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中受するの?

少し前に、今度小5になる子に、「中受するの?」と質問してみました。
もちろん、中受も視野に入れて、勉強を進めているのですが、
絶対にしなきゃとか、絶対に○○中学に行きたい!とか、
そういう感じではなく、とりあえずは、基礎学力を付けなきゃねって感じで
この一年、勉強を進めてきた子です。

「う~ん、わからん。。。
 どこの中学校行くんがいいのかなぁ?っていうか、
 そもそも、私、なんで勉強してるのかなぁ?」
なんて、話になったんです。

先生はね、勉強が嫌いで嫌いでたまらない子が、
無理矢理にする必要はないと思ってるのよ。
でも、○○ちゃんは、勉強、けっこう楽しいんでしょう?
だったら、しといた方がいいよな~って思うの。

なぜなら、勉強をして、いろんなことを知ってたら、世界が広がるからね。
○○ちゃんが、幼稚園の時に見てた世界より、
今、見てる世界の方が広いと思うでしょ?
それと同じで、お姉ちゃんは、もっと広い世界を見てるのよ。
そうだと思わない?
もっと言えば、お父さん、お母さんは、
きっと、お姉ちゃんよりも広い世界を見てるはずよね?

それに、春に先生のとこに来たときと、今とでは、
将来なりたいものが変わったじゃない?
ここから先だって、ひょっとしたら、また、何かすごいいいものを見つけて、
やっぱり、これになりたい~!って思うことが起きるかもしれないでしょ?
そのときに、「あ~、もうこの成績では無理です」なんてことになると悲しいよね。

それでも、勉強が嫌いで嫌いで苦痛なんだったら、すすめないわよ。
でも、○○ちゃんはそうではないじゃない?
だったら、やっといた方が得だと思うんだよね~

なんて、話をしてみました。
とっても素直な子なので、なんだか、おめめキラキラで帰っていきましたw

こうやって、楽しそうに勉強に来てくれるのが、
実は、すごく嬉しいのです。
伸び伸びと育ってほしいですね~



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将来の夢

将来の夢。。。なんていうと、
本当に夢物語のような話をするみたいですが、
そんな話をしていてもよいのは、10歳ごろまでだと思います。

小学校高学年もくれば、
ある程度具体的に将来のことを考えてもよい年齢ではないでしょうか?

もちろん、夢を見続けることは大事です。
夢を見るのではなく現実を見ろと言いたいのではありません。

夢を現実のものにするためには、
それなりの準備が必要ですから、
具体性が必要になってくるのです。

夢を単なる夢で放っておくのではなく、
夢を実現するための準備をするために、
手を打ち始めなければいけないのでは。。。という話です。

例えば、「パイロットになりたい!」と言って、
きちんと勉強をしている子と、
毎日、楽しく遊んでばかりいる子とでは、
同じ夢を持っていても、
実現の可能性は、天と地ほど違ってきますよね。

遅くても中学生には、
その夢に向かって何をするべきかが、ある程度わかっていなければ、
実現できない可能性のほうが高くなるでしょう。

そう考えると、
将来のことって、もっともっと具体的に
考えていく必要があるんじゃないかなと思います。

将来の夢、やりたい仕事、やってみたいこと、
何を聞いても、特にない。。。という子もたくさんいます。

でも、それって、「わかりません」で済ませていいことなのでしょうか。
な~んにも考えてないから、「わかりません」なのだとしたら、
考えてみるべきですよね。

自分の人生のことですからね。。。
十年後、どんなことをしたいのか、
どんなことをしている人になりたいのか。。。
十年なんて、あっという間ですよ。

自分自身のこと、
もっともっと、いっぱい、考えてほしいと思っています。



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ペンを動かす

算数や数学は特に、その解きっぷりを見ていると、
苦手かどうかがわかります。

難しい問題にぶつかったとき、
出来る子は、とにかくペンを動かします。
苦手な子は、ペンが止まっています。
問題用紙が真っ白。

他の教科でも、ありますが、一番わかりやすいのが算数・数学です。

実は、私は、子供の頃、算数も数学も苦手でした。
特に中学校前半までは、嫌いな教科の筆頭でした。

テスト前の日曜日は、兄を捕まえて教えてもらっていましたが、
「なんで、書かんのな!アホ!!」と、どつかれることしょっちゅう。。。ww

そんなこと言われても、何書いたらいいかわからんもん。。。
という感じだったので、
書けずに止まってしまっている子の気持ちはとってもよくわかるのですが、
そこで書かないとダメだということも、よくわかっています。

だって、とにかくペンを動かすようにしてからは、
数学は得意になりましたから。。。
もちろん、時間はかかりましたけれど。

高2の時は、模試の返却をしながら、担任が、
「俺のクラスは文系だぞー!
 なのに、なんで数学だけ満点ってやつがいるんだ?」なんて、
言っていたものです。

だから、とにかくペンを動かすことはとても大事だと思います。

問題文中に書いてあることを、図やグラフに書き込む。
次は、そこから見えてくることを書き込む。
困ってしまったら、
ここがわかったらいいのに…というところを書いてみる。

とにかく、気になることを書いているうちに、
見え始めるものです。

経験者が言っているのだから間違いないと思うのだけど。。。

書かなければいけない!という、
半ば脅迫状態で、とにかく書くことです。
問題を整理することです。
思いつくことの限りを書く。

そんなことをしているうちに、
必要なことに絞れるようになります。

算数・数学が苦手な人は、
是非、挑戦してみてください。
ただし、根気よくですよ。
すぐには、結果は出ませんから。。。




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ペン

普段、私は多機能ペンを使っています。
シャーペンと、赤、黒、青、緑の4色のボールペンがセットになっているもの。

いろいろ試した結果、
丸付け用の赤、直し&解説用の青、さらに直し&解説用の緑、
報告書用の黒に、テキスト書き込み用のシャープ、
この5つは外せないので、
それが1本にまとまった三菱鉛筆のジェットストリームを使っています。

ドイツ製の高~いのとか、色々カッコいいのも試してみましたが、
多機能ペンは、ダントツで日本製がよかったですね。
書き心地が良いし、故障が少なくて、しかも、安い!

って、そんなことはどうでもよいのですが、
授業中にインクが切れて、替え芯を付け替えることがよくあります。

すると、生徒がたいてい聞くんです。
「先生、何色が一番早い?」

『みんな、間違い過ぎるけん、青じゃ、青ー!』なんて、言いますが、
実は、解説に青ペンを使うので、赤よりも青がなくなります。

「先生、なんで、解説に青ペン使うん?」とも、
時々聞かれます。
『青は集中力が高まるからよ~』とさらりと答えますが、
これは、昔、ホンマでっかで言っていたんですよね~ww
とりあえず、採用してます。

そういえば、早稲田塾の青ペン記憶術、とかいうのもありますね。
赤で書くよりは、青のほうが良さそうですが、
あれは、色よりも、ペンを使い切ることや、
ノートをためていくことのほうに意味がある気がします。

時々、「このペン、あと1週間で使い切るけん」とか言って、
妙にペースを上げている子とか、
ルーズリーフに、単語を書きなぐって、それを積み上げて、
その量を見て、安心しようとしている子がいます。

どちらもやったことが目に見えるのです。
勉強って、意外とやったことが目に見えないのですが、
何か目に見える形になって残っていくと、
すごくやった実感がわきますよね。

それが良いんじゃないかと思います。
目に見えることで、自信にもつながりますからね。

普段の勉強に使えませんか?
使えるポイント、いっぱいありますよ。



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悩み

「あんなに賢かったら、悩みなんてないだろうな~」
なんて、時々、生徒が言っています。

でも、そんなことはありません。
出来る子は出来る子で、違う悩みがあるものです。

考えてみてください。

例えば、サッカー。
部活でやっていて、それぞれに悩みがあると思います。
プロぐらいうまかったら、悩みなんてないでしょうか?

プロの選手たちを見ればわかりますよね。
きっと、プロの選手のほうが悩みはたくさんあるはずです。

できればできただけ、違う悩みが増えるのです。

勉強も同じ。
皆、それぞれのレベルで、悩みを抱えながら勉強しています。
そういうものです。




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熱中できるもの

夢中になって、熱中して、どうしてもやりたいもの、ありますか?
もし、そういうものがあるならば、それは大事にしてほしいと思います。

それが、サッカーだったり、野球だったり、
ピアノだったり、吹奏楽だったり、
読書だったり、絵を描くことだったり、
お菓子作りだったり、料理だったり。。。

何でも構わないのです。
これさえできれば、幸せな気分になれるというもの。

そういうものが見つかっている子は、ラッキーかもしれません。
最近は、そういうものが見つかっていない子が増えてきた気がします。

ただ、間違えてはいけないのは、
それをするために、勉強を犠牲にしてはいけないということ。
勉強が出来ない理由に、それを使わないことです。

部活があるから、勉強する暇がないとか、
練習があるから、勉強が出来ないとか。

基本的に、中学までの義務教育で学習することは、
日本で人間らしく生きていくために必要なことだと思うんです。

だから、それがきちんとできた上での特技であってこそ
価値があると思いませんか?

これには、反論もあるかもしれませんが、
私は、そうだと思っています。

どんなにスポーツが出来ても、
結局、高校入試で困っている子たちを見ると、
やっぱり、勉強はやっておかないとダメでしょ?と思いますもの。

スポーツ推薦みたいなのを使ったところで、
人生すべてそんなので乗り切れる人は、ほんの一握りです。
逆に、スポーツ一筋でやっていける人は、
ただならぬ努力をしていますからね。。。

熱中できることがある人は、
それを続けるためにも、勉強を頑張るべきです。
相乗効果があるかもしれませんよ。

どっちもやるから、頑張れるのだと思います。



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スピード(続き)

昨日の続きですが、
実は、私は、どちらかと言えば、
パパッとやってしまう方だったと思うんです。

地元公立派の家だったので、もちろん、中学受験もしていませんし、
塾にも行っていませんでしたし、当然、学校の宿題は少ないですから、
小学生は特に、それほど追い立てられていた感じはありませんでした。

とは言っても、毎日最低2時間はピアノの練習にかかっていましたし、
それなりに家の勉強がありましたから、
パパッとやって、さっさと寝る子だったんですね。

性格なのか、親に仕向けられていたのか。。。と考えると、
よくわからないのですが。。。

兄は、私よりのんびり屋さんだとは思うのですが、
私より頭の回転が速い分、
勉強に関しては、スピーディーだったはずです。

そんなに勉強をつめつめにしていた風ではなかったのに、
あとでテキストを見ると、
「いつの間にやったん?」と思うくらい解いてましたから。。。

兄は、吹奏楽部で、とにかく音楽がしたかったので、
それが原動力だったことは間違いありません。
地元公立中ですから、テストの番数が2ケタになったら、
吹奏楽部を即刻クビにすると、母が宣言してたのを覚えています。

勉強以外のやりたいことがあって、それをやるために、
いかに時短で勉強をやって成果を出すか、
というテーマが、私たち兄妹にはつきまとっていたことだけは確かです。

これが、母の作戦だったのかどうかは謎ですが。。。ww
まんまとのせられていたのかも?!



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お知らせ

お問合せやメールには、一両日中にお返事しておりますが、
メールアドレスの記載がない鍵コメには、こちらから連絡を取ることができません。

プライベートなお問合せ等に関しましては、
メールフォームか、メールアドレスを記入して鍵コメにしていただければ、
返信させていただきます。
あるいは、直接↓こちらのアドレスに送っていただいても結構です。
nagao@ceramica-shigemi.jp

ただ、2020年度のお問い合わせに関しましては、
すでにスケジュール決定しておりまして、満席でございます。

2020年度は中3生がおらず、空きの確約ができませんので、
2021年4月スタートのご予約は一旦締め切らせていただいております。

年度途中で、空きが出た場合は、予約順にご連絡させていただいております。
予約で埋まらない空席ができた場合には、このブログでもご案内させていただきます。
私が1人でやっていることですので、どうしても小人数しか受け入れることができず。。。
どうぞご理解いただければと思います。

スピード

勉強にスピードがない、
だらだらして、集中力がない、
といった類の話題は、個人懇談でもよく出る話題の一つ。

確かに、平日、1時間ずつやれば片づきそうな宿題が、
片づけられない子が、意外といます。

授業中に、目の前で解いてもらうと、
何も教えなくてもすぐに直せる問題を、
一人で宿題となると、半分も直せない子がいたり、
テストだったら30分で解ける問題が、
宿題だと1時間かかる子がいたり。。。

原因は、それぞれに考えられますが、
何か一つが原因なのではなくて、
いろいろに絡み合っているのだと思います。

スピーディーにこなせる子との違いを考えてみると、
スピーディーな子は、いろんなことをやっています。

スピーディーだから、結果として、時間が余って、
いろんなことが出来るのかもしれませんが、
あれもこれもやりたいから、
時間をうまく工面しているという面もあります。

出来ることは、パパッとやってしまおう!という感覚。
これは、いつ、生まれてくるのでしょうね?




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自主勉

学校の宿題の自主勉強、何をやっていますか?

小学生は特に、ひたすら漢字を書いてみたり、
中学生のくせに、ひたすら単語を書いてみたり、
そんなことをやってしまいがちですが、
それは、本当に時間がもったいないです。

今、自分がしなければいけないことに使うべきです。
同じ漢字を書くにしても、
必ず、チェックテストを何度か挟んで、書くようにしましょう。

つまり、まずはじめは、チェックテストからです。
今日覚えようとしている漢字のチェックテストをします。
丸付けをして、間違えた漢字を、何度か書きます。

もちろん、すぐに覚えられそうなのは、少し書いて、
なかなか覚えられそうにないのは、たくさん書きます。
とめ、はね、はらい、間違えやすいポイントなどに
気をつけられるとなお良しです。

そして、再び、チェックテスト。
また間違えた漢字があれば、それを書いて、また覚え直します。
これを自主勉のノートでやるのです。

ノートの見た目は、一行ずつ漢字を書いてあるほうが綺麗ですが、
チェックテストをやっている方が、数倍覚えているはずです。

綺麗なノートを提出しても、
身についていなければ何にもならないですよね。

自主勉ノートは、ついつい見た目を気にしがちで、
おまけに、やらされている感じがするので、
ついついやっつけ仕事的にやってしまいます。

それでは、平日の貴重な時間がもったいないですね。

学校で、チェックする際に、
そのやっている内容をもっと評価してくれれば、
子供たちの視点も変わってくるように思うのですが、
学校の先生はお忙しいので、なかなか難しいでしょうかね。

でも、その分、家で評価してあげるとよいと思います。
学校では、あまり評価されなくても、
家で、「いい勉強が出来るようになったわね~」なんて褒められると、
きっと嬉しいはずです。

学校の宿題も、出来るだけ有効利用したいですね。


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人間関係

国語が苦手な子が多いと、よく言いますが、
その背景には、様々な現代事情も隠れていると思っています。

最近は、休日になっても、
走り回って遊ぶ子供たちの姿をあまり見かけなくなりました。
まぁ、今の時代、仕方がないのかな~なんて思っていましたが、
実は、そういうのも影響を及ぼしているのです。

国語で出題される物語文などでは、
友達同士で喧嘩をしたり、仲直りをしたりというような、
心理の変化を描いたものもよくあります。

例えば、喧嘩している友達を仲直りさせようと、
他の子たちが一芝居うつなんてのもあるわけですが、
そういう状況を読み取れない子が多いのです。

日常の経験の蓄積から、
当たり前のように読み取っていたことが、読み取れない…ということは、
実はよくあるのです。

私たちが子供のころとは、
子供たちの人間関係も、かなり違ってきています。
大人同士の人間関係も変化していますから、当然ですが。。。

国語だけの問題ではないですね。



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積み重ねの差

中3生の多くが、この時期、多かれ少なかれ、
高校入試の過去問を解いていると思います。

私のところでも、冬休みごろには、どのレベルの子も
過去問に手を出すようになるのですが、
改めてレベルの差が浮き彫りになります。

例えば、460点以上のレベルの子だと、
1年分、つまり5教科の試験問題を解いて持ってきても、
数問しか間違い直しは発生しません。

だから、授業開始から、丸付けして直しをして、
さらに、正解したけれど気になった問題の確認までしても、
30分程度で完了します。

ところが、300点レベルになると、
1教科だけでも、間違いが10問以上出ます。
それを、一つずつ確認して、解き直して、
理解できた状態にするだけで、1時間かかってしまいます。
捨て問題を選べるようにして、捨て問題は捨ててもです。

5教科30分と、1教科60分の差。

この差が日々生じていると思うと、
そりゃぁ、成績の差も出るでしょう・・・と思いますよね。

「いいな~、できる子は」ではありませんよ。
5教科30分でできてしまう子は、
そうなるまでに、きちんと積み重ねてあるのですから。

やってもいないのに、同じになれるはずがない。

5教科30分の子から見れば、
「ちゃんとやってきたのに、一緒やったら、やっとれんわ~」でしょう。

だからって、別に、5教科30分の子たちは、
9年間、寝る間も惜しんで積み重ねたわけではありませんよ。
遊ぶときは遊んで、部活も満喫して、
それぞれにやりたいこともやりながら、やるべきことはやってきたのです。

日々のちょっとしたことです。
もうしんどいから、今日は勉強やめよっかな~っていう気持ちを
少し押し殺して、勉強してみる。。。
それの積み重ねだと思うんです。

それを続けられること自体が才能だという意見もありますが、
やってみようかな~と思える人は、今からでも遅くはありません。
頑張ってみる価値はありますよね。
だって、たった9年でこんなに差が出るんですから。



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ひとりで解ける

間違い直しを一緒にすると、
いろんなタイプの子がいます。

例えば、すぐに結果となって表れるAさんの場合、
「これ、どうやったん?」と聞くと、
順序立てて、自分がやったことを説明し始めます。
そして、「で、ここまでは、あっとると思うんやけど、どう?」と聞いてきます。

「あっとるなぁ。。。」と言うと、さらに続けます。
「ここからわからんかったけん、こうやった」と照れくさそうに。。。
「そら、ちゃうわなぁ」と、解説に入ります。

一方、同じ間違いをしたBさんは、
同じ質問に、「わかりませんでした」と答えます。
「でも、答え書いてあるんだから、何かやったんでしょう?」
と聞いても、「忘れました。」という具合です。


また、何にも手が出せなかった問題。
「さっぱりわからん。」というので、
とりあえず、解説をしてみます。

すると、Bさんは、「あ~、わかりました」と言います。
それで終わり。

しかし、Aさんは、「ちょっと待ってよ~」と、
自分でもう一度解き始めます。

そして、
「せんせー、ここでなんでこれに気付けるん?どこ見たん?」
と聞いてきます。

「ここに書いてあるだろう?ここの部分から、こういうことが判明せんで?」
というような具合に話が進みます。
「あ~、わかった!納得~」となります。

そして、おまけは、
「これは、一人では解けんわ」とか、「これは、次、一人でできたいな」とか、
分類してくれます。

「一人では解けんわ」に分類された問題は、
たいてい、また時を変えて授業に登場するわけです。
つまり、間違えた問題は、
しばらくしてから、もう一度自力で解けるか試しているのです。

これが、成績が上がる子と、上がらない子の差なんです。
次、一人で解けるかどうかをチェックしながら進める子は、
比較的早くに成果が出ます。

実は、このAさんと、Bさんは、同じ学年でした。
はじめは、Aさんのほうが、ずっと成績は悪かったんですね。

しかし、こうやって勉強をし始めると、
気付けば、Bさんを追い越していました。
そういうものなのです。

解説してもらって、聞いて終わり、
解答見て、解説読んで終わり、では、
その時はわかったようでも、成績には結びつきません。

やってるのに、成績が上がらない。。。と言う人は、
こんなことしていませんか?




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面接の心得

面接の練習は、学校によってものすごく温度差があります。
ビッチリ練習している学校もあれば、
だいたいできていればOKみたいな学校もありますね。

学校から、受験校で質問されることの概要はもらっているでしょうから、
それに合わせて、全ての質問の答えを考えておきましょう。
そして、すらすらっと言えるように練習。。。
鏡を見ながら、練習すると良いですよ。

面接は、誰しも緊張しますので、
うまく言えないかもしれませんが、誠実に答えることが大事です。

万一、質問を聞き取れなかった場合などは、
「もう一度質問をお願いします。」と言えばよいのです。
困って、何もできないことのほうがマイナスです。
トラブルの際にも、きちんと対応が出来ることのほうが大事ですね。

もしも、考えたこともないような質問をされた場合、
まごまごするよりは、「わかりません。」とはっきり言えるほうがよいでしょう。

つまり、面接では、きちんとした受け答えが出来ることが大事です。
失礼のない言葉遣いで、マナーを守った受け答えが出来れば、
問題ありません。

お辞儀の仕方や歩き方など、学校でも指導されていると思いますから、
それに従って、スムーズにできるように練習しておきましょう。

基本は、動作をしながらしゃべらないこと。
動きが止まってから、しゃべると、折り目正しく見えます。
あとは、背筋を伸ばすことでしょうか。
背中が丸くなっている子が多いですね。気をつけましょう。



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間違い方こそ大事

そこそこ成績がよい子によくあるパターンですが、
間違えている問題を、
「どうやって解いた?」と聞くと、
「あっ、わかった!」と違う方法で解き始める子がいます。

わかって、解いてるんだからいいじゃない?と思うかもしれませんが、
そこに落とし穴があります。

どうやって間違えたのかの検証が終わっていないんです。
これは実は大問題。
この検証をきちんとやっておかないと、
一人で解くと、また同じ間違いにはまってしまうからです。

成績がものすごくいい子は、この検証を言われなくてもします。
間違えることを、別にそれほどカッコ悪いとは思ってない。
そして、そこから質問が生まれる。

成績が比較的いい子は、
間違えたことをカッコ悪いと思う傾向にあります。
だから、間違えたルートを他の人に知られたくない。。。
でも、だめです。

ちゃんと、私は、こうやってここで間違えましたーと、
検証しておかなければ。。。
また間違えることのほうがカッコ悪いでしょう?

パパ塾、ママ塾でやっておられる方は、
少し意識してみられるとよいかもしれませんね。




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頭を使う

「勉強をする」と一言で言っても、
頭を使った勉強をしていない子は、実はたくさんいます。

勉強してるんだから、使ってるでしょ?という感じですが、
そうではなくて、
どうやれば出来るようになるかを考えずに勉強をしているのです。

例えば、何か問題を解いて、丸付けして、
赤で答えを写して終わり。

これは、本当によくあるパターンで、
なぜ間違えたのかの検証が全くできていない子は、
本当に驚くほど沢山いるのです。

解き方がわかっていなくて間違えたのか、
暗記すべきものが暗記出来ていなくて間違えたのか、
それとも、何かを誤解していて間違えたのか。。。

それぞれに間違えた理由があって、
戻って復習すべきポイントは違ってきます。

間違えた原因を解明して、
その原因を取り除くように復習をかけると、
普通は成績が上がります。

でも、そこのところがわかっていないのですね。。。
そして、勉強方法を教えてくださいというのです。
手間をかけずに、楽して上がる方法を!

そんな方法は本当にありません。
手間をかけた分、結果となって表れるのです。

ひと手間かけると、料理が美味しくなるように、
ひと手間かけると、成績も上がります。

その手間を惜しまずかけられるかどうか。。。
問題はそこなんですよね。

頭を使って、効率的に勉強したいですね!



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承認するということ

「ほめて育てる」とよく言いますが、
私には、これはどうも違和感があります。

「ほめる」ということを、
「おだてる」と捉えている人が多い気がしてなりません。

「すごいわね~」と、普通のことをしただけなのに、
ほめているお母さんをよく見かけます。

それって、バカにしてない?って、思ってしまうのですが、
それは、私が「しごき」世代だからでしょうか?

もちろん、良いところを見つけて、
それをほめることは大事だと思います。
しかし、それは、あくまでも承認するということで、
おだてることであってはいけないと思うのです。

おだてられて育っているせいで、
なんでもないようなことをしただけなのに、
何かおだててもらえないと気が済まなくなっている子を時々見かけます。

そういう子は特に、悪いところや出来ていないことを指摘されると、
この上なく不機嫌になります。

今でこそ、そんなことはなくなりましたが、
昔は、時々ありました。
「先生、うちの子をもっとほめてください!」というクレーム。

「今日は、遅刻せずに来られてすごいわね~」とか、
「宿題が、半分も出来たの?頑張ったわね~」とか?www

だから、遅刻するし、宿題しないんですよね。。。ダメダメです。
そこは、おだててなんとかするところではなくて、
原因を改善しないとダメなところでしょう。


しかし、勉強というのは、
頑張っているのに結果が出ない時期というのが必ずあります。

そういう時期には、承認が大きな意味を持ちます。
「頑張っているわね~」という一言。
わかってくれている人がいると思うと、頑張れるものです。
それを言うためには、きちんと見ていてあげることが必要ですが。。。

結果が出せないからといって、
「どうせ、ちゃんとやってないんでしょ!」なんて言われると、
へこむものです。

おだてられて育った子は、精神的に弱い子になりますが、
承認されて育った子は、逞しく健やかに育つ気がします。

どちらも、一見、ほめて育てているみたいに見えますが、
実は、全然違うんですよね。



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頑固

時々、ものすごく頑固な子に出会います。
でも、頑固とういうのは、持っていき方ひとつで長所にも短所にもなります。

ある時、高校入試直前、秋も深まってから、
わけあって一緒に勉強を始めた子がいました。
「これって、なん教科の合計?」って聞きたくなるような成績です。

かわいらしい女の子でしたが、
勉強を始めてみると、とても頑固なのです。

例えば、嫌いな単元は、むーっとして、
見るからにいやそうにしますし、
親に怒られたことが気に入らなくて、
トイレから出てこなかったこともありました。
まぁ、大人からみれば単なるわがままです。

しかし、よくよく観察していると、
納得出来たら、突っ走れそうな頑固に見えたので、
時間もないし、荒療治してみました。ww

とりあえず、嫌いな単元の勉強をしているときに、
私にあたるのはお門違いだと、叱ってみました。
トイレから出てこなかった翌週には、
親に怒られたことと、私の授業は関係ないではないか!と叱ってみました。

そんなマナーもないなら、他をあたってくれと。。。
私は、付き合いきれない!と。。。

そのまま、「じゃぁ、やめるわよ!」となる子もいると思いますが、
やっぱり、その子は違っていました。
反省出来たら、もうこっちのものです。

どんどん、自発的に勉強し始めました。
丸付けも自分でできそうだったので、
「時間がないし、自分でやって!」と、解答を渡しておくと、
解いて、丸付けして、直しも、きっちり出来ていました。

そして、直しをした後、ちゃんとした質問が出てくるのです。
「これ、わからん」という丸投げではなく、
「解説にはこう書いてあったんやけど、
 これって、こういう意味であっとる?」とか、
「ここまではわかるけど、ここからどうなるん?」とか。。。

1カ月で、70点上がりましたよ。
まぁ、もとの点が低いので、伸び率も大きいですが。。。
しかし、頑固の賜物です。www

こういう子は、納得できれば、頑張れるのです。
もっと早くに納得できていれば、
スリリングな高校入試を経験せずに済んだはずですが、
まぁ、これも経験ってことで。。。ww



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当たり前を植え付ける

家庭によって、当たり前の基準って、全然違いますよね。
しかし、この当たり前の基準って、とても重要だと思います。

子供には、こうあってほしいとか、
これくらいの成績に育ってほしいとか、
いろいろな願望を持っていると思うのですが、
問題は、その願望と当たり前の基準が合致しているかどうかです。

例えば、
高校受験で、なかなか調印が出来ないようなことにはなってほしくないと思うなら、
それ相応の勉強をすることが当たり前だという家庭の基準を作り出すことが必要です。

小学校から、学校の宿題はきちんとするとか、
家の勉強も毎日必ずするとか、
わからないところは放っておかないとか、
文字は丁寧に書くとか、
ミスは許されないようにするとか、。。。

それは、出来ると良いね!ではなくて、
出来て当たり前でしょ!という基準を設定しないといけないと思うんです。

勉強をきちんとする子にしたいなら、
学校から帰ったら、勉強するのは当たり前だという基準を作るべきです。
もちろん、小さいうちは親の協力も必要です。

テストだって、100点が当たり前という基準のお家もあれば、
80点が当たり前というお家もあります。

100点が当たり前のお家の子なら、
80点をとったら、ドキドキしながら学校から帰ってくるでしょう。
なんて言って、このテストを出そう。。。って感じですよね。

しかし、80点が当たり前のお家なら、
特に何も思わずに普通に見せますよね。

その差はとても大きいのです。

何と言っても、小学生は特に、
家の基準は絶対的なものがあります。

子供にとっては、学校の先生が言うことよりも、
お父さん、お母さんが言うことのほうが重要です。
そっちのほうが基準です。

だから、求めるレベルに、家庭の基準を合わせていないと、
求めるレベルにはなりません。

「うちはこうなんだー!」という家の当たり前の基準、
求めているレベルに合っていますか?




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勉強のモチベーション

比較的成績が良い子たちは、何を原動力に、勉強をしているのか。。。
気になる人も多いと思いますが、
見ていると、いろいろなタイプがあります。


ただただ、新しいことを知るのが楽しくて、
勉強をしている子もいます。
これは、勉強が好きと言えるようなタイプ。

知らなかったことを知ることができる、
理解できなかったことが理解できるようになる。。。
発見や驚きがモチベーションとなっている感じでしょうか。


他には、なりたいものや、やりたいことがあって、
その通過点として、学校の勉強をしなければならないので、
その目的のための手段として、勉強をしている子もいます。

あるいは、とりあえず、目先のテストの結果を
ある種のゲーム感覚で、楽しんでいる子もいます。

こういう子たちは、
おそらく勉強は好きではないにせよ、嫌いでもないと思います。


嫌いではないこと。。。
これは、とても重要だと思うのです。

たいてい成績がぱっとしない子は、勉強きら~い!と言います。

しかし、考えてみると、
出来なかったことが出来るようになって、
嫌な気分になる人間っていないと思うんです。

知ってることが増えることが嫌な子って、
そうそういないと思うんです。

勉強きら~い!と言っている子の多くは、
意外と面白いところがあることに気付いていないのではないかしらと思います。

実際、けっこうひどい成績から、本気で勉強を始めた子の多くは、
途中で、必ず、「最近ちょっと勉強嫌でないんよな~」と言います。

つまり、本気でやったことがないから、
なんだかちょっぴり楽しい部分に気付いていないんですよね。

もったいないな~と思います。



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今やりたいこと(中3:おまけ編)

やるべきことって言われても、何をやるのが一番効果があるのか...
とか悩むのがこの時期でもあります。

基礎学で450点以上をはじき出している子なら、
特に理科・社会は、最終教科書チェックをする子も結構います。

教科書に載っていることは、ほぼ知識として頭に入っていますので、
今度は、教科書の中から、自分の知らないことを探すという教科書の読み方をします。
ちっちゃい字で書いてあるのも含めて。
「へ~」って思いながら読むので、意外と雑学的に頭に入るものです。

それで、そういう子たちが、「教科書読んでる~」とか言うものですから、
400点ぐらいの子たちが、
かしこい子たちは教科書を読むのかぁ…とか思って、
教科書を読んでみたりしますが、それは少し違います。

なぜなら、400点の子たちは、
まだ教科書がすべてきちんと頭の中におさまっていませんから。。。
そして、400点の子たちは、普通に教科書を読んでるんです、たいていの場合。

知らないことを探しながら読むなんてところへは辿り着いていません。
だから、ほとんど効果がない。
やめておきましょう。ww

そんなことをする暇に、問題を解きましょう。
特に苦手単元の問題を中心に、実戦演習レベルの問題を解くのです。
まだ解き足りていませんから。

さらに、350点まで下がってくると、
実戦演習の問題を解きながら、捨て問題を選べるようにしましょう。
そもそもこのレベルの子は満点を取る必要はないですから、
少しでも取れるところを点にする必要があります。

テスト中、無謀な問題に悩む暇があれば、
ケアレスミスをしないようにチェックする方が得策です。
そういう解き方ができるように、過去問などを使ってしっかりと練習しましょう。

合わせて、基本事項の覚え直しや確認も怠らないように。。。

ラスト1か月。
本気でやるかどうかで、意外と差が出るものですよ。
そして、それは高校に入ってからに繋がっています。



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今やりたいこと(中3)

いよいよ、中3は、出願です。
大事な3回目の基礎学も、そのあとの実力テストも終わって、
ほぼ出願先も決まったことでしょう。

あとは、本番を待つのみ!

どうしよ~
落ちたらどうしよ~
あせる~

とか、言っている子もいると思いますが、
そんなこと言ったからって、成績が上がるわけではないので、
そんな暇があったら、単語の一つでも覚え直しましょう。

最後は、今までやってきた自分を信じることです。
敵は、自分の弱い心。

一生懸命やってきたのだから、大丈夫。
一つ一つ丁寧に、潰していくことです。

焦ると、逆効果。
入試までにやりたいことをリストアップして、
一つずつ、やっつけていきましょう。

あれもこれもと欲張らずに、厳選してくださいね。

あとは、とにかく、体調管理。
本番、これまでに蓄えた自分の力を120%発揮できるためには、
体調だって、当日にベストな状態にもっていくことが肝心です。

それも実力のうち。
一生懸命やった人には、運も味方をしますから。
最後まで、気を抜かずに、焦らずに!




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今やりたいこと(中2:グループ③)

成績のレベルによって、それぞれ、勉強していくことが違ってくるので、
ざっくりですが、3つにグループ分けしています。

①基礎学400点以上(旧総選校英数クラス以上、国公立大学狙い)
②基礎学300点以上(旧総選校普通クラス狙い)
③基礎学300点未満

今日は、中2のグループ③。

どこを目指していくかによりますが、
まずは、勉強を始めることが大事です。

基本をしっかり押さえていくことから。

国語は漢字。
小学校高学年以降の漢字を、まずは覚えることです。

英語は単語を覚えること。
そして、今なら、まだ中1からおさらいしても間に合いますよ。
be動詞、一般動詞から、もう一度整理し直しましょう。

数学も、基本を確実に!
基礎学や入試の大問1を、きちんと正解できるようにするだけでも
ずいぶん上がります。

理科、社会は、言葉を覚えて、整理していくことからですね。

やる気なんか起きなくても、
とりあえず、机に向かってペンを動かす習慣をつけることです。

なんかやる気が起きんな~と、ちょっとテレビを見るのをやめましょう。
あとちょっとだけ。。。とゲームをするのをやめましょう。

今の中3の人たちの様子をしっかりと見て、
先輩の言うことに耳を傾けてみましょう。

「もうちょっとはよう、やっといたらよかった」って、
言ってる先輩もたくさんいると思いますよ。

一日も早く、やる気がなくてもペンを動かせる子になりましょう。
そこが運命の分かれ道?!



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今やりたいこと(中2:グループ②)

成績のレベルによって、それぞれ、勉強していくことが違ってくるので、
ざっくりですが、3つにグループ分けしています。

①基礎学400点以上(旧総選校英数クラス以上、国公立大学狙い)
②基礎学300点以上(旧総選校普通クラス狙い)
③基礎学300点未満

今日は、中2のグループ②。
基礎学300点ぐらいの子は、これまでのような調子で中3を過ごすと、
普通は下がります。

けっこう頑張って勉強したつもり。。。ぐらいで、現状維持です。
これが中3。

このくらいの成績の子は、いつ、本気になれるかで、
来年のこの時期のしんどさが変わります。

つまり、本気に早くなれた子から順に結果を出し始めます。
まぁ、当たり前ですが。。。

中1、中2の理科、社会をしっかりと復習してほしいのですが、
それと合わせて、まだ時間があるうちに、英・数・国に力を入れましょう。

結果を出すのに時間がかかる教科を今のうちにしっかりとやらなければ、
なかなか成績アップとはいかないものです。

特に、数学。
今は、いけてるような気がしても、中3の数学は高1と絡みますから、
特にしっかりとやっておく必要があります。
意外と難しいと感じる子が多いのが中3の数学です。
中2のような調子で構えていてはダメですよ。

さらに、中3の単元は、入試にも必ず出ますから、
授業が即、入試対策のつもりで、取り組む必要があります。

しつこいようですが、
中3は、一生懸命やって、現状維持だと思ってください。

成績を上げようと思うなら、一生懸命のさらにその上ぐらいをやりましょう。
その覚悟がないと、中3は上がりませんから。。。




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今やりたいこと(中2:グループ①)

今日から中2です~

成績のレベルによって、それぞれ、勉強していくことが違ってくるので、
ざっくりですが、3つにグループ分けしています。

①基礎学400点以上(旧総選校英数クラス以上、国公立大学狙い)
②基礎学300点以上(旧総選校普通クラス狙い)
③基礎学300点未満

今日は、中2のグループ①。

中2の終わりにこのレベルにいるならば、
どんどん先取りしていきましょう。

学校に合わせて中3を進めると、
実戦問題にとりかかる時間が極端に少ないのです。
だから、とにかく中3内容を夏休みか秋ごろまでに終わらせて、
実戦演習あるのみ!

結局、過去問などを使って、実戦演習をたくさん解いた子が、
最後は、強い気がします。

入試の実戦演習をしようと思えば、
当然、中学内容を終わらせる必要があるわけですから、
まずは、学校レベルを早く終わらせることです。

そうすると、十分な力をつけて入試になります。

もちろん、県外受験を考えているような場合は、
それぞれの高校の過去問対策も大事です。
私立は特に、出題傾向を知って対策をするのが得策です。

もう、入試を意識した勉強を始める時期ですね。





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今やりたいこと(中1:グループ③)

成績のレベルによって、それぞれ、勉強していくことが違ってくるので、
ざっくりですが、3つにグループ分けしています。

①基礎学400点以上(旧総選校英数クラス以上、国公立大学狙い)
②基礎学300点以上(旧総選校普通クラス狙い)
③基礎学300点未満

今日は、中1の③。
グループ②を目指すなら、今が最良の時期です。
今から夏休み明けまでが勝負だと思ってください。

中1の今の時期で、6割とれないということは、
おそらく、小学校から、出来ていないことを引きずっています。
そして、中1はあまり勉強していませんよね。

しかし、今ならまだ間に合います。
英語も、まだそれほど多くのことは習っていません。
現在と過去のシンプルな構文だけです。

中2までに、理解しておけば、なんとかなります。
しかし、中2にこの状態のまま突入すると、大変!
不定詞とか、助動詞とか言われても、
何のことやら?という状態になるのはすぐです。

数学も然り。
中2は中1と大きく関わっていますから、
中1の復習をしっかりとしながら、中2の内容を入れていけば、
なんとかなります。

しかし、中3の数学は、高1とつながっていますから、
中2までが出来ていなければ、もう大変!

つまり、今から、夏休み明けまで、心を入れ替えて勉強すれば、
十分に取り返しはつきます。

おそらく、このレベルになると、独力では難しいです。
塾も集合では無理かもしれません。
個別か家庭教師がベストな選択かもしれませんね。

ただし、一番必要なのは、本人のやる気。
その気になって頑張れること。

将来のことをよ~く考えて、
勉強する体制になれるかどうかが、人生の分かれ道?!

頑張ってほしいですね~


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今やりたいこと(中1:グループ②)

成績のレベルによって、それぞれ、勉強していくことが違ってくるので、
ざっくりですが、3つにグループ分けしています。

①基礎学400点以上(旧総選校英数クラス以上、国公立大学狙い)
②基礎学300点以上(旧総選校普通クラス狙い)
③基礎学300点未満

今日は、中1の②。
一番成績の変動が激しいレベルといえるかもしれません。
ですから、中1で350点あったからと言って、安心できる点ではありません。

一歩間違えると、旧総選校危ないレベルになるので、
今から、心して勉強していきましょう。

これから中2にかけてが、一番楽に成績を上げられる時期です。
将来のことを、真剣に考えたいですね。

このレベルの子たちの多くは、将来の夢が決まっていません。
何になりたいとか、どんな仕事がしたいとか、こんな分野の勉強をしてみたいとか、
そういうことを、そろそろ真剣に考えて具体的にしていくべき時期だと思います

わかりません。。。では、もう済まされないかな?!と、個人的には思っています。
自分の将来に向けて、人生を大きく変えるかもしれない選択を、
2年後にはしなければいけないわけですからね。。。

わからない。。。とか言ったまま、なんとなくいける高校に行くのでは、
あまりに虚しくないですか?

そういうことを具体的に考えてみたり、
将来について、家族と真剣に話し合ってみたり、
そういう時間を作る必要がある時期だと思います。

将来のことが具体的になればなるほど、
勉強もやりがいがあるというものです。

基礎学の結果を分析して、
自分が1年生で取りこぼした分野を、徹底的に補強しましょう。

1年生は、まだそれほど多くのことを習っていません。
十分に挽回が出来る段階にまだいます。
将来について、心が決まったなら、
まだまだ一歩先へ進んでいる子に追い付けますよ。





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今やりたいこと(中1:グループ①)

さて、今日から、中学生の復習についてです。

成績のレベルによって、それぞれ、勉強していくことが違ってくるので、
ざっくりですが、3つにグループ分けしてみます。

①基礎学400点以上(旧総選校英数クラス以上、国公立大学狙い)
②基礎学300点以上(旧総選校普通クラス狙い)
③基礎学300点未満

今日は、中1のグループ①です。

このくらいの成績の子たちは、1年生の内容は比較的定着しているはずです。
そして、基礎学に向けて、1年生の復習もしたでしょうから、
結果を見てから、足りていなかったなと思う分野の補足の復習と、
先取り学習を、春休みにしておきたいですね。

気をつけたいのは、
中1ではけっこういけていても、中2以降急降下する子もいることです。
引き続き、気を引き締めて勉強していく体制を整えましょう。

1年生は、学習内容が少ないので、
あまりガッツリ勉強しない子でも、
要領の良い子なら、それなりに成績をキープ出来たりするものなのです。

しかし、中2、中3はそうはいかないのです。
このことを、頭の片隅に、とどめておいてくださいね。

理科・社会は、特に、
1年生で習った単元は、そのまま入試へとつながります。
もう一度、いつか習うこともなく、そのままです。

ということは、入試問題の既習単元はもう解けてしまうわけです。
社会は、公民などが絡んでいる問題も多いので、選択が難しいと思いますが、
理科は、既習単元から順に、入試問題に挑戦していきましょう。

入試を意識した勉強を取り入れられるのも、
学校が忙しくないこの時期のメリットですね。

今できることから、どんどんやっていきましょう!


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今やりたいこと(小6:文理・附属中学進学組)

こちらも、合格通知をもらって、ウキウキしているかもしれませんが、
気を引き締めていきましょう!

文理の場合は、中学内容が、春休みの時点で入ってきますから、
もう、どんどん数学、英語に取り組んでいきましょう。
3年分を2年間で終わらせるカリキュラムで進みますから、
けっこうな忙しさです。

ハイレベルなことも、普段の授業やテストで出てきますので、
とにかく、ガンガン進めていきたいですね。

その点、附属は、地元公立と同じカリキュラムですから、
それほど忙しくはありませんが、

とは言っても、理数科狙いとか、県外狙いとかなってくると、
こちらも、それほど悠長に構えているわけにはいきませんね。
どんどん先取りで進めたいところです。

まずは、数学、英語から。
最初は簡単な単元です。
一気に進めていきましょう!

そして、やはり、昨日の記事と同じく、
国語の口語文法は、今、やっておきたいジャンルだと思います。



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今やりたいこと(小6:城ノ内中学進学組)

城ノ内進学組は、合格通知をもらって
ルンルンかもしれませんね。

しかし、ここは気を引き締めて、
中学への準備をしてほしいところです。

中学受験組の中で
一番のんびりしているのが城ノ内ですから。。。

小学校の復習は、受験準備で、十分出来ているでしょうから、
先を見据えていきたいですね。

英語や数学は、出来れば少し先取り学習をしたいですね。
新学期は、どこもゆっくりとした進度で、授業が進みますが、
それに甘んじることなく、しっかりと取り組みたいものです。

また、現代国語に多くの時間が割けるのは、
中学の間だと思います。
高校になると、もうそんな時間のゆとりがなくなりますから。。。

そう考えると、国語が苦手な人は特に、
これが最後のチャンスだと思って、しっかりと時間を割いてほしいです。
いつも書いていますが、国語はセンスではありませんからね。。。

それなりの文章を書くには、センスが必要かもしれません。
しかし、現代文の読解問題には、センスは特に必要ありません。
ですから、演習することが大事です。

苦手なんだよな~と、現代国語を捨てるなんて、
もったいないですよね。
国語で足を引っ張られないように、
この辺りで手を打っておきましょう。

上位層の子に、この時期に私が意識してすることの一つに、
口語文法の学習があります。

国語の時間に、文法ってあまり重要視されていない…というか、
おまけみたいに習う印象があります。
テストに出題されても少しであることも多いので、
意外と、スルーされがち。

でも、口語文法がきちんと理解できていなければ、
絶対に高校で文語文法に苦労します。
ですから、比較的時間がたっぷりあるこの時期に、
口語文法を、一通りやっておくとよいと思います。

取り立てて、今、何か効果を実感するようなジャンルではありません。
でも、将来的には、必ず、やっておいてよかった~と思えるはずですから。



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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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