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消しカス

勉強をしていて、消しカスの山、できますか?

消しカスの山ができる人、ざんね~ん。
勉強の仕方が間違っています。

できる子って、消しゴムあんまり使わないの、知ってますか?

それは間違えないからでしょ?
と思うかもしれませんが、そうではありません。

間違えても、消さないからです。

できる子って、ノートが汚い子が多いでしょう?
でも、できる子の汚いノートは、
できない子の汚いノートとは、仕組みが違うんです。ww

例えば、数学の問題を解いていて、
ああでもない、こうでもないと悩んでいるとします。

問題文を整理してみたり、図を書いてみたり、
関数なら、グラフを書きますよね。

それで、そのグラフが違っていたとしたら…
できない子は消します。
できる子は、バツをつけて、その下や横にもう一つ書きます。

方程式を立てて、解いていたけれど、
式が違っていたことに気づいたとします。

できない子は消しますが、
できる子は、バツをつけて、その下に新しく書きます。

そりゃぁ、消しカスできませんね。

消さないノートの何がメリットか。。。
後から見て、自分がやってみたことがすべてわかることです。

例えば、結局わからなくて、途中から質問に出してきたとします。
それまでやったことを全部ノートを見ながら説明できます。

それで、ヒントをもらって、新しく解き始めました。
書くスペースが足りなくなってしまったら、
矢印で行き先へつなぎます。

矢印をたどると、自分がどうやって答えにたどり着いたか、
後で見てもよくわかります。

一見、とても汚いノートですがww
よくわかるノートです。

そんな勉強の仕方、できていますか?



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継続

「継続は力なり」というお話は、
折に触れて書いている気がしますが、
できる子は、継続ができる子だと言っても過言ではないと思っています。

例えば、一緒に勉強を始めると、
最初は、どの子も真面目に宿題をし、言われたことを守って勉強します。

しかし、これが続かない。
いいとこ、もって3か月です。

4か月に入るころから、
宿題が手抜きになり、できていないものが出始め、
言われたことを守らなくなります。

ところが、4か月過ぎても、6か月過ぎても、1年過ぎても、
これを継続できる子もいます。
むしろ、精度が上がっていく子。

当然、伸びていきます。

するべきことがきちんとできること、
続けられること、
大人になっても大事な要素ですよね。

子供のうちに身につけたいものです。




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市内普通科

毎年あちこちで聞きますが、
市内普通科か、実業高校か、みたいなせめぎあい。ww

まぁ、考え方はそれぞれですから、深く首は突っ込みませんが、
個人的な意見としては、スレスレで市内普通科に滑り込むなら、
実業高校で自分に合ったことをする方がいいとは思っています。

それこそ、勉強が全てではありませんから。
勉強が得意な子は、それを生かせばいいし、
苦手な子は、他の得意なことを生かせばいいと思うんです。
無理に、苦手な勉強にこだわる理由は一つもないと思っています。

自分にしかできない技能を極めている素晴らしい人は、
世の中にたくさんいますからね。
そういうの、すごくカッコいいと思うんですよね。

でも、普通科じゃなきゃという親御さんの方が多いのが現実なんです。
それで、スレスレで突っ込むのに、
共通テストがどうのとか、国公立がどうのとか、
既に大学受験の話をする。

「んー、スレスレで突っ込むレベルの子は、共通テストは関係ないですよ。」
と、うっかり口が滑りそうになりますが。。。ww
普通科スレスレで突っ込んで、
国公立射程圏内まで成績を上げられる子なんて、そうそういないと思います。
厳しいようですが、これが現実です。

おそらく、上位層の親御さんたちには、わかりきってることと思います。
だって、皆さんそれなりに情報収集して勉強してらっしゃいますもの。

でも、普通科ギリギリで突っ込む子の親御さんたちは、
たいていこういう話になります。
はっきり言ってしまえば、勉強不足ですね。

受験情報なども、とても少ない地域ですが、
最終的には、みな同じ土俵に上がるのですから、
現実を見て、先のことも考えながら、計画的にやっていきたいものです。




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目先のことと将来のこと

定期テスト前になると、定期テスト対策と称して、
その学校の過去問をばらまいてくれる塾は結構あると思います。

そういった過去問の扱いには、注意が必要だと思っています。

入試前に、受験校の過去問を解いて、
その学校の出題傾向を知ること、
そして、それに合った対策をすることはとても重要なことです。

しかし、定期テストにそれって必要でしょうか?

そもそも、定期テストと入試は、求めているものが違うと思うんです。
入試の場合は、そのテストで合否が決まるわけですから、
とにかく点が取れるようにしたいテストです。

ところが、定期テストは、
もちろん、点が取れるに越したことはありませんが、
目的はそれではないはず。

今、学んでいることの定着具合をはかる、
自分の今の勉強の仕方できちんと定着しているかを確認する、
こんな目的の方がむしろ重要だと思います。

テストの結果を見て、
今回の勉強の仕方の良かった点、悪かった点を検証して、
次にそれを生かすことの方が大事なテストだと思うんです。

だから、私は定期テストの過去問は一切配りません。
生徒から定期テスト問題のコピーをとることもない。
たいがいの生徒は、見直しに問題用紙を使うので、
問題用紙ぐちゃぐちゃですしね。ww

目先の得点ばかりに惑わされずに、
長い目で将来を見据えて勉強していきたいですね。



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中2が勝負⁉

ご存知のように、中学3年間で一番だらけるのは中2です。
学校にもすっかり慣れて、後輩が入ってきて、
まだまだ受験は先の話。。。
そんな気分で、どんどん気が緩みます。

ところが、そんな中2で習うことは、実はなかなか難しい。
中1のようにはいきません。

たとえば英語。
中1なら、教科書を暗写していれば、なんとなく雰囲気で解けたけれど、
助動詞が入り、不定詞が入り、少しずつ文が複雑になってくると、
主語や動詞をきちんと押さえずに、
雰囲気でやり過ごしてきた子が落ちていきます。

そして、定期テスト対策も
なんとなく要領よくできるようになって、
適当にやっていると、
中3になった途端、実力テストがとれなくなります。

中1のちょうど今頃から、余裕が出て緩み始めます。
気を引き締めていきましょう!



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習慣

何事も習慣にしてしまうことが一番だと思います。

勉強も毎日することが習慣になっていれば、
しないとなんだか落ち着かないものです。

逆に、しないことが習慣になっていれば、
勉強するのが難しい。。。

疑問点も、解決するのが習慣になっていれば、
解決しないまま持っているのが気持ち悪いですし、

テキストは、何度も繰り返して、
全部きちんとできたことを確認するのが習慣になっていれば、
できないままになっている問題が残っていると気持ち悪いものです。

そういう良い習慣が身についてしまえばしめたものです。
こういう習慣を、幼少のころから、
親御さんがつけている家庭もあれば、
逆に、良くない習慣をつけてしまっている場合もあります。

でも、習慣は、自覚して頑張れば
自分でつけられるものでもあります。

誰かにやってもらうことばかりを考えず
自分自身で手を尽くすこと、
実は、それが一番大事かもしれませんね。



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中学校選び

徳島でも、公立の中高一貫校ができて以来、
中学受験をする子が、昔よりは増えてきました。
とはいっても、受験する子のほうが少ないのが現状ですので、
情報不足な感じがありますよね。

城ノ内が高入生をとらなくなっったり、城東高校の学区が撤廃されたりと、
ここ数年は、色々変動が起きているので、
以前とは少し印象が違ってきています。

中学受験を考えた場合、一番よく聞くのは、
「附属は難しいから、城ノ内」というやつですが、
ただ単に、入りやすさだけで考えるのはどうかな~と思っています。

特に、高入生をとらなくなってから、
城ノ内は本格的に、中学の数学の進度が上がっています。
今の中2生は、今年度中に中3内容まで終われそうです。
つまり、中3は完全に高1内容になるはず。
文理と同じペースです。

もちろん、このペースで進んでくれると、
高校内容はゆったり3年間かけて学習できますし、
高3の1年間は、入試演習に充てることができます。

一見、理想的なパターンのように見えますが、
問題は、そのペースに、ついていけますか?ということ。

文理も同じような進度をとりますが、
中1の時点で、処理能力が高い子は、そのペースがありがたいのですが、
そうではない子には、これが仇となることも多いのです。

普通のペースで進んでくれれば、ついていけるのに、
速いがために、中学で落ちこぼれてしまう子が出てくるのです。

その点、附属は、普通に中学3年かけて中学内容を終えます。
その分、高校に入ってから、一気にペースを上げなければいけませんが、
そこまでに十分にそういう勉強に対する体力がついている子のほうが多いので、
皆、案外、うまくこなしているように見えます。

中学受験の難易度だけで、中学を選ぶのは、危険かなと思っています。
入ってからのことをよくよく検討して、選んであげてください。
中学の進学は、80%以上が親の意見だと思います。
子供が自分で選んでいるみたいに見えても、
その子供の判断基準となる情報源は、ほとんどが親からのものだからです。


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オーバーワーク

中学受験対策で、大手進学塾に通っておられると、
特に、全国規模のところの場合、
オーバーワークなんじゃないの?という相談がよくあります。

徳島の受験では、都会のような私立難関対策はいりませんものね。

とはいえ、私立難関レベルのことまで手を出しておければ、
それはそれで後々生きてきそうにも思うし…、
だけど、それ以前に、
目の前のことをきちんとしたほうがいいんじゃないの?とか、
悩んでいるお母さんは多いようです。

内部受験の場合、そこへ手を出せるレベルでいれば、
まぁ、不合格の心配はないですから、
やっておこうか・・・と、比較的簡単に選択できそうですが、
外部受験の場合はそうはいきません。

私立難関レベルまで手を出して、
万一、文理・附属レベルのことすらできないままになってしまったら…
そんな心配が頭をよぎるものです。

色々なパターンが考えられますが、
それぞれにメリット・デメリットがあります。

そのまま私立難関レベルに食いついていくのも一つの手です。
しかし、これはなんとかなりそうな気配がある場合に限ったほうが良いと思います。
到底歯が立たないような状態で、いくら頑張ってみても、
基本からさらい直した方が早いですから。。。

あるいは、歯が立たなくはなくても、ハードに感じている場合は、
その見極めが難しいところです。
無理やり頑張ったほうが良いのかどうか。。。

この1年が勝負!というような状態の場合は、
私なら、安全策を取るかな。
まずは、必要なことをきちんとできるレベルまで固めてしまうこと。
その上で、余力があれば、やればよいですから。

ただ、その場合は、「このレベルでよい」というのではなく、
「ここまで頑張ろう!」と子供自身が思ってくれるように、
仕向けていく必要はありますが。

あるいは、塾内順位などは無視して、
自分に必要なところだけかいつまんでおくのも手です。
これは、無視できる子に限ります。
必要なところだけするから…と割り切っているつもりでも、
実際は、毎回出てくる番数が気になるものです。

思い切って、地元密着型へ転塾というのもあります。
設定そのものが、文理・附属となっているクラスがある塾へ変わる。
そうすると、必要なことだけに絞られます。
私立難関レベルのことには、
自分でやらない限り、手を出せなくなりますが。。。

子供さんの性格にもよるでしょう。
よくあるお問い合わせなので、記事にしてみました。

みんなで共有できるといいなと思っています。
誰かを蹴落とす頑張りではなく、
みんなで切磋琢磨しあえる頑張りがいいですものね。



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やり込んだこと

実は、子供のころは、
真剣に音楽の道へ進もうかと考えたこともあるので、
そこそこ真面目にピアノを勉強してる子でした。

大人になって、しばらくは仕事にしていた時期もありましたが、
今は、完全に趣味。

趣味となると、毎日ピアノに触るわけでもなくなるのですが、
そうはいっても、全く離れることはないものです。

それで、久しぶりに弾いたりすると、
昔、弾き込んでた曲とそうでない曲の差を感じることがあります。

例えば、
試験やコンクールの課題曲だったものや、
好んで細かくアナリーゼして、よく弾き込んだ曲などは、
突然弾いても、まずまず勝手に手が動きます。

ところが、やっつけで形だけ整えたような曲は、
もはや新曲。
譜読みから~?って感じです。

これは、おそらく他のことでも同じで、
勉強でもそうだと思うんです。

テスト前に、ちゃちゃっと形だけやったようなものって、
使い物になりませんよね。

学生のころ、けっこう勉強をやり込んでたお父さん方は、
突然、子供に質問されても、教えられたりします。

「あら?まだ覚えてるわ」とか
「意外と覚えてるものですねー」とかって話はよく聞きます。

そう考えると、
勉強で得た知識や考え方って、
直接的には、使っていないかもしれませんが、
何かのときに間接的に、きっと役立っていると思います。
意識はしていないでしょうけれど。

何事も、しっかりとやり込んでいることって大事だな~
と思うのでした。



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しなやかに受け止める

ありのままの自分を受け止められる子は、
とても強いと思うことがあります。

どんなに成績が良くても、悪くても、
皆、それぞれのレベルで、
それぞれに良いところと悪いところがあります。

良いところを伸ばして、悪いところを改善して、
先へ進んでいきたいところです。

例えば、本人にしてみれば、ちょっとうっかり、
さぼってしまっただけのことだけど、
それが、とても重要なことであれば、
こちらは、かなり本気で怒ることもあります。

そうすると、色々な態度に出てきます。

泣きそうになる子。
ふてくされる子。
しゅんとする子。

色々なのですが、そんな場面で、
「で、それは、いったいいつするのよーーー!!!」なんて怒られて、
ボソッと、「今でしょ」なんて、言う子もいます。

なんだか、こっちが拍子抜けですが、
それが、おちゃらけて言っている風ではなく、
「しまったー!」と反省している姿は見えるんです。

ごめん、僕がまちがってた、
うっかり軽くさぼってしまったんだ、
すぐに始めます!

からの、「今でしょ」というのが伝わる。
素直で逞しい子だなと思いました。

そこから、また引き締まって勉強し始めるんです。

時々、「やるな」と思う子に出会います。
嬉しい瞬間。ww
絶対、伸びます。



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明日からがダメのもと

例えば、月、曜日、数字など、中1の英語で習うけれど、
意外とすぐに忘れてしまっている子が多く、
実際、全部完璧にすらすらと書ける子は、意外と少ないのです。

だから、時々、忘れていそうな子には、
確認チェックテストをするのですが、
こういうのをしても、できる子とできない子の差はあります。

できない子は、「明日から」覚えようとします。
できる子は、「今」覚えようとします。覚えて帰るんです。

社会科で変なカタカナの名前が出ても同じ。
「何これー!?」って、言ったかと思うと、
ぶつぶつ唱え始めます。

ちょっと進んでから、また唱えてます。

覚えて帰るんです。
多分、帰り道にも唱えてる⁈

次、会った時には、
「あの変なん、覚えたん?」なんて言ってみると、
さらっと唱えてくれます。ww

ところが、できない子は、次回にチェックテストをしても、
またできない。。。
毎日、「明日から」「明日から」なんです。

そのうち、明日は入試になりますよ。ww

何事もそうですが、
今できることは、「今」しましょう!



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ケアレスミス(続き)

なぜ、ミスをするなと言われるのか、
という話の続きです。

答えは出ましたか?

色々な答えがあると思います。。。

で、終わるわけにはいかないので、今までに出会った中で、
一番、しっくりくる答えを紹介してみます。

将来、どんな仕事をすることになっても、
求められることは、ミスなく正確に速くできることだと思うんです。
これだけは、ジャンルを問わず、求められませんか?

例えば、医者や看護師のような人命を預かる仕事はもちろんですが、
ドライバーがミスをすると事故につながりますし、
設計士がミスをすると建物は建ちませんし、
コンビニが、誤発注して大変だ~みたいな話も聞いたことがありますよね。

身近な仕事を想像しても、ミスをすると、
テストの計算ミスみたいに、「あ、ミスった」では済まないということは、
すぐにわかると思います。

学生の間に、「あ、ミスった」で済んでる間に、
できるだけ、ミスをしないためにはどうすればいいのかを
体験を通して学んでもらうことが、
テストの大きな目的の一つだと思うんですよね。

だから、ミスってしまった後の対処の仕方も同時に学ぶべきなんです。
何が原因でミスが起きたのか、
どこを改善すれば、同じミスは起きないのか。

「あ、ミスった」で終わらせてもらえるうちに、
そういうことをしっかりと身につけておくことで、
仕事のできる大人になれるはずです。

どんなジャンルの仕事に就いたって、重要なスキルの一つです。
だから、学校ではテストがあるし、ミスをしたら重く受け止めるべきなんです。

そして、テストの点数がいい、つまり、ミスが少ないということは、
評価されるべきポイントの一つであって、
ミスが少ないというポイントはクリアしていることの証なのです。


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ケアレスミス

ケアレスミスは、人間ですから、誰にでもあることです。
100%防ぐことは不可能です。
でも、ミスがない方が、評価が高いのは当然ですよね。
だから、できるだけケアレスミスはしないように注意を払うことが大切で、
学校でも塾でもおうちでも、「ミスしないように」と言われるはずです。

そこで、「なぜ、ミスしないほうがいいの?」
「ミスしたって、ちゃんと理解できていればいいんじゃないの?」
なんて、意地悪な質問を、時々、生徒にしてみます。

「ミスしたら100点とれないから」とか、
「点がいい方が番数上がるから」とか、
まぁ、色々な答えが返ってきます。

「じゃぁ、どうして、100点がいいの?」なんて、
またまた意地悪質問。

「だって、成績いい方がいい大学に行けるじゃん」なんて子もいます。

「じゃぁ、どうして、いい大学に行きたいの?」
ことごとく意地悪質問w

「そのほうが、お金持ちになれる」
「充実した人生が送れる」。。。

「いい大学に行ったら、お金持ちになれて、いい人生が送れるの?どうして?」
「お金持ちってみんな幸せなの~?」
ああ言えば、こう言う状態ですが、まぁ、とにかく考えてもらいたいわけです。

おそらく、子どもたちにとってみたら、
「ミスするな」と言われることはあっても、
「ミスしてもいいんじゃないの?」と言われることは、ほぼないでしょうから、
意表を突かれた感じでしょう。

どうしてミスしないほうが評価が高いのだと思いますか?
ミスしないほうが高評価につながるシステムっておかしいと思ったことはありませんか?
考えてみたこと、ありますか?

続きは明日ww



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仕事と興味

子供たちに将来のことを尋ねると、
ある職業名を挙げるか、あるいは、わからないと答えるか、
ほぼこのどちらかです。

どんな仕事があるかはわからないけど、
こういうことに興味があるから、そっち方面の勉強をしたい・・・
などという答えが返ってくることは、ほとんどありません。

でも、実際、世の中には様々な仕事があるわけで、
子供たちがそれを知る手段はあまりないわけですから、
興味がある分野にアンテナを張り巡らせているうちに、
自然と仕事に出会うというのが多いのではないでしょうか。

何が言いたいかというと、
アンテナを張り巡らせておくことが大事だということです。
これ、好きだな~とか、面白そう~だとか思うことに関して、
アンテナを張り巡らせておくと、
当然、そういう出会いも増えるでしょうし、
そうすれば、自然と自分に向いている仕事に出会えるはずです。

仕事は、どんな仕事をしても大変な部分はありますが、
そんな風に出会っている仕事であれば、
がんばりが効くはずですし、
やりがいや達成感を感じることも増えるでしょう。
そして、仕事が楽しい!って言える人になると思うんです。

1日の多くの時間を仕事に使うわけですから、
仕事が楽しくなければ、しんどいと思うんですよね。

私の周りには、仕事が楽しい人が多いのですが、
中には、愚痴ばかり言いながら仕事をしている人もいます。
どちらも見ると、やっぱり、人生が充実しているのは、
仕事が楽しい人ですし、話していても気持ちがいいです。

興味のアンテナ、張り巡らせていますか?


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考察

両親が、今年どちらも80歳を迎えたのですが、
二人とも、40代から病気がちだったこともあって、
いよいよ昨年末あたりから、入院だの手術だのの多さに、私、参りかけていたんです。

兄は県外でコロナ流行地域在住ですから、気軽に帰省してもらうこともできず、
私一人では、まわせない気がし始めて、ついに介護認定の申請をしました。

十年近く前、祖母の時に、あらかた経験しているのですが、
とりあえず、市役所に自力で申請に行って、あれこれ。。。
すると、見事に「自立」で戻ってきてしまい、
えーーー、私がしてることは空気なのぉーーー!って、がっくりしたんです。

あ~、頑張ってるのに承認してもらえないときの
子供たちの気持ちがわかる~なんて思いながら、
ただがっくりさせられてるわけにはいかないので、
今度は、これでもかというぐらい、傾向と対策を練って挑むことにしましたww

現状を漏らさずきちんと書類に起こしてくれるかかりつけ医が必要だわとか、
このありさまをとにかく、30分で、調査員さんに伝わるように話すには、
何をどういう風に話せばよいかとか、
コンピューターに入力するわけだから、これは絶対に伝えなければいけないとか、
ちゃんと施設ともつながって、ケアマネさんの意見も聞きつつ、
とにかく、自分の認識と同レベルの認定をもらわなければ…と。

「傾向と対策って受験勉強かよ~」って笑われながら、
「マジ、過去問ほしい~」とか言いながら、真剣にやったんです。
だって、このままでは、仕事がままならなくなりそうですからね。。。

そうしたら、2か月前は「自立」だったのに、
ちゃんとつきましたよ「要介護認定」ww
これで、訪問リハビリとか、ヘルパーさんとか入ってもらえるし、
介護タクシーもデイサービスも使えます。
なにより、頼れるケアマネさんがついてくれてるのが精神的にありがたい。

介護離職しなくて済みそうですw

国語力、必要なんですよww
これ、もし、傾向と対策を練る力が無かったら…って考えると怖いでしょ。
誰にも助けてもらえずに、介護離職へ真っ逆さまです。

きちんと考えて、失敗を生かして、正しく伝えること、
今まさに、子どもたちに伝えていることばかりです。
いや、本当に、生きていくために必要な力なんだよと実感しました。



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回り道に無駄はない

今の時代、あらゆることが効率化されて、
どんどん生活のスピードが速くなっている気がします。
まわり道することは、無駄なことのように捉えられがち。

しかし、まわり道は無駄ではないと思うんです。
まぁ、自分が、かなりいろいろとまわり道をしているから、
ついつい、そう思ってしまうのかもしれませんが、ww
目的のあるまわり道は、無駄ではないと思います。

勉強だってそうです。
何もかもお膳立てしてもらって、
すべてを効率よくすることが最良の道とは思えません。

自分で試行錯誤するからこそ、
得られるものは山のようにあります。

やることをすべて指示してもらう。
わからないことはすぐに教えてもらう。
困ったらすぐに手を差し伸べてもらう。

こんなことをしていると、
見た目の成績はいいかもしれませんが、
自分では何もできない子になりませんか?

自分でやるべきことを考える。
目的に向けて計画を立ててみる。
わからないときは、粘り強く考える。

こんな風にしている子は、失敗も多いですから、
今の成績はぱっとしないかもしれません。
でも、必ずどこかで花開くと思います。
そのまわり道で得た経験が必ず生かされるのです。

自分で段取りする力、
自分で問題解決する力、
勉強を通して、そんなことも身につけたいですね。

失敗することも、ある意味楽しめるような
しなやかさを持つと、強くなると思いますよ。




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幼少期の積み重ね

幼少期の積み重ねが大事だと感じることはよくあります。
正しい考え方や捉え方を身につけること、
繰り返し定着を図るための方法と忍耐を身につけること、
そういうことができている子と、できていない子の差は大きいのです。

これができてる子は、大きくなって本気になった時に、
やればできる子になります。
できていない子は、(ちょっと言い過ぎかもしれませんが)
やってもあまりできない子になることが多い気がします。

実は、自分は、やればできた経験をお持ちの親御さんは、
おそらく、幼少期にそういうのが身についていたと思うんです。
だから、子供も、その気になった時に、
やればできるだろうと考えます。

ところが、子供はそれが身についていなければ、
その気になってやっても、あまりできないし、ひらめかない。
どうしてこんなことができないのか?と思ってしまうんです。

本当にやりたいことが見つかったとき、
一念発起すれば、なんとかなる子にするには、
幼少期の正しい積み重ねが、とても大事だと思います。




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将来のこと

例えば、医者になりたいとか、歯医者になりたいとか
弁護士になりたいとか、教員になりたいとか、・・・、
具体的に将来やりたい仕事が決まっていれば、
自ずと、行かなければいけない大学の学部が見えているわけですが、

実は、そうではない場合も多くありますよね。
というか、むしろそのほうが多いように思います。

そういう場合、もちろん、
興味があることや好きなジャンルについて学べる学部を選ぶと思うのですが、
なんとな~くで、流されている子が多いようにも思います。

というのも、身近な人の仕事は、子どもなりになんとなく理解しているけれど、
それ以外の多くの仕事については、知る機会もないものですから。

私自身も、田舎のサラリーマン家庭で育ちましたから、
都会の大企業って、こんなに福利厚生がしっかりしてるのか~とか、
日本企業でもアメリカ勤務になると、けっこう待遇が違うんだなぁとか、
兄の話を聞いて、初めて実感できたというのが正直なところ。

この年が来てもまだ、
下の子が大学卒業するまで、役職定年が来ないからよかった~とか、
部長までは、役職定年が2年早いから、部長でとまってたらヤバかったよな~とか聞くと、
おいおい計算してなかったのかよwwと思いつつも、
都会の大企業の仕組みを実感する次第。
実際に身近にいないと、話を聞いてもあまり実感がないんですよね。

都会に暮らしていると、
そういうところにお勤めしてる人が身近にいる子も多いだろうし、
そんな話も耳に挟むから、なんとなくわかっていそうに思うけれど、
今度は逆に、田舎のことはわかってないんだろうな~と思ってみたり。

そして何より、企業の場合、どういうジャンルの人が求められているかが見えづらい。
例えば、家電メーカーなら、なんとなく理系のイメージを持っている子が多いけれど、
当然、エンジニアだけが必要なわけではないわけで、
その中で、マーケティングや法律のプロもいるし、広報担当やデザイナーもいるだろうし、
社員の福利厚生事務をこなす人だっていりますよね。
ちょっと考えただけでも、あらゆるジャンルの人が集まって一つの企業が成り立っているわけです。

じゃぁ、例えば、デザインに興味があるとして、
それをどういうところで生かしたいか、それを使える仕事ってどんなのがあるだろうか、
などと、考えていかなければいけないわけですよね。

企業か、学校か、公的機関か・・・、
あるいは、どんなジャンルのデザインがしたいのか、
服飾のデザインもあれば、インテリアデザインもありますし、
工業製品のデザインもあります。
一言にデザインと言っても、色々な選択肢がありそうに思えます。

あるいは、語学に興味があるとして、
その語学力をどのジャンルで生かしたいのか…
これまた難しい選択に迫られそうです。

最近の子たちは、バブルの時の子たちとは違って、
そういうところ、しっかりしてるし、
あれこれと調べるツールも豊富だから、
調べる子は調べてるのかなぁ~とも思ったりしますが、
そういう知らないジャンルの大人の話を聞く機会が
もっとあればいいのにな~と思います。

とにかく、ただ漠然と興味があるもの探しをするのではなくて、
色々なことをイメージしながら、
アンテナを張り巡らせておくことが大事ですね。


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表現力

生徒に、国語の条件作文を書いてもらうことが時々あります。

論理エンジンの中にある課題だったり、
城ノ内の適性検査対策だったり、
高校入試の課題作文対策だったり、
シチュエーションはそれぞれですが、

小・中学生によくある200字前後で
前段に見聞・体験、後段に意見という二段落構成指定の、
ごく普通のテーマの作文。

例えば、「敬語」というテーマでという指定。
時々、びっくりする作文が出てきます。

人は平等だというけれど、それぞれ身分がある。
敬語はそれを明確にするものである。

なんて、さらりと書いてあることがあるのです。
「ちょっと待ったー!」ですよね。

これだけ読むと、
いったいどんな子がこんなことを書くのかと思いますが、
そんなにひどい子ではないのです。

嚙み砕いて、よくよく話を聞くと、
「立場」という言葉が思いつかなかったとか、
そういうことが原因で、表現したいことが表現できていないのです。

「相手を敬う気持ちが、自然と敬語となって表れるものだ」とか、
「敬語は美しい日本語だと思う」とか、
そういう気持ちも持っている子なのに、
なぜか、作文を書くと、とっても差別的。

要するに、表現の引き出しがあまりに少なすぎて、
自分の考えに近いことを表現する言葉が見当たらないのです。

しかし、これが実生活での話だと想定すると、
恐ろしくすらありますね。
そういう思考の持ち主だと思われて、
不要なトラブルに発展することすらあり得そうです。

表現力って、本当に大事だなと実感する一場面です。




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学歴と年収

出身大学は将来の年収には関係がないといいます。

しかし、これは、同一人物でのお話。
例えば、東大を目指していたけれど失敗して、慶応に行ったとして、
その子が、慶応に行ったから年収が下がるということはないという話。

東大に失敗して、慶応に行ったAさんと、
徳大に失敗して、文理に行ったBさんの
年収が同じという話ではありません、決して。ww

Aさんが、東大へ行こうが慶応へ行こうが、
Aさんの年収には影響がないのと同じで、
Bさんが、徳大へ行こうが文理へ行こうが、
Bさんの年収には変わりがないということです。

もっと言えば、
東大合格圏内の力を持ちながらも、
運悪く失敗して、慶応に行ったAさんと、
慶応合格圏内の力はないけれど、
あの手この手を使って慶応に行ったCさんでは、
出身大学は同じでも、年収はそもそも違うだろうと思われます。ww

つまり、問題なのはその人物であって、
出身大学ではないということ。

当たり前と言えば当たり前な話です。

どこの大学へ行こうが、
AさんはAさんの必要なことを吸収するでしょうし、
BさんはBさんに必要なことを吸収するでしょう。
Cさんも然り。

いかに、人間として鍛えるか、努力するか、
幅を広げるか、掘り下げられるか、
そのようなことが大事なのだと思います。

もちろん、
年収が多いほど成功しているというわけでもありませんが。ww



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学歴を求める?

こんな仕事をしている関係で、
同世代の人たちや、少し若い世代のお母さんたちと、プライベートでも、
子供の教育の話には、よくなるほうだと思います。

私自身、子供はいないけれど、
この仕事のおかげで、いろんなことに触れていますから、
一応、そういう話題にもついていけます。ww

でも、おそらく、プライベートでも、
私の視点は教育ママゴン的視点だと思うんです。
だって、やるべきことはやらないといけないと思っているし、
やった分だけ、成績に跳ね返ってくることは、人一倍知っていますから。

そして、少しでも上を目指して
幅を広げていってほしいと思っていますから。

多分、子供がいたら、うちの母みたいに
教育ママゴンになって奮闘していることは容易に想像できます。

教育に対する考え方も、人それぞれですから、
私は、どれを肯定するでも否定するでもない立場をとるようにはしていますが、
時々、耳にして、嫌な気分になる言葉があります。

「学歴が全てではないしな。。。」という言葉。

トップ層を目指そうとしている人たちのことを
まるで、学歴を求めて勉強を必死にしているかのように、
揶揄するというか、
そんな風に聞こえる言い方をされることがあります。

トップ層を目指している子たちのサポートをしていることも多いので、
なんとなく、引っかかるのです、この言葉。

なぜなら、トップ層を目指している子たちは、
学歴が欲しくて勉強しているわけではありませんから。

一生懸命できることを増やそうとしていると、
学歴は勝手についてくるのです。

やりたいことを追及して、
できることの幅を広げていく過程の中で、
自然と、いわゆる高学歴になっているだけなのです。

しかし、なかなかそうは理解されないことが多いですね。

まぁ、そんな小さなことはどうでもいいのですが、
時々、そうじゃないんだよな~と、
生徒たちの顔を思い浮かべながら思ってしまうのでした。




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頻度の話

昨日に続いて、頻度の話ですが、
中学受験の勉強をしている子の場合、
親御さんが家で勉強を見ている子はたくさんいます。
というか、ほとんどがそうです。

それで、いつも言うことがあるんです。
とにかく、1回では定着しませんから、繰り返しましょうと。

例えば、今日、塾で、流水算を習ったとします。
習ったときは、なんとなく理解できたような気がしています。
でも、家に帰って宿題を解いてみると、ん?ってなる問題が必ずあります。
そんな時、お父さんかお母さんが、教えると思うんです。
それで、また、なんとなく理解できて、塾へ行きます。
ところが、確認テストをされると、また、あれ?となる問題が出てくる。

たまに、一回でバシッと理解してしまう子もいますが、
まぁ、だいたいはこんなもんです。
塾でやり、家でやり、また塾でやり、また家でやり。。。の繰り返し。

解説の仕方が良いとか悪いとか、教え方がうまいとか下手だとか、
そういう問題ではないです。
多くは頻度の問題なんです。

何回もやっているうちに、どこかでストンと腑に落ちる時がやってきて、
それで、定着するんです。
それが、塾であることもあれば、家であることもあります。
どのタイミングでそうなっても構わないんです。
定着してくれるのが一番ですから。

そして、そうさせるためには、
とにかく、ストンと落ちる機会を増やすことなんです。
だから、中受は親と子と先生と3人4脚、4人5脚?なんです。

腑に落ちる可能性がある機会を増やすのは、大事なことなんです。





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遭遇する頻度を上げる

単語などの暗記もの、すぐに覚えてしまう子と、
いつまでたっても覚えられない子がいます。

いつまでたっても覚えられない子は、
頭が悪くて覚えられないわけではありません。ww
覚え方がまずいと思います。

例えば、50個の単語を10日で覚えたいとします。
すぐに覚える子の多くは、いきなり50個やります。
覚えられない子の多くは、とりあえず5個とかやります。

この差です。
50個ずつ、10日間する子と、5個ずつ、10日間する子。

当然、50個ずつ、10日する子の方が覚えます。
その理由は簡単です。
1つの単語につき10日間触ったか、1日だけ触ったかの違い。

遭遇する頻度が高いほうが覚えるに決まっているじゃないですか。
でも、意外と、これが見落とされています。

50個も覚えられないから、5個にしよう、とか思うのです。
でも、1回で完全に定着させられますか?
無理でしょ?

10回やれば、まずまずの確率で定着しますよ。
暗記ものは、遭遇する頻度を高くすることです。

これも、やってる子にとっては、何を今更という話ですが、
実は、できてない子が多くて、
そういう子にとっては、目から鱗な話だったりするのです。w




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親の思い、子の気持ち

「どうやったら、できるようになりますか?」
と、よく聞かれます。
公私問わず、色々なところで。。。

特に多いのが、
例えば、行きたい高校に行ける成績でないとか、
入った高校で低迷しているとか、
それをどうすればいい?という親御さんの質問。

一言で言ってしまえば、
本人が、どのくらい行きたいと思っているのか?
そのために犠牲を払う覚悟はあるのか?
問題はそこに尽きると思います。

しかし、返事に困っていると、たいていは、こんな言葉が続きます。
「どこかで躓いていると思うんです。どうすれば?」
「何をやったらいいのかわかっていないと思うんです。」

小学生ならともかく、
中・高生の親御さんからなんですよね。

これが、本人からの言葉なら、見込みはあります。
でも・・・。

基本的に、
「何をしたらいいかわからん。」
「やり方がわからん。」
とかいうのは、勉強をしないための口実でしかないと思っています。

だって、覚えなければいけない単語は山ほどあるし、
覚えなければいけない漢字も山ほどある。
解かなきゃいけない学校のワークだって山ほどあります。

全部やれー!
片っ端からやれー!
ってことですよね。

だって、とりあえず、やらなくてはいけないことは、それでしょう?
そして、学校でもやれと言われているはず。

「それをやっているのだけど、どこに問題があるでしょう?」と、
本人発の質問なら、おそらく本気になったのでしょう。
犠牲を払ってでも、できるようになりたいと思っている証拠です。
もう既に、そこそこの点数は、はじき出せ始めているはずです。

でも、それもやらずに、
何をしたらいいかわからないとか、
やり方がわからないとか言っているのは、

つまり、
楽してできるようになる方法を教えてということですよね?

そんな方法はありませんから!

甘いんです。
だから、できないんです。

こんなこと言うから、怖いって言われるのはわかっているけれど、
でも、。。。オブラートに包んでたんじゃぁ、伝わらないwww
コミュニケーション能力が低いのか?私。。。




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塾の回数

うちの生徒は、連日、塾で埋まっている子はほとんどいません。
私の授業が、週に1回か2回。
それにプラスしていることといえば、
英会話のようなお稽古くらいでしょうか?

中学受験の子は、
大手進学塾と併用している子はよくいますが、
その場合でも、塾1~2回、うちの授業1回で、週2~3回。

基本的に、塾や家庭教師は、週3回までだと思っています。
多くても4回まで。

なぜなら、それ以上増やすと飛び石にならないから。
いつ宿題するの?
いつ復習するの?
という、もったいない状態になるのは目に見えています。

なので、基本的に、うちの夏講や春講も、
できるだけ飛び石になるように入れてもらいます。

実は、長期休暇でも授業を増やさない子も結構います。
自分でできたら問題ない。
みんな、夏休みバージョンの計画を立てますから、
通常と同じ回数でも、家で勉強が多くできる分、進度は速くできます。

増やす子でも、
通常授業が2回の子なら、週1回プラスして、週3回にするくらいが限度。
それ以上増やすと、連日になる日ができますから。

今日授業があって、次が明後日なら、
明日、宿題して、復習して、という時間を持てますが、
連日になると、その時間が持てません。

自分で勉強する時間がないのはまずいのです。
自分主体で勉強できない子になってしまうから。

学校があるのに、連日、塾だったら、いつ宿題するの?
学校の復習は?塾の復習は?
復習もできずに、宿題に追われて勉強しても、
たいした効果はありません。

もし、それでうまくいっていたとしても、
その塾がなくなった時、自分でできますか?

大学生になると、
やることを指示してくれる塾はありませんから。

今、とりあえず点がとれればいいのではないと思うんです。
小・中学校は、
将来的に、自分主体で勉強ができるようにするための
準備期間だと思うんです。

そして、それが色々なことに、つながっている。

塾に振り回されるのではなくて、
塾を上手に利用できるようにしたいですね。



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メリハリ

メリハリのある生活ができている子は、
成績が良い子が多いように感じます。

何か熱中することがあって、
それに費やす時間を捻出するために、
勉強も効率よく片付けてしまいます。

スポーツだったり、音楽だったり、部活だったり、
それぞれですが、
そういう時間を持つことで、ストレスも飛ばせて、
勉強も捗る…ということはよくあるものです。

一番よくないのは、だらだらと、
どれも中途半端にしかしないこと。

勉強をするのもだらだら。
さっさと終わらせばよいのに、いつまでもだらだら。
そういう子は、興味の幅も狭いんです。
だから、伸びない。

そして、そういう子に限って、
旅行に勉強道具を持って行ってみたりする。
あり得ません。

遊びに行くときに、なんで勉強道具がいるの?
特に、旅行なんて、もっともっと大事な得るものがあるでしょう?
遊ぶときは、全力で遊ぶ!

このメリハリだけは譲れません。




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理由のでっち上げ

いくら言っても直らない子は直らない。。。
と思うことが、たまにあります。

理由のでっち上げもその一つ。

ある日、英語の問題を解いていたときのことです。
ほぼ同じ内容になるように、
(  )に与えられた文字で始まる適語を入れる問題。

People who live in the city generally talk fast.
People (l    ) in the city generally talk fast.

はじめ、liveing と書いて出してきたので、ピンをつけて戻しました。
すると、lived と直して出してきました。

「何をどう考えてどう解いて、どう考えてどう直したん? 解説して。」
もう既に、私、カチン!ときています。

そうすると、こんなことを言い出すんです。

「現在分詞と思ったんやけど、
 その市に住んでる人々やから、過去分詞かと思って。。。」

「なんで、その市に住んでる人々やったら過去分詞なん?」

「現在分詞は、ずっと昔から今も続いていることで、
 過去分詞は、今はそうではないことやから…」

蹴とばしたろかー! 
言ってる意味わかってますかーっ!
日本語、わかる? って感じです。ww

普通に、きちんと考えられる子なら、

「~している」って意味にしたいから、現在分詞なのにピン?
なんで?あっ!eいらんわー

って思うところですよね。
あるいは、それに気付かなかったら、なんで?わからん!となるはず。

ところが、現在分詞を書いてピンをされたと思うと過去分詞を書く。
提出したら、問い詰められたので、適当な理由をでっち上げてみる。
みたいなところでしょうか。

つまり、直しの時点では、特に何も考えてはいなくて、
現在分詞じゃないなら、過去分詞ね、みたいなノリで直してるんです。
まるでクイズ。

もし、現在分詞と過去分詞がイマイチわかっていないのなら、
もう一度テキストを振り返っておくべきですし、
そうすれば、すぐに、eをとり忘れたことにも気づけます。

「これ、eいらんだろ?」と言えば済むことかもしれません。
でも、それでは何にもできるようにはならない。
すぐにわかると、すぐに忘れます。

と思って、血管切れるかも?って思いながら問い詰めてますが、
それはそれで直らない。
何年やっても、直せない。

クイズみたいに解かない、
「どうして?」って考えようよ、
理由作り出しちゃダメ、
あやふやなことは、習ったページに戻る、
・・・・・・

何度言っても響かない子、たま~にいるんですよね。
「できない?」→「やります」→やらない(できない?)
という不毛の会話の繰り返し。

どうしたものか。。。とほほです。



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とりあえず走り出すこと

昨日の話の続きになりますが、
こういうタイプの子は、あれこれと作戦を練ってしまうことも多いものです。

どのテキストを使った方が効率がいいとか、
どういう勉強法をしたほうが能率が上がるとか、
とにかく、そういうことを考えすぎて、逆に能率ダウン…みたいなことも起きます。

もちろん、どれを使って、いつまでにどういう風に仕上げるという長期計画は必要です。
なにせ、入試というタイムリミットがあるわけですから。

ですが、そういうことを考えてばかりでは進まない。
実は、昨日の記事の卒業生も、
「とりあえず、やってみようとは思わんのん!」とか、
お母さんに言われてましたがw、
確かに、それも必要なんですよね。

あらかた段取りが決まったら、
まずは進めてみて、それで不都合が生じたら、そこで修正。
これが、一番です。

柔軟さも大事です!



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腑に落ちないことが気になる

ちょっとしたことが腑に落ちなくて、それが気にかかる…というのは、
まぁまぁめんどくさい性質ではありますがw、
できるようになるためには、素晴らしい強みになります。
成績がいい子は、多かれ少なかれこういう性質を持っているものです。

数年前、小6の秋からというスーパー突貫工事でw、
附属中学に合格して、うちへ来始めた子がいました。

受かってから出会った子なので、中1はお互い探りながらでしたが、
しばらくすると、突貫工事でも合格した理由が見えてきました。

もともと基礎学力はそれなりにあったはずの子なのですが、
小6の秋の模試では半分とれるかどうかだった…と本人談。
田舎の地元公立で1番とかいうレベルでは、その程度なんです、普通。
受験算数なんて学校ではやりませんからね。

小6の秋にそれで、よくまぁ…と思いますが、
この子、とにかく細かなことが気になる子なんです。

その気になって勉強を始めたら、ぐんぐん吸収したんだろうな~と
簡単に想像がつくタイプです。

うちの授業では、当然、先取りでどんどん進めて、
演習は自分でやってきて、質問だけをあぶり出してくる方式で大丈夫な子でした。
しかし、その質問の内容が普通とは少し違っているんです。

解き方について、腑に落ちないことを突いてくるのは
トップ層の子ならみな同じなのですが、
その子は、正解している問題についての質問が結構あるんです。

これ、解説に載ってる解き方と違うんですけど、
どっちでやっとく方がいいんですか?とか、

この問題、もしこっちを問われたら、
こうやる感じでいいんですよね?とか、

解説を見たら、それで解けるのはわかったんですけど、
そこへ自力でたどり着く方法がわからない!とか・・・。

でも、実は、これ、ものすごく大事な部分なんです。
演習しながら、いろんなことを考えていることの現れですし、
何より、次、自力で正解するには…ということを考えている証拠ですよね。

おそらく、このやり方で勉強していけば、
普通にさ~っと解くより、時間を要すると思います。

でも、定着率は半端ないはず。
つまり、トータルで考えれば、ものすごく効率がいいやり方なんです。

この夏休みに、顔を見せてくれたので、
また、色々と話をしたのですが、
量に追われる高校生になって、この部分が少し手薄になってるのかも…
なんて気づいたような。。。

大きな夢に向かって一生懸命な学生は、
まぶしいなぁ~なんて思いながら送り出しました。

「ブログのネタにしてもいいですよ」と、いつも言ってくれるので、
いい勉強の取り組み方、紹介させてもらいました。




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暗記

暗記するとき、どうしていますか?
例えば、英語の単語を来週までに20個覚えるとき。

とりあえず、もう既に覚えているものと覚えていないものを分けるための
チェックテストを自分でします。

これは、もう既に
長期記憶に入ってしまっているものとそうではないものを分ける作業。

次に、間違えた単語を、何度か唱えながら書いて覚えますよね?
で、本当に覚えたかどうか、もう一度チェックテスト。
これは、とりあえず、短期記憶に入ったかどうかの確認。

次の日、もう一度、全部チェックテスト。
長期記憶に入ったものが増えたかどうかの確認。
続いて、同じように間違えたものを。。。

という風に、繰り返していきます。

やっている人から見れば、これは、いたって当たり前の方法ですが、
これができない子の多さに驚くばかりです。

もちろん、できていない子には、こういう風にして覚えるのだと、
こと細かく実践交えて、教えますが、
1年たっても、「覚えときよ~」なんて言うと、
1日だけ、これをやって終わりの子もいます。

そんなんで覚えられるはずがないではないですか。

テストで使えるようにするためには、
長期記憶に入れてしまわなければいけません。

でも、長期記憶に入れるためには、
まずは短期記憶に入れなければいけません。

だから、同じ日のうちに、暗記&テストをするのは、
短期記憶にとりあえず入ったかどうかを確認する作業。

ここで、テストがクリアできたからって、
長期記憶に入ったわけではないので、
使い物にはなりません。

何度も何度も短期記憶に入れて、
最終的に長期記憶に定着させるのが暗記です。

しかし、その意識が持てない子は実に多いです。

毎回、単語テストをして、単語を覚えてもらうと、
授業のときには、ほぼ満点をとるんです。

ところが、ある日、振り返って、テストをしてみると、
ほとんど0点に近い。

授業前に、今日のテストのところを、
覚えているだけなんですね。
短期記憶に入れただけなので、すぐに忘れます。

そんな見かけだけの勉強をしても何にもならないのですが、
そこのところが理解できていない子は山のようにいます。

今、何のために何をしているのか、
よく考えて勉強時間を使いたいですね。




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プロフィール

Author:Shigemi
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。2013.7.19.

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