして、
結局、点を落としてきます。

なんでミスったんだろう?
どうやったら、次はミスらんかな?

そう考えるべきなんです。

わかっていなくて落とした点より、
単なるミスで落とした点のほうが、もったいないでしょう?
本当なら取れてるのに。。。

入試でも言えますか?
「これ、ミスっただけやけん、いいわ」って。
ミスったがために、落ちるかもしれないんですよ?

そこのところをもっと実感しないとダメです。




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受験に向けて

中学入試でも、高校入試でも、
勉強の準備はもちろんのこと、
体調も整えて、万全の状態で、試験に挑みたいものです。

この時期に、必ず、確認すること。。。

虫歯ないですか?
インフルエンザの予防接種はいつも受けますか?

とりあえず、この2つは必ずチェックします。

虫歯は突然痛むものです。
試験の日に虫歯がうずいては試験どころではないでしょう。
しかし、これは、前もってチェックしておくことで、100%防ぐことが出来ますよね。
今なら、もし、虫歯が見つかっても治療してしまえますから。。。
定期健診受けていない人は、歯医者さんに、必ず行きましょう。

あと、入試といえば、インフルエンザの季節。
予防接種は、賛否両論あるので、絶対受けましょうとは言いませんが、
毎年受けている子なら、早めに受けましょうと言います。

特に中学受験組。
中学受験は、年末~年始ですから、
ゆっくり受けていると、効力を発揮する前にかかってしまったりして。。。

私も、一応毎年、11月に受けます。
中学入試~高校入試まで、大丈夫なように。。。
そして、授業と授業の間には、
必ず、手洗いうがいをして、仕切り直してから出かけます。
防げることは防がないとね。。。

他には、持病チェック。
頭痛持ちの子やアレルギーがある子。
すぐに症状を緩和できる薬などがわかっていると安心ですね。

あと、女子の場合は、生理痛。
これも、自分に合ってるお薬なんかを、きちんとわかっていると、
焦らずに済みます。

あらゆる場合を想定して、準備をしておくにこしたことはないです。
何が起きるかわかりませんから。

体調悪かったんです。。。なんて、言い訳できませんからね。
全ての子が、万全の状態で入試に挑めるとは限りません。
しかし、備えをしておくことで、最悪の状態にはならずに済むはずです。



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受験算数

受験算数については、色々な意見を耳にします。

中学に入ったら、方程式を使って解くのだから、
「差集め算や鶴亀算をやったところで、何の役に立つんだ?」とか、
「旅人算や通過算、流水算みたいなのを
方程式を使わずに解く必要がどこにあるんだ?」とか、
そういう意見の人もたくさんいます。

ネットで検索をかけてみても、見事に賛否両論といった感じですね。

私は、受験算数はできることならやっておきたい派なんです。
自分はしてません。
私自身は中学受験未経験者ですから。。。

ですが、この仕事をしていて、
受験算数をやった子とやらなかった子の差をものすごく感じるから、
小学校高学年の時点で、それが出来るレベルに達しているなら、
やっておいて損はないと思うのです。

ご存じのように、算数ですので、方程式は使えません。
あの手この手を使って、ある意味、考え方を駆使して
方程式で簡単に解ける問題を、方程式を使わずに解きます。

ここで得られる読解力と思考力はとても大きいんです。
角度を変えて考える発想力。。。
持っている知識を総動員して、様々な角度から粘り強く考える力。。。
もちろん、昨日、記事に書いた計算力は言うまでもありません。

真剣に受験算数を勉強したら、
身に付くだろうな。。。と思います。
そして、それが次の段階で、とても役に立ちます。

方程式を使わずに解けることが役に立つのではなくて、
それをしたことで身に付いた他の力が役に立つのです。

もちろん、中には、そんなことしなくたって、
様々な角度から柔軟に考えられたり、
粘り強く立ち向かえる人もいます。

逆に、受験算数をしたのに、
特に役に立たなかったと感じている人もいるかもしれません。

でも、色々な子たちを見てきた感触として、
受験算数のメリットはとても大きいと感じています。
あくまでも、小学校高学年の時点で、
そのレベルに達していればの話ですが。。。



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速く正確に

算数や数学では、とにかく、速く正確に解くことはとても重要になってきます。
とにかく、時間切れする教科ですから。。。

そこで、中学受験の子たちは、
計算練習で、そういうのを鍛えるわけですが、
中学受験未経験者の多くは、
学校の算数の「工夫して計算しよう」みたいな単元でさらりと触るだけで、
それほど真剣に向き合ってはいないんですね。

例えば、
「底面の半径が4センチ、高さが16センチの円柱から、
底面の半径が4センチ、高さが12センチの円錐を取り除いて出来た立体の体積を求めよ。」
なんて、言われたとします。

16π×16-16π×12÷3

なんて、式を立てたとして、
中学受験経験者なら、たいていは、
16π×(16-4)として解きます。
筆算は16×12の1回。

あるいは、16の2乗は256と、暗記してて、
筆算なしで、すぐに引き算に突入。。。

ところが、未経験者の多くはやってしまいます。
まず、16×16の筆算。。。
ひどい場合は、16×12もやってる。。。
そして、時間かかって、おまけに計算ミス。。。orz

これが、受験しなくても、受験算数やってほしい。。。と思う理由の一つ。
もちろん、他に、もっと大きな理由もあるのですがね。。。




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運と縁

私のところは、完全マンツーマンで、私一人が教えているので、
授業の質に、ばらつきはない分、一緒に勉強できる人数に限りがあります。
そうすると、お問い合わせいただくタイミングによって、
ずいぶん違いが出てきます。

例えば、新年度などは予約で入る予定だった子が、ドタキャンしたところに、
たまたま問い合わせがあって、待ち時間なくスタートした子もいますし、
予約を入れてくださっていたけれど、結局、卒業生がいなくて、
空きが出ずに必要な時期が過ぎてしまう子もいます。

さらに、年度途中で空きが出た場合などは、
曜日時間指定のピンポイントでのご案内になるので、
余程縁がなければ、時間が合いません。

もっといえば、それで始めても、
うちのやり方が合う子と合わない子がいるものです。
途中で、息切れして辞めてしまう子もいるし、
何年も続けて、卒業のときは、別れを惜しんでお互いに涙する…なんてこともあります。

塾とか家庭教師とかって、もう本当に、運と縁の問題だなぁって思います。



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テストをフル活用しよう

ガッツリ中学受験をした子なら、
テストやプリントの間違い問題を切り貼りして、
勉強したことがあるかもしれませんが、
そういうのに触れないまま中学生になってる子も、
実はとても多いですね。

テストは、ただ単に自分のレベルを調べるためだけに利用するのでは
すごくもったいないんですね。
テストって、普段、問題集を解くときよりも、真剣に解いてると思うんです。
そんなに真剣に解いたのに出来てない問題というのは、大事にしないといけません。

それに、一度テストに出た問題は、
またテストに出る確率が高い!

ですから、テストが終わった後、
ただ点数に一喜一憂するだけでなく、
必ず、問題を見直してほしいんです。

それも、ただ、見直すだけじゃなくって、
間違えた問題を切り貼りして、
間違えた問題ノートを作るんです。
そして、しばらくしてから、また解いてみるんです。
今度テストに出たら、絶対に間違えないように。

出やすい問題を出来るようにするわけですから、
一番効率がいい勉強の仕方だと思いませんか?

やっていない人は、是非、やってみてください!



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隙間時間を使う

何かと忙しくなってくる小学校高学年以降、
すきま時間の使い方はとても重要になってきます。

「すきま時間を利用する」
このブログでも時々登場しますし、
色々なところでよく聞きますが、一体どうやって?と思っている人も多いようです。

ポイントは二つ。
一つは、すきま時間にやるべきことを準備すること。
もう一つは、すきま時間がいつできるかを把握すること。

まず一つ目。
すきま時間でできることは、山のようにあります。

漢字、計算、社会の暗記、英語の単語暗記。。。
一問一答式の問題集なんかも、すきま時間でできますね。
慣れてくれば、算数1問だけとかいうのもありでしょう。

短時間で終わることや、もし、途中になってもやめられるものがオススメです。
例えば、英語なら、文法問題はOK、長文はダメです。
数学なら、一行問題とか、計算問題がいいですね。
小問が3つも4つも並んでいるような大問はダメです。

そして、そのすきま時間でできることを、
すきま時間にやることと位置づけしておくことが大事です。
すきま時間にやることと決まっていれば、
普通は、すきま時間にやろうとします。

次に、すきま時間がいつできるかです。

朝ご飯前の10分、
学校に出かける前の10分、
塾やお稽古に行く前の10分、
晩ご飯前の10分、
お風呂の前の10分、
テレビが始まる前の10分。。。って、テレビ見る暇ないか。。。ww

それぞれに、スケジュールがあるでしょうから、
そのどこにすきま時間が生まれているかを把握します。

そうすると、すきま時間に、結構な量のことが片づいていきます。
ちょっと数え出しただけでもすぐに1時間ぐらいは見つかりますよね。

すきま時間は、意外と集中力が高まるので、
あっさり片づいたりするものです。
利用しない手はありませんね。

すきま時間を上手に使えば、
アニメを1本見られるかもしれませんよww


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スピード感

最近の子は・・・なのかどうなのかはわかりませんが、
すぐに忙しいと言う割には、考えるスピードが遅くないですか?

私は、たくさん宿題を出します。
だって、週に1回か2回しか一緒に勉強しないのだから、
それ以外の5~6日分の家庭学習を
宿題として出すとなると、結構な量です。

そうすると、ウソみたいに宿題に時間がかかる子が時々います。
スピード感がない。

文字を書くのも遅い(ついでに汚い)。
国語や英語の長文を読み始めると、途中で寝てる。
ちょっと分からない問題に躓くと、おめめがトロ~ン。

思い当たる人、いませんか?

そういう子は、テストでも時間切れします。
中1は大丈夫でも中3になると無理。時間切れです。

普段の勉強もスピード感を持って取り組みましょう。
もちろん、小学生も!

国語も英語も、速く読もうとしてください。
もちろん、きちんと意味を考えながら。
ただ、音を発すればよいのではありません。
内容を理解しながらです。

スピードがあると、緊張が増します。
そうすると、少なくとも眠くはなくなります。

適度な緊張感があると、頭が回転します。
絶対に違うと思います。

頭のスイッチが入っている状態を実感してください。
スイッチ、オフのまま勉強してはいけません。



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体験授業

体験授業をやっている塾は、とてもたくさんありますよね。
体験授業が終わった後、ほとんどの親御さんが子供さんに聞いています。

「どうだった?わかりやすかった?」

実は、この質問からは何も見えてきません。
私も、昔、塾で勤めていた頃には、体験授業なるものもいくらかやりましたが、
親御さんが、子供さんにこの質問をすることは承知のこと。
ここで、子供さんが、
「すごくよくわかった!」とかいうと、即入会ですよね。ww

でも、すごくよくわかった!と言わせるのなんて簡単です。
例えば、最初の例題を説明するときに、ついでに、
次に解かせる練習問題で、まちがえるだろうな?とか、
躓くだろうな?とか思うポイントも説明してしまうのです。

そうすると、それを聞いてから、何も知らずに練習問題を解いた生徒は、
先生の説明を聞いてから解いたら、全部すらすら解けた~と、錯覚します。
「この塾、行きたい!」となるわけです。

しかし、これは、塾が悪いだけではないと思うのです。
すぐに正解を求める子供と同じように、
すぐに結果を求める親御さんがたくさんいます。
その結果、塾は、とりあえず、すぐに結果を出すしかなくなる。。。

でも本当は、長い目で見て、本当の意味での力をつけたいはずですよね。
そうならば、体験授業の後に、是非、聞いていただきたい!
「この問題、なんでピンだったん?」
それがちゃんと説明できてこそ、きちんと授業がわかったということですよね。



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手書きvs写メ

板書を写メで撮ると、説明を聴くことに集中が出来て、
理解が深まる。。。みたいな話をどこかで聞いたことがあります。

何か腑に落ちない気がしていました。
確かに、板書を書き写すことだけに必死になって、
解説を聞くこともできないような子なら、一利あるかもしれませんが、
手書きすることで、理解が整理できることってあるよな。。。と思っていたのです。

そうすると、今度は、写メやパソコンを使ってる子より、
手書きの子のほうが理解力が高いという記事を見かけました。

なんといっても、手書きの融通の効き方は半端ないですからね。
板書しながら、先生が喋ったこともメモしたりできますし。。。
ちょっと走り書きとか、ぐるぐる○つけて強調とか、
頭の中で整理しながら手が動いていると思うんです。

ノートの右上のほうに書いたような。。。なんて
視覚で覚えていることってよくありますよね。

そして、今や、写メ+手書きみたいな優れものも出てきていますが、
それを最高に使いこなせるのって、
結局、要領のいい子だけなんだろうなと思います。

両方のメリットをうまく使える子と、
両方のデメリットを使ってしまう子に分かれるでしょう。

どんなにすばらしいツールが出てきても、
結局は、使いこなせるかどうか、
自分に有益になるように使えるかどうかなんですよね。

つまり、成績の差は開くばかり…かなと。
悲しい現実。。。



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疑問点を浮かばせる

問題を解いて、疑問点がなければ、
当然、満点がとれなければいけませんが、
本来、疑問点であるはずのことを疑問に感じていない子がたくさんいます。

だから、昨日の話の続きになりますが、
質問することがない。
疑問に感じるからこそ、質問したくなるものですが、
疑問に感じなければ、別に質問したくもなりません。

そして、これは、
一人でできるような単元の簡単な問題でも起こります。

例えば、
「最頻値を答えなさい」という問題に、
中央値を答えてしまったとします。

本来なら、
あれ?これって最頻値じゃなかったっけ?と考えて、
(↑これが、疑問点が浮かぶということです)
教科書なりテキストなりで確認します。
(↑一人で解決できないときはここで質問がうまれます)
あ~、これは中央値だったな!と。

そうすると、当然、中央値と最頻値の意味を確認し直して覚えているはずです。
つまり、テストに出ればできるというわけです。

しかし、あれ?ピンか~ じゃぁ、こっちかな?と、違う数を書く子もいます。
当たっていれば、ラッキー!
外れていれば、また何か思いつく数を書きます。

こんな直しの仕方をしている子が、実はものすごく多いんです。
当然、出来るようにはなりませんよね。

しかも、さ~っと丸付けをしていけば、
どっちのやり方で直しをしたかはわかりません。

「これ、前の答えってなんで違うん?」と質問をして
初めて発覚するんです。

きちんと直した子は、「中央値と最頻値を間違えとった」と言います。
テキトーに直した子は、説明できません。

そして、さらに問題なのは、
テキトーに直したという意識は全くないということです。

つまり、いつのころからこうやっているのかはわかりませんが、
おそらく、小学校の早い段階から、この思考回路なのだと思います。

「この答え、なんで違うん?」
「これ、なんでこう直したん?」

こんなこと、いちいち聞いていたら日が暮れそうですが、
実は、これが一番の近道かもしれません。

疑問が浮かばないというのは、実は、ものすごく大変なことなのです。
疑問を浮かぶようにする作業に手を貸してくれる塾が必要なのです。
質問しやすい塾ではなくて。

だとしたら、すぐに成績が上がることなんて期待してはいけません。
そのことを塾にはっきりと伝えておく必要もあるでしょう。
ちゃんと疑問が浮かぶ子にしたいと。。。

すぐに直ることではありません。
でも、ある日、自分で疑問が浮かび始めたら、
もう塾の手は必要なくなるかもしれませんね。
そして、きっと、そこからの人生が変わると思いますよ。



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わからないことがない

このご時世、小学校も高学年になると、
ほとんどの子が塾に通っていたりします。

でも、塾に通っているにもかかわらず、
成績が芳しくない子はたくさんいます。

塾が合わないからでしょうか?
もちろん、そういう場合もあります。

では、塾を変わればうまくいくでしょうか?
残念ながら、それだけでは解決しない場合がほとんどだと思います。

問題は、塾に何を求めているか。。。ということです。

ほとんどの親御さんがいいます。
「塾に行って、わからんところを教えてもらったらいい」

だから、個別指導が大人気です。
わからないところを質問しやすいですからね。。。

しかし、問題は、当人はわからないところがわかっていないということです。

そんなことないだろう?と思われるかもしれませんが、
成績がぱっとしない子ほど、わからないところはないんです。

家庭教師をしていても、質問をしてくる子は、
成績がイイ子だけです。

あまりよくない子は、全く質問なんかしません。
質問が出来ないのではなくて、
質問が無いんです。
疑問点が無い、わからないところもない。。。

だから、おそらく、せっかく個別指導の塾へ行っても、
質問なんかしていません。
もったいない。。。

そういうタイプの子は、
疑問点が浮かぶ状態にするまでが、実は大変だったりするのです。
(つづく。。。)


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正しいプライド

手とり足とり、受け身の勉強をしてきた子に多いのですが、
とにかく、はやく正解にたどりつきたい子、いませんか?

例えば、算数や数学で、順を追って解いたはずの問題が、
あっさりピンされたとき、
すぐに、違う方法に手を出す子。

順を追って解いたのなら、まず、それをチェックしませんかね?
何が違うかったのか。。。気になりませんか?

どうやら、気にならない子が結構いるんですね。

しかし、「なんでちゃうん!!」って怒る子もいますよ。
「ここがこうやけん、こうやって、こうするだろう?
 そしたら、これがこうなるけん、次にこれが出るでぇ。。。」
って、これのどこがちゃうねん!って勢いで説明してくれます。

説明しているうちに、自分でミスに気がついて、
「あっ!ちゃうわ!」って直す時もあれば、
「そこがちゃうやんかー!」って、こちらが指摘することもあります。

すぐに解決することもあれば、
なかなか納得いかなくて、
あの手この手で解説しないといけないこともありますが、
それが本当の勉強のやり方だと思います。

自分が、書いた答えをピンされたのに、
なんで、腹が立たないのでしょう?
そういうところにこそ、もっとプライドを持つべきです!

こんなやり取りが、部屋から漏れ聞こえていくと、
親御さんが、「頑固ですみません。。。」なんて恐縮してくれるのですが、
なんのなんの!この頑固さこそ、大事なんです!

こういう子に出会うと、密かに嬉しくなるんです。
しょっちゅうは出会えませんからね~




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ゲームの時間

時々、ゲームの扱いについて聞かれることがありますが、
家庭で、ゲームには時間制限をかけるべきだと思います。

大人でも、ついつい熱中してしまうような、
あんな楽しいもの、時間制限をかけられなかったら、
子供の力ではやめられないでしょう。。。

そういえば、おもしろい生徒がいましたよ。
テスト前が来ると、ティッシュに包んだゲームをお母さんに預けるんですって。
「テストが終わるまで持ってて!」って。
自分の部屋にあったら、ついつい誘惑に負けるんでしょうね。
それで、友達には、「親に没収された!」って言ってるんですって。ww

そういうのを自分から言い出せる子は、問題ないですね。
よくわかってます。

ラインだってそうですよ。
「夜は親にスマホ没収される!」って言ってしまえばいいんです。
そしたら、見なくても平気でしょう?
それで、仲間外れにされるような仲間は、本当の仲間じゃないですから。

しなやかに、そして、強くなってほしいですね!



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努力できること

努力できる遺伝子があるというお話。。。

ずいぶん前に、アメリカの研究で、
「すぐれた音楽家は、
 その技能を獲得するために必要な長時間の練習ができるよう
 遺伝子にプログラムされている」
なんて発表されていましたよね。

これは音楽家の研究のようですが、
エリート音楽家は、音楽の才能はもちろんでしょうけれど、
それに加えて、努力できる遺伝子が組み込まれているというのです。

音楽家に限ったことではないでしょうね。
勉強だって、ただ単にIQが高いとかそういう問題ではなくて、
努力できることが必須ですものね。

できる子って、やっぱり、その努力をそれほど苦痛とは感じていないんですよ。

「やればできる子なんです。。。」という親御さんもよくいますが、
それは、皆知ってます、先生方は。

やらないから、できないんです。ww
やったらできるかどうかではなくて、
実際にやれるかどうかが問題なわけで、
やれないからできない。。。

遺伝子のせいですと言ってしまえば、身も蓋もないですが、
エリートとまではいかずとも、
普通の努力ぐらいはできる遺伝子はみんな持っていると思いたいですね。




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これでもいける

イマイチ成績がぱっとしない子や、
まだ、十分にやる気モードに入っていない子がよく言います。
「これでもいけるもん!」

“漢字、とめ、はね、払い、ちゃんと書きよー”
「これでも、まるやもん!」

“計算、途中式、ちゃんと書きよー”
「これでも、合うもん!」

“その書き方はまずいわー”
「これでも、いけるもん!」

たいていの子が、学校のテストでピンされて、
初めて、ダメだと感じているのですが、
学校のテストで、ピンされるまでは、
「これでも、いけるもん!」を通します。

でも、それでは手遅れなこともよくあります。

たとえば、計算一つとっても、
学年が上がってくると、順を追って、式を書いていかなければ、
解けなくなってきますよね。

円柱の表面積を求めたり、
円柱が何個もくっついているような図形の表面積を求めたり、
そうなってくると、まとめて式を立てて、
3.14をいつ掛けるのが得かを考えて解かないと、
時間がかかるし、計算ミスをします。

そうなったときに、
それまで、きちんと式を書いていない子は、本当に苦労します。

今はいけるかもしれないけれど、
先のことを見据えての練習なんですよね。

あるところまで来たときに、スムーズに進まなくなります。
そこまで来て、初めて気づくのでは、なんだかもったいないですね。。。

実は、トップ層の中に、時々いるんですよね。
「これって、このやり方でいったら、あとで困るやつ?」って聞いてくる子。
原理がよくわかっていて、よろしいなぁと思いながら見てますw



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意気込み

何事でも同じだと思いますが、
意気込みがあるかどうかは、その完成度に大きく作用してきます。

例えば、数学のできなかった問題があったとします。
何度もやったことがある、あるいは、
この時期、当然できていなければいけないような問題だった場合、
直しを宿題にすることがあります。

そうすると、意気込みの差が見えます。

Aさんは、きっと、やばいと思ったのでしょう。
これまでにやったテキストから、類題を探して解き直し、
きちんとできるようにして直してきました。

Bさんは、「わかりませんでした」と白紙で出してきました。

それはそれで、もう一度思い出させて教えてしまえばいいことかもしれません。
でも、その意識の差は、
他の部分にも大きく響いていることに気付かなければいけません。
気付けるように、いろいろと話し込みもするのですが、
それはそれで、なかなか難しい。。。というか響かないものです。

ここで、それに気付いて、改めていける子なら、
先は明るいのですが、
そうでなければ、なかなか厳しい現実が待っているだろうと思います。

そういうメンタルの部分というのは、これまでに培ってきた部分も大きく、
難しい問題ですね。



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そう見えるようにアピールするということ

都会の満員電車で、痴漢に間違われないために、
両手を上にあげておく。。。なんて話は、聞いたことがありますよね?
荷物を網棚に置いて、両手で吊皮を持つとか。。。
とにかく、空いた手を作らない。。。
間違えようがないようにする自己防衛策。。。

これは、何も痴漢に限ったことではありません。

例えば、学校で、やる気がないと思われないようにするためには。。。
まずは、授業中に肘をつかないこと!
基本です。

たとえ、やる気満々だったとしても、
先生の話を聞きながら、片ひじをついていたらどうでしょう?

肘をついている子と、肘をついていない子。
想像してみてください。
明らかに、肘をついていない方が、やる気があるみたいに見えます。

本当に、やる気があるかどうかはわかりませんが、
少なくとも、肘をついていない方は、やる気がなさそうには見えません。

だから、もし、やる気がないわけではないのに、
通知表なんかに、意欲がない。。。みたいな評価をされてしまった場合、
考えてみてください。

授業中に、肘をついていませんか?
背中が丸まっていませんか?

それ、アピールが足りませんから。ww

先生に何かを言われたときに、
「はい」とか、声を出して返事をしていますか?

何かを話しかけて、ただ、うなずくだけの子より、
声に出して返事をする子のほうが、
やる気があるいい子に見えますから。。。

例えば、内申がもっと必要で、意欲があるみたいな評価をされたいなら、
そのようなアピールがある態度をとらないとダメです。
伝わりません。

実は、僕はこんなにやる気があります。。。ではダメです。

ほらほら、僕って、こんなにやる気があるでしょう?って感じで
攻めていかなくちゃ。www

どういう風に見えてるか。。。とか、
ちょっと意識するだけで、ずいぶん変わりますよ。

「それ、感じ悪いから。。。」なんて、指摘をすると、
うざったそうな顔をする子もいますが、
でも、それで、結局通知表の評価が下がってるんですよ。

で、最後に、行きたい高校に行けない。。。なんて泣くはめになるんです。
まぁ、その辺りのことが分かっている子は、
注意するまでもなく、実践できていますけれど。。。

もし、思い当たる節がある子がいたら、
ここは一つ大人になって、改めた方が得策です。



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実戦力をつける(その2)

本番さながらに解いて、丸付けをした後、することのお話です。

まず、時間切れをした人は、続きを解いてみます。
時間があれば出来たのかどうか。。。

時間があれば出来たのならば、
もっと速く解けるように鍛えなければいけません。

時間があっても出来ないのならば、
弱点をもっと鍛えなければいけません。

算数や数学の場合、
自分が全問解けなければいけないかどうかということも
ポイントになってきます。

例えば、志望校には全問解けなければ届かないならば、
全問解けるようにスピードアップを図りますが、
全問解けなくてもいいのなら、
解かなくてもいい問題を取捨選択できる力を身につけなければいけません。

過去問をいくつか解いていくうちに、
この問題は取らなければいけないとか、
この問題は捨てなければいけないとか、
感じられるようにしていかなければいけないのです。

解かなくてもいい問題があるならば、
その問題を潔く捨てて、もし時間が余ったなら、
ミスをしていないかを確かめるほうが得策です。

しかし、全問解かなければいけないなら、
キーとなる難しい問題に多くの時間をさけるように、
時間配分をする練習をしなければいけないのです。

目指すレベルによって、やるべきことは違ってきます。
今のレベルによっても、やるべきことは違ってきます。
そして、それぞれに苦手な単元も違いますから、
その辺りをきちんと見極めて、実戦力を身につけていきましょう。

そろそろ、そんな季節の到来です。。。



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実戦力をつける(その1)

入試に向けての実戦力のつけ方。。。みたいなお話をしようと思います。
高校入試にも中学入試にも当てはまりそうなので、
カテゴリは、敢えてテスト対策にしています。。。

実戦力をつけるために、絶対に外せないのは、やはり、過去問。
しかし、この過去問も効果的な使い方をしないと、もったいないんですね。

まず、守ってほしいことは、本番さながらに解くということ。

「過去問、解いといて~」なんて、宿題に出すと、
50分のテストを、15分ずつに分けて解く子がいます。
もったいない。。。

一気に解かないと意味がありません。
50分間、集中力をマックスに保ち続けるための練習。
50分間で、解き終えるためには、どういう工夫が必要か。
そういうことを、実感するための練習でもあるのに、
1問ずつ15分ずつで解いても意味がありません。

机の上に、本番のように、鉛筆と消しゴムと腕時計を準備します。
そして、50分間、きっちりと時間を図って解きます。
英語は、もちろんリスニングも時間内に、
本番のように入れて、解くのです。

でも、時間が足りません。。。とか言う子もいますが、
50分間で、自分が何点とれるかを知らなければいけません。
今の力を知ることも、とても大事なことです。

時間がきたら、そこでいったん鉛筆を置いて、丸付けです。
そこで出てくる点数が、今の自分の力です。

そして、そこから対策を練るのです。。。つづく。。。



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集団討論

城ノ内中学の適性検査対策なんかをしていると、
もっと大人っぽい意見は思い浮かばなかったのかな?と
思うことがよくあります。

もちろん、大人顔負けだなと思う意見を書く子もいるのですが、
低学年の作文じゃあるまいし。。。みたいな文章を書く子も
少なからずいます。

そういう子が、いろんな塾の適性検査対策模試みたいなのを受けても、
そこそこの成績で返却されることを考えると、
きっと、そういう子がものすごくたくさんいるのでしょうね。。。

ある問題に対して、自分の考えを持つこと。
それに対しての、他人の意見にも耳を傾けること。
そして、自分の考えを表現し、相手を説得しようとすること。

解決策を見出そうとすること。
あるいは、問題点を見出すこと。

すごく大事な部分だと思うんですよね。

小学校低学年は、ただの学級会みたいなのでもいいと思うんです。
そこで、身近な問題点を見つけて、それに対する意見を交換し合う。。。

そいうことが出来るようになってきたら、
高学年には、社会に目を向けてみる。
社会の中の問題点を見出して、ディベートの練習。。。

そういうの、総合学習の時間なんかに、
入れてくれればいいのに。。。と思います。

ゆとり時代に、入るはずだったのに入れられなかった部分かもしれません。
が、この先、アクティブラーニングと盛んに言われてはいますが、
果たして、それがうまくいくのでしょうか?

すみません、おそらくまた失敗に終わると思ってる一人です。ww

徳島の子たちが出来ないんじゃなくて、
出来るように育てられてないだけだと思うんですよね。。。
難しい問題。。。


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隙間時間の有効活用

小学校高学年から、中学生、そして、高校生へと、
段々、やりたいことや、やらなければいけないことが増えて、
時間が足りなくなってくるものです。

ところが、小学校低学年でも、「忙しい。。。」と言っている子もいれば、
高校生でも、「忙しい。。。」とは、ほとんど言わない子もいます。

その辺りは、たぶん、感覚の差で、
忙しいと言わない子は、さして忙しいと感じていない様子。

でも、そういう子のほうが、
実際には多くのことをこなしていたりします。

よくよく観察すると、忙しいと感じていない子は、
すきま時間の使い方がうまい気がします。

学校のワーク類を学校の授業中に片づけてしまうという話は、
以前から、このブログでもちょくちょく書いている気がしますが、
それどころか、家の宿題も学校で片づける子もいます。

私が出してる宿題なんか、
授業中の空き時間にやってしまう子も時々います。
さすがに、英語の時間に数学のテキストはまずいですが、
数学の時間に、指示された問題が解けてしまって、
余ってる時間に違うテキストの問題を解いているからと怒る先生はいないでしょう。

学校だけでなく、家でのすきま時間も意外と多いものです。
例えば、塾に行く前の10分。
夕飯の前の10分
朝、学校へ行く前の10分。

敢えて作る時間ではなくて、
友達が誘いに来るまでのちょっとした時間。
ご飯が出来るまでの少しの合間。

そういう時間に、当たり前のように、何かをちょっとやっていたりします。

やることが、頭の中でリストアップされていると、
ふと生まれるすきま時間に、そのどれかを片づけようとします。

頭の中だけでおいつかなければ、メモしておけばいいと思います。
そうすれば、そのちょっとした時間に、ひとつ片づいたりすると、
なんだか得した気分ですよね。

すきま時間の有効活用が出来ると、
大人になっても、便利だと思いますよ。




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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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