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一段階アップを目指す(その3)

一段階アップを目指すシリーズ!?
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便宜上、レベルをグループ分けしています。
グループ「イ」:基礎学450点前後、市高理数科レベル
グループ「ロ」:基礎学400点前後、市内普通科英数クラスレベル
グループ「ハ」:基礎学350点前後、市内普通科普通クラスレベル
グループ「二」:基礎学300点前後、市内普通科ギリギリレベル
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今日は、丸付け&直しについてみてみようと思います。

グループ「イ」
丸付け&直しが勉強であるという意識があるレベルです。
解いたらすぐに丸付けをし、自分の答えがなぜ違うのか、
解答がなぜ正しいのか、それを理解しようとします。
暗記するものなら、その場で覚えてしまいます。

そもそも、間違いの個数が少ないので、
直しにかかる時間が少なくて済みます。
既に好循環にはまっている子たちなんです。

グループ「ロ」
丸付け&直しをする感覚は持っています。
ただ、解答が正しいことは理解しても、
自分の答えがなぜ違うのかというところには意識が向いていない子が多い。
暗記ものも、一応は覚えますが、
その場で完全に覚えてしまおうとしている様子ではないんです。

グループ「ハ」
一応、丸付け&直しはしているみたいに見えますが、
きちんとはできていません。
例えば、応用問題は、赤で答えを書いて終わりだったり、
計算も、解き直さずに、
「ミスやな」程度で赤で答えを書いて終わりにすることも多い。
直しの精度が、低いんです。。。

グループ「二」
そもそも、丸付けをしていなかったり、直しをしていなかったり。。。
そういう問題が山のように残っています。
一見、赤で直しをしたみたいに見える子もいますが、
答えを赤ペンで写しただけで、青丸を付けて終わり。
それ、何もできるようにはなっていませんから。。。ww

このグループの子たちは、
直しの量も、かなりあるので、全部できないのもわかります。
全部しようとすると簡単に挫折します。
だからしなくていいです。
でも、基本問題だけはきっちりと精度の高い直しをしましょう。
そうするだけで、1段階アップできますよ。



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一段階アップを目指す(その2)

一段階アップを目指すシリーズ!?
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便宜上、レベルをグループ分けしています。
グループ「イ」:基礎学450点前後、市高理数科レベル
グループ「ロ」:基礎学400点前後、市内普通科英数クラスレベル
グループ「ハ」:基礎学350点前後、市内普通科普通クラスレベル
グループ「二」:基礎学300点前後、市内普通科ギリギリレベル
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今日は、学校の授業についてみてみようと思います。

グループ「イ」
学校の授業だけでは足りない子たちです。
先取り学習を自宅または塾などでやっている子がほとんどでしょう。
学校の授業は、復習&確認程度に使い、
発展レベルの演習等に、学校以外で取り組む必要があります。

とはいえ、学校の授業を聞いていないわけではない。
少々、内職をしながら授業を聞いていても、
必要なことは意外と聞き逃していない要領の良さと
理解力を持っている子が多いレベルです。

グループ「ロ」
学校の授業レベルのことだけでも、
きちんと取り組んでいれば到達できるレベルだと思っています。
学校のワーク類をきちんとこなして、
少々の補足テキスト類を家庭学習でやれば、このレベルになります。

ただ、このグループは、高校に入ってから、大きな分かれ道があります。
国公立可能圏内に残るか否か。。。
その差は何かと考えてみると、理解していることの精度の差だと思います。

ある程度の要領の良さを持ち合わせている子も多いレベルなので、
学習内容が少ない中学校程度までなら、
要領と雰囲気で何とか回せている子もいるのです。
そういうタイプの子が、高校になって、学習内容が一気に増えると、
太刀打ちできなくなってきます。
「中学校までは優秀だったのに…」というパターンに陥る子たち。
そうならないために・・・というお話は、またそのうちに。

グループ「ハ」
学校の授業をもっと活用したいレベル。
おそらく、そこそこ真面目に授業は受けているけれど、
完全に覚えているわけではない。

ノートもきれいにとっているけれど、覚えながらとっているタイプではない。
学校のワーク類もきちんと埋まってはいるけれど、
覚えきっているわけではない。

つまり、「ロ」の子たちと比べると、完成度が総じて低いんです。
授業中に、覚える作業を追加したり、
ワーク類も、もう少し完成度を上げることで、
1段階アップできるはずです。

グループ「二」
学校の授業についていけていない子が多いレベルです。
ノートも一応は取っています。
ワークも一応はやっていますが、定期テスト終了後なのに、
ワークに、ところどころ空白があるタイプ。。。

学校の授業だけでは、理解が追い付いていないことがよくあります。
応用問題は自力ではできない。。。しかし、
基本問題を完璧にこなしているわけでもない。
まず、手を入れるべきはここだと思うんです。

このレベルの子たちは、入試で満点を取ろうとしている子たちではありません。
つまり、応用問題は二の次でよいのです。

まずは、基本問題で落とさないように、きちんと丁寧に解くこと。
自力でもやれることに手を出していない子がほとんどです。
それに手を出すことが第一歩です。




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一段階アップを目指す(その1)

ベースとなる部分のやるべき勉強法は、皆、同じですが、
うちの生徒たち、細かな部分を見てみると、
同じことをしている子は、ほとんどいないんです。

市高理数科や私立難関を目指す子もいれば、
市内普通科、学区内でもギリギリ危ない子もいます。

それぞれに、性格も違いますし、理解度も違います。
それぞれが目標とするレベルに到達するために、
頑張っているのは同じですが、
そのために必要なことは、それぞれ違うわけです。

だからこそ、悩みは尽きないわけで、
こんなブログにたどり着いてくださる方もたくさんいるんですよね。

細かなことを見ていくときりがないですが、
ひとまず、ざっくりとレベル別に括ってみると、
やはり、各レベルの共通点というのはあります。

そして、まず、目指すべきは、
自分の現状よりも一つ上の段階だと思います。

レベル別に、さらに、項目別に見ていくと、
自分の今の位置と、
次にするべきことが見えやすいかな…?と思うので、
しばらくの間、レベル別、項目別に、
それぞれの共通点を見てみようと思います。

便宜上、レベルをグループ分けします。
グループ「イ」:基礎学450点前後、市高理数科レベル
グループ「ロ」:基礎学400点前後、市内普通科英数クラスレベル
グループ「ハ」:基礎学350点前後、市内普通科普通クラスレベル
グループ「二」:基礎学300点前後、市内普通科ギリギリレベル

各項目で、自分はどのグループの共通点に近いかを見て、
一段階アップを目指してみませんか?




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勘違いの積み重ね

昨日の記事のような勘違いな勉強は、
いくら重ねても、成績アップにはつながりません。

でも、残念ながら、それを重ねている子は、
思ったよりたくさんいます。

私のところでも、そろそろ自分で丸付けできるかな~と思って、
手を放してみると、たちまち、この勘違い勉強法に走ってしまう子もいます。
あ~、わかってなかったかぁ・・・と、再び逆戻り。

低学年のころから、
そんなことはわかってできている子もいれば、
中学生になっても、いや、高校生になっても、
これがわからない子もいるんです。

伝えても、伝えても、さらに、実践を繰り返しても、
手を放すと、元に戻る。。。
そんなもんです。

できる子には、何でもないようなことでも、
できない子には、とてつもなく大変なことなのです。

ちょっと説いたくらいで、できると思ってはいけません。
かなり実践しても、できない子だってたくさんいますから。。。

そういうものなんです。
ある程度大きくなってから、パパ塾・ママ塾を取り入れると、
「なんで、こんなこともできないんだ?」と、
キレそうになるお父さんお母さんもいると思いますが、ww
そういうものなんです。。。

気長に、一つ一つできることを増やしていくしかないのです。
一つ一つクリアしていけば、できることは増えていきますから。




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勘違い

勉強していると勘違いしている子、
実は結構たくさんいます。

これは、本当に毎年、毎年、感じていることです。
上位層の子から見れば、
なんでそんなことしてるの?と思うようなことなのですが、
おそらく学年で上位4割程度から下の子たちは、
普通にやってしまっていることです。

解く→丸付け→赤で書く→終わり。

いくら言っても、これを繰り返している子は、
必ずいます。

別に、解答を見ながら、鉛筆で書いてるわけでもなく、
きちんと自分で解いてはいるんです。
解けたら、赤ペンを持って、解答を見ながら丸付けをしてます。
別に、間違えているのに丸してるわけでもないんです。

だから、勉強してる気分にはなってるし、
「やったの見せてごらん?」と言われたところで、
きちんとできてるみたいに見えるんです。

でも、その、赤で書いた答えが、
解答を写しただけなんです。

それ、できるようになってます?

ってことなんですが、これがわからない子は、ものすごく多い。
特に、普通科、微妙やな~というくらいの成績の子たち。

勉強をしていないわけではないけれど、
こんなのをいくら繰り返しても、自分で解けるようになるはずはなく、
だったら、勉強せずに遊んでても同じ成績なんですよね。。。

勘違いしてませんか?




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チェックテスト

漢字や単語などの暗記ものは、
必ずチェックテストをしながら覚えるようにと、
このブログでも何度も書いていますし、
うちの生徒たちにも話すのですが、
実は、これ、けっこう色んなまずいやり方をしている子がいます。

チェックテストをして、できなかったものだけを、
残していって、繰り返すのが、
一番早く効率的に覚えられるのですが、
説明しても、きちんとできる子と、そうではない子が出てくるのです。

例えば、50個の漢字を覚えるとします。
一番最初にすることは、チェックテストです。
既に知っているものと、そうではないものを分けるためのチェックテスト。

ところが、ここで、「まず、覚える」子がいます。
まず覚えてから、チェックテスト。。。

それって、仕分けになっていないじゃないですか!
今覚えて、すぐにチェックテストしたところで、
普通は、ほとんどできますよ。

さらに、次の日、前日に間違えたものだけチェックテスト。
そうすると、前日覚えたものの中の本当に覚えられているものが消えます。
覚えたけれど、まだ覚えきれていないものだけが残るわけです。

ところが、ここでも、問題が。。。

前日のチェックテストをノートの一番上の行に書いたとすると
その次の行に、今日のチェックテストをする子がいます。

それって、昨日の間違いを見ながら書いたから書けた
ってことはないですか?
きっとあります。特に漢字なんか。。。

何のためのチェックテストなのかがわかっていないと、
こういう事態になるわけです。

やれと言われたからやるのではなく、
何を目的としてやっているのかを考えて取り組みたいですね。
そうすると、こういうおかしなことは、ないはずなのです。




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覚えるという作業

覚えるのが早い子と、そうでない子がいます。
記憶するのが得意な子と、得意ではない子、
多少の差はあると思いますが、それだけではないと思います。

つまり、やっていることが違うんです。

例えば、社会の問題集。
単元の最初のページは解説で、次のページは基礎問題、続いて応用問題
というような構成になっているテキスト、よくありますよね。

新しく勉強をするとき、
とりあえず、解説のページを読むと思いますが、
次に基礎問題を解きますよね?
そのときどうしますか?

問題を解きながら、「あれ?なんだったっけ?」と、
解説のページに、ペラペラ戻りながら、やりますか?

初めての単元なら、解説のページに戻っても構わないと思うんです。
でも、解説のページに書いてある用語を、
そのまま見ながら写すように、解答欄に書いていませんか?

覚えるのが早い子って、この時点で、
「あぁ、これか!」と思ったら、いったん覚えてから、
解答欄に書くんです。

決して、写すように見ながら書いたりしない。
だから、覚える。

さらに、カタカナのややこしい言葉だったとしましょう。
覚えるのが早い子は、すぐに唱えますよ。

次のページに行ってるのに、合間でまだ唱えていたりしますw
帰り際に、また唱えて帰ったりもしますww
でも、だから覚えるんです。

これ、実は、けっこう集中していないとできないことなんですよね。
ず~っと、覚えることに頭を使ってるわけですから。

頭が悪いから、覚えられないのではないんです。
覚える作業が少ないから覚えられないだけなんです。




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夏休みの宿題

毎年、夏休みになれば、
夏休みの宿題の話題が、色々なところで聞かれます。

「親が手伝わなできんよなー」
「なんで、手伝わなあかんの?あんな宿題おかしいー」
「うちの子、感想文や書けんしぃ」
みたいな、不満の声を多く聞くのですが、

個人的には、手伝うべきだと思っています。
というか、自分も小学校のころは
手伝ってもらってたので。。。ww

振り返れば、父や母と一緒に宿題をするのは、
けっこう楽しかったし、そこで得たものは多かった気がするのです。

「夏休みの友」ってご存じでしょうか?
あの、薄っぺらいのに、全部真面目にやると、すごく大変な宿題。
昭和の風物詩になっちゃったのでしょうかね~

勉強で片付けられるところなど、ほんのわずかで、
クイズや読書、自由研究に、工作に、絵画に、作文に、
ずいぶん盛りだくさんな内容だった記憶があります。

ああいうのこそ、アクティブラーニングへ繋がると思うのですが、
なぜ、なくなってしまったのでしょうね。

植物の観察日記をつけるだけでも、
父からは、植物についてのあれこれを、
母からは、着目すべき点や記録の書き方などを
特に勉強するという風ではなく、教わっていた気がします。

絵を描くのは、母に手伝ってもらいながら、
工作は、父に手伝ってもらいながら、試行錯誤した思い出があります。

こんな話をすると、
「できる親はいいよな」なんて言われるかもしれませんが、
特別にうまくできていたわけではないと思うんです。

というか、うまくできなくていいんです。
一緒に試行錯誤してくれることが大事なんです。
もちろん、一緒に失敗もしながら。。。
逆に、そういう経験こそ大事だったと思うんですよね。

子供がするように出されている宿題です。
大人でも出来ないようなことはあるはずがない。。。
一緒に楽しんでくれればよいと思うのです。
賞をもらうために親とするわけではありませんから。。。

宿題ではあったけれども、勉強というジャンルの意識ではなく、
半分は遊びのような雰囲気で、色々なことが身についたと思うんです。

小学生にとっては、とても貴重な時間だったと思うんですよね。

宿題も、ただただ、強制的にやらされる…と思うのではなくて、
どこか楽しみながらできるといいですね。




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できる子の夏休み(その8)

メリハリのある時間の使い方をして、
けっこう色んなことができた充実の夏休みを過ごした子は、
不思議と頭も冴えてきます。

一方、だらだらと過ごしてしまった子は、
どんどん反応が鈍くなります。

これは、夏休みに限らず、普段から実感しているのですが、
詰めて真剣に勉強をし始めたら、皆、それなりに冴えてくるのです。
逆に、手を抜いて、だらだらし始めると、
ちょっとしたことでもミスをしたり、普段なら閃くことが閃かなくなったり、
こんなに違うものかと思うくらい、違いが出ます。

学校の授業もない40日を、
きちんと過ごすか、だらだら過ごすかの差を考えてみてください。
ちょっと、ゾッとしますね。。。

夏休み、きちんと過ごせたら、
生活のペースが崩れていないので、
夏休み明け、スムーズに学校生活に戻れます。

おまけに、夏休み中に、先取り学習の貯金もできているので、
授業は軽~い感じ。ww
好循環のはじめの第一歩です。

充実の夏にするか、
堕落への第一歩を踏み出すか。。。ww

自分次第です。
頑張ろう!と思っているなら、
できる子の夏休みにしましょう。



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できる子の夏休み(その7)

できる子は、時間をうまく使うので、
けっこう余裕があります。

だから、友達と遊ぶ時間もうまく捻出するし、
家族の時間もあるものです。

長期休暇ならではの旅行をする家庭もあるでしょう。
できる子は、勉強道具なんか持っていきませんよ。

色々なものを実際に見て、触って、経験する方がよっぽど大事です。
勉強なんて、家でできますからね。
家ではできないことを経験できるのが旅行の楽しみの一つです。
家でできることは、家ですればよいのです。

こういう経験こそ、アクティブラーニングへと繋がります。
家族との会話、おじいちゃんおばあちゃんとの会話、
道中、見たもの、聞いたもの、触れたもの、
すべてがかけがえのない経験です。

ゲームしながら、乗り物に乗っていたのではもったいない。
色々なものを見逃し、聞き逃していますよ。

勉強道具やゲームは持たずに、旅行してみてはいかがですか。




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できる子の夏休み(その6)

昨日の続きのようになりますが、
見せるための宿題、提出するための宿題は
できるだけ減らすのがポイントです。

例えば、これは、自主勉ノートなどでも同じです。
ノート40ページ分提出なんて、時々聞きますが、

できない子は、このために、漢字や単語を
意味もなくつらつらと書いてみたりします。
教科書をまとめてみたりします。

できる子は、例えば、サマーワークの2回目を解くのを
自分のノートではなく、自主勉ノートにします。
漢字のチェックテストを、自分のノートではなく、自主勉ノートにします。

見せるために、ノートいっぱいに漢字を書いてみたところで、
時間の無駄。

そういう時間を最小限に抑えようとするのが、
できる子の特徴ですね。




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できる子の夏休み(その5)

できる子は、学校の宿題は、できるだけ早くに片づけます。
なぜなら、夏休み後半は、課題テストの勉強もしないといけませんからね。

できる子は、そういう段取りが頭の中でできているものです。

例えば、ポスターや工作なんかは、
暇な日の午後に、テレビでも見ながら、チャチャっとやってしまいます。

作文や標語は、さすがに、「ながら」ではできないですが。。。
自由研究なんかも、早めに計画しておけば、
少々時間がかかることでもできますね。

最終日が押し迫ってから、バタバタでは、
たいしたものは仕上がりません。

自由研究は、できれば、今、自分が気になっているテーマを掘り下げたいですね。
そういう時間が作れるのも夏休みならではです。

宿題だからと、嫌々するよりも、
気になるテーマを掘り下げたついでに、自由研究にしてしまうのです。

できる子は、宿題も極力無駄な時間にはしないものです。
自分がやりたいことや、やらなければいけないことのついでに、
宿題も片付いてしまわないか?と考えます。

そうすると、その「ついでの宿題」の完成度も上がるというわけです。




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できる子の夏休み(その4)

「午後も部活があるしな~」なんて話も聞きますが、
そういうのは、勉強をしない口実というか、
はっきり言ってしまえば、言い訳にしかなりません。

夏休みは学校がないのですから。。。
つまり、1日6時間分の授業を受けている時間は丸々空いています。

「でも、夏休みは部活が多くなるし~」
部活、毎日8~9時間あります?
昔ならいざ知らず、今時の中学校で、そんな部活ありますかね?

平常時、放課後に部活してますよね?
2~3時間ってところでしょう。
それに、普段の授業時間分を足したら、8~9時間になります。
毎日、そんなに練習する部活ですか?

1日6時間分の授業時間が浮いているのです。
部活が普段より、2時間増えたとしても、
4時間は軽く勉強できて当然です。
普段、学校で勉強してる時間ですから。。。

できる子は、このあたりの認識がきちんとしています。
だから、時間を上手に使うんです。

早朝の時間を使う子もたくさんいます。
普段は授業を受けている6時間分が、丸々空いているのです。
それをいかにうまく使うか。。。

だら~っとっ過ごすと、あっという間に過ぎてしまう6時間です。
でも、6時間あれば、けっこういろんなこと、できますよ。




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できる子の夏休み(その3)

午前中に、軽く4時間は勉強できると言うと、
「でも、午前中は部活がある」とか
「補習がある」とか言う子もいますね。

そんな場合、できる子は、
午後の時間をうまく使えます。
学校から帰って、お昼ごはんを食べて、
だら~っと過ごしたりはしません。

学校があるときを考えてみてください。
お昼ごはんのあとは、授業があって、
それから部活に行きますよね?

その時間が丸々空いたわけですから、
その時間に勉強すれば、これまた軽く4時間はできます。

ジュース飲んで、ゲームして、
アイス食べて、テレビ見て、
だら~っと、ごろごろしてると、
すぐに晩ご飯の時間になりますよ。

お昼ごはん食べて、机に向かった子とは大違い。
この差が、約40日分。。。
大きいですね。




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できる子の夏休み(その2)

まず、朝起きる時間が違います。
できる子は、いつも通り起きる子が多いようです。

学校がないからって、お父さんお母さんが、
仕事に行ったのも知らないくらい遅くまで寝ていませんか?

できる子は、普通に起きて、普通に一緒に朝ご飯を食べて、
学校が始まる時間には、勉強を始めています。

夏休みは特に、涼しい午前中に勉強したいですからね。

夏の早朝は、清々しいですから、
むしろ、普段よりも早起きしたいくらいです。

お昼ごはんまでに、けっこう勉強できます。
軽く4時間はできますよね。

それでも、まだお昼ですから。。。

できる子は、夏休みだからって、
就寝時間帯が変わらないものです。
いつも通り起きて、いつも通り寝る。

休みだからって、お昼まで寝ている時点で、
残念ー!って感じですよ。



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できる子の夏休み(その1)

少し早いですが、受験生から、夏講の案内を始めています。
配布に1週間、返信に1週間、さらにスケジュールのすり合わせ…という作業を
受験生と、受験生以外に分けてすると、
5月なのに、夏休みの話をしなければいけなくなってきます。。。

やっぱり、これは、ラインとかを使って
一斉にやるべきかな…などと思ってみたりもしていますが、
とりあえず、今年度はこれでいくしかないww

というわけで、今日からしばらく、
できる子の夏休みを、ちょっとのぞき見してみようと思います。

できる子の夏休みは勉強漬けか?と言われると、
逆にそうではないものです。

もちろん、しっかり勉強もしていますが、
なにせ、学校がないのですから、暇はたっぷりあります。

そう、できる子は、「夏、忙しい?」って聞くと、
たいてい「そうでもないなぁ。。。」なんて答えます。

意外と、できない子ほど忙しそうです。ww

でも、勉強時間が多いのは、できる子の方だと思うんですよね。
では、なぜそうなるのか?

夏休みの生活をのぞき見してみると、
そのあたりが解明できるかもしれませんよ。

自分の去年の夏休みと比べてみてください。
そして、今年は、できる子の夏休みにしましょう!



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個別・少人数でありがちなパターン

質問がない子、わからないところがないと思っている子が、
たくさんいるという話は、時々このブログでも書いています。
丸付けをして、解答・解説を見ると、わかった気分になる子です。

実は、そういうタイプの子は、本当にたくさんいます。

そして、そういう子が、
個別や少人数の塾で陥りがちなパターンは・・・。

まず、塾へ行って、学校進度を聞かれます。
「ここは習ったんだね?じゃぁ、このページ、解いてみようか。」
と、問題を解くように促されます。

15分ぐらいかかって1ページ解けたとします。
「じゃぁ、自分で丸付けしてみて!」
と言われて、丸付けをします。

「わからないところ、ある?」
と、きっと聞いてくれますが、
「ありません。」と言って終わります。

だって、解答見て、解説見たから、
わかった気分になっていますもの。。。

「OK!いけるじゃないの!じゃぁ、次、ここ解いてみようか。」
な~んて、進んでしまうこと、実は結構あると思うんです。

これを4回ぐらい繰り返すと、1コマ終わりますよね。
先生って、解くところを指示しただけ?ww
しかも、年間計画があるわけでもなく、
成り行きだったりすることも間々あります、きっと。

教える立場から言わせてもらうと、
それで、授業料とるなよって感じですが、
でも、それで成立していることもよくあると思います。

成績が上がらないと、相談に来る子からよく聞きます、この流れ。

外見上は、何も問題はないのです。
生徒は、塾で問題を解いているので、勉強はした気分です。
見た目は丸付けも直しもできていて、テキストが埋まっていっています。
先生は、質問がないか確認したけれど、質問はないと生徒が言います。
理解できているようだったので進めました…。
「つまり、塾でやったときは、できてたんですがね…」となります。

本気で成績を上げるなら、やらなきゃいけないことは、
丸付けをした時点で、
「これ、どうして違うかったの?」
「これは、なぜこうなるの?」と、
本当にわかっているかどうかの確認。

さらには、しばらくたっても、
そのことを理解した状態が保てているかどうかの確認。

でも、それをやると、
1コマで進める量は、先のやり方の半分ってところでしょう。
しかも、生徒も先生も、労力は倍増です。

例えば、週に1コマ・1教科の受講で、進めるとなると、
そんなペースで進んでいたのでは、
1年かかって4か月分しか終わらないと思います。

倍の労力を払っているにもかかわらず、
テキストを見たら、ちっとも進んでいなくて、
「ちゃんと勉強してるの?」なんて、
心無い言葉を浴びせられたりするかもしれない。

問題はそこにあると思うんです。
時間は無限にあるわけではない。。。

少ない授業数で、学校のペースに合わせるとなると、
ある程度、自分で疑問点をあぶり出せる子でない限り、
内容を薄くするしかないのです。

しかし、そうすると当然、成績は伸びない。
私の場合は、
「これじゃぁ、伸びません」とはっきり言ってしまうので、
そういうストレスはあまり抱えることなく、仕事させてもらってますが、
多くの場合は、そうはいかないのだろうな・・・と思ってみたり。。。

おそらく、保護者と生徒と先生の考えが
同じ方向を向いていないんです。
でも、成績を上げるためには、
それが同じ方向へ、ピタリと合っていなければいけないと思うんですよね。

なかなか難しいものですね。



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責任感

昔は、高校生を見ていたこともあるのですが、
あるとき、定期テストの度に1か月近く、
他の勉強は後回しにする高校生がいました。
だからと言って、定期テストの成績が素晴らしいわけでもない。

大学受験に関しては、一人前に夢を語るけれど、
そのための準備計画は、定期テストの度に、
さらには実力テストの度に、ことごとく崩れるのです。

定期テストが年5回、実力テストが年4回、
つまり、12か月のうち9か月はテストに振り回されて、
しかも、それがきちんとできていない。。。

みかねたお母さんが、そのことを非難すると、
「定期テストで0点とってきてもいいんか!」と逆切れ。

一瞬、目が点になるエピソードです。ww
たぶん、もし、我が家でそんな発言をしようものなら、
「とれるもんなら、とってこいーーー!!!!!」だな。。。

というか、その前に、
そんな考え方では、生活費はおろか、
授業料なんて払ってくれないでしょう。
いや、その前に、受験にかかる費用も払ってくれないに違いない。

でも、こんな風な、甘い、幼い高校生も、
実は、たくさんいるんだろうなと思います。

それで、どうしてこうなってるんだろう?と考えてみたんです。

自分の人生の舵取りは、自分でしなければいけないこと、
自分の責任は、自分でとること、
そういうことを、教え込まれてこなかったんだろうと思うんです。

考え方が幼くて、視野も狭い。
親の手を借りてばかりで、そのことを当たり前だと思ってる。。。

勉強することよりも、もっともっと大事な部分だと思います。




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小学校が大事

勉強をしていると、わからない問題に遭遇します。
そんなとき、その場で、「できてる?」とか「大丈夫?」とか
声をかけてほしい子もいます。

逆に、そういうのは、まとめて次回の授業のときに
質問に出してくる子もいます。

うちのようなマンツーマンべったり型は、
一人でできることは、自分でやっておいて、
授業のときに一人ではできないことをまとめてやると
受講料の価値があります。

たいてい、個別の場合はそうです。

集合に比べて、個別の方が授業料が高いのは当たり前ですが、
その高い授業料を有効に使える子と、そうではない子がいるのです。

私自身は、
受講料はそれだけの価値があると思ってお支払いいただきたいので、
できるだけ、一人でできることは、一人でやってもらう方向で進めています。

しかし、実際のところ、一人では、それができない子もいます。
そうすると、お母さんが手伝ってくださるところもあります。

例えば、自分ではうまく丸付けができない子は、
お母さんが丸付けをしてくださっています。
もちろん、お母さんが判断しかねるところは、
次回、私がチェックするようになっています。

授業から授業までの間に、宿題をきちんと捌けない子は、
毎日、「宿題した?」と確認してもらっていますし、
「今日は、ここまで」という風に、
段取りをお母さんがしているところもあります。

「中学生にもなって、そんなこと…」と言う人もいますが、
できる子にとっては、「そんなこと」でも、
それができない子は山のようにいるわけで、
それができない限り、勉強なんてできるようになりませんから。。。

それなら、手伝ってもらいながらでも、
まずは、できるようになることが大事だと思うんです。

そのうちに、自分でできるようにすることを目標において、
そちらへ仕向けながらサポートするのです。

中学生になると、そういうサポートは不必要になるのが理想ですが、
理想通りに行く子は、ほんの一握りです。

小学校で、勉強の仕方を、徹底的にたたき込むべきですね。
アクティブラーニング以前の問題。。。




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塾と宿題と家庭学習

夏休みが近づくと、塾を探し始めるご家庭は多くなります。
1学期過ごしてみて、どうも勉強がうまくできていない…となると、
やはり、誰かのサポートを探すものです。

「どこの塾がいい?」というのは、本当によくある質問なのですが、
こればかりは、一概には言えません。
サポートしてほしい部分は、それぞれに違っていますし、
性格も、皆、異なりますから、
誰にでも合う塾なんて、無いものです。

私のところも、いざ、一緒に始めてみると、
どうも、うちではない気がします…と、お断りすることもあります。

集合塾で、勉強時間を増やす方が良いとか、
もう少しリーズナブルな個別塾で、時間数を増やす方が良いとか、
色々な提案はさせていただきますが。。。

例えば、うちはマンツーマンで、べったりなので、
週1回90分授業で、英・数2教科を中心にやっている子もいます。
ただし、これは、きちんと指定された宿題が
家庭学習でできる場合のみ可能なんです。

きちんとやりますと言って、始めてみたものの、
しばらくすると、宿題がきちんとできなくなる子もいます。
なんだかんだと理由は言ってきますが、
結局は甘えによるような理由。。。

そうなると、「次は、やってきます」というのを繰り返してみたところで、
何も成果は現れないのが目に見えています。

そういう場合は、もっと、強制的に勉強時間を確保できる塾がいいのです。
確実に週2回ぐらいは、1時間以上拘束して、数学なり、英語なりをやってくれる塾。
その方が、絶対に効果は上がります。

週2回の各90分授業で、英・数メインで、
理・社・国もサポートできる子もいれば、
同じ時間数でも、英・数だけやるのが精一杯になる子もいます。
もちろん、宿題は家庭学習で、ある程度してもです。

「宿題はしません」となると、週2で1教科が限界でしょうね。
そうすると週6でも3教科しかできないんです。
普通に考えて、週6なんて不可能ですからね。。。

どの部分のサポートとして、塾を利用するのかを明確にして、
塾探しをしなければ、うまくいかないと思います。
塾が頑張るのではなくて、頑張るのは自分自身ですから。。。




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詰め込みと活用

アクティブラーニングとか、知識の活用とか、
そういう言葉を、いよいよ、よく耳にするようになってきました。

これまでにも、課題作文や適性検査の対策を一緒にするときに
感じていたことですが、
まずは、ベースとなる知識が不可欠です。

次に、その知識をもとに、思考を巡らせることが大事で、
それには、日常の経験も大きく作用すると思います。

例えば、新聞を読む人の割合を、年代別に調べた資料があるとします。
調査年が新しいものの方が、新聞を読む人の割合が減っています。

ありがちな意見は、
「資料から、新聞を読む人が減っていることがわかるので、
新聞はもっと読んだ方が良いと思います」
みたいな感じ。。。

どうして、そう思うの?という部分が書けません。

もう一歩踏み込める子は、
「インターネットの普及で、新聞以外のものから
情報を手に入れることが増えたのだと思う」などと、
少し自分の持っている知識を入れることができます。
しかし、それを踏まえた上での自分の考えが書けない。。。

あるいは、
「家族の中の大人も読まないから、子供も読まない」というような
意見を書く子もいます。

でも、それは資料の活用が不十分です。
資料をよく見ると、
40代の新聞を読む割合は、あまり減っていいないのです。

おそらく、出題者の意図としては、
もっときちんと資料を読み取って、
新聞肯定派でも否定派でも構わないから、
自分の考えや意見を述べてほしいのです。

でも、考えや意見を述べるためには、
それのベースとなる知識が必要です。
しかし、それが無い子はとても多いんです。
多少あったとしても、活用できない。

「どうして、新聞を読んだ方が良いと思うの?」
「インターネットよりも、新聞の方が良いと思う?」
「じゃぁ、その理由は?」
「テレビはどう?」
・・・

色んなことを質問して、話して、それからようやく
それらしい作文が書けます。

こういうのって、けっこう身近なことだと思うのだけど、
家で、それに近いようなこと、
何気ない会話の中に紛れていたりしないのかな?とも思います。

でも、家族全員が揃って食事なんて、あまりないとか、
学校や塾の送迎の車の中も、あまり話さないとか、
そんなことを聞くこともあります。

やはり環境の力は大きいなと思います。

実は、それらしい作文が一度で書ける子の多くは、
家族との会話が多いだろうなと思う子なんです。
そういう日常の何でもないようなことから、
活用へ繋がっていると思うんです。
もちろん、知識も入ってきますしね。

机に向かって、活用する勉強をするんじゃないと思うんですよね。




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成長

GWに、甥っ子たちが遊びに来ていたので、
下の甥っ子とラインで繋いであったうちの卒業生とを会わせてみました。
お互いに、うまい具合に時間も合ったので。

2人の話を聞きながら、それぞれを長い間見てきている大人の一人としては、
なんだかどっちも成長したな~などと、にまにましていましたw

私たちの世代とは違って、もう一回り自由ですよね。
うらやましい。。。w

ギリギリその時期なら、大学を見に行っても授業に潜り込めるよ、だとか、
その時、大学生に話聞けなければ、俺の友達でよければ、
いつでもズームとかで繋げるし・・・、だとか
世界史は、今、教科書に戻ったほうがいいよ、大論述書くには教科書よ!だとか、
あれこれと、細かく質疑応答大会でした。

次から次へと質問が出てくる卒業生も、
なかなかの成長ぶりだと思うし、
それにうまくアドヴァイスしてる甥っ子も、
なんだか大人になってきたな~などと思いました。

甥っ子は、都会の私立高校出身だし、
塾も結構大手に行っていたので、
彼がやったことを細かく聞いていると、
私のやり方で間違っていないことの確認もできたりしますw

とにかく、やることを可視化すること、
日単位まで落とさなくても、週単位ぐらいまでには落とし込んだ計画を立てること、
なんて、甥が力説してるのと聞くと、
思わず卒業生に、「それはなw」って言ってしまいましたが、
「耳たこですー」・・・よね?
私がしつこく言い続けて卒業してますからww

彼も、中1のころは、「もうやめる!」って帰り道に
お母さんに言ったことがある子です。(うち、そういう子、多いんですw)
それが、自分で計画を立てて勉強してるんですものねー

そうそう、卒業生が来る前に、案外面白い話もしていましたよ。
甥の高3の英語の先生で、とにかく細かく分析をするタイプの
みんなに人気がない先生がいたそうです。
受験が近づくと、皆、先生を捕まえて添削を頼むのですが、
ふと、思いついたそうです。

「すっげー退屈な授業をする、あの嫌われてる先生に添削頼めば、
 誰も頼まないから、俺のことだけ見てくれるんじゃない?って思ったの。
 それ、成功で、暇だから、事細かく添削してくれんのよ。
 人気の先生は、みんなが頼むから、時間無くなるじゃん?
 しかも、その先生は誰も頼んでくれないのに、頼まれたらちょっと嬉しいじゃん~w
 俺って、あったまいいーって思ったよww あれはよかった。」

あの勉強嫌いだった小学生が、どこで成長したんだか。。。w
まぁ、どの子も、いつの間にか成長してちゃんと大人になっていきますねー

多くの子供たちにかかわる仕事は、なかなか大変なことも多いですが、
こういうのをたくさん見届けられる楽しみがあります。



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適性

向いているか、向いていないか、合っているか、合っていないか・・・
なんて、昨日の記事に書きながら思ったことがあります。

適性のことです。

世の中、成績がいいと、なんだか褒め称えられる風潮が、
いまだにありますが、
それって、どうなん?って常々思っています。

もちろん、勉強が得意な子は、
それを存分に伸ばしてほしいと思っていますし、
そのお手伝いは惜しまずにしています。

でも、苦手な子が、無理して、勉強で勝負しなくてもいいじゃない?
とも思っています。

とにかく、自分に合っているものを見つけ出して、
それを武器に、生きていくすべを身につけてほしいと思っているのです。

勉強がすごく得意で、
特に将来なりたいものは見つかっていないけれど、
それでも、一生懸命勉強をして、
それこそ、東大を狙う子だっています。

それはそれでいいと思うんです。

勉強はあまり好きではないけど、
そこそこできて、でも、それ以上するのは苦痛で…
という子なら、勉強はそのくらいを維持して、
他の長所を生かせばいいと思うんです。

とにかく、話がいちいち機敏で面白い子もいます。
そのトーク力を生かせる仕事に就きなよ~って思わず言ってしまいますw

いつも笑顔で、しっかりと受け答えができる子もいます。
勉強は苦手だけど、そんなのどうでもいいわ、
その長所を生かせる仕事は山ほどあるはずよって言ってしまいます。

とにかく単純作業を苦痛もなく、繰り返せる子もいます。
それはそれで貴重な人材になる仕事があるはずです。

人よりも優れているところって、誰にでもあると思うんですよね。
それを、子供の間に、しっかりと見てあげる大人は多ければ多いほどいいと思います。
大人の目から見て、ここが優れていると思えるちょっとしたポイントって、
案外本人は気付いていなかったりします。
身近過ぎて、親御さんでさえ気づいていないこともよくあります。

誰かに言われると、意識し始めると思うんですよね。
そうすることで、自分に合った仕事を見つけることへ、
一歩でも近づかないかなぁ?と思います。



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進度の補足

昨日のような進度の話をすると、
「うちの子も、その進度でお願いします」なんて言われることもあります。

が、
こればかりは、全員がそんなスピードで進むわけにはいきません。

特に、小学生の場合は、基礎学があるわけでもないし、
イマイチ、レベルの把握ができていないものです。
公立だと、学校のテストはほぼ満点だし、ガンガン進んでください。
宿題をたくさんさせますから。。。
みたいなことも、時々起こります。

ところが、そううまくはいかないものです。
もちろん、理解力も高くて、どんどん会話が進んで理解できるならまだしも、
そんな子は、実際にはほとんどいません。
言ってしまえば、そんなことは、できないのが普通です。

ですから・・・、
宿題をいっぱい解きました、
授業でチェックしたら、間違いの山です、
直しをきちんとしていると、直せずに終わる問題が山ほど出ます、
それどうするの???
ってなるのです。

だったら、私が丸付けしますと言うお母さんもいらっしゃいます。
いやいや、だったら、お母さん、家で見られたらいいんじゃないですか?
ですよね?

家ではきちんと教えられないから…と言って、
うちへ来てくれたのではなかったですか?
という風になるのです。

それぞれの能力に合った進度というのがあります。
そして、その進度で進めるのが、一番伸びます。
だから、中学受験の時には、受験する中学の進度を確認しましょうと言います。

中高一貫校の速いスピードで勉強するのが合っているのかどうか。。。
特に、まだ成長に差があるティーンエイジャー前半の子たちです。
それは、すごく大事なポイントだと思うんです。

優れているとか、劣っているとかではなくて、
向いているか、向いていないか、合っているか、合っていないかの話なんです。




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参考進度

基本的に、学校進度と一緒に進んでいくと、
入試前にバタバタと最後のあたりは詰め込むことになります。
理想を言えば、少し早めに先取りして、
実戦演習をする時間を取りたいですよね。

ところが、こういう先取りは、誰もができるわけではありません。
基礎学で言えば、最低でも350点が取れるラインぐらいまででしょうか、
先取りで進められるのは。。。

それより下がると、今のことをするので精一杯になります。

では、先取りをしている子たちは、どの程度の先取りをしているのか。。。
一概には言えませんが、例の一つとして。。。

最もスピードがある子たちは、
中1の間に、中1と中2内容の英語は終わります。
中2の前半で、中3内容は終えて、
そこからは、高校英語の文法に触るか、実戦演習に移るか
出来具合を見ながら、選んでいきます。

数学の場合は、
中1の間に、中2の前半ぐらいまでの内容は終えます。
中2の間に、中3の最後まで終わらせて、
中3は、実戦演習とハイレベル問題に時間を割きます。
もちろん、もっと余力がある場合は、多少高校内容にまで踏み込めます。

このくらいのペースが一番速い子たちで、
基礎学で450前後の子なら、
このペースで進んでも問題ない場合が多いと思います。
つまり、このペースで進んでも、きちんと定着が図れています。

定着できないなら、進んでも仕方がありませんからね。
こんなスピードで進める子は、ほんの一握りです。

ここまで速くない場合、
中3の夏休みか、遅くても第1回の基礎学のころまでには、
中学内容の先取りを終えることができば、
入試までに実戦演習に使う時間があります。

先取りできる子の中には、公立高校の全国過去問を、
北海道から沖縄まで解き倒す子も少なからずいます。

パパ塾・ママ塾でやっている場合も、
このくらいの進度を目安に進めるといいと思います。




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足りないこと

GWはいかがお過ごしでしたか?
楽しく有意義な休日になっているといいな~と思います。

さて、ここからは、夏休みまで頑張らなきゃいけませんね。
そして、私は、もう夏休みのことを考えなければいけませんww
今年度は受験生先行で夏講のスケジュール調整をする予定なので、
来週にはもう夏休みのお手紙を配らなければ。。。

そして、今日から、またブログも再開です。


中受がある中学へ入ってる子たちは、
比較的、自分の位置が見えやすいのですが、
地元公立の場合、これがわかりづらいものです。

そして、多くの場合、過大評価しています。
すごくイケてる!とまでは思っていなくても、
まぁまぁいい線いってる!と思っている子は、けっこういると思います。

私自身は、中受未経験者で、地元公立に通いましたし、
ママ塾でやり過ごしていましたから、
今日は、そういう視点から、
中学でやっておいた方が良かったと思ったことを、書いてみようと思います。

地元公立では、学校のことがきちんとできて、
それこそ、いつも言っているように、学校のワーク類と家の問題集が、
それぞれほぼ完ぺきにこなせていれば、普通に1番がとれます。

もちろん、高校入試でも困ることは、特にありません。
公立の高校入試では、それほどハイレベルな問題は出ませんから。

そうすると、ハイレベルな問題に触ることなく、
過ぎてしまうのです。
ハイレベルな問題というのは、難関私立で出題されるような問題や、
指導要領外で、ちょっと知っておくと便利なことを使う問題です。

高校の最初に、しんどかったな~と思うのは、
その部分だと思います。

中学から、高校にあがると、
何か急にワンランク難しくなったような気がするのは、
そういうことをしていないからだと思います。

だから、上位層の子たちには、
そういう問題は進んで導入しているのです。

入試には出ないけれど、ちょっと一捻りきいてる問題とか、
英語の少しハイレベルな長文とか。。。

中受のためにやる受験算数や受験国語が、
実は、中学内容の勉強にとても生きているように、
中学内容のハイレベルなことは、高校内容に生きるんです。

パパ塾・ママ塾でやっていて、1番がとれていると、
ついつい見落としてしまう部分だと思います。

参考までに、それぞれのレベルの学習進度を、
明日は見てみようと思います。




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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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