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教科別のポイント(算数・数学)2

算数・数学について、もう一つ大切なことがあります。それは、算数・数学は実は言葉の能力がとても大切だということです。

計算問題は得意だけど、自分で式を立てる問題や文章題が苦手、また証明問題は、理屈はわかっていても解答の書き方がだめで減点される、という人は多いです。
しかし、たくさんやって訓練すれば、慣れてきてかなり向上します。問題文をしっかり読むことや、問われていることは何かを、解く前と解いた後に確認すること。また、計算したり証明するときには、面倒がらずに途中の式や言葉を全部書いて、ちゃんと自分で確認できて、人に伝わるようにしなければいけません。

最近はプログラミングも授業に取り入れられて来ていますが、プログラミングをある程度のレベルまで学ぶと、プログラムはもちろん単なる数式も一種の言語であるとわかります。

つまり国語も英語も数学も、言語能力が多大に影響する教科だということで、言語能力がいいと、かなり有利に学習が進みます。そこにあまりアドバンテージがない場合は、数学で使う言葉は数がしれていますから、その言葉の意味(定義)をしっかり理解することです。
それをしないでいると、ついついパターン化(こういうときは、ここにこれを当てはめる、といったハウツー(how to)だけの解き方)で解答を得ようとします。しかし、それは実は最後の手段で、それをやった後にはすぐに限界がきて伸びが全く無くなるように思います。

まずは言葉の定義をしっかりと理解することと、問題の意味が理解できることが重要ですが、ここでつまずく人はとても多いと思います。

  ( K )

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教科別のポイント(算数・数学)1

算数・数学はいろいろとポイントの多い教科です。計算ミス・文章題・図形問題などが特に気になるポイントで、人によってもはっきりと得意不得意が出てきます。

それぞれ個別に対策はあると思いますが、共通している大切なことは、定理なり公式なりが、なぜそうなるのかを一度はしっかり理解して、理解した後は計算テクニックや図形問題の答えの書き方などに意識を集中することだと思います。

算数・数学が苦手な人に多いパターンとしては、なぜそうなるのかという理屈(基本的な理論・定義など)の部分を理解しないまま、結果として与えられる定理や公式だけで解こうとする、ということがあります。

料理でも物作りでも、音楽や絵画でも何事でもそうですが、やり方を真似るだけでは、ある程度は上手くなりますが、その後の成長はありません。本当に上手になりたければ、なぜそうするのが正しいのか、という基本を学びしっかりと考える時間が必要です。基本ができていて初めて、応用したりアレンジしたりすることができるからです。

算数・数学も同じで、基本をおろそかにすると、ちょっとひねった問題には太刀打ちできませんし、間違った時も気づかないままになりがちです。

ついつい、難しい理屈はいいから、とにかくこの公式に当てはめればいいんだ、ということで解いていると、テストの各問最後の(3)みたいな問題が、いつまでたっても解けないままになってしまうでしょう。

  ( K )

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教科別のポイント(英語)

英語は覚えることがものすごく多い上に、文法のルールも複雑で、数学の計算問題のような正確性も求められる、かなりたいへんな教科だと思います。ごく一部の才能がある人を除くと、かなりの時間をかける必要があるでしょう。

しかも声に出して練習することや、リスニングの能力まで要求されるようになってきましたから、親が教えるのも一苦労になってしまいました。

英語にふれることが大事とはいえ、家で英語だけで会話するというのもかなり難しいですし、簡単な英語をゆっくり話してくれるような音源もあまりありません。
最近は、英語学習用のいいアプリがありますから、それを利用するのはとてもいい方法です。また、教科書にもQRコードがついていて手軽に聞くことができるようになりました。しかし、それに加えて、従来からの書いて見て覚える方法も必要です。

単語をたくさん覚えるのにもコツはあるのですが、それは高校生くらいになって、英語に慣れてきた頃から効果を現すことも多いです。まずは聞いて読んで書いて、しっかり覚え込むことです。特に小学校から英語が始まっていますので、できる限り小学生のうちから単語をしっかり覚えておくと、中学以降が楽になるでしょう。いち早くローマ字読みから脱却して、こう書いてあるときはこう読むという、パターンを身につけてしまいましょう。

とにかく集中して、なるべく少ない時間で確実にたくさん覚えることが重要だと思います。知っている単語を何度も書くような勉強をしている暇はありません。

  ( K )

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教科別のポイント(国語)

勉強の仕方で大切なポイントは教科によって違うと思います。ですから、ここからは教科ごとに考えてみましょう。

まずは国語です。
国語は、言語能力がしっかりしている人なら、特に勉強をしなくてもかなり点数を取れます。覚えることは漢字や慣用句・ことわざの類(たぐ)いの他、送り仮名や「じ・ぢ」「ず・づ」の使い分け、原稿用紙の使い方など、覚えていくことはありますが、日頃に読む書く話すをたくさんしていれば、自然と覚えられることも多いです。

難しいと感じるのは初見の長い文を読む長文問題です。これは、読んで一発で意味を理解していけるかどうか。速いスピードで2回3回と読んでも、意味が頭に入らなければ、ゆっくりとじっくりと1回読んだほうが意味を捉えるのが速い場合も多いです。
しかし読むことが苦手な人でも、文章の構成を捉えて読むようにしたり、接続詞や段落に注目したりすることで補える部分もあり、この辺はがんばりで伸ばすことができるでしょう。ただ読むスピードを上げるのではなく、理解にかかる時間を短くすることが大切です。

国語と英語は似ているようで、実はかなり違っていて、国語の成績と英語の成績にはあまり相関関係がないように思います。ということは国語が苦手な人は、わかりにくい文のときには、英語の問題を解くときのような、文法に注目した読み方をしてみると、案外理解できるかもしれません。それで日本語が上手になるわけではないかもしれませんが、テストの点数は上がるはずです。

覚えることはしっかり覚えて、後は文章を理解する時間を短くしていくこと。ここがポイントでしょう。

  ( K )

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言葉を覚える3

国語といわれている教科は、実は日本語です。国史という言葉が残っているように、昔は日本のことを「国」という一文字で表すことがあったので、日本語ではなく国語という教科の名前になったのでしょう。

日本語は生まれてから初めて触れる言語(ネイティブ言語)ですから、後から押し込んでいく外国語(英語)と教え方が違ってくるのは当然でしょう。しかしどちらも言語であり、共通点はあります。何が違っていて何が同じなのでしょうか。

日本語と英語は使う文字も発音も語順も全く違います。ですから、全く別物と捉えて別の学習方法を取ったほうがいいのかもしれません。実際中学以降の英語は、国語とは全く違う教え方をします。単語の意味をいちいち覚えて、語順による意味の違いや動詞の活用も早いうちからしっかりとやります。国語では文法は後回しで、言葉が十分上手になってから理解します。
国語はネイティブ言語ですから、当然前から意味を捉えていくのですが、英語では最初はそういう訳し方をしません。英語を前から理解していくという、極めて真っ当で後に推奨されるやり方は、先生にもよりますが、高校生くらいにならないと教えてもらえないことも多いと思います。

大事なことは、日本語も英語も言語であるということです。前から順番に理解していかないと、リアルタイムで意味を捉えられなくなります。リスニングの能力も前から理解しないと上達しませんし、長い文を読む時も同じです。ですから、英語を前からストレートに訳していく練習は、早いうちからやっていくといいと思います。

  ( K )

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言葉を覚える2

実はこのブログでも少し意識して、普段の生活ではあまりつかわない言い回しや表現を使っています。文章はなんであれ、たくさん読んでいれば、多くの言葉を自然に覚えられますからね。

最近は読書もあまりしなくなってきて、文は読むけれどSNSやネット記事がほとんど、という人も多いでしょう。それでもいいと思いますが、ネットの中の文章には文学的な表現や死語になったような昔の言葉はあまり出てきません。ところが、国語のテストの文章には、そんな言葉がいっぱい出てきて、それがわからないと答えがかけないということがしばしばです。
これは考えてみれば英語と同じで、単語を知らないと、そこで意味がわからなくなるのと同じです。ところが国語の場合には、漢字はドリルなどで一生懸命覚えるのですが、表現になると、集中して覚えることはしなくなり、文章の中で使われている言葉と出会ったときに、その都度理解して覚えていく、ということになります。

国語の勉強の仕方がわからないとか、伸ばす方法がわからないと皆さん悩むのですが、そもそも国語の時間には、そういう英語のような体系立てた教え方をあまりしない気がします。せめて文法くらいはと思いますが、近年は国文法も熱心には教えなくなったようです。
国語が苦手という場合には、英語を学ぶときの手法が使えるように思います。それは塾が一番熟知していることかもしれません。

国語の上達は、まずは普段の言葉使いから。そして正しく美しい日本語にたくさんふれること。そうして基本がしっかりできてきたら、10歳過ぎからでいいので国文法を理解していくことが大切だと思います。

  ( K )

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言葉を覚える1

作文についての投稿で、言葉を選ぶことに少しふれましたので、言葉について少し述べたいと思います。

言語学については、ほとんど専門知識がないので、全くの素人考えになるかもしれませんが、あえて恥を忍んで私見を述べたいと思います。

人間は2歳くらいから自然に言葉を覚えていきます。もちろん言葉の早い遅いということもあって、親は一喜一憂したりするものです。おしゃべりか口下手か、などということもかなり小さいときに既に現れてきて、言語能力も運動能力や絵や音楽の才能と同じく、持って生まれた性質なんだなあと思い知らされます。

よく観察していると、言葉を上手に使える子は大人の真似が上手いような気がします。どこで覚えたのか、大人びた表現を覚えて、それをそっくり真似て使って、周りの大人を驚かせたり笑わせてくれたりします。経験のある方も多いのではないでしょうか。

最初は、ブーブーとかシーシーとか赤ちゃん言葉からですが、聞いた言葉を真似て声に出すことができるようになると、普通の言葉を覚え始めます。その時に、大人の会話をどれだけ自然に記憶しているか、使うシチュエーションと合わせて意味を理解できるかによって、言葉を上手に使えるかどうかが決まってくるような気がします。

となると、子供が小さい時に、周りの大人がどんな言葉を使っているかということはとても大切です。これは小さいときに限らず、中学高校になっても大切なことだと思います。
例えば普段口語の会話しかしない家族でも、いざ外で知らない人と話しをする時は丁寧で正確な言葉を話したり、敬語を正しく使っていると、自ずと親の真似をして覚えていくものだと思います。

最近はテレビの中でも、ワイドショーやバラエティなどでは、アナウンサーが口語のフランクな会話をしたりしていて、なかなかきれいな言葉にふれる機会が少なくなっています。ネットの中なら言わずもがな。新聞も読まれなくなってきていますから、きれいで正確な日本語に少しでも多く接することができるよう、普段から心掛けたいものです。

  ( K )

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後半戦

夏休みに失敗する話を昨日書きましたが、
年度後半で失敗する子も結構います。

特に中1生は、夏休みまでは、学校に慣れるのにまだ必至です。
ところが、そろそろ友達関係も安定して、中学の授業にも慣れて、
定期テストも、課題テストも経験し、少し余裕が出てくるのが年度後半です。

「この程度でいけるな」みたいな、ちょっぴり舐めた気持ちが出てきます。
しかし、年度後半は、授業内容が少し濃くなる上に、
年度末には基礎学力テストも控えています。

そこへダレダレの成績ダウン。。。です。

そのまま低迷路線まっしぐらのパターンもありますが、
それは避けたいですよね。。。

皆、上手に浮上してくれた年はほっとします。
うまくいく原因は、
精神年齢が低すぎる子がいないこと、
どこも家庭力がしっかりとしていること、
背景に思い当たることはいくつかありますが、

まぁ、一番は、
気持ちを切り替えて勉強に向き合えた本人の頑張りですね。

こうやって、失敗を生かせたと感じる瞬間は、
この仕事の醍醐味でもあります。

本人はもちろん、家族も、私も嬉しい時間です。
失敗あってこそですね。ww

  ( N )


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失敗をいかす

中3生はともかく、他学年は、今年の夏休みも、
うまく活用できた子もいれば、できなかった子もいました。
例年通りです。ww

みんながうまく活用できるように、お膳立てしてあげることも
やりようによってはできるかもしれません。
でも、それは、やってはいけないと思っています。

なぜなら、失敗は貴重な経験だからです。

このパターン、失敗するな…と思っても、
強くは否定しないことにしています。
特に、受験がまだ遠い先の子たちは。

これ、イケテナイと思うよ…程度の話はしますが、
思春期の子供たちに、その程度の忠告は、たいして響きません。
でも、自ら、失敗に気付いたときに、この軽い忠告は意味を持ってきます。
それで十分だと思っています。

夏休みも終わりが近づいたころから、
気付き始める子が出てきます。
すかさず、「この夏は、失敗だったと、先生は思うよ」と、
とどめを刺します。www ヒドイデス

「過ぎたことをとやかく言う気はないけど、
 これを、どう生かすかだよね~」

こんなことを言われて、きっと複雑な心境だと思います。
それが大事だと思うんです。その気持ちになることが。

この経験は必ず翌年に生かされます。
お膳立てしてもらって、失敗せずに過ぎるより、
自分の思うようにやって、失敗する方が、はるかに価値があります。

自分で勉強できるようになっていく子が、必ず通る道です。

もちろん、それを生かせないまま終わっちゃう子もいます。
生かせないなら、お膳立てしてあげたらよかったんじゃぁないの?と
思うかもしれませんが、
長い人生、どこかで自分で気付くしかないと思います。

気付けるように願うことぐらいしか、できませんけれど。

今年の失敗組も、それぞれに生かしてほしいなと願う季節です。

 ( N )


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幸福感

今年は、教室を変えたこともあって、
今までになく、たくさんの生徒でにぎわっています。

これまでは、オールマンツーマンだったのですが、
今年の夏講は、少人数の集合授業もあったり、
中3限定自習室もあったりで、
生徒同士が顔を合わせることも増えて、
なんとなく、一体感のようなものが生まれつつあります。

中3生だけを見ても、
皆、それぞれに特技があったり、目指しているものがあったりで、
それぞれが、それぞれの得意なことと苦手なことを認め合っていて、
偉ぶるでもなく、卑下するでもなく、
とてもいい雰囲気だなぁ~と思っています。

自分に自信が持てること、相手を認めることができること、
幸福だと感じるには、それが重要だと思っています。
勉強は苦手だけど、スポーツが優れているとか、
社会は苦手だけど、英語は抜群にできるとか、
スポーツはいまいちだけど、音楽はすごく得意だとか、
それでいいと思うんですよね。

それをお互いにわかりあって認め合ってという関係が、
塾でしか会わないような子との間にも成立するというのは、
人間として、成熟しつつあるなぁなどと思って眺めています。

夏休みもあと少し。
いよいよ第1回基礎学が迫ってきている感じになりますね。
私も受験シーズンに向けてもうひと踏ん張りです!



  ( N )

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読書感想文3

やや余談になるかもしれませんが、学校での作文指導について書いてみましょう。

大体の場合は、よく書けた作文をいくつも読むということが為されているのではないでしょうか。できることなら下手な作文も俎上にあげて、添削する形も必要だと思うのですが、なかなかそういう形にはならないようです。

私が子供の頃は「作文読本」なる小冊子があり、そこには賞を取った素晴らしい作文ばかりが並んでいました。それは小学生には思いもつかないような言葉選びや構成力で、読んではいつも圧倒され、こんな文章を書けるわけがないと打ちひしがれていました。
手本を示すことは大切だとは思いますが、あまりにハイレベルで本当に子供が書いたのか??と疑いたくなるレベルの物は、手本にもならない気がします。ただハードルを上げているだけで飛び越えるすべを教えないというのはかなり問題です。

作文には基本の構成があり、気取った言葉を使う必要もなく、オチをつける必要もなく、途中で驚かせたり感動させたりする必要もありません。普通に書いて意味が伝わり、無駄がなく間違いが無ければほぼ満点です。作文に苦手意識のある方は、是非その基本パターンを会得してください。

  ( K )

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読書感想文2

ということで課題図書が指定されている場合はどうでしょうか。これはもう、少しでも読みたいなと思う本にアタックするよりありません。
国語の長文読解問題は読みたくもない文章を読んで理解することが大切ですから、課題図書をがんばって読むことにも意味はあります。とにかく本を嫌いにならないでほしい、とは思いますが。

課題図書を読んで、感想がふんだんに出てくるかが問題となりますが、実は感想がそんなに出てこなくても、感想文をそれなりに書ける決まった形のようなものはあります。作文に特化した問題集もありますから、そういうもので文章のパターン化をすればだいたい書けます。極端なことを言えば、感想文の内容が自分の感想とは多少違っていても、それなりに格好のついた文章になります。

最近は受験の際にほとんどの場合で作文が出ます。実は作文はとても大切で、やり方を覚えるとあっさり点数がアップするありがたい問題でもあります。ですから作文テクニックはどこかで一度キチンと学習するべきです。そうすれば後は本をがんばって読むだけになり、負担感はかなりなくなるでしょう。
できれば受験直前ではなく、余裕をもって、半年くらい前には書けるようにしておきたいものですね。

  ( K )

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読書感想文1

というわけで読書感想文です(笑)。まず読書感想文の宿題が出ていて、読む本が指定されていなければ、何を読んでもいいわけで、早めに本を手に入れてどんどん読んでいくといいでしょう。あまりにエンタメ性が強すぎなければ、どんな本でもいいと思います。よく、古典あるいはそれに近い名著でなければいけない!と思いこんでいる人もいるかと思いますが、読みたくもない本を読んで読書が嫌になるなら本末転倒です。あと、どうせ本なんか嫌いだからと、安い文庫本なんかを買うのもよろしくない(笑)。図書館に行って高い本を遠慮なく読みましょう。

素直に楽しんで読めば、なにかしら思うことはあるものです。面白くない本を読むから感想が乏しく、感想文にするのが苦痛になるわけです。普段から自分が興味を持っているジャンルの本を読みましょう。例えば仮にアイドルにしか興味がない人であるならば、さすがに写真集や芸能界ネタの本ではマズイですが、その周辺の服飾や音楽の本なら全く問題ないでしょう。ゲームしか興味がなくても、その周辺にはプロ棋士の伝記とか、コンピュータの歴史とか、いくらでも関連する本はあるはずです。

読書感想文は内容よりも、とにかく一冊本を読み切って、本って面白いなと興味を持ってもらうためにやっている、という側面もあると思います。
思い立ったら吉日。図書館に行ってみましょう。

  ( K )

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読書について3

読書の音読・黙読とスピードについても考えてみましょう。

まず音読・黙読についてですが、小さいうちは音読しかできないものです。いつから黙読ができるようになるかは人それぞれだと思いますが、小2から小3くらいが普通なのでしょうか。黙読の方が意味が入りやすい気がするので、私個人としては、早めに黙読できるようになるといいと思います。黙読すると読めない漢字が出てきてもスルーしやすいということもあるでしょう。

黙読できるようになると読むスピードも上がります。スピードは結構大事で、あまりに遅いままだと将来の国語の点数にも響きそうですよね。
遅すぎるのはそもそも苦痛ですが、早く読もうと焦って読むと、内容が頭に入らなくなります。読む量が増えてくれば、自ずと必要なだけスピードは上がりますから、早く読むことはさておいて、内容をしっかり吸収して、楽しくたくさん読んでほしいなと思います。

まずは楽しいと思う本を読むこと。そうすれば、集中して先へ先へと読んでいき、自然とスピードが上がり理解度も上がります。
そして国語(日本語)が達者になれば数学も英語も伸びていきます。

この夏休み、感想文でへこたれる前に、面白い本と出会うことに注力してみてはいかがでしょうか。

  ( K )

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読書について2

読む本の種類についてもいろいろとご意見ご質問がありそうです。
夏休みといえば読書感想文ですが、本好きの私でも、読書感想文の課題図書はすごく苦手でした。なぜかというと、他にもっと面白い本が山ほどあって、読みたくもない与えられた課題図書を読むのが嫌だったからです(笑)。

感想文については、また後で述べる機会があると思いますので詳細は省きますが、課題図書のような「いい本」「真面目な本」にこだわる必要は全く無いと思います。

私は小4の時に、学校になぜかあった「アッツ島玉砕」という戦記物を読んで驚いてしまい、太平洋戦争の戦記物をたくさん読みました。自分の親でさえ(こんな本を読んでいいのか?)と心配だったようですが、「なんでも読めぇ」と放置してくれたのが嬉しかったのを覚えています。
それから後は、星新一にズッポリとはまり、中学までSF一辺倒になっていきます。SFで感想文を書ければいいのにと、いつも思っていました(笑)。

とにかくお伝えしたいことは、面白い本に出会うことです。面白ければ放っといてもどんどん読みます。それで、宿題とかやらなければいけないことがおろそかになるなら軌道修正が必要ですが、そうでなければいくら読んでもOKでしょう。学年が上がってくれば、そのうち他のことに興味がわいてきて読む量も自然に減るでしょうが、それでもかまいません。何か知りたいことができたときに、読んで解決するということができるようになるだけでも、読書のし甲斐があるというものですから。

  ( K )

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読書について1

最近は本がどんどんデジタル化していて、スマホやタブレットで読むことも普通になってきました。
また、本よりもっと面白いこともたくさんあって、なかなか読書が趣味ですという子供も大人も少なくなっているように思います。世の中全般が変わっていく中で読書をどう捉えたらいいのでしょうか。

私が子供の頃は、家にテレビは一台しかなく、テレビゲームもインターネットも無く、自分用のデバイス(という言葉も最近のものてすが)はせいぜいラジオくらいで、それも小5くらいに叔父さんがくれたものでした。
ですから、読書は数少ないエンターテインメントで、子供の頃には学校の図書館では飽き足らず、徳島公園にあった県立図書館と市立図書館に放課後しょっちゅう行って、本を借りて読んでいました。

読書をすると国語の点数が良くなるか否か、は意見の分かれるところで、元々言語能力が高いから本を読むのが楽しく、だから自ずと国語の点数がいいのかもしれません。ですから国語の点数を良くするために本を読む、という必要は無いと思いますが、好奇心があるならば、その答えを自分で見つけるために本を読む、という習慣を身につけることは、とてもいいことだと思います。

子供が読む本を親が適切にチョイスして与えるのは難しいことです。興味も言語能力も違いますから、与えてもなかなか読んでくれないと思います。てすから、親ができるアドバイスとしては、多少読めない漢字があっても、気にしないで読んでいけばいいんだよとか、全部読めなくても面白そうなところだけ読んでもいいんだよとか、読み方の話になると思います。
あとは読む環境を整えてあげること。Kindleでもいいですが、図書館には面白い物がたくさんあると教えてあげることです。最近の図書館は設備もきれいになり、居心地のいい空間です。あまり行かないなあという方は、是非とも夏休みに行ってみてください。

  ( K )

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お盆休み

さて、夏休みもそろそろ中盤ですね。
通常授業はお盆休みに入りますが、
お盆休み返上で、引き続き、夏講を頑張っています!
今年は、頑張る子が揃っていますねー

ブログは、明日から、いつも通りのお盆休みに入ります。
お盆明けは、熊川先生の読書についての話が始まります。

私は、子供のころ、それほど本を読み倒した記憶はありません。
ただ、母が公民館で図書の貸し出しボランティアをしていたので、
本を読んでいないほうではないと思います。
が、まぁ、どちらかと言えば読んでいた方かな~という程度なんです。

しかし、熊川先生は「本大好き少年」だったようで、
学校の図書館では足りなくなって、公立図書館に毎日のように通っていたそうです。
そんなことを聞くと、ガチガチの真面目な子供だったみたいに聞こえますが、
夏休みの過ごし方の話なんかを聞いていると、
真面目なんだか、不真面目なんだか・・・、わからなくなりますよねー

というわけで、お盆明け16日をお楽しみに~!

  ( N )

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合う問題集を探す2

まずは、自分がやる気が出るのはどういう参考書・問題集なのかを考えることが大切だと思います。
分厚いけれど大きくスペースを取ってある物の方がわかりやすいし、「やった感」があっていいという人もいれば、薄くていいから、字が小さくびっしりと問題が並んでいる物の方が、真剣に取り組めそうな気がして好き、という人もいます。
あとはカラー印刷の方が楽しげで好きという人もいれば、白黒の方が集中できるので好きという人もいます。私が学生の頃は、フォントや紙の質感までこだわっていて(それはやる気の無さの裏返し?(笑))、とにかくいろいろと試してみました。
それと前回でもお話したように、適度な難しさは大切です。簡単すぎても難しすぎてもいけません。
そのためには、子供自身が自分で参考書・問題集を探して買うことだと思います。親がネットで見て適当なレビューを読んで、これだ!と思っても、子供はなかなかついてこないでしょう。

もちろん、宿題や副教材で与えられた、自分には合っていないものをやることも、嫌いなものをやることの訓練であり大切です。実際の試験本番では贅沢は言えませんから。しかし効率的に勉強を進めたいなら、小考すべきテーマのように思います。

ただ、一番大切なことは、一旦これでいくと決まったら、その問題集を最後までやりきるということだと思います。それが一番難しいことなのですが、難易度がちょうどよければ最後まで進めると思いますし、実力にもはっきり現れるはずです。そのあたりは親や塾のサポートが必要になってくるでしょう。

  ( K )

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合う問題集を探す1

では、自分に合った参考書や問題集を手に入れるにはどうすればいいのでしょうか。

最近は書籍全般の買い方も変化していて、本はなんでもネットで買うという人も多くなりました。だからでしょうか、本屋の学参コーナーでお客さんを見ることも少なくなりました。いつもガラガラで、たまにいても親がなにかないかと物色しているくらいです。
しかし、親が買い与える参考書・問題集というのも、いろんな雑念が入っていて上手くチョイスできていないことも多いと思います。例えば難しすぎる問題集なのに、それを与えていればOKと思い込んだり、とにかく机に向かうクセをつけたいから「うんちシリーズ」でもいいかな?とか、この問題集のほうが安いからこれでいいか、とか(笑)。

近年、塾に行くのが当たり前になり、自分で問題集を買うことが減ってしまっているということもあるでしょう。
ですから、参考書・問題集の買い方というのはあまり参考にはならないのかもしれませんが、多分大学受験くらいになると、自分で探す必要も出てくるのではないかと思います。ですから少しだけそのコツをお伝えしたいと思います。

  ( K )

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問題集は力量に合ったものを

学校などで副教材として、あるいは夏休みなどの宿題として、みんなに与えられる問題集というのがありますが、あれがけっこうクセモノです。

私は高校に入学した頃、当時は総合選抜制で、各学年の成績優秀者だけを集めた英数コースというクラスがあり、そこに入ったのですが、そこで渡された数学の問題集がかなり難解な問題を集めたもので、私にはレベルが高すぎました。そうなると参考書で予習しなければ解けないのですが、浮かれ気分の私にはそれができず、しょっぱなから数学は落ちこぼれへの道をたどっていきました(笑)。問題集のレベルが高すぎた上に参考書で予習をするという習慣が(指導も)なかったことで起こった残念な例です。

一方、簡単すぎる問題集にも問題はあります。簡単にできる問題ばかりやったところで、計算ミスを減らす練習にはなるかもしれませんが、難しいことはできないままで成長はなく、できていると勘違いするばかりです。そもそも面白くもなんともない。やる気などわいてこないでしょう。

私のその後は、3年になってからあらためて参考書で数1を勉強し直すこととなりました。なんという時間と労力の無駄でしょうか。
そんな無駄をしないためにも、子供の力量にあった参考書・問題集を選択すべきです。でもそれがなかなかわかりにくいというなら、塾などでアドバイスしてもらうのがいいかなと思います。

  ( K )

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参考書と問題集

今日からはしばらくの間、参考書や問題集について書きたいと思います。

みなさんご存知とは思いますが、参考書は学校の授業の代わりになるもので、読んで理解していくだけで授業を受けたのと同じ効果があります。学校の授業についていけないとか、あるいは逆に学校の授業が物足りない、といった時に使うと一番効果的でしょう。
参考書にじっくりと取り組むことができれば授業の補完になりますから、例えばよくわからなかった苦手単元だけ参考書で復習したり、病気などで休んでしまったときに授業の代わりにやったりするのもいいでしょう。

一方、問題集はその名の通り問題がたくさん集まっているものです。ですから、まずは授業や参考書で理解した上で、問題を解く回数を増やしたり、違うパターンの問題に慣れるためのものです。
ですので、まずはその単元の内容が理解できていなければ、取り組むのがとても苦痛になります。解答欄にも解説が少ないですし。

たまに、練習問題から発展問題、さらにその上のレベルの問題と、だんだん難しくなっていき、また解答欄の解説がとても充実していて、問題集だけで学力が上がっていくような仕組みの問題集もありますが、理解力に今ひとつ自信がなければ、参考書と問題集を両方利用するのがいいのではと思います。

参考書と問題集を併用する学習方法は、塾が当たり前ではなかった頃には王道とも言えるやり方でした。最近では塾に行くのが当たり前になりましたが、それは塾が持っているいいところがクローズアップされたからではないかと思います。
例えば、生徒の力量に合わせた問題集の選択や、間違った問題への素早い解説、また学習方法や進路指導そのものへのアドバイスなどは塾に行くメリットかと思います。
ただ、本音のところで言うと、塾に行っていれば(行かせていれば)勉強をした(させた)気分になれるので、それで行っている(行かせている)という人もまあまあいるように感じます。それではお金と時間の無駄遣いなのですが・・・

部活動に忙しいとか、塾の費用をそんなにかけられないとかで、塾に必要なだけ行けない場合には、この参考書を利用するやり方も取り入れてみてはと思います。
もちろんセルフコントロールがかなり必要なのですが、やる気は塾に行けば出るものでもないですし、まさに「為せば成る」ということだと思います。

  ( K )

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夏休みの過ごし方4

小学生で夏休みにしかできないことといえば、一番は自由研究でしょう。こればっかりは、普段はなかなかできませんから、一年に一度のチャンスと考えて、しっかりやりたいものです。ところがテーマを自分で決めなければいけませんし、研究の進め方やまとめ方も子供だけではよくわからず、難しいことの代表のように思われがちです。

最近は教科書にもやり方が書いてありますし、調べればいくらでもやり方は出てくるとは思います。しかし、親のサポートがあれば、楽しんでやることができるようになると思います。

テーマを決めるのは、普段の生活で不思議に思っていることならなんでもいいでしょう。かっこいいテーマを無理に選ぶ必要はありません。ただハイテクすぎて子供には理解しにくそうなテーマの場合は、親がアドバイスしてもっと簡単なテーマにしてあげればいいと思います。

全体の流れをまとめると以下のようになります。


①テーマを決める。
②なぜそのテーマにしたのかを説明する。
③どうやって調べるか。研究の方法。
④調べた結果。
⑤結果が矛盾していたり、まずければ方法を修正して再調査する。
⑥納得いく結果が出たらまとめる。
⑦結果からわかったことをまとめる。
⑧全体の感想と今後にどう活かすかを考える。

この流れを身につけてしまえば、わからないことを自分で調べるときに役に立ちます。私の息子は大学ででもこの方法が役に立ったと言っていました。
自由研究、今からでも考えてみてください。時間を必要とする研究なら、早く始めるにこしたことはないはずです。

  ( K )

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夏休みの過ごし方3

そんなわけで、私は計画的に生活することが苦手な子供だったので、宿題も後回しで、最後の一週間くらいにヒーヒー言いながらごまかしてやるという最悪のパターンでした。最後の2日くらいは一日12時間以上もやることになり、それでも時間が足りないので、始業式終わってからもやっていました。それでは雑な勉強にしかならないわけです。

宿題というのは自分に合っているとは限りませんし、大量にあるとかなり憂鬱で、ついつい後回しにしてしまいがちです。
できる子のパターンとしては、最初の10日くらいで宿題を全部やってしまい、あとはのんびり過ごすというのがありますが、私には憧れでしかありませんでした(笑)。

先に苦しいことをやってしまえるというのは、性格にもよりますが、できない人にはかなり難しいことです。であれば、無理なことは無理と割り切り、どうやればそれに近づけるのかを考えるべきでしょう。
例えば夏休みを2つに分けて、お盆前までに半分はやると決めて、まとめてやる回数を2回にするとか、さらに半分に分けて4回にするとか。
また、好きな科目はスイスイ進みますから、得意なことからやっていくのでもいいと思います。

とにかくいかに仕事を分散させるか、計画的に進めるか、そういう訓練だと割り切って取り組むのもいいなあと思います。

  ( K )

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夏休みの過ごし方2

ついついだらけてしまう夏休みですが、私の経験からすると、集中する時間を作ることが重要だと思います。

夜中にやる派の言い分としては、夜中の方がなぜか集中しやすい、ということがあります。確かに家の周りが静まっていると、なんとなく集中できる気がしますし、友達との連絡やTV番組もなく、雑念が入りにくいということはあるでしょう。しかし世の中、24時間稼働する方向に変わってきていますしインターネットもありますから、夜中だからといってそんなに昼間とは変わらなくなってきている気もします。

大人になってから、当時成績が良かった人の話などを聞いて思いますが、やはり昼間に時間を決めてやるのが一番いいようです。その際、休憩時間も設定する方がよさそうです。50分やって10分休みを3セットとか、90分やって15分休みを2セットとか、決めてしまった方がくたびれてきた時に目標ができます。
勉強する時間はそれぞれですが、集中してできるなら3時間でも2時間でもいいでしょう。ダラダラと中身のないことを4時間するより、集中して2時間やる方がよっぽどいいです。

どうしても友達と遊びに行くとか、他の習い事があるとか部活の練習があるとかで、昼間には難しいときには柔軟に変更しましょう。ただ減らした時間は一週間くらいのうちに、必ず取り返すということも大切ですね。

生活パターンを決めることは、大人への第一歩でもあります。大人になった気分で、かっこよく昼間に仕事(勉強)をやっつけていきましょう。

  ( K )

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夏休みの過ごし方1

ちょうど今は夏休み期間中ですから、夏休みをどう過ごすかについて少し書いてみたいと思います。

実は私は、いつも悪い例になることばかりのだめな子供だったのです。
両親の仕事が商売のため、休みが少なく勤務時間も長かったので、だいたい放ったらかしで、たまに「勉強しろ!」だけ言われるような生活でした。一緒に勉強したり何かを教えてくれたりするはずもなく、その上お金もなかったですから塾に行くわけでもありません。
結果として自分のやりたいようにできたのですが、当然の結果として勉強はもちろんのこと、計画的に生活することすらできていないという自堕落な生活でした。

学校からは、どういう生活にするか計画を立てなさい、という表を渡され、そこに何時から何時は遊び、何時からは勉強、みたいなことを書いていくのですが、守れたためしがありませんでした。
しかし今思うと、やはり寝起きする時間と食事の時間は親がコントロールできることで、それを中心にして生活パターンを一定にすることは、とても大切だと思います。

せっかくの夏休みですから、普段のように早起きする必要もないのかもしれませんが、朝方まで起きて勉強をして昼頃に起きるというやり方は、親の束縛から離れられてとても楽しいのではありますが、裏返せば、自由時間には誘惑も多いものです。例えば昔ならラジオの深夜放送。今ならYou Tubeなどはいつでも楽しめます。勉強しているふりならいくらでもできてしまいます。

そこまでひどくなくても、結局は親の暮らしぶりが子供の生活パターンも決めてしまうと思います。まずは手本を示しながら、子供の意見も尊重しつつ、生活パターンを崩しすぎないように一緒に考えてみましょう。

  ( K )

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教科書チェック

「お母さんが、ごじゃ(間違いという意味の阿波弁ですw)教えた」とか、
「お父さんに聞いたら、間違えとった」とか、
ある程度の学年がくると、ほとんどの子が一度は口にすると思います。

しかし、それは、当たり前のことだと、
まずは大人側が認識することが大事だと思っています。

教科書は、5年に一度改訂するのですから、
お父さんお母さんが習っていたころから、何度改訂されてきたことか。。。

例えば、昔は「ペーハー」と呼んでいたphという記号も、
今は、「ピーエイチ」ですし、
昔の㎖は、今はmLとリットルが大文字表記です。
昔は当たり前に習っていた筆記体も、もうずいぶん前から、習わなくなりました。
逆に、昔の教科書では、「四分位数」なんて、習っていないのです。

ず~っと、改定に付き合ってきている人なら、
その変遷を見てきていますが、
普通は、教科書がある日突然、激変しているわけですw

知らないことや、わからないことがあって当然です。
それに、そのような学校の勉強からは、普通は遠ざかっていますものね。

大事なことは、そこで知ったかぶりをしないことだと思います。
「ん?こんなん習ってないなぁ」と一緒に調べてみたり、
一緒に考えてみたりすることが一番いいと思います。
だから、案外、子供の教科書に一通り目を通しておくことは重要かもしれません。

あと、よく使ってもらっている手は、
「たぶん、これで合ってると思うけど、一応先生に確認しときなよー」って言うこと。
それを教えるのは、私の役割ですからw

親だから、何もかも知っているわけではないし、
大人だって、知らないことやできないことは、たくさんあると思ってもらうことも大事です。
大事なのは、それに遭遇したときに、どう解決するかを示すことだと思います。

これは、教える仕事をしている私も同じだと思っています。
どんなことでも知っていて、どの教科でもどんな難問でも即答できるわけはない。
そんなスーパー教師ならいいんですがww



 ( N )

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自由研究

お父さんの子供へのかかわり方の記事の中にもありましたが、
子供と一緒に何かをするということは、とても大事なことだと思っています。
それは、お母さんも同じですね。

毎年、夏休みが来ると、
「あ~も~読書感想文とかイヤやなぁ~」とか、
「自由研究とか、無理ー」とかいう声が聞こえてきます。

ある時、ふと思ったのですが、
これって、子供が低学年のうちは、お母さんが言っていますよね。
高学年になると、まるでそれを引き継いだように子供が言い始めます。

そこで思うことは、
やっぱり、低学年のうちに、もっと楽しんでするべきだなぁということです。
特に自由研究などは、
一緒に何かを採集したり、一緒に何かを調べたり、
あるいは、何か実験や観察をしてみたり。。。

案外、一緒に楽しみながらやってくれているご家庭も多いんですよね。
まぁ、そうしたら、当然、出来栄えがよくなって、何か賞をもらってしまったりもするのですが、
そうすると、「あの子んちは親がやってるから…」みたいに言われることもあるでしょう。
でも、それでいいと思うんです、きちんと一緒にやったのなら。

もちろん、ある程度、親が誘導する必要はありますが、
親が一方的にやって押し付けたのではなく、
一緒に考えながら、一緒にアイデアを出しながらやったのなら、
成長とともに自分でできるようになります。
低学年の経験は、それへの準備段階です。

そう思って、夏休みの宿題は、一緒に楽しみながら取り組むことをお勧めします。
案外、いい思い出になることも多いですよ。

 ( N )

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プロフィール

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、下記のリンクからご覧ください。
2023.5.17.


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お問い合わせ nagao@ceramica-shigemi.jp

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