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興味があるもの

甥っ子が通っていた学校では、
時々、「仕事塾」とかいうのがあるらしく、
保護者であった兄は、話をしに行っていたようです。

高2対象だとか、中3対象だとか言っていたのをみると、
進路について考える学年が対象になっているのでしょうか。

商品企画やマーケティングについて話したなんて言っていましたが、
きっと、いろんな職種の方が、いろんな話をしてくれるのでしょう。
そして、将来、貢献してくれる良い人材がいるかもしれないなんて
淡い期待も、話す側にはあるのかもしれません。

そういうの、田舎でもあればいいのに…とつくづく思います。

振り返れば、学生のころ、成績がまずまずよかった子たちって、
大学で県外に出て、そのまま、
帰っても仕事ないし~って、戻って来ない子の方が多いですよね。

「医者になりたい」子がやたらと多いのには、
そんな背景もあるのかな?と思います。

戻ってきていない人たちの話を聞くことって、
あまりありませんものね。。。
地元ではできない仕事について知る機会が
あまりに少ないのかも。。。

戻ってきていない人たちは、どうやってその職業に向かっていったのか。。。
皆、それぞれでしょうけれど、
小さいうちから、興味があるものが見つかっていた人が多いのかもしれません。

特に興味のあるものが見つかっていれば、
それに携わる仕事へと意識が向いていくでしょうし、
自分の興味があることや好きなことに、必要そうな経験やスキルをプラスして、
ある程度は意識して、下準備をするものでしょう。

そう考えると、中学生でも興味があるものがない子が、
けっこういますよね。
そして、将来の夢がない子もたくさんいます。

思えば、「こんな仕事、どう?」なんて勧められて、
将来のことを決めるわけではないですものね。。。

好きで好きでたまらないもの、
見つかるといいですね~

せっかくの冬休み、
普段は会えない大人たちに囲まれて、
そんな話をしてみるのもいいかもしれませんね。



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合格がゴールじゃない

クリスマスが来ると、受験はいよいよ感が高まります。
中学受験はすぐそこだし、
中3生も最後の基礎学が迫っています。

出願後、志願変更の状況を固唾をのんで見守っている中学生。。。
私も、時には、そんな入試に遭遇することもあります。

そんな時、思うんです。
今のこの気持ちを忘れずに高校生活を過ごすことができれば、
きっと変われるなと。。。

でも、たいていの子は合格発表とともに忘れます。
合格発表で、ずべてがチャラになった気分になるんです。

でも、
合格発表で、力の差が埋まったわけではありませんから!

実力以上のところに滑り込んだのなら、
その差を埋める努力をしない限り、
また3年後同じ目にあいます。

そして言うんです。
「どうして、高校受験の教訓を生かせなかったんだろう。」って。
時、既に遅しです。

そんな受験をした子には、必ず、話すのですが、
たいていは入学とともに忘れてしまいます。
せっかく良い経験したのにもったいないですよね。

合格は新しいスタートであることを、
今の気持ちとともに再確認しておいてほしいですね。



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勘が鈍る、勘が冴える

「勘」というとちょっと違うかもしれませんが、
勉強をやり込んでくると、「勘」が冴え始めます。

例えば、いつもよりたくさんの勉強を始めると、
1~2か月ぐらいたったころから、
直しの精度が上がります。

急に凡ミスが減るわけではありませんが、
ピンをつけて返した後、正解になる確率が上がり始めます。

理解が深まって、できるようになってきているのですから、
「勘」と言われると、ちょっと違うとは思うのですが、
明らかに感触が変わり始めるのです。

「○番以上だったら、ゲーム買ってあげる」とか、
「○点以上だったら、スマホ買ってあげる」とか、
目の前にニンジンぶら下げられて頑張ってる子もいますが、
動機は何であれ、頑張れることは評価したいですね。

「感触が変わってきたん、感じる?」と聞くと、
静かに嬉しそうに頷きますから、本人も悪い気はしていないはず。
これをきっかけに頑張れるといいなーと眺めているわけです。

ところが、この逆バージョンもあります。
何かをきっかけに、パタリと勉強をしなくなる子。

1~2か月たつと症状が出始めます。
一気に「勘」が鈍ります。

今まで、スムーズにできていた直しの作業が、
できなくなるんです。
2倍、3倍の時間がかかる。。。
ますます嫌になって、勉強したくない。。。
悪循環の始まりです。

「症状、出始めてるの感じてる?」と聞くと、
こちらも頷きますから、自覚はあります。

ただ、そこから脱出するには、強い意志が必要です。
さて、どうなることやら。。。

そんなこんなを繰り返しながら、
大人になっていくのでしょうけれど。。。




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中学までにやっておきたいこと

中学生を見ていて
小学校のうちにやっておけばよかったのに…と思うことは
たくさんあります。

今、盛んに騒がれている英語じゃなくて。

一番思うのは、国語。
漢字が書けない、文章が書けない、
そんな中学生は山ほどいます。

ついでに、問題文が少し長くなると、
問題の意味がわからない子も多い。
国語ではなくて、理科や社会や数学での話。

もちろん、英語にも響いています。
「テニスをします」と「テニスをしています」の違いがわからない。
やはり、小学校でのベースがないと難しいんです。

あとは、計算。
方程式が立てられても、計算ミスをして、
大きな点を落とす。

理科も、力、電流、化学変化など、
物理・化学系の単元では計算が必須です。
その計算が、速く正確にできないんです。

考えてみれば、中学受験をする子たちが、
ベース部分として、まず鍛えるのがこの部分。

中学受験はしなくても、
この部分がしっかりしているかどうかは、
中学校の勉強に大きくかかわってきます。

これがなければ、
思考力どうのって世界じゃないですからね。
盤石にしておきたいですね。

特に、春から中学へ上がる子たち。
小学校の漢字はもう完璧ですか?
計算、速く正確にできますか?

「ちびむすドリル」みたいなネット上の無料プリントを活用して、
確認&トレーニングしておきましょう!



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雑な解き方

成績が悪い子ほど、雑な解き方をします。
わかっているのに、丁寧にしないことで間違える。

例えば、
be動詞も一般動詞も使い方は知ってるのに、
平気で、Is he play soccer?と書くのです。

「主語、何?」「動詞、どれ?」って質問しただけで、
「あっ!」って直すのに、一人で解くと、平気で混在してます。

解くときに、自分で確認できるでしょう?
聞いてもらわないとできないの?

距離と速さと時間の関係は知っているし、
距離をa㎞、速さを60㎞/hとおけているのに、
時間を60a時間と平気で書くんです。

「き・は・じ、書いた?」と言われて、書けば
それだけで直せるのに。。。

なぜ、自分で解くときに書かない?

こういうのは、ざらにあるんです。
地元公立なら学年で上位2~3割ぐらいまで降りてくると
やってる子、かなりいると思います。

そのレベルで、いるんです。
市内普通科には問題がないレベルですよ。
そりゃぁ、普通科でも国公立に届かないわと思います。

そういう、自分で少し丁寧にすれば解ける問題を
じゃんじゃん捨ててるんです。

そして、それが積み重なって、
最終的には、応用問題には手が出せなくなるのです。

「わからない」のではないんです。
少し丁寧に解けばいいだけなんです。
でも、「わからない」って言ってるんです。

そんなことのために、塾代、家庭教師代払ってるんです。
それ、自分でやって、ゲーム買ってもらった方がいいんじゃない?




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根拠(つづき)

明確な根拠がないまま解いていることはよくあります。
質問していくと、
「そう見えた」とか、「そんな気がした」とか、
恐ろしいことを言ってくれることは、珍しいことではないんです。
特に図形問題。

中3の図形問題を解いていた時のこと。
直角がたくさんある図形の問題で、
その直角から、円に内接する四角形があることに気づいて、
そこから円周角を利用して解く問題でした。
どこかの入試問題。

悩みに悩んだ挙げ句、
「ルート22です!」と答えを出してくれましたが、
その子の図を見ると、使うはずの円周角に同じである印がついていません。
あやしい。。。

質問タイムです。
“ここの長さ出した?”
「ルート11です」
“それからどうした?”
「これが直角二等辺三角形だから三平方で…」
“それは、どうして、直角二等辺三角形なん?”
「えっと。。。」

そう、根拠がないんです。
そう見えただけです。
次までに考えといてと言って戻しましたが、
結局、次の時間までに、必要な円周角にたどり着けなかったようです。

次の時間、またじっくり時間をかけて、
一つずつ考え直しました。
ウソみたいに時間がかかっています。
「ルート22です!」といった時に、“OK!”と言ってしまえば、
他の問題が2、3問解けたかもしれません。

でも、それよりも大事な時間だと思います。
聞かれると、根拠がないことはわかります。
でも、自分では、根拠がないことに気づかず使ってしまうんです。

こんな子は、実はとてもたくさんいます。
それも、けっこう上位層なのに、こんな状態でスルーしてきている子が、
たくさんいるんです。

こんな気の長くなるようなことを続けて、
直せるかどうかはわかりません。
でも、何もしないよりはいいはずです。

解いている内容までじっくり見なければ気付きません。
だから、学校に気づいてもらうのは、ほぼ不可能だと思います。
集合の塾でも同じでしょう。

一番気付けるのは、きっとパパ塾・ママ塾です。
やっていること、考えている道順を、一歩踏み込んで見ると
「あれ?」って思うはずです。

気付くのが、幼少であればあるほど直しやすいと思います。
習慣になってしまう前に、気付けるといいですね。

こんな風に見ると、小学校低学年のうちに、
気付いておきたいことや、やっておきたいことは、
たくさんあると思います。

中学生を見ていても、
低学年でこれができてればな~と思うことはたくさんあります。



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根拠

しょっちゅう書いていますがw、
割合を習ったとき、
20%と書いてあったら、わけもわからず、
0.2をかける子はたくさんいます。

20%でも、20%引きでも、
0.2をかけるんです。
ウソみたいにたくさんいますよ。

そして、これが、中学へ尾を引くのです。。。
方程式の文章題ができない子です。

でも、これが発覚していないことはよくあります。
原因はいくつかあります。

学校の数学の授業で、割合の文章題は、
ほとんどやっていないことがあります。
方程式の単元です。

やっていないのですから、発覚しなくて当然です。

やっていても発覚していないこともあります。
例えば、問題を解いて、「20%引き」を0.2として方程式を立てたとします。
解くとおかしい答えになって、
「0.8のほうかな?」と考えて直します。

今度はそれらしい答えが出たらそれで提出します。
式と答えを見た先生は、わかっていると思います。
普通は、思いますよね。当然です。
式も答えもあっているのですから。
そのままスルーです。

仮に、0.2の方の式で、それらしい答えが出てしまったとしても、
ピンがつくと間違いが発覚して、直しをします。
当然、0.8に変えて解き直します。

ここで、「どうして、0.2でないん?」と質問ができる子は大丈夫です。
でも、わけはわからないまま0.8に変えて解き直す子もたくさんいます。
意味は分かっていなくても、解き直します。

そうすると正解します。
「あ~ミスだったのかな?」と思われて、スルーします。

こんな風にして、なかなか表には出てきません。
これに気づいて、これを掘り起こす作業が必要です。
ものすごく大変なんです、お互いに。

でも、それをしない限り、できるようにはならないと思います。
必ず、その式を立てた根拠を明確にすること。
これが必要なんです。

これを適当に流してしまうと、
どこかでツケが回ってくるのです。




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追求すること

雰囲気で解いてしまう子は、実はとてもたくさんいます。

英語などでも、ピンで返ってきた答案を、
雰囲気で直す子はたくさんいます。

「どうして、こうやったの?」と聞いても、
曖昧な返事。

最初に自分が書いた答えの何が違っているのか、
そこに意識がいっていないのです。

正解が正しいことだけがわかればよいのではなくて、
もっと大事なのは、
自分が出した答えの何が違っているのかなんです。

でも、そこは解明しようとしない子が多い。

幼少期に、パパ塾・ママ塾で、入れ込んでしまいたいことは、
まさにこの部分だと思います。

間違いの理由探し。
正解の理由探し。



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憧れ

好奇心と同じくらい大事なことって何でしょう?
憧れかな?と思います。

何かを見て、素敵だと感じる。
誰かを見て、かっこいいと感じる。
そして、
あんなことができるようになれば・・・
あんな人になりたい・・・と憧れる。

これが、モチベーションの種だと思います。

感じること、考えること、
興味を持つこと、憧れること、・・・

どれも、自発的にそうなってしまうだけの話で、
そうしなきゃと思ってするわけでも、
そうしなさいと言われてできるわけでもない。

だから、難しいんです。
そして、これが才能なんじゃないかな~と思うんです。


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好奇心

伸びるために、一番大事なものは何?と問われれば、
好奇心と答えます。

好奇心を持てと言われても、
これこそ、生まれ持ったものですから、
好奇心を持つ方法なんてある?と思ってしまいますが、

でも、好奇心がある子は伸びます。

例えば、学校の帰り道、道端に生えた草を見ても、
好奇心のある子は、
どうして、こんなアスファルトのすき間から生えてるのだろう?
綺麗な形の葉っぱだなぁ。。。
このあと、この草はどうなっていくのかなあ?
と、いろんなことに思いを巡らせます。

例えば、石っころを蹴りながら、帰っていたら、
この部分を蹴ったら、こうなるのか。。。
ん?こっちを蹴ったら、変な方向に飛ぶぞ?
この辺を蹴ったら、すっごい遠くまで飛ぶなぁ。
ここ、蹴ったら、痛いww
考えることは尽きないうちに家に着いてしまいます。

ところが、好奇心がない子は、そうではない。
道端の草を見ても、特に気にも留めないし、
石っころを蹴っても、あれこれ考えるわけではないのです。

それくらいのこと。。。
と思うかもしれませんが、
そういう好奇心がある中で生活をしていると、
大きくなって、学校でいろいろなことを学んだときに、
全てが日常に結びついて、ストンと理解できるのです。

近年は、学校で習ったことを日常生活に結び付けた問題が
次々と増えてきて、苦手だと感じている子も多いようですが、
原因はそこにあるわけです。

好奇心が旺盛な子にしてみれば、
むしろ、そういう問題のほうが楽しいはずなのです。

なかなか難しいポイントですが、
周囲が、好奇心旺盛だったら、多少の影響は受けたりはしないかなぁ?
などと思ってみたり。。。

机に向かってすることは、最後なんですよね。
やらせる側は、それが一番簡単なのですが、
結局、簡単なことでは効果が薄いということです。



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パターン化と理解(その5)

パターン処理で通過してきている子たちが、
いよいよ受験算数に取り掛かると…というお話。

例えば、旅人算。
速さの単元で、「速さ=道のり÷時間」なんて公式は覚えますが、
その意味なんて、まったく興味がないわけです。

分速は、1分間にどれだけの距離を進むかを表したものであるということは、
理解していなくても、公式に当てはめれば、分速は出せるので、
それで、学校のテストは満点をとってきています。

これが、旅人算になると、そうはいかない。
例えば、学校と家とから、分速50mの子と分速60mの子が出発したら、何分で出会うか…
そう問われれば、2人の距離は、1分で110m近づくから、
道のりを110で割ればよいのですが、これがイメージできなくて、お手上げになります。

ところが、この程度なら、まだ大丈夫な子もいます。
「向かい合って進むときは、たす!」とパターン化して処理してしまうのです。
そうなると、旅人算でもできる賢い小学生で通過してしまうのです。

公約数や公倍数でも同じ。
受験の子は、たいてい連除法で解きますが、
それも、意味が分からないまま、ただやり方を覚えて解くのです。

実は、先日、4年生の子と連除法を勉強したのですが、
仕組みに興味がある子なので、
まずやり方を説明すると、「なんで、そんなことができるん?」となるわけです。
それで、素因数分解する考え方を説明して、一緒にやってみたら、
「お~!」ってなるんですよね。これは便利だ~!!って。

その驚きが欲しいんです。
そうやって覚えたら、絶対に仕組みを忘れませんから。

でも、パターン化タイプの子には、この解説はほとんど響かない。
そういう、授業中の反応から、なんとなくわかってくるのですが、
パターン化タイプだと思ったときに、それを直すのは本当に難しいのです。
なにせ、ここまで何年もの積み重ねでそうなっているわけですから。

でも、だからと言って、放置するわけにはいかないですよね。
先が見えていますから。。。
仕組みを知ることの面白さに、早く気付いてほしいと祈るような気持ちなんです。

だからこそ、低学年の時間がたっぷり使えるうちに、
仕組みを理解することや考えることの面白さ、
頭を使う方法を知ってほしいんですよね。

もちろん、低学年こそ、家庭や学校の力が大きいのですが、
何かきっかけを作るような講座ができないかなぁ…などと
最近、漠然と考えてしまいます。



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パターン化と理解(その4)

ここまで、だいたい満点がとれているので、
まさか理解せずに解いているとは、誰も思っていません。
ところが、実際はそうではない。

そして、このあたりから、それが発覚する子が増え始めます。
小数の計算や、あまりが出始めると、
先のパターンでは処理しきれない問題が出てきます。

ところが問題は、その程度のパターンが増えたくらいなら、
簡単に新しいパターンを作って処理してしまう子も多いことです。

逆に、それほど能力が低くはない子に、そういう子は多いものです。
つまり、パターンが増えても覚えられる、ある程度、要領のいい子たち。
学校では、成績がいいとされている子たちの中に、
こういう子たちが、一定数いると思っています。

そして、中学受験をしようかなという話になるわけです。
で、受験算数を始めるとどうなるか。。。また明日。



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パターン化と理解(その3)

その次は、わり算が出てきます。
「8このチョコレートを4人で分けます。」
またまた、数字は2個です。
そして、わり算の単元のテストですww

理解していなくても何の問題も発生しません。

でも、これまでのすべてを一つの文章にして、
質問すると、できない子はたくさん出てくるはずです。

例えば、
公園で、男の子が5人遊んでいます。
ひろきくんのお母さんが、クッキーをみんなに2個ずつ持って来てくれました。
かずきくんのお母さんは、クッキーを6個持って来てくれました。
そこへ女の子が3人遊びに来たので、
もらったクッキーを合わせて、子供たち全員で分けました。

ここまでくると、もうぐちゃぐちゃではありませんか?
一人何個のクッキーをもらえたでしょう?

3年生なら、この程度の文章は理解できて、
算数の問題としても解けるはずです。

もっと言えば、
かずきくんのお母さんが持って来てくれたクッキーが10個だったら、
足りなかったり、あまりが出たりしますよね?

そこで、きちんと絵をかいて整理できる子は、
頭の中にきちんとイメージがある子です。
そうなっていれば大丈夫なのですが、
そうはなっていない子が、とてもたくさんいると思います。

それでも、学校のテストでは、引っかからないのです。



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パターン化と理解(その2)

2年生になると、かけ算が出てきます。
そこでも、再び、たしざんひきざんの時と同じことが起きます。
かけ算のテストなのですw

「チョコレートを3つずつ4人に配ります。」
と、またまた数字は2つしか出てこない問題。

当然、3×4。
九九さえ覚えていれば、できます。

ここで、一つ問題が発生します。
3×4か、4×3か。。。

これ、逆にするとピンにする先生も多数いますし、
ここは議論が分かれるところなので、今は深入りはしませんが、

私個人の意見としては、
3つのかたまりが4人分あるという風に理解できていさえすれば、
どちらの式で解いてくれても構わないと思っています。

ただ、逆にするとピンにされることがあるので、
△にして、その説明だけはします。

が、問題は、
「ずつのほうが前」とパターン化してしまう子がいるのです。
そうじゃなくて。。。ちゃんと頭の中に絵が出てる???なのですが、
そういう子は、いったんパターン化してしまうと、
その先、聞く耳は待ちません。
だって、学校のテストでは何の問題も発生していませんから。。。

危険信号点滅中です。。。
そして、さらに続きます。



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パターン化と理解(その1)

常々、「仕組みを理解しなきゃダメ」という話をよくしますが、
この意味を本当に理解することは、実は難しいのかもしれません。

しばらく、パターンで覚えることと仕組みを理解することの違いを
具体的に書いてみようと思います。

わかっている人にしてみれば、
そんなの当たり前じゃん!って思うことだと思いますが、
案外、そこがわかっていない人が多いものです。
パパ塾・ママ塾の参考にもなれば...

おそらく、学校での勉強が始まったころから、
そのあたりの理解の仕方の違いは作用していると思うんです。
足し算、引き算のころから。

学校のテストの表題に「たしざん」とか「ひきざん」とか書いてあるんですよね。
そして、文章題の中には、数字が2つしか出てこない。
これは問題を読まずに解けるわけです。

その時点で、既にそれをやってしまっている子も、一定数いると思うんです。
例えば、私たちが、仕組みは分かっていないけれど
感覚でスマホをいじりながら使えるようになるみたいに
意味は分かっていなくても、出てくる数を表題の計算で処理すると正解になります。

まさか!と思うかもしれませんが、
一定数いると思います、そういう子。

試しに、数字がいっぱい出てくる文章題にしてみてください。
例えば、
公園で、男の子が5人遊んでいます。犬も3匹います。
しばらくしたら、女の子が4人遊びに来ましたが、
男の子2人は帰っていきました。

この文章を読んで、今、子供は何人ですか?
という質問に答えられれば、
きちんと問題を読んで考えられているはずです。
頭の中で、イメージができている子です。
一番簡単な確認はこういうことからだと思います。

明日はもう少し話を進めてみます。



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理解

子供たちをよ~く見ていると、理解してやっていることと、
理解してはいないけれど、やっていることがあります。

例えば、小学生。
小数の割り算を筆算でするとき、
小数点を動かしますよね?

どうして動かしてもいいのか、
どういう風に動かすのかを、
きちんと理解してやっている子もいれば、

「学校で、点、動かすって言よったよな~」というだけで、
動かしてしまっている子もいます。

ところが、テストや問題集を解いてチェックしただけでは、
これが浮き彫りにならないことはよくあります。

問題を解いて、間違えても、
次、解き直して正解してくると、
「あ~、ミスだったのね」なんて、軽く思ってしまいがち。

ところが、それはミスではなくて、
一度ピンされたから、できただけだということは、よくあるのです。

そこを突き止めない限り、
本当にはできるようになりません。

テストでは100点取れてるからいいじゃんと、
思うかもしれませんが、これが曲者。

本当に理解してとれている100点ではないのですから。。。

高学年になって、あるいは、中学生になって、
急に出来なくなった。。。なんて話は、よくありますが、
おそらくはこれが原因だと思います。

今まで、気付いてなかっただけ。

雰囲気でできる範囲を超えてしまったところで、
一気に成績が落ち始めるのです。

要領のいい子なら、中学生もこれでクリアしてしまう子もいます。
地元公立なら。。。
でも、高校が来たらがた落ちです。
さすがに、雰囲気で高校はやり過ごせませんから。

パパ塾・ママ塾で気をつけておきたいポイントだと思います。



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中学生の勉強の仕方(最後に)

中学生の勉強方法について、
多くの回数を使って書いてきましたが、
決して、こうしなければ駄目だというようなものではなく、
単なる一例と受け止めていただきたいと思います。

当然、できる子がみんな、こうしているわけでもなく、
こうしなければできないというわけでもありません。

私自身が、塾なしで切り抜けた自学自習法の中で、
やってよかったと思っていることや、
こうであればよかったのにと思っていること、
また、生徒たちとの勉強を通して、
よいであろうと思うことを中心にまとめると、
こんな風になるというだけのことです。

こんなの到底できないという人もいれば、
この方法のおかげでできたという人もいるでしょう。
そんなことしなくてもできるという人もいるかもしれません。

塾に通っていれば、省くべきところも出てきますし、
うちの生徒たちも、ベースの部分には、このやり方がありますが、
全員、それぞれに、具体的には違うことをしています。
細かな部分まで見ていくと、本当にそれぞれです。

ものごとのやり方なんて、正しい一つの方法があるわけではないので、
それが当然のことだと思っています。
それぞれ、性格も能力も違いますから。
一つの例として、参考になれば幸いです。




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中学生の勉強の仕方(余談3)

問題集を解いていると、
学校ではあまり触れられていないことに遭遇します。

そんな時、
「これは授業ではやっていないから、しなくていい」とは、
思わないようにしましょう。

もちろん、私立難関レベルの問題集を使っている場合、
公立受験には、そこまでいらないな~と思うことがたくさんありますが、
教科書準拠、あるいは、公立高校受験レベルの問題集には、
そのようなハイレベル問題は含まれていません。

ところが、学校では取り上げられなかったことが
けっこうあるのです。

実際、教科書準拠レベルの問題集を使っている生徒から、
「これ、学校ではやってない」というのは、よく聞きます。

でも、入試には出ますから!

6割を目指しているレベルの子たちは、
学校でやったことだけで十分です。
基本をきっちりやってくれるのが学校ですから。

逆に言えば、学校のことをきちんとやれば、
6割は下らない。

しかし、8割、9割取らなければいけない子たちは、
それではまずいのです。

中3になって、急に実力テストが難しくなったと言う生徒は少なくありません。
学習内容が難しくなってくるというのもありますが、
これまで、授業レベルだったのが、入試レベルに変わるからです。

中1の授業ではやらなかったような中1単元の問題が
混ざり始めます。

そうなって、初めて、「あれは、いる問題だったんだ。。。」と気づくと、
後がしんどいですから、できることなら、
飛ばさずに、むしろしっかりと取り組んでおきましょう。



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中学生の勉強の仕方(余談2)

余裕がある子ばかりではありませんよね。
むしろ、学校のことだけでも、できかねてますという子の方が多いはず。

そういう子の場合は、
おそらく予習を自力でするなどということは不可能ですから、
自分の勉強は復習のみにするべきでしょう。

誰か、教えてくれる人がいれば、予習も可能かもしれませんが、
復習だけで手いっぱいになるのが現実。

そういう場合は、応用問題には手を出しません。
基本のみ。
でも、完璧に基本はできるようにします。

暗記の方法は、できる子もできない子も変わりありませんから、
あの方法でとにかく覚えるものは覚え込みます。
そして、数学などは、基本に徹します。

入試で、満点を目指しているわけではない子たちです。
基本問題で、きっちり落とさずに取れれば、
徳島の場合、6割には届きます。

6割あれば、科技高ぐらいまでは問題ないはず。

そういうタイプの子の課題は、
勉強する時間を作ることと、それを持続すること。

家族の協力も必要です。
まずは精神的に成長するところからかもしれません。




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中学生の勉強の仕方(余談1)

このようなペースで勉強を進めていると、中3はヤバいです。
2月末まで中3のことに追われていたのでは、
終わってすぐに入試です。

まぁ、学校の授業はそんな感じですが、
上位の子は、それではまずい。
なにせ、公立は満点とらないといけない入試ですからね。

その場合、予習をどんどん前倒ししていきます。
特に中1は、内容が簡単ですから、進もうと思えばどんどん進めます。
中2の真ん中ぐらいまでは進めておいて、
中2じゅうに中3まで終わらせられると理想的。

まぁ、そこまでいかずとも、
中3の夏休み頃には、中3内容を終わりたい。
そうすれば、中3の夏休みからは、過去問などを使って、
実戦演習をたくさんできますから。

もっと余裕があるような子は、
軽く高1内容を触れる子もいます。
特に、高1で急に難しくなる英語などは、
少しやっておくとずいぶん違うものです。

では逆に、余裕など全くない、
むしろ多すぎてできない子はどうすればよいの?
というお話を明日。。。


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中学生の勉強の仕方(その8)

こんな風に日々の勉強と定期テスト対策をしてくると、
終わった単元は、赤い印と青い印がついて終了しています。

次は緑です。ww

やる子は、2学期の期末テストか、後期の中間テストが終わった後、
基礎学に向けて、再び総復習をかけます。
主に、家用のテキストです。
それが緑の丸です。

そこまでやって基礎学を受けると、
9割は下らないはず。



*****(その8)のまとめ*****
12月~2月上旬で、
3サイクル目を仕上げてから基礎学!





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中学生の勉強の仕方(その7)

そうこうしているうちに定期テストになります。
できる子は遅くても2週間前からは準備に取り掛かります。

予習をしなくてもいい時期にした2週間です。
全ての時間をテスト対策に使うことができます。

2週間前から1週間前の範囲発表までを使って、
テスト範囲のワークと家の問題集をもう一度解き直します。

2週間じゃぁ厳しいと思う子は、3週間取りましょう。
そこは自分で調整です。

テスト範囲はまだ発表されていない時期ですが、
前回の定期テストのあとから、今習っているところまでですから、
だいたいはわかりますよね。

もう一度全部といっても、
一度仕上げているものばかりですから、
それほど多くの時間は必要ないはずです。

今度は、丸付けをしたら、間違えた問題番号に青丸をつけます。
2サイクル目のしるしです。

あとは、テストまでに、丸消しを完了できるように覚えていくことです。
テキスト類はこれでOK。

あとは、学校のプリント類や、
授業中に先生がチョロッと言ったことなどをチェックしておきましょう。
あ、授業を聞きながら、そういうの、メモを取っておくものですよ。

「これ出すよ」とか、「よく出るよ~」とか
さりげなく言っている先生は多いですからね。

英語の暗写は、テスト範囲くらいはさらい直しておくべきでしょう。
けっこう忘れているものですから。

できる子は、このくらいはやるものです。
できない子は、テスト発表になってから、
真っ白のワークを解きにかかります。

それではできるはずもない。

テスト直前の土・日などは、
平気で少なくても8時間くらいは座っていますよ。

やることが見えていれば、
「時間が足りんー」とか言いながら、
上手に取捨選択できるものです。

まぁ、それも練習。

これができるようになれば、普通に1番とれます。



*****(その7)のまとめ*****
定期テスト2週間前~1週間前に
家のテキストと学校のワークをすべて解き直してチェック。
テストまでに丸消し完了させる。
学校のプリント類なども忘れずに。。。





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中学生の勉強の仕方(その6)

日々の勉強は、(その4)(その5)に書いたことでタイムオーバーになると思います。
ですが、土・日は学校も休みですし、少々時間がとれますね。

日々、やりっぱなしになって終わってしまうことを、
土・日を使って拾っていきます。

まずは、学校のワークの間違えた問題。
コピーの方に赤丸をつけてあるので、
それをもう一度何も見ずに解いていきます。

一週間分といってもそれほど多くはないはずです。
間違えた問題だけですから。

そして、解いたらすぐに丸付けをして、
正解したら、赤丸を斜線で消します。
うちで言う「丸消し」です。

再び間違えた問題は、赤丸を塗りつぶします。
これで、一目で、二度目を解いたことがわかるコピーになっています。

当然、間違えた問題は、その原因を究明してから、
次へと進みます。

ここで、余力のある子は、
家用の問題集をもう一度解きます。
上位の子はできます。

1回目は、調べながら予習として解きましたから、
どれができて、どれができないかが定かではありません。
ですから、この時点で、何も見ずに全問解き直して、
仕分けしておく必要があるのです。

ノートに解いてみて、丸付けをし、
今度は、間違えた問題番号に赤丸をつけます。
問題点の解決は、言うまでもなく。。。

同じように、次の週末に丸消し作業です。
丸消しは一度では終わらないのが普通です。
ですから、週末ごとに、前の残りも含めて繰り返していきます。

そうすると、定期テスト前には、
学校のワークも家のテキストも、ほぼ完成していて、
英語の教科書の暗写や、漢字の暗記もできています。


*****(その6)のまとめ*****
週末を使って丸消し。
学校のワークまでいった単元の家の問題集は、
何も見ずにもう一度全問解き直して、丸消しチームへ合流。




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中学生の勉強の仕方(その5)

昨日の記事のような勉強だけでは、
暗記教科はなかなか覚えられません。

例えば、英語。
予習と同時に、教科書本文の暗唱・暗写をしましょう。

何も見ずに、教科書の本文を、しゃべり、ノートに書くのです。

やっていない人は、訳とか見ないの?と思うかもしれませんが、
そんなの見なくてもできます。
みんなやってますから。

これなんかは、自主勉の宿題にもってこいですね。

まずノートに、何も見ずに書いてみます。
覚えた直後ではなく、いきなりです。

そして、教科書を開いて、赤ペンで違うところを直していきます。
直しながら覚えたら、
もう一度教科書を閉じて、ノートに書いてみます。
そしてまた教科書を開いてチェック。

これをその日のうちに全部書けるようになるまでやって、
毎日繰り返します。
そうすると、完璧に書けるようになります。
当然、単語や連語も覚えています。

公立の定期テストぐらいなら、ほぼ満点がとれます。

漢字の暗記なども同じです。
まずは、何も見ずにチェックテストです。

これが、
自分が覚えているものと覚えていないものを仕分けする作業です。

それで、覚えていないものだけを取り出して覚えます。
そして、全部覚えられたかどうかのチェックです。

全部覚えられた状態になっていても、
次の日にもう一度全部書くと書けないものです。
だから、これを繰り返すのです。

暗記といえば、ただ、意味もなく、一行書いてみたり、
写してみたりする子がたくさんいますが、
時間の無駄です。

既に覚えているものを書くことに何か意味があるでしょうか?
そんな暇があるのなら、覚えていないものに時間を使いましょう。

暗記は、まずチェックテストからと、
繰り返しこのブログでも書いていますが、
これができていない子は、本当にたくさんいます。

みんな、そんなに勉強が好きなのでしょうか?
私なんか、ちょっとでも遊ぶ時間を捻出したかったから、
覚えているものを書き連ねるなんて時間は、
1秒でも惜しいと思っていましたが。ww


*****(その5)のまとめ*****
英語は教科書の暗唱暗写をする。
暗記ものは、チェックテストから始める。
(その日のうちに全部覚えるまで、チェックテスト&暗記を繰り返す。)





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中学生の勉強の仕方(その4)

昨日の記事の予定に従って、勉強を進めていきます。
その計画でいくと、おそらく、どの教科も先取り学習になります。

どの教科も順番としては
①家の問題集
②学校の授業
③学校のワーク
が良いと思います。

まず、家の問題集で予習をします。
解説などもしっかり読んで、
自分で理解を深めていきます。

家の問題集を解くときは、もちろんノートに解きます。
予習の段階では、調べながらやるのも効果的です。
解いたらすぐに丸付けをして、よく考えながら直しをしていきます。

わからないところは、ノートや問題集に印をつけておくとよいでしょう。
学校の授業を受けた時に、その謎が解けるはずです。
解けなかった場合は、質問して解決します。

学校の授業が終わったところから順に、
学校のワークを解きます。
これは、何も見ずに解く方が効果的です。

何も見ずに解くことで、
予習と授業で、既に入った知識がどのくらい定着しているかが
自分でわかります。

もちろん、解いたらすぐに丸付けして、
間違えた問題の問題点を解決します。

そして、コピーの方の、間違えた問題番号に赤丸をつけます。

こんな風に、次の単元の予習(家の問題集)と、
今日習ったところの復習(学校のワーク)が、同時進行します。

日々の勉強はこんな感じで進んでいきます。


*****(その4)のまとめ*****
予習:家の問題集を調べながら解く。
 (丸付け&直しで出た疑問点を授業で解決するための準備を!)
学校の授業:予習で出た疑問点を解決。
復習:学校のワークを何も見ずに解く。
 (丸付け&直し後、コピーの方の間違えた問題番号に赤丸を!)




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中学生の勉強の仕方(その3)

地元公立中学の授業は、
年度初めはゆっくりですが、
終わりに向けて、
どんどん加速されていくのが普通だと思っていましょう。

そのつもりで、家庭学習の計画を立てることです。
ワークや問題集を2月末までに全部終わらせるように、
ざっくりでいいので、単元を割り振ります。
それに従って、自分で予習を進めることをお勧めします。

私がよくやる手は、
まず、計画を立てるときから、2月末まで何週間あるかを数えます。
次に、そこから12週間を引きます。
年間5回ある定期テストと2月の基礎学力テストの
テスト前の2週間分です。
おそらく、その間は、予習よりも大事なことがありますから。

そして、出た週の数で、各テキストのページ数を割ります。
そうすると、それぞれのテキストを
だいたい1週間に何ページすればよいかの目安が見えます。

それをもとに、どの単元がいつまでに終わればよいかを、
長期計画に書いておくのです。

その進度よりも学校が早ければ、
頑張って追いつかなければいけません。

学校の方が遅くても、
学校に合わせてはいけません。
いつかどこかで一気に追い越すのが学校ですから。

まずは、この目安を決めることです。


*****(その3)のまとめ*****
進度の目安を決める。
(2月末までの週の数)-(12週)=(予習に使える週の数)
(テキストのページ数)÷(予習に使える週の数)=(一週間にするページ数)
これをもとにして、各単元をする時期を明確にしておく。




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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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お問い合わせ nagao@ceramica-shigemi.jp

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