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次の手

次の手は。。。

私は、一生懸命、キミができるようにお膳立てをしている。
でも、キミはそれをことごとく踏みにじって、やってこない。
もう精も根も尽き果てたから、私、辞めてもいい?

受験に向けて、成績を上げるために
お父さんやお母さんが一生懸命働いたお金を払ってくれてる。
だけど、キミはことごとくやってくれない。
申し訳なくて、お月謝をいただけない。

お互いに、時間とお金の無駄だよね?

一緒に勉強するのを待ってくれてる子のために、
この時間を回したい。
やろうとしない子に時間を割くのはもったいない。。。

とかなんとか、かなり冷酷な話をします。

でも、ここは真剣に考えてもらわないと、
何も始まりません。

もちろん、宿題は、自分一人でできることしか出しません。
その子の能力を見極めて、
進路希望を鑑みて、間に合うように計画を立てていますから、
それをこなしてくれないということは、
希望は叶わないということです。

叶わないとわかっていて、
一緒に勉強して高いお月謝をいただくのは、
私としては本意ではないので、そこはきっちりと。

考えて、仕切り直して頑張る子もいますし、
自分には無理だと判断して、進路変更する子もいます。
でも、自分の人生ですから、
向き合うべきところでは真剣に向き合ってもらわないとね。

こんなやり方には、賛否両論あるとは思いますが、
少なくとも、学校任せで放っておくと、
中3の2月、いよいよ出願の段になって
ドタバタと選択することになります。
到底、何もできません。選択の余地すらない。

できることなら、まだ何かできることがあって、
選択肢があるうちに、
よく考えて、自分で決めてほしいと思っています。

たとえ、同じ高校に行くことになったとしても、
自分で決めて選んだのと、やむを得ずそこを選んだのでは、
絶対に違いますもの。

現実と、きちんと向き合えていますか?



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気付いていないのか、嘘つきなのか

時々あるのですが、暗記などの宿題を出すと、
「やりました」というのに、チェックテストをすると半分も覚えていない。

どうやって覚えてる?と聞いて、
覚え方も説明して、一通り実践してみて、
それでも次の時間、まだ覚えていない。

「ほんとにやってる?」と聞くと、
いたって真面目に「やっています」と答えます。

どっちだ?と思います。
ウソつきなのか、ザルなのか。。。???

そういうことが何度か続いて、
それでも、聞くたびに、
一緒に立てたウィークリースケジュール通りにやっていると言うので、

それならばと、
学校の自主勉ノートにしてもよいと言ってあったチェックテストなんかを、
全部プリントにして、「これにやってきてくれる?」と宿題にしてみました。
当然、すべてに日付もふって。。。

そうすると、ほとんど白紙で持ってきます。
「どうしてできんかったん?」と聞くと、
「ちょっと、朝、起きれんかって。。。」「部活が長引いて。。。」
いろいろな言い訳が出てきます。

学校の先生はそれで済んでも、私はそうはいきませんから。。。

「先週までは、きちんと起きれよったのに、
 今週は、なんで起きれんかったん?」
「先週までは、部活が長引くことはなかったん?」
「今週は、先週までとは何もかもが違うかったん?」

質問攻めです。ww

「実は、ちゃんとやってませんでした。。。」

って、キミなぁ。。。

このくらいは、言い逃れできないところまで追い詰めないと、
自分に向き合えない子も、実はたくさんいます。

そこから話し込みです。

今、こういう状態で、希望の高校には入れない。
今から真剣にやれば、まだ間に合うかもしれないけど、
今の状態では、真剣にはできそうにない。

ならば、あきらめて、志望校を下げるか。
それが嫌なら、真剣に勉強と向き合うか。

選択肢は二つに一つしかないよな?
他に、選択肢ありそう?

やりますって言ったって、信じがたいなぁ。
だって、実際できてないからなぁ。。。

なんて、あーだ、こーだと話し合いをします。

そうすると、そのうちに、
次回までにきちんと全部してきて、
本気であることを証明するとか言い出します。

ほとんどの場合、そんな風に言います。
次までに行動で証明するって。

一種の誘導尋問ですが、
でも、自分でそう言いだして、やってもらわないことにはね。。。

きちんと考えられていれば、
次の時間は、一応、やってくるんです。
いつまで続くかは、人によりますけれど。。。

しばらくは、続けられる子が多いように思います。
そのうち、充電切れします。

結果が点に現れるまでは、なかなか持ちません。
そうしたら、次の手です。。。



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自分でできること

塾や家庭教師を考える前に、
まず自分でできることって、実はたくさんあります。
あるいは、親御さんのサポートで、大丈夫なことも山ほどあります。

例えば、漢字、単語。
今まで習った漢字や英単語、すべてきちんと覚えられているでしょうか。
塾へ行ったからと言って、漢字や単語が覚えられるわけではありませんよね。
自分で覚えるしかない。

テストしてくれたら覚えられる?
それなら、毎日自分でテストすればいいのです。
無理なら、パパ塾・ママ塾の協力を仰ぎましょう。

そんなことぐらい、自分でできるわ!って思う人は、自分でしてください。
無理な人は、協力してもらいましょう。
協力してくれない?
だったら、あきらめて自分でしましょうか。。。ww

どっちでもいいです。
とりあえず、覚えましょうよ。

続いて、計算。
方程式の文章題は自力でできない子がたくさんいますが、
計算ぐらいなら、なんとかなりませんか?

文章題の式が立てられても、
計算をもたもたとミスしながらやっているようでは点になりませんね。
まずは、式さえ立てられたら、計算はできる状態にしましょう。

塾はそれからでも遅くない。

できそうな単元からでいいのです、
とりあえず、続けること。
これができるようになってから、塾へ行くと、
塾で教えてくれることが生きてきます。

成績上げてくださいーって、
ただただ他人任せで塾へ行っても、あまり効果はないと思います。
お月謝、どぶに捨ててるようなもんです。
それなら、そのお金で新しいゲームでも買ってもらった方がいいじゃないですか。ww
かわいい服の一枚でも買ってもらった方がよくないですか?www

理科や社会だって、とりあえず、言葉を丸暗記してみましょうか。
教科書で強調されてる言葉くらいなら、
覚えられませんか?

意味がわからない?
意味がわからない言葉なんて、今、山ほど覚えてません?
意味なんかわからなくたって、覚えられますよ。

呪文、呪文、丸暗記です。w
そんなんでいいんですか?と思うかもしれませんが、
何も知らないよりはましです。

知ってる言葉が出てきただけで、
授業がわかったような気分になりますから。。。
まずは、それだけでもいいです。

そのうちに、その言葉が何のことか、
わかるようになってきますよ。
知りたくなってきますから。。。

まずは、やることです。

やっても忘れる?
誰でも忘れますから、大丈夫。
忘れる前にもう一回やるのです。
そしたら、覚えていられますから。。。ww

それを10回も繰り返したら、3か月ぐらいたつでしょう?
そうしたら、忘れなくなりますよ。
人間の記憶というのはそんなもんです。
自分でできること、頑張りましょう!!

誰かを当てにしていても、
成績なんて上がりませんよ!



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褒めて育てる

私は、基本的に、あまり褒められては育っていません。
でも、本当に頑張ったときには、
褒めて認めてくれる両親がいたことには、心底感謝しています。

小さいころから、ずっとピアノを育ててもらった先生も
すごく厳しい先生でした。
つねったり、たたいたり、今ならあり得ないレッスンですよね。
でも、頑張ったのに失敗した時は、一緒に意気消沈してくれましたし、
うまくいったときには、一緒に喜んでくれたものです。

そんな育ち方をしているものですから、
たいしたこともできていないのに、
「すごいわね~」だとか、「頑張ったわね~」だとか
子供を褒めているパパやママを見ると、違和感があります。
ただ単に、おだてているようにしか見えません。

そういうの、子供に見透かされていると思うんですよね。

叱るときも同じです。

パパやママの本気度が足りないと思うことがよくあります。
だから、子供になめられてる。。。

「褒めて育てる」と言いますが、
これは本当はとても難しいことだと思います。

その子の能力をよく理解していて、
ここまでできるはずだと踏んだ上で、
達成できた時にだけ褒める。

そうすると、子供だって、
自分のことをよく見てくれていることがすぐにわかります。

適当に、なんでもかんでも、おだててくれても、
子供だって、わかりますから。。。
そうすると、適当でもいいんだな?と思います。
だから頑張れない子になる。

「褒める」と「おだてる」を混同するのは、絶対にマズイ。

おだてるのは簡単です。
子供のことを見ていなくてもできます。
でも褒めるのは難しい。
子供のことをよくよく見ていないとできません。

褒めるべきところを、ピンポイントで褒めてこそ、
「褒めて育てる」が生きてくる気がします。




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自ら切り開く力

私のところは、完全個別指導なので、
それほど多くの生徒と付き合いがあるわけではないのですが、
それぞれの生徒とは、
当然、深い付き合いになりますし、
長い付き合いになることも多いのが、特徴でもあります。

中には、卒業した後も、テストごとに成績を報告してくれる子や、
何かあれば、LINEを送ってきてくれるような子もいます。

先日も、その中の一人が、
おすすめ教材を尋ねてきました。

タイプ的にもレベル的にも、甥っ子とよく似てる子なので、
ここは、現役の子に聞くのが最新情報だろうと思い、
あれこれと甥っ子に仲介して聞いていたわけです。

すると、「その子がいいなら、俺のLINEあげていいよ」と
甥っ子が言うのです。
「俺自身結構先輩を頼りながら勉強してたから、
 力になれるならなんでもすると伝えてね」
とか書いてあります。

なんだ、お前、いいやつじゃないか~ww

さっそく、二人のLINEを繋いで、
あとは、そっちでやってくれ~って感じです。

それを見ていて思ったんです。
どうすればいいか、自分で試行錯誤しながら深く考えること、
能動的にアドバイスを求めること、
そういうことができている子には、
年長者としては、手を貸したくなるのが人間心理でしょう。

そして、それに、感謝すること、
さらに、自分も手助けできることはしたいと思えること、
そういう行動がとれると、
こうやって、まわりまわって、皆が助け合って高め合えるのだと思います。

やっぱり、始まりは、能動的な思考と行動。

勉強を通して、こういうことを身につけていければ、
学校の価値があると思うのです。
そして、こっちのほうが、むしろ大事なこと。

常々、学校の勉強はただ知識を得るためだけのものではなく、
勉強を通して学ぶべき大事なことは、
もっともっと他にあると言い続けている人としては、
すごく嬉しい瞬間でした。

うちの卒業生くんも、大学生になった暁には、
また後輩を助けてくれることでしょう。
こういう良い連鎖は是非とも続いてほしいものです。



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感謝の気持ち

お父さんやお母さんが、一生懸命、自分のためにしてくれていることを
当たり前と思っている子供はとてもたくさんいます。
まぁ、振り返れば、自分自身もそういう時期はありました。
おそらく、豊かな時代に生まれ育った世代は、
多かれ少なかれそういう風に思っていた時期があると思います。

いつかどこかで、それは当たり前ではないと気付いて、
感謝の気持ちを持てるようになるのですが。

そして、それに気付くことはとても大事なことだと思います。

中学生にもなれば、うちの生徒たちにも、時々、言うんです。
「うち、月謝高いんじょ。(無駄に使うなって意味ですw)」とか、
「毎週毎週、遠いところを送迎してくれるん、当たり前と思ったらあかんよ」とか。。。

往復1時間ぐらいかけて通っている子もいるわけですから、
おうちの方の負担も想像に難くありません。

もちろん、思春期なので、親に面と向かって感謝を述べる子は少ないですが、
うちでは、ぼそっと言うことがあります。
「最初、わけわからんと、ここに来たけど、ホンマによかった、親に感謝してる」とか、
「お母さんおらんかったら、ここには来れてないもんなぁ」とか。。。

すかさず、お母さんに影で報告してますが、
なんか、お互いに泣けてきますww
いい子になったなぁ~なんて。

でも、そういう気持ちを持てるようになった子は、
どの子も、成績が上がってきてるんですよね~、本当に。

心の持ちようというか、やはり大事だなと感じています。



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学生の特権

好きなことを好きなだけできるのが学生の特権だと思います。
今の時代、多くの学生が、
好きなことを好きなだけできる時間を持っています。

しかし、それは学生のうちには意外と気付かないものです。

例えば、朝から晩まで部活に明け暮れるなんてことは、
学生ならではですよね。

早朝から部活だと言っておけば、
お母さんが、早朝にお弁当を準備してくれるし、
夜遅くに、くたくたになって帰ると、
お風呂が沸いていて、ご飯ができていて、
あとは寝ればいいだけですよね。

それなのに、思春期ったら、
部活がうまくいかなかったら、
帰ってきて不機嫌な顔をするんですよね。

きっと、大学生になって、一人暮らしを始めると、
初めて、そのありがたさに気が付くのでしょう。

でも、できれば、それに早く気付いてほしい。
そうすれば、もっと頑張れる気がするから。

大人になると、仕事が休みだからって、
なかなかそんな風に、
朝から晩まで好きなことだけでは過ごせないものです。

もっと有意義に過ごしてほしいな~と思うのでした。
少しの感謝の気持ちを持つだけで、
人生、ずいぶん変わるものですよね。




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自立

思春期の頃から、ある程度自立して、
行動できるようになることは、とても大事だと思います。

勉強に限らず、あらゆる面で。。。

しかし、近頃の傾向として、
いつまでも、お父さんお母さんの手を借りる子が、
増えている気がします。

高校の保護者会などでも、
子供のサポートをしてくださいと言われるらしいですし。。。

いつまでたっても、自分一人で勉強ができない高校生、
意外とたくさんいるようです。

もうかれこれ十年以上前の話ですが、
「単語、覚えさせてくれる塾ないかなぁ?」なんて
言っている高校生がいましたから、
実は、近年に限ったことでもないのかもしれません。

例えば、小学生の勉強を見てやるように、
高校生の勉強の世話をお母さんがするとします。
大学へ入るための準備はできるかもしれません。

でも、それで、県外の大学へ行って、一人で勉強できるのかしら?
心配になります。
もっと思うのは、就職活動。
お母さんに手伝ってもらうの?

どこから自立できるのかな。。。と、思ってしまいます。
スムーズに、一人でできるようになればいいですが。。。

いつだったか、尾木ママがテレビで言ってました。
学食のメニューを見て、「どれ食べればいい?」って、
お母さんにメールをする大学生がいるって。

その話を聞いて、「いそうやな。。。」と思いました。
自立のタイミング、くれぐれも逃さないように。。。と思います。



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考え方の差

作文が書けないという子が多いので、
課題作文を書いてもらうことがよくあります。
適性検査や国語に出るような、10~15行程度の条件作文。

そうすると、
伸びる子と伸びない子の差が浮き彫りになることがあります。

例えば、
誰か偉人についてのエピソードが与えられて、
それについて、考えを述べるとすると、

「私も、同じようにすると思います。」と
さらりと述べてしまう子と、
「私には、そのようなことはできないかもしれない。」と
述べる子が出てきます。

実際に見ていて、
この子なら、できるかもしれないなぁ~と思う子ほど、
後者のように述べるのです。

おそらく、前者の子は、考え方が浅いのです。
深く考えないから、そうするのがいいに決まっていると思うと、
いいことだから、私もそうすると言います。

しかし、後者の子は、深く考えるので、
そうするのがいいことは重々承知しているけれど、
そうするために伴うであろう苦難も想像できるのです。
そして、それを考えると、果たして、私にできるだろうか。。。
となるわけです。

大きな苦難が伴うようなことを成し遂げているから、
偉人として紹介されているわけですから、
そう易々と一般人が、「私もそうする~」なんて言えないはずですが、
そこへは考えが及ばない。

後者の子は、その苦難も考えた上で、
その偉人のことを尊敬し、
私もそのような行動ができる人になりたいと考えるわけです。

単なる課題作文ですが、
いろいろなことが見えるものです。
もっともっと想像力を働かせたいですね。




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日々のルーティン

ルーティンを厳密にこなす。。。なんて、
アスリートがよく言っていませんか?

何事においても、これは同じで、
なにも、世界的なアスリートに限ったことではないと思います。

勉強だって同じ。
毎日、机に向ったら、まずやること、決まっていますか?

例えば、あまりやる気にならないのに、とりあえず、机に向かったとします。
いきなり、難しい数学の問題や、英語の長文に取り掛かると、
たいていは、すぐに嫌になります。

でも、ただの漢字や単語の暗記ならどうでしょうか?
そのくらいなら、ちょうどいいウオーミングアップになりませんか?
とりあえず、座ったら、単語とか、漢字とか、決めておくのです。

そうすると、とりあえず手を動かしているうちに、
頭のスイッチも入ってくるものです。

そして、日々、これをやることにする。
はじめは、意識しないとできないかもしれません。
でも、そのうちに、無意識のうちにやるようになります。
というか、やらなければ気持ち悪くなるものです。

初歩のピアノのレッスンなんかもそうですよね?

はじめは必ず、指の体操。
ハノンのような機械的に指を動かすような練習をして、
続いて、何かエチュード、練習曲です。
ブルグとかツェルニーとかが代表格ですね。

そのあと、バロック・・・、いわゆる複音楽。
バッハとかを一曲はさんで、
それから、曲。。。

という風に、4つセットで、お稽古している人は、
今もたくさんいますね。

たぶん、小さいころは、何も考えずに、
この順番で弾きなさいと習った通りにやっているのですが、
大きくなってくると、だんだん、その意味が分かってきます。

そして、「なんか、調子が悪いなぁ~」と思うと、
とりあえず、エチュードやバッハをさらってみる。。。となるわけです。
これも一種のルーティンになり得ます。

例えば、発表会の日の朝、
いつも通りに、きちんとルーティンをこなしてから会場に入ると、
「いつも通りやったから大丈夫。。。」というような
安心感も生まれます。

試験だってそうです。
いつも通りやったから、本番もできるはず。。。そう思えるのです。
つまり、メンタルの部分にも大きな役割があるのですよね。

日々の勉強のルーティン、決まっていますか?




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自分で気づくこと

誰かのブログだったか・・・、何かを読んでいて、
共感したことがあります。

自分で気づくということがいかに大事であるかということ。

美大か何かのデッサンの授業のことが書いてありました。

単純な素材のデッサンに、何時間も何時間も時間がとられて、
先生は、描き方を教えてくれるわけでもなく、
ポイントを解説してくれるわけでもなく、
時折、何かをつぶやいてくれるだけ。。。

一見、無駄に見える膨大な時間を過ごしているうちに、
見るべきものが見え、すべてがストンと落ちたというのです。

美大受験用の画塾などでは、
いかに時間内に仕上げるかや、描く際のテクニックを教えてくれるけれど、
それでは、こうはストンと落ちなかったはずだ…
みたいなことが書いてありました。

納得です。
たぶん、勉強も同じ。

塾では、テストで点をとるための
テクニックのようなものを教えることがよくありますが、
それだけでは、ストンと落ちないのです。

例えば、数学の問題。
悩んで悩んで、悩み抜いて解けたら、
すべてがストンと落ちて、納得します。

ただし、膨大な時間がかかることだってあります。
これを待てるかどうか。。。生徒も、先生も。

教えてしまえば、あっという間に解決する問題に、
それだけの時間をかけることができるかどうか。。。

しかし、それをかけて得られるものは、計り知れないのです。
一見、ただの無駄に見える時間。
お互いに、その大事さを理解して、その時間を過ごせるかどうか。。。

時に、そういう生徒に出会います。
楽しい授業の時間です。




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できない子の共通点

できない子の多くは、
わからないところがあって、そこから先へ進めないと言います。
だから、僕は、私は、できない。。。
誰か、それを教えてくれないかな。。。と。

でも、本当にそれだけでしょうか?
私はそうは思っていません。

だって、できない子は、
単語も覚えていないし、漢字も書けない。

単語や漢字を覚えるのに、
わからない、なんてことってないですよね。

つまり、わからないからできないというのは、
単なる言い訳に過ぎないと思うのです。

自分が怠慢でやらないことを、
わからないことのせいにしているだけなんです。

わからないところがあって、できないのなら、
とりあえず、自分でできる暗記ぐらい、
やってみればいいではありませんか。

とりあえず、できることからやってみようと思うべきです。

そこをはき違えている子が本当に多い。
そんな気持ちのままで、塾に行ったところで、
教えてもらったことなんて、一晩あれば忘れます。
成績なんて、上がるはずもない。
そういうものです。

でも、「塾、行ったけど、上がらんしー」とか、言ってるんですよね。
何度も言っていますが、成績は、上げてもらうものではありません。
自分で上げるものです。
塾や家庭教師にできるのは、ただのサポートだけですから。。。




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言霊

「言霊」なんて言いますが、
ほんとに、そうだな~と思うことが時々起こります。

振り返ると、私自身、こうなったらいいな~とか、こうなりたいな~とか、
具体的に言葉にして言い続けていたことって、何年もかけて叶うことが多いんです。

同じように、生徒たちも、志望校を具体的に口にしている子のほうが、
第一志望に合格してる割合が高い気がします。

昨日の記事の甥っ子も、ず~っと言い続けてたんですよね。
高1のころから、「目標は口に出して言ったもん勝ちだよ」とかなんとか。。。
「またまた~」って思ってましたが、今となっては妙に説得力がありますww

生徒たちも、言い続けてた子が多いし、
卒業してからも、年賀状などに、東大文Ⅱとか京大経済学部とか、徳大医学部とか、
妙に具体的に書いてくる子が多い。

言い続ければ叶うのか?と思ってみたりもするのですが、
夢ではなくて、目標に落とし込めてるから、
口に出せるのかも。。。という気もします。

言霊ってそういうことなのかもしれませんね。


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経過観察ww

去年の3月の記事です。

*******ここから(去年の3月)*******

このところ、古い昔の記事を整理しながら、
再アップしたり、新しいのを混ぜたりしています。
お気づきの方もいると思いますが。。。

それで、今日のは、5年前の記事。

*******ここから*******

趣味でも何でもそうだと思うのですが、
本当に面白いと思うまでには、時間がかかると思います。

例えば、何か新しいことを始めると、
初めは、その目新しさが面白くて、熱心に取り組みます。

ところが、しばらくすると、多かれ少なかれ必ず壁にぶつかります。
そして、それを乗り越えると、
これまでとは違った面白さが見えてくるものです。

勉強も同じです。
初めて字を覚えたとき、初めて数字を知ったとき、
記憶にはないかもしれませんが、
楽しくて楽しくて、書いたり数えたりしていたはずです。

小さい子供を見ると、自分もそうであっただろうと
簡単に想像できますよね。

ところが、そこから一歩進んで、
漢字を覚えたり、計算をしたり、
図形を書いたり、計測したり、
学校が始まって、壁にぶつかります。

勉強、きら~い!の始まりです。

でも、一つ乗り越え、もう一つクリアし、
と、繰り返しているうちに、
本当の面白さに出会えます。

それに気付いた人が、
いわゆる成績の良い子たちになるわけです。

それに気付くためには、
壁を乗り越える必要があります。
壁を乗り越えるためには、
つまらなく思えても、
ある程度の時間を費やす必要があります。

そういうものです。


先月、下の甥っ子が珍しく自分で電話をかけてきました。
「小学校卒業したから、報告しなくちゃと思って。。。」
そういう性格、上の子にはないかわいらしいところです。

でも、話をしていると、
中学になると、番数とかついていやだな~と、
相変わらずののび太くん状態です。
(中学受験もしていませんしね。。。のんびりしたものです。)

しばらく、本気でやってみると、
けっこうおもしろくなるものなんだけどね。
まだ、知らないのか~ もったいないな~
とかなんとか、さりげなく。。。

早く気付いてくれるといいのですが。。。

*******ここまで*******

あれから5年。この下の甥っ子は今、高2です。
春からいよいよ高3、受験生です。

のび太くん状態だった彼も、ようやく中3で目覚めたようで、
真面目に高校受験をして、高校でいい友達に恵まれたおかげで、
少々楽しそうに勉強をするようになりましたww

この間の電話では、
第一志望は京大のまま変わってないとかほざいていましたが、
たぶんまだまだ届いてませんww

まぁでも、そういう気持ちになれただけでも、
嫌だな~と言わずに頑張れるようになっただけでも、
成長したのかなと、この記事を振り返って思いました。

長~い目で見てやらなければ…ですねw

*******ここまで(去年の3月)*******

こ~んな感じだった彼は、
まぁ、無理だろう。。。と思っていた皆の予想を裏切ってww、
来月から京大生です。

しかし、人生はこれからです。
なんだか面白いです。



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宿題の出し方

昨日の宿題の出し方は、ほんの一例にすぎません。
性格やレベルに応じて、様々な出し方をします。
一人で、できることが、みんな違いますから。。。

例えば、ちょっとわからないところが出ただけで、
もうやる気が失せた。。。と言う子もいます。

そういう子は、たいてい、そこで止まって、
他のできることもやってきません。

本当はそんなことでは困るのですが、
でも、やらないことには始まりませんから、
とりあえず、わからん。。。と頭を抱えなくて済むことは、
全部宿題でさばいてもらえるようにします。

つまり、わかることしか宿題にしません。

逆に、わからないことが出ると、もえる子もいます。ww
そういう子には、発展や難関系の問題を、
「やってみといて~」なんて軽く宿題にしても大丈夫です。

「どこまでできる?」と聞いて、宿題を決める子もいれば、
「ここまでできるけん、適当にやっといて~」とだけ言っておけば
いい感じにさばいてくれる子もいます。

はたまた、月曜日は、ここからここまで、
火曜日は、ここからここまで、とかいう風に
全部、指定しないといけない子もいます。

もう本当に、十人十色なんです。

でも、家で勉強をしないことには、
何も始まりません。

次の学年こそは!と思っている人は、
まずは、家で勉強する時間をきちんと確保してみましょう。
始まりはそこですよ。




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宿題

同業の友人たちと話をしていると、いろいろと発見があるものです。
時々、「うちは、宿題は出さへん!」という塾に出会います。

多くは、基礎学で200点前後の子が相手の塾。
「出しても、どうせやってこんから」と言うのですが、
いつも、そうかなぁ?と思ってしまいます。

実は、私も時々そのレベルの子と勉強をします。
でも、宿題は山のように出します。
意外とやってくれるものです。

もちろん、一筋縄ではいきません。
でも、出しようだと思うんですよ。

その子その子に合った出し方があると思います。
欠かせないのは、まず話し込み。

どの言葉が響くかはわかりませんが、
とりあえず、響きそうな言葉を選んで、
響きそうなエピソードを盛り込んで、じっくり話をします。

一度で、うまくいくなんて思ってはいけません。
3回目くらいで響いてくれるとラッキーかな?

響いて、やってみようかという気になってくれれば、
あとは、できる宿題を出してあげること。
「わからん。。。」と止まることがない宿題です。

「これ、覚えてきーよー」なんていうのはダメです。
漢字20個を覚えてほしいなら、
そのプリントを7枚コピーします。
1日1回するように、日付も書きます。
そうすれば、7回やってくれます、響いていれば。。。

そして、7回やってくれれば、、少しは覚えます。
だから、授業で確認テストをします。
「覚えれるや~ん」と、実感してもらう必要があります。

優秀なお子さんをお持ちの親御さんなら、
想像を絶する世界です。ww
でも、けっこうたくさんいます、こういう子。

めちゃくちゃ、手間がかかります。
が、こうすると、やってくる子もいるんです。

授業中にもコピーをしまくります。ww
教えている時間より、コピーをとっている時間の方が長いくらい。

トップ層の子には、必要のない時間。
その分、トップ層の子には、多くのことを教えられます。
求められていることが違うのです。

コピーをして、家でやることをすべてお膳立てしてあげることが必要なのです。
でも、お膳立てしてあげることで、勉強するのなら、
お膳立てしてあげればよいのです。
そこから、勉強のやり方を学んでくれれば、よいのです。
家で勉強する時間ができるだけでも進歩だと思うんです。

漢字に単語に理科に社会。
全部、やってほしい回数分コピーします。
そのうちに、ものすごいプリントの山です。

「オレ、めっちゃ、勉強した気がするー」
(エコに逆行してるけどなぁ。。。)ww まぁいいです。
それで、できるようになってくれるなら。
プリントの山は、自信へ繋がりますから。

何かを達成するだけで人生変わるものです。
祈るような気持ちで、宿題を準備するのです。
やっぱり、宿題なしでは、成績は上げられない気がするのです。。。




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暗写

新中1生、特に中くらいの成績の子に、
是非とも勧めたいのが英語の教科書の暗写です。

英語の教科書を丸暗記して、
まずは暗唱できるようにします。

えっ!丸暗記?と思うかもしれませんが、
ストーリーがあるので、意外と簡単に覚えられます。

覚えられたら、次に、何も見ずにノートに書いてみます。
訳を見ながら書くのではなくて、
丸暗記して、書いてみるのです。

そして、教科書で答え合わせをすると、
コンマが抜けていたり、クエスチョンマークを忘れていたり、
ちょっとしたミスが浮き彫りになります。
そうすると、こういうことに注意が行き届くようになります。

教科書が書けるということは、
もちろん、単語も書けますし、先に暗唱もしているので、読めます。
読める単語は聞き取れますので、リスニングにもつながります。

熟語的に覚えてほしいようなものも、当然、入っています。
前置詞を抜かすこともなくなりますし、
フレーズごと覚えるので、英作文やスピーキングへもつながりますね。

中1から始めると、簡単な挨拶のようなものからスタートですから、
思ったより簡単にできてしまいます。
徐々に本文が長くなってきても、慣れてくるので、スムーズにできます。

これをいきなり、中2からしようと思うと、
英語が苦手な子には、なかなかハードルが高いのです。
だからこそ、新中1生は、チャンスです。

学校の予習で単語を覚えて、
授業が終わったところから、暗唱や暗写をする。
問題集を1冊多く解くよりも効果が高いと思います。
お試しあれ!



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直しに問題あり

直しの精度が、成績に比例していると感じることはよくあります。
直しがきちんとできる子は、成績が良いのです。

問題を解いて、間違いを直す。
ある程度の成績を維持している子なら、
誰もがやっていることですが、
よくよく見てみると、そのやり方には大きな差があります。

例えば、
I like Taro.
Taroの部分を代名詞に置き換える問題。
中1のはじめの頃に習います。

「I,my,me,mine」なんて、唱えたことありますよね?
その頃です。

この問題に、hisと答えたとして、
自分で丸付けをすると、
「あれ?」と、まずはピンをつけますね。
ここまではみんな同じ。

違うのはここから先。

「likeが動詞で、Taroは目的語やけん、目的格か。
 そうやな、そうそう。」
と考える子。

「likeの後ろは、himなのか~、ふ~ん。」
と考える子。

「ん?ここは、himなのか~、覚えなな。」
と考える子。

もちろん、上から順に成績が良い順なのですが、
たった、これだけの問題ですが、このくらいの差はあります。

そして、問題なのは、こう考えたどの子も、
「わからないところはありませんでした」と、
言ってしまうところ。

この場合、わからないところがなかったと言ってもいい子は、
最初の子だけなのです。

あとの子は、なぜhimになるのか理由がわかっていないですから。
でも、そこには意識がいかないのです。

では、どうすれば、これを掘り起こせるか。。。
いちいち、「なんで?」、「どうして?」と聞くしかない。
怪しいと思ったら、理由を問い詰めるしかないのです。

時間は、倍以上かかります。
そして、とっても面倒くさいですが、
でも、これをしないと、
どれだけ問題を解いてもできるようにはなりません。

直しの方法、大丈夫ですか?



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日常生活につなげる

勉強と日常生活の中のことをつなげるということは、
とても大事なことだと思います。
最近は、そういう類の問題も増えてきていますよね。

しかし、これは、最近、急に始まったことではなく、
これまでだって、
できる子は自然にやっていたことだとも思います。

例えば、算数で速さを習ったら、
自分が学校から帰ってくるときの分速を求めてみたり、
いつも乗るバスの平均時速を求めてみたり、
やってみる子は、やっています。

こういうの、別に「やってみましょう!」とか言われてやるものでもなく、
なんとなく気になって計算してみるものなんです。

そしたら、問題に登場する子が、めちゃくちゃ速足で笑えたり、
問題に登場する弟が、遅すぎたて笑えたりで、
「変な問題~」なんてね。

体積を習ったら、
自分がつかると、湯船のお湯が何センチ増えるかで、
自分の体積を求めてみたり、
そしたら、今度は自分の浮力を求めてみたり、
単なる好奇心ってやつですよね。

学校で習ってきたことを、
なんとな~く日常のことと結びつけて、
あれこれやってみた子、けっこういます。

そして、そういうタイプの子は、
勉強が苦痛ではないんですよね。

だって、知らないことを知って、なんだか楽しいじゃないですか。
だから、放っておいても、どんどん吸収してます。

勉強って、本来、そういうものだと思います。




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スピード

久々にスピードのお話。

一緒に勉強をしていて、
スピードが欲しい!と思う子は、けっこういます。
増えてきている気がします。

あー、またまた“気がする”だけの話ですが。。。ww

小学校の時の、ただただ面倒くさかった計算演習。
あれも、実は大事だったな~と思うことがよくあります。

なぜなら、できる子の多くは、計算が速くて正確なのです。
当然、他のことにもスピードが出ます。

3桁、4桁どうしの掛け算や、3桁でわる割り算、
妙に桁数が多い足し算、引き算や、
異様に数が多い足し算など、
そういう計算演習は、めっきり減ってきていますが、
実は、あれ、大事かも…と思います。

実際、中学受験を本気でやった子たちは、
そういう計算演習でも鍛えているので、
数学になったときも違うんですよね。

基礎体力がある感じと言えばよいでしょうか。
小学校の計算、侮るなかれですね。



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学歴

30代のママたちと雑談をしていた時のことです。
ちょうど小学校中学校くらいの子供さんがいる世代。

「学歴じゃないよね~」とかなんとかいう話題で盛り上がっていましたが、
なんとなく、違和感があるな~という思いで、聞いていました。

「学歴じゃないよ、どう育ったかが問題よね。」とか、
「そうそう、どんな経験をしてきたかよね。」とか、
そんな感じの話。

もっともな意見だけれど、
何に違和感が残ったのか。。。と考えてみました。

別に、勉強ができる子たちは、
ただ学歴を求めて勉強しているわけではないのです。

もちろん、中には、学歴を求めて勉強している子や、
勉強させている親御さんもいるかもしれません。
でも、私の周りには、少なくともそういう人はいないのです。

人として、大切なことを身につけていく中の一つとして勉強があるだけで、
勉強も、様々な経験も、いろいろなことを通して学んでいくと、
勝手に学歴はついてくるものだと思うのです。

学歴を求めて勉強しているわけではない。

勉強をすることで、いろいろな知識を手に入れ、
その知識があることが、何かを経験した時に生きるわけだし、
いろいろな経験をしていることが、
新しい知識を得た時の裏付けとなるのだと思います。

どちらか一方だけでは、決して成立しないはずです。

まぁ、バランスよくどちらも相乗効果を上げている子は、
一握りですが。。。
でも、それが本来の「学ぶ」ということですよね。

「勉強=学歴偏重」みたいな歪んだイメージは、
根強く残っているな・・・と思ったのでした。



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自信

「自信」ってものすごく大事だなと思うことがよくあります。
いろいろな子を見ていると、
適度な自信を持っている子は、成績もいい子が多い。

ところが、これがなかなか難しいところで、
過剰な自信を持っている子や、極端に自信がない子は、
成績も振るわないことが多いのです。

過剰な自信がある場合、
勉強に関しても、自信とプライドを持っていますから、
「わからない」なんて言わないし、
「できる」と根拠もなく信じています。
信じようとしているという方が正しいかもしれません。

でも、これは虚勢を張っているだけとも言えます。
実は、掘り下げていくと、自信がないことの裏返しだった・・・
なんてこともありますよね。

逆に、極端に自信がない場合、
何かにおどおどしていて、できないことを隠そうとします。
別に叱られているわけでもないのに、
やったことに、いちいち言い訳をつけます。
そんなこと必要ないのに。。。

「自信を持とうよ」なんて言ってみたところで、
無い自信がわいてくるわけでもないし。。。

結局、価値観を変えてあげることが必要なんだと思います。
人間、わからないことや、できないことの方が多くて当たり前だし、
わからないことや、できないことがあるから、進歩していけるので、
それは実は、ものすごく大事で、必要なものなのですが、
自信のない子は、そうは思えない部分があるのかもしれません。

わからないことや、できないことこそ、
宝の山なんですがね。。。



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見直し

テスト時間中の見直しの方法も、もちろん教えてはいますが、
基本的に、特に数学に関しては、
見直しせずに一発で仕留めて!と言うことが多い。

そうすると、だいたい小学校のころから、
見直ししなさい!と家でも学校でも言われ続けてる子が多いので、
はぁ?って顔をされるのですが、
学年が上がるにつれて、見直しなんかしている暇はなくなるのです。

それに、自分は合っていると思って解いている問題を
もう一回見直したからって、間違いを発見できる確率は低いんですよね。
そもそも、見直しと言いながら、眺めて終わってる子のほうが多くないですか?
それ、意味ないですからww

そんなことをするために、急いで解くくらいなら、
少しペースが遅くても、正確に解くほうがいい点になるはず。
なにより、見直しはしないと決めていると、
慎重に解くようになりますから。

その慎重さのほうがよほど大事だと思うんですよね。
もうすぐ、また、こんな話をしなきゃいけない新年度がやってきます。



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それぞれに

こんな風にブログを書いていると、
その日、その日、それぞれの子をイメージして、
いろいろなことを書いてしまいます。
(って、最近はリバイバル記事が多いですが・・・ww)

こんなことがあったな~、あんなこともあったな~と、
自分の中では、あれこれ整理ができるのですが、

それぞれのレベルによって、
また、それぞれの性格や適性によって、
あの手この手を使っているので、
このブログを読んだ人は、
いったいどれを使えばいいの?と思うかもしれません。

しかし、成績は同じレベルでも、皆、性格が違いますし、
性格はよく似ていても、経験していることは、皆、違いますから、
このレベルはこのパターン、こういう性格はこのパターンと、
割り切れるものでもありません。

私自身も、いつも、
この子には、何をどうやるのがいいだろう?と
考えながら試行錯誤していますから、
同じやり方というのは、一度もないと思います。

メインは同じテキストを使っていても、
サブテキストやプリントは、皆、バラバラ。
メインテキストそのものが違う子も、ざらにいます。

個人それぞれに合わせようと思うと、
そうなるのが普通だと思います。

このブログも思いつくままに、書いているので、
「これは使えるかも?」と思う部分を
かいつまんで、組み合わせて、やってみると、
何かいい方法が見つかるかもしれません。

そんな感じで、お役に立てればいいな~と思っています。




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国語の読解問題

国語の読解問題の解き方って色々だな~と思います。
解き方というか、解く順番の話。
実は、先日、保護者の方とそんなお話になって。。。

私自身は、気づいたころには、
本文を読みながら、線部が出てきたら答えを書くスタイルでした。
おそらく、文章を読むのが遅い子だったので、
これでは間に合わないと思った母がそう仕向けたのだと思います。

ところが、多くの生徒は、とりあえず一通り本文を読んでから問題に取り掛かるんです。
この仕事を始めて、「え~?」って思ったことの一つw

まぁ、時間制限なくて、理想を言えば、
とりあえず一回読んで、話の筋をつかんでから、
問いにざっと目を通して、
もう一度読みながら解くのがベストかもしれません。

でも、実際のところ、
そんな悠長な解き方をできるほどの時間は与えられていないと思うんです。

しかも、とりあえず一回読むときに、字面だけ追って、
きちんと意味をつかんでいない子も少なくはないのです。
そうなると、この最初の一回は意味がない。。。

解きながら読んでいれば、字面だけ追うようなことはあまり起きないと思うんですよね。
もちろん、読みながらでは解けない問題もありますし、
レベルが上がってくればくるほど、そういう問題の数は増えます。
でも、そういう問題は、後回しにしながら読んでいくと、頭の片隅に残っているので、
最後まで読み終えたときにはほとんど解けているものです。

それでも解けなかった問題に、残りの時間は使えるわけで、
この方法が一番効率的なんじゃないかな~?と思っているわけです。

時々、速読教室とかに通っていて、やたらと読むのが速い子もいますが、
そうなると、また別問題なのかな~?とか、
まぁ、色々と思うこともあるのですが。。。



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親が勉強をみるということ

「親が勉強をみるなんて!」という考え方の人もいますが、
私は、小学校のうちは特に、
親が勉強をみないといけないと思っています。

いけないというか、みてやらないと、
きちんとできるようには、ならないと思うのです。

でも、その勉強の見方もいろいろなんです。

もちろん、低学年のうちは、親主導で、
あれやれ、これやれでも、ある程度は構わないと思います。
しかし、いつまでもそれではだめです。

高学年になって、
自分で勉強の仕方もだんだんとわかってきているのに、
ただ言われたことをやるだけでは、
いつまでも親から離れられませんよね。

丸付けにせよ、計画づくりにせよ、
親がやってしまう方が早いのは当然です。

でも、自分でやらなくては何も始まりません。

で、そう言うと、今度は、
いきなり、ぱっと手を放して知らんぷりなんてことも起きるのですが、
それはひどすぎます。

今まで散々手を出しておいて、
今日から、「はい、どうぞ!」はないでしょ?

徐々に行きましょ、徐々に。

ところが、この徐々にというのが難しい。
というか、面倒くさい。
実は、これが一番面倒くさい作業です。

見なければ気にならないことでも、
見てしまうと、

丸付けもなかなかできないし、
おまけに間違えていたりするし、
計画だって、ほんとにそれで大丈夫?と、
ついつい手を出したくなります。

だから、見ない、ではなくて、
ここが頑張りどころです。

遠巻きに見てやりながら、
自分でできるように仕向けていくことが一番大事だと思います。

この部分がうまくできた家庭は、
中学校で結構いい感じに自立でき始めている気がします。

ひとことに勉強をみると言っても、
なかなか大変なのです。




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自分主体の元

私が中学生だった、ある夏の日、
高校生の兄が、
「あ~ぁ、しんどいなぁ。。。
 この暑いのに補習に行かなあかん。。。」
とか何とか、父の前で言ったことがありました。

進学校の夏休みは、
けっこう補習授業がありましたものね。
まぁ、その気持ちもわかります。

しかし、すかさず、父がこう言いました。
「嫌なら行かんでいいぞ。高校出たら働いたらいい。
 誰も、勉強してくれなんて頼んでないし、
 大学行かんかったら、学費もいらんし、助かるわ。」

それ以来、二人とも、
父の前では愚痴を口にしなかったものです。

こういう感覚、ないんだろうな~って、
思う子たちによく出会います。

たぶん、物心ついたころから、
本当にやりたいなら、できることはやらせてやるけれど、
誰も、無理には、やってくれとは頼んでない。。。
というような筋は一本通されていた気がします。

勉強にせよ、ピアノにせよ、
もちろん、一生懸命やれば協力はしてくれるけれど、
あくまで、自分がやりたいからやっているもの
という捉え方でした。

でも、そういう風に仕向けてくれていたからこそ、
自分主体で、能動的に取り組めたのかもしれないと、
今になって振り返れば思うのです。

子供を怒り倒して勉強させていたり、
逆に、おだて倒して勉強させていたり、
子供は、勉強してあげてるみたいな気分になっていたり、
おかしなことをよく見かけます。

おかしな豊かさのせいでしょうか?




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自分で決める

ある程度、自分主体で勉強が進められる子の場合、
宿題を出すときに相談をします。

「ここまでできる?」
「どこまでにする?」
と、今、学習したことで、どのページまでの演習ができるかを示した上で、
どこまでを家でやってくるか自己申告してもらうのです。

つまり、宿題を自分で決めてもらうのです。

時には、
「テスト範囲がここら辺までとしたら、
 〇日までに、ここまで仕上げたいなぁ」などと、
あらかじめの目安も示してあげると、

「だったら、ここまで頑張る」とか、
「今週は、ちょっと忙しいけん、ここまでにして、来週こっちまで行くわ」とか、
自分で段取りし始めます。

いつもうまくいくとは限りません。
テストに間に合わなくて、困ることもあるでしょうし、
予定外の用事が入って、うまくいかないこともあります。

でも、その失敗も大事な経験です。
失敗を経験することで、
次は、こうしようとか、ああやってみようとか、
考えられるのです。

失敗するかもな~と、先に思うこともあります。
でも、そこは、見守ることです。

失敗しても、「ほらね~」などとしたり顔をしてはいけません。ww
失敗すると思いながら見守った上で、
「んー、あかなんだなぁ。」と一緒にがっかりしてみます。

自学自習への第一歩だと思います。
これは、パパ塾、ママ塾でも使える方法です。
是非、お試しを!



ある程度スピードのある子なら、
通常テキストのほかに、プリントを数枚持たせます。

「時間があるときに、やってみ~」と言うだけです。
時々、「プリントやった?」と聞くだけで、
絶対に、やってきます。

プリントの丸付けは私がします。
そうすると、理解がイマイチなところがつかめます。

こういう子の場合、
通常テキストの丸付けは、自分でやってもらっているので、
さらっとこぼしてしまっていることがあるのです。
その防止にもこのプリントは意味があります。

しかし、このプリントも自分のペースに合わせてやってくるので、
すべてが自分主体で進んでいるのです。

そんなことを繰り返しているうちに、
自学自習のコツをつかみ始めます。
そうすれば、私の役目はおしまいです。

そうやって、卒業していってくれるのが、理想的なパターン。
なかなか、全員がそうとはいきませんが。。。ww




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部活が終われば?

学年末テストも終わって、次の学年が見え始めましたね。
中3になった子たちは、
そろそろ受験を意識し始めているでしょうか。
来年の今頃のこと、リアルに想像できていますか?

特にスポーツや音楽など、部活に力を入れてきた子たちの中には、
「部活が終わったら、頑張れる」と思っている子も多いはず。

でも、それは甘い。ww

部活が終わって、時間が余ると、勉強をする。。。
という予定でしょうけれど、それは儚い予定にすぎません。

予定通り、余った時間を勉強にまわせる子なんて、
ほんの一握りです。

しかも、そういう子は、
部活しながらも、ある程度の成績はキープしていますから。。。

私が勉強ができないのは、
部活のせいで時間が足りていないからだ
なんて思ったら、大間違いですよ。

そんなことないわ!って今は思うでしょう。
でも、今年の年末には気づきます。
時間が足りないせいではなかったことに。

足りないのは時間ではなくて、気力です。
時間は、気力があれば作り出せるものです。

部活をしながら、今!、勉強ができていない子は、
部活が終わってもできません。




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甘ったれ

私、けっこうな確率で、怖いと思われています。ww
卒業生が、自分の兄弟や従妹が、勉強を始めるとなった時、
「怖いぞ」とか、「泣かされるぞ」とか、
よく吹き込んでくれてるので、だいたい、みんな、
はじめはビビってます。。。ww

でもまぁ、その厳しさが良かったと、
あとで振り返って言ってくれる子も多いので、
ちょっと怖がられてるくらいの方が、
身が引き締まって効率的かと思ってみたり。。。

中学生にもなると、私よりずっと大きくて、
見た目はすっかり大人みたいな子もたくさんいます。
でも、そうはいっても、まだ子供。

現実を直視していない、甘ったれな部分も多いのです。

勉強もしないくせに、一流大学へ行きたいとか、
やるべきこともしないくせに、お金持ちになりたいとか、
ただの夢物語的な話をする子も結構いるのです。

夢は目標にならなければ叶いません。
目標にするためには、
そこへ向けての道が見えていなければいけません。
やるべきことが見えていて、それを実行するからこそ、
夢が叶うのです。

現実的に考えて、
例えば、日々の宿題さえしない子が、
どうやって、東大へ行く?

「将来のこと、わかりません。」で、
どうやって、進んでいくの?
そんなことを言っていてもいい時期は
もうとっくに終わっています。自分の人生でしょ?

だいたいが自分に甘い。
だから、ついついその甘ったれている部分を
オブラートにも包まず、ストレートに指摘してしまうのです。

ちょっとぐらいはオブラートに包んでやったほうが
いいのかもしれませんが、
そういうまどろっこしいのは苦手なもので。。。

もちろん、あとのケアもしますが、
やはり、まずは自覚してもらわないことには始まりませんものね。

自分が、いかに甘ったれであるかを自覚してもらって、
おかしなプライドをずたずたに。。。

なんて書くと、ものすごいひどい先生に見えますが、
でも、すべてを受け入れて、一からスタートしなければ、
何も始まらない子もたくさんいるのです。

多かれ少なかれ、ティーンズは甘いものです。
そういう世代だから当たり前。
もちろん、私だってそうでした。
お父さん、お母さんもそうだったでしょう?

でも、それを自覚した時、一歩を踏み出した気がしませんか?




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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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