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あらすじを話す

昨日の話とも関連しますが、
最近は、あらすじをうまく言えない子も多くいます。

中学生になっても、それはそのまま持ち越されていて、
例えば、英語の長文を読んで、
「どんな話だった?」と聞くと、
「犬の話。」なんて答えが返ってくることは珍しくありません。

実際は、
留学生のジェーンと、そのステイ先の理恵が一緒に犬の散歩に行っていて、
お昼になったから、通りかかったレストランでランチを食べたいと思ったけれど、
犬が一緒だったから、入れなかったという話。
ジェーンは、自分の国では、犬は家族と同じだから、一緒に入れるという話をして、
文化の違いを感じたという結論になるストーリーなんです。

それを、「どんな話?」と聞くと「犬の話。」です。
文章が読めていないわけではないのです。
「犬がどしたん?誰が出てくるん?何が言いたい話だったん?」と、
いちいち質問攻めにしないと、あらすじが言えないんです。

でも、そういう子に共通しているのは、日常会話でも、少々違和感があること。
「テスト、どうだった?英語、出来た?」と聞いたとします。
「数学は1問ミスっただけでした。」みたいな返事が返ってくることも
珍しくはありません。

その子の頭の中では、
「英語は何個かミスってしまったけれど、数学は一つだけでした」と
回転していると思われます。www

恐ろしいことに、これって、慣れてくると、
その頓珍漢な返答の奥にある言葉が読めてしまうんです。

だから、きっと、おうちの人には読めてしまっています。
つまり、訂正されないし、聞き返されない。
通じてしまうんですね。
おそらく、それが積もり積もって、現在にいたっていると思われますが、
思い当たる節がある人、意外と多いんじゃないでしょうか。

もしも、うちの子も。。。と思ったお母さんがいらしたら、
わかってあげてしまわないようにしてあげてくださいね。
訂正してあげてください。聞き返してください。
わかってしまっても、わからないふりしてください。
毎日、気にしてると直ってくるはずです。

あらすじを伝える、状況を説明する、
大人になっても、とても大切なことだと思います。
できれば、少しでも小さいうちから、できるようにしていきたいですね。

( N )


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ボキャブラリーを増やす

私も、それほど表現豊かな人間ではないのですが、
それでも、最近の子供たちのボキャブラリーの少なさには
驚かされることがよくあります。

課題作文や、記述問題に取り組むときに、
驚いてしまうことが多いのですが、
言わなければいけないことはわかっているのに、
それをどう表現すればよいのかがわからない子が多いんです。

でも、それって、日々の何気ない会話の中にも見え隠れしています。
何かの感想を聞いた時、言いませんか? 
「すごかった!」「よかった!」「ヤバい!!」「楽しい!」

一言だけで表現しませんか?
何がどうなって、どんなで、どうだった。。。とか、
状況がわかるような言葉、出てきますか?
そういう言葉が出てる子は大丈夫です。
記述問題も、課題作文も、
もし、今、苦手でも、慣れればできるようになります。

でも、そうでない人は、
ちょっと日常生活で気をつけていった方がよいと思います。
なんでも、かんでも、「ヤバい」とか「すごい」とか、
そんな形容詞で間に合ってしまうので、
自分の気持ちを表現する言葉が見当たらなかったり、
状態を説明する言葉が思いつかなかったりするようです。

一言で片づけないように、
お父さん、お母さん、
ちょっとめんどくさくても、聞き出してあげてください。
「何が?」「それで?」「どうして?」色々に聞いてみてあげてください。
場合によっては、選択肢もさりげなく用意してみたりして。。。

でも、くれぐれも、「もう、めんどくさいから、お母さんには言わない!」って
ならないようには気をつけてくださいね。
なかなか、その辺りのバランスが難しいですが。。。
でも、将来、きっと役に立ちます。

( N )


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8時間勉強

大人の労働は、労働基準法では1日8時間ということになっていますよね。
子供だって同じだと思います。

「子供の仕事は勉強でしょ?」というお父さんお母さんも多いと思います。
小学校低学年はともかく、高学年にもなったら、8時間労働ならぬ8時間勉強です。

初めて、そんな話を中学生にすると、みんな目を丸くしますが、
学校で、既に6時間の授業を受けてきますよね。
だから家庭学習は2時間です。
そのくらいが基準だと思うんです。

でも、大人だって、8時間で片付かないときは残業をしますし、
休日返上で仕事をしなければいけないことだってあります。
子供も同じ。

例えば、テスト前は、1日2時間勉強しても、仕上がらないから、
土曜日や日曜日をつぶします。

お父さん、お母さん、
それは、残業だと思って、褒めてあげてくださいね!

大人だって、残業を頑張ってるときに、
「もっと働け!」って言われると、ムカッとしますよね。
せめて「お疲れ様~」と言ってほしい。。。

子供も同じです。
頑張ってるのに、「もっと勉強しろ!」はないです。

学校で6時間、帰りに塾で2時間勉強したら、
一日の勉強時間8時間は終わってしまいます。
でも、実際、上位を目指すなら、もっとしないといけない。
家庭学習という名の残業です。

もっともっと、やってほしい親心だと思いますが、
残業、お疲れ様~の気持ちで、見守ってあげてくださいね。

( N )



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先生はナビゲーター

大学生のころ、ある教授から聞いた話を、
少しアレンジを加えて転用して、生徒たちによく話します。

先生は、ただのナビゲーターでしかないんだよという話。

君たちは、自分が決めたゴールに向かって、
ひたすら歩いている最中です。

手には、地図があります。
ひたすら地図にしたがって歩けば、ゴールは見えてきます。

途中には、地図には載っていない近道や落とし穴があります。
近道を通らなくても、落とし穴に落ちながらでも、
とにかく歩き続ければ、ゴールに近づいていきます。

でも、できることなら、落とし穴に落ちないように、
使えるなら近道も使って、楽にゴールに行きたいな。。。と思いますよね。
だれか、ナビしてくれないかな~なんて。

そのナビの役割をするのが、塾や家庭教師なんです。
地図は、学校。

地図(学校)では、みんなが歩きやすい標準的な道を示してくれます。

例えば、目の前に小川が流れているとします。
向こう岸に行かないといけない時に、
標準的な道は、その中を歩いて渡ることだとしましょう。

すると、地図(学校)ではその中を歩いて渡ると教えてくれます。
でも、中に入らなくても、飛び越えられる子もいるかもしれません。
そんな時、
「ちょっと助走をつけて、飛び越えてみようか!」と提案してくれるのが、塾や家庭教師です。

反対に、中を歩いて渡るのが難しい子もいるかもしれません。
「ちょっと遠回りだけど、橋を渡ろう!」と誘導するのが、塾や家庭教師です。

まっすぐ行くと、地図には載っていない落とし穴があるとします。
君たちは、毎日歩き続けているので、
次、会うまでに、その落とし穴に落ちるかもしれない。。。
「その辺りに、落とし穴があるから気をつけて!」と言うのも、塾や家庭教師の役目。

次に会う地点まで、地図通りに歩いたら問題無く到着できるけど、
隠された近道があるところだってあります。
「ここの角から、こっちへ行くと近道だから、そっちから来てもいいよ」と言えるのも、塾や家庭教師。


ここで、よく考えてください。
こんな風に、ナビゲートしながら一緒に歩いてあげることはできるけれど、
歩かない子をおんぶして歩くわけにも、車に乗せて突っ走るわけにもいきません。

どの道を通るにせよ、歩くのは君たち自身なんです。
先生たちは、ナビすることしかできない。。。

次に会う地点で待っているのに、
そこまで歩いて来てくれていなければ、捜索しないといけない。
見つけたら、そこからまた一緒に歩く。。。予定より大幅に遅れながら。。。

そんなことを繰り返していたら、なかなかゴールはやってきません。
次に会う地点まで、きちんと歩けるように、
色々なことを伝えて別れるのだから、頑張って歩いてください!
そうしたら、またその先へ進むことができるんです。

きちんとした塾や家庭教師なら
次に会う地点まで、自分で頑張って歩いてこられる状態にして、授業は終わります。
そこから、次に会う地点まで歩くのが君の宿題。
それは、自分でするしかないんです。

先生は、ただのナビ。
歩くのは君たち。。。今日も頑張って歩きましょう!!

( N )


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'24年度高校入試(理科・社会)

まず理科から。
試験の翌日の徳島新聞には、「理科が難しかった」という受験生の声が紹介されていましたが、全体としてはまあまあの難易度ではと思います。

②番(生物)は、心臓周りの動脈静脈、③番(地学)は、金星の動き、④番(化学)は、ダニエル電池とイオン化傾向、⑤番(物理)は、電圧電流と、そこそこ難しめのジャンルが並んだのではありますが、内容は基本的なことを知っていれば解ける問題ばかりです。特にイオン化傾向の問題は、その順番を忘れていても、問題を読めば正解にたどり着く問題になっています。これをして、思考力を問う問題と言えなくもないですが、ちょっと基本的すぎるというか、思考力を勘違いしているという気もします。
ただ金星の動きは、学校では習ったばかりなので、学習する時間が足りなかった子が多かったでしょう。

長めの文章を読む問題が多いのですが、読めれば大したことはないという問題が多いです。これは全体の傾向と同じでしょう。
とりあえず理科は教科書レベル+アルファと言ってよく、普通科狙いなら80点は取りたいところです。

社会も、教科書レベルをちゃんと覚えていれば解ける問題ばかりで、記述で答える問題も多くなく、また思考力を問われているという印象もなく、5教科の中ではいちばん簡単だったのではと感じます。
普段の授業できっちりと覚えていくことと、忘れていることがないかどうかを、ちゃんと確認していけば大丈夫でしょう。あえて注意するとしたら、公民の教科書の最後の方に押し込められてしまっている、政治経済分野をちゃんと理解することでしょうか。人権・環境・SDG'sばかりが幅を利かす教科書に反して、こういう問題が出題されたのはよかったと思います。
こちらも、普通科狙いなら80点は楽に取れそうです。

これから中学三年生で、来年の受験を控えているという人は、この問題にトライしてみてもいいでしょう。全教科通して、二年生までに習うことが全体の半分くらい出ていますから、そこそこできる人なら250点くらい取れるかもしれません。
そして、文を素早く正確に読むことが何より大切だと理解できれば、これからの受験勉強で、少しやり方が変わると思うのです。

キーワードは読解力。それが今年の入試で、より一層明らかになったという印象です。

(この春より、小学生対象で、読解力アップのための「言葉の学習コース」を始めます。詳細は
こちらよりご確認ください。)

  ( K )

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'24年度高校入試(英語)

英語は前年並みの問題でした。相変わらず文章量は多く、読み慣れていないと時間が足りなくなるのは間違いありません。

リスニング問題は音を聞いていないので割愛します。

④番は簡単です。成績下位の人を選別するための問題でしょう。⑤番からは大量の英文を読まなくてはいけません。ただ⑤⑥⑦番はすべて会話またはブログの投稿文であり、単なる説明文や物語文よりも理解しやすいはずです。最近流行りの対話形式ではありますが、今年は内容が簡単という面もあり、難易度は低いと思います。

しかし、文章が長い。特に時間が減ってきているところでの⑦番はプレッシャーになるでしょう。普段からたくさん文章を読んで、この問題ぐらいの文章なら何分あれば読めるという経験がないと、絶対に焦ります。
また、サラッと原型不定詞なども使われていますから、文の前からどんどん意味を取っていくという読み方を身につけないと、かなり厳しいなあという印象です。

前から読んでいくというのは、日本語と同じ読み方をするということです。ですから、国語の読解力がなければ、英語も読めるはずはないのです。日本語にしろ英語にしろ、読みながら(あるいは聞きながら)リアルタイムで意味を理解していかなければいけません。

これは、私が学生の頃には、高校2・3年生くらいでようやく言われていたことで、中学の頃は後ろから「訳しあげていく」という(ダサい)方法が堂々と採用されていました。今は、いちいち日本語に訳すことすらしないという風に様変わりしているのですが、この能力は、小学生のうちから英語に触れ、外国人(ALT)と話すという中で養われると思います。ですから英語の授業はとても大切で、塾ではできないことをたくさん経験できます。
しかし一方で、不正確な英語が堂々とまかり通ってしまいがちです。動詞の時制を適切に処理できなかったり完了形の訳が適当になったり、複数形や三単現のsはだいたいでごまかしたりしてしまいます。特に英会話教室では、そんな指導になっているところが多いように思います。

結論として、学校の授業を大切にすること。それが叶わない学校環境なら、家でも出来る限り英語を使うとか、電子辞書や学習アプリを利用すること。

そして同時に、きちんと文法の勉強をすることです。いくら前から読んで聞いてができても、文法を知らなければ失点につながります。

今年のリスニングの配点は26点、残りの74点は読み書きなのですから、英語と日本語の総合的な読解力が、得点に決定的な差をつけることは間違いありません。
時間内にサクッと読めれば80点以上でしょう。

  ( K )

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'24年度高校入試(数学)

今年の入試でいちばんやっかいだったのは、私は数学だと思います。
計算力自体は昔より簡単になったと言えます。解答を見ても、√(ルート)が答えになる問題は2問。しかもルートの中は一桁の数字です。分数が答えになるものはたったの1問しか無く、また数字も最大三桁です。

計算がこれだけ簡単なのに、なぜやっかいなのでしょうか。それは意味をしっかり理解していないと解けないということと、落ち着いて理論的に考えないと混乱してミスをしてしまう問題だらけだからなのです。

では具体的に。
②番は、(4)の求め方の説明だけの問題が特徴的。計算や解を求める必要はなく、数学の言葉(定義)をちゃんと使えるかどうかです。ドリルだけやってても絶対に力はつきませんね。

③番はそれほど難しくない規則性の問題ですが、長々とした文章の中のカッコに合わせた式を入れなければいけないので、めちゃくちゃ文章の読解力が要求されます。去年の③もヒストグラムで長々とした文章の問題でしたが、今回の方がややたちは悪いw気がします。

④番は(3)までは簡単で、最後の設問が難しいパターン。最後は線対称を利用する問題で、ある程度練習していてもすぐに解法を思いつけるかどうか。

⑤番も(1)(2)は簡単で、最後が難しいパターン。これは理論自体はそんなに難しくないのですが、あちこちの比について考えなければいけないので、非常に混乱しやすくなります。最後の時間が切迫したところで、冷静に考えられるかどうか。

今年は、④⑤の最後の小問はかなりのレベルでないと「捨てるべき問題」だったと思いますが、全体として思考力が問われる問題ですから、基礎があやふやなまま簡単な問題集やドリルを入試対策としてやるのでは、よい得点はとれないと思います。ですから、案外②③番で差が付くのかもしれません。
普通科狙いなら最低70点はほしいところですが、全体の得点の中央値はむしろ下がったかもしれないと感じます。

  ( K )

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2024年度公立高校入試(国語)

この春に行われた、2024年度徳島県公立高校の入試問題について、印象を述べたいと思います。まずは国語から。

今年も読みこなす文章の量は多いです。②③番の本文を一度読んだだけで、大方の意味を理解できないといけません。2回3回と読む暇はないと思います。設問自体はそれほど難しくはないので、どんどん読み進む能力があればOKですが、それが無いとかなりキビシイですね…。
④番の古文も特に難しいことはないです。二つの文章を使うとか、対話形式を利用するとか、最近流行りの設問の形にはなっていますが、最新のふりをしているだけですね。
⑤番の作文も、一見古文なのかと思いますが、実際は現代語訳だけでわかるので、普通の作文です。必要な時間は10分以下でしょう。

作文の練習、漢字の暗記、古典の時代認識(文学史)をきちんとやっておくのは今まで通り。あとは読む能力(読解力)をどれだけ伸ばせるかでしょう。

読解力を伸ばす方法がわからない、という人は多いのだろうと思います。しかし、それは文字をたくさん読む、言葉にたくさん触れる以外に、何か有効な方法があるとは思えません。
速く走りたければ、たくさん走って筋力や心肺機能を上げるよりありません。絵が上手くなりたければ、たくさん描くよりありません。同じですよね。

しかし、大事なことは、その練習をするのであっても、意味もなくたくさん走るのではなく、走っているときの心拍数や筋肉に乳酸がどれだけ溜まっているかを感じながら走ったり、リアルタイムで状況を感じ取りながら走ることをしないと、効率よく伸びないということです。絵であっても、思い込みを捨てて眼をカメラにして、見たままを正確に書く練習を繰り返ししなければいけません。常に自分の書いた線や色が正しいのか美しいのか、考え続けなければいけません。そうしないと、いつまでたっても幼稚園の子が書く絵のような、変な絵しか描けないのです。

文字もただ読むだけではだめです。読んでいきながら同時に意味を掴んでいかないと、それは読んだことにはなりません。読み進んだはずなのに意味がさっぱり頭に入らないからもう一度読む。そんな読み方から脱却しなければいけないのです。

とにかくどんな文章でもいいです。いちいち意味を頭に入れながら読む、という読み方を心がけて、癖にしてください。身体に染み込ませてください。それができれば、この問題は80点は取れるはずです。

  ( K )

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時代とともに変わる価値観

中学生になったら大人の言葉遣いで…といっても、急に人が変わったように子どもに対する態度を変えることもないでしょう。何か大切なことから少しずつ変えていくのがいいと思います。

例えば「勉強しなさい」ではなくて、「最近、勉強おもしろいの?」と言い換えてみるのもいいでしょう。頭ごなしに「早く寝なさい」ではなくて、「生活のリズムをちゃんと自分で管理できるのがカッコいい大人だよね」くらいの言葉に変えるのもいいでしょう。

しかし、最近中学生になっても子供っぽい子が増えてきているように感じます。私達の世代でさえ、子供の頃は「しっかりしていない」とか「昔の人ならもう大人だ」とか言われたものです。確かに昔の大人は小難しくて面白みの少ない、もっと老けた存在でした。しかし、その後今に至るまで、さらに昔以上に、子供っぽいままで大人の年齢になっていく感じを受けてしまいます。

昔は、子どもは理不尽な大人のルールを押し付けられても当然であり、それを我慢して倣(なら)うのが子どもの宿命でしたが、子どもを大切にする(しすぎる)ことが当たり前の昨今、そもそも大人のルールを押し付けられることがほとんど無くなり、なかなか大人にならず、優しい子どものままでいることが許されるようになりました。自分が嫌だったことは子供に対してはしない!という親の心理も働いている気がします。。

その良し悪しは別にして、自分が昔に親に言われたような声かけが今でもいいとは思いません。かと言って、いつまでも子供扱いのままでは困ります。
今の価値観で子どもの心理を読み、今の価値観で大人扱いしてあげなければいけないと思うのですが、それがいちばん難しいのかもしれませんね。

  ( K )

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大人のルールに変わっていく

12歳ぐらいになると反抗期が始まることが多いですね。たいていは親に対する反抗であり、学校の中や友達関係の中で反抗心をぶちまける子どもは少ないと思います。
そこに思春期も重なりますから、中学生くらいから子育てが急に難しくなったと感じる親は多いはずです。
この反抗心を「自我の目覚め」と言い換えたりしますが、その言葉はどうにもわかりづらいですね。

私が思うには、この頃の子どもは大人のルールへの切り替えの時期にあたっていて、突然大人のルールで評価されたり優劣をつけられたりすることに戸惑うのではないかと思っています。

学校では小学生の間はテストで優劣を付けられることもなく、できたことを褒められるだけで、できないことをいちいち指摘されることもそんなにないのですが、中学生になるとテストで優劣・順位をつけられ、校則は厳しくなり、できないことははっきりと批判され始めます。つまり、大人のルールを適用され始めるわけです。甘えが許されなくなるのですね。
それに引き換え、欲しい物はどんどん増えるのに自分では買えないままなので、購入には親の許可が必要ですし、他にも時間の使い方といった生活態度などなど、依然として子供としての扱いに甘んじるより無いことが多く、どんどんイラついてくるわけです。

大事なことは、大人のルールで行動する事を教え込むのなら、それに見合うだけ大人扱いしてあげなければいけないのではないか、ということです。

勉強しなさいとか早く寝なさいとか、叱っていうことを聞くのは子供のうちだけです。大人にそんな事を言って言うことを聞いてくれるでしょうか?大人に動いてもらうには、それなりの言葉づかいが必要でしょう。ならば反抗期思春期の子どもにもそれなりの言葉で語りかけなければ、動くわけはないのです。

小学校の卒業式は、子供の成長を喜ぶ大切な時間ですが、同時に、もう可愛らしい子どもではなくなったんだという(つら〜い)現実を見つめなければいけません。そして、親自身が子育ての一つの大きな区切りを通過して、自分こそ変わらなければいけないんだ!と覚悟をしなければいけない時なのだと思っています。

もう子どもではない。だけど、対等に話しができて、ときには頼りになる良き手下・弟子・部下みたいなやつができたと思えば、それはそれで嬉しいことです。子どもっていつかは大人になるんですから、割り切っていきましょう。大きく育ってくれて何よりではないですか。

とにかく、この春卒業のお子さんをお持ちの方へ。
「ご卒業おめでとうございます!」

  ( K )

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ちゃんと読め!w



共通テストも4回目が終わり、いよいよ新課程の子たちが高3になります。
ちょっと興味深い共テ分析動画があったので、ご紹介します。

パターンじゃダメ、ドリルじゃダメと、
口うるさく言っている理由はここにもあります。
長い動画ですが、興味のある方はご覧ください。
回し者ではないですが、けっこうおもしろいですw


( N )


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時間がない

勉強をしない理由の一番に、
「時間がない」というのを挙げる子が多いのですが、
この理由は、成績が良くない子に多いものです。

例えば、部活や塾が終わって、夜8時に家に帰るとします。
ご飯を食べて、お風呂に入って、就寝は12時だと設定すると、
何時間勉強できますか?

ここで、3時間くらいできると答える子は、
「時間がない」とは言わない子です。

「時間がない」と言う子は、1時間と答えます。
宿題くらいしかする暇がないと言うのです。

8時~12時までの4時間の内訳を聞くと、
晩ご飯1時間、お風呂1時間、片付けと明日の準備で1時間。。。

休日ならともかく、
平日の忙しい日に、それは無いでしょう?

これは、さすがに家庭にも問題があります。
時間管理がきちんとできるように躾けるのは、
家庭の仕事だと思います。
日常生活、大事ですね。

( N )


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意志

昨日の記事みたいに
「徳大や鳴教」なんて言い方をすると、
地元国立大学をバカにしているみたいに思われるかもしれませんが、
決してそうではありません。

だって、私自身、徳大出身ですから。。。

高3の時の担任には、
「徳大や行ったら、アホばっかりで嫌になるぞ」とか、
「どうして、県外に出ないんだ?徳島を愛してるのか?」とか、
かなり失礼なあの手この手で、進路変更を勧められましたが、

当時の私には、それなりに色々と思うところがあって、
徳大を選んだわけです。
だから、バカにしてるわけはない。

それはそれで、有意義な学生生活を送れたと思いますし、
今から考えれば、あま~い部分も多々ありはしましたが、
自分で選択したという部分は大きかったと思うのです。

そして、同じように、そうやって選んで大学にきていた子も
周りにはけっこういたものです。

だから、ただただ、点数とだけ相談して進路を決めている子を見ると、
本当にそれでいいの?と思ってしまうわけです。

もちろん、人生、途中で色々と気持ちも変わるでしょうけれど、
その時、その時、抱いている強い想いみたいなものは、
絶対に必要だと思うんです。
それがあれば、納得の人生になると思うんですよね。

先日、「私大って行く価値あると思います?」
なんて質問されましたが、それは人それぞれです。

私の兄は、小学校高学年のころには、既にオーディオ小僧でしたからw
「僕、県外の大学に行くから!電機メーカーで仕事したい」
と宣言してましたが、高卒の時点では、国立に失敗して、
私大にやむを得ず行ったくちです。

早慶は、親が受けさせなかったんです。
当時、中学生の私はまだ音大に行く気満々でしたから、
田舎の普通のサラリーマンの家庭で、
東京の私学に2人…しかも一人は音大…と考えると、
海外留学なんて言い出さないとも限らない。。。
それは無理ー!って思ったんでしょう。

私学なら関西までという約束でした。
1ランク下げた国立に行くより、関西の私学を選んで、
約束通り「そこそこ」で手を打ったんですよね。
でも、想いは貫いたなと、今になってみれば思います。

バブルのころに卒業して、ソニーに入って、
おそらく、色々あっただろうと想像しますが、
V字回復の一端を担っているテレビ事業をまとめる立場の一人として
とっても充実しているように見えました。
そういう意味では、子供のころの夢は叶えたことになるのだろうと思います。

そして、役職定年が見え始めたころには、
プレス発表によると、ソニーでの実績をかわれてイトーキが役員で招聘してくれたらしく、
本人は、ここでもうひと仕事したいなぁなどと言っていますから、
仕事も充実しているのでしょう。

大学時代の友人たちとも、
未だに楽しそうにジャズバンドをやっていたりしますから、
いい学生生活だったに違いありません。
大学に行った価値は十二分にあったと思いますし、
そういう人は、たくさんいます。

しかし、ただ成り行きにまかせて、大したことも考えずに過ごしていれば、
そうはいかないでしょうし、
それこそ、借りた奨学金の返済すらできない子もたくさんいますよね。
そんな風になるなら、行く価値はないとも言えます。
それは、国立だったとしても同じことです。

振り返って思うのは、
強い想いがあったからこそ、チャンスが降ってきたときに、
うまくチャンスをつかむ準備ができていたのだろうということ。

チャンスは、いつ、どこで、どんな形で
降ってくるかわかりません。

もしかしたら、失敗に見えることが、実はチャンスかもしれない。

そして、チャンスに遭遇した時に、
それをうまく掴めるかどうかは、
どれだけの強い想いを抱き続けているかだと思います。

想いを抱き続けていれば、
きちんと準備が整っているものですから。。。

( N )


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忙しい子

「毎日夜中まで塾に行って、
 それで、徳大や鳴教って、どうなってるんですか?」

なんて、聞かれることがあります。
でも、
それって、ごく一部の子じゃないですか?って思うんです。

実際、うちに来てる理数科ほぼ安全圏に位置している中学生たちは、
少なくとも、そんなに塾漬けではない。

うちに週1~2回来てるだけとか、
うちに週1回+地元の集合塾に2回ぐらいとかだし、
その子たちが、高校生になったからって、
そんな塾漬けの生活を送るはずはないだろうと思います。

仮に、塾漬け生活をするならば、それは、旧帝大クラスを狙っての話。
どう間違っても、徳大(常三島)や鳴教なんてことは起きそうもないし、
よほどのトラブルでも起きない限りは、そんなことは考えられない。。。

皆、それなりに趣味があったり、部活を頑張っていたり、
勉強漬けで、他には何もできないような子ではないのです。

振り返ってみると、
むしろ、毎日塾漬けの子の方が、成績が悪い。
あっちの塾、こっちの塾と掛け持ちをして、
ひどい日は、塾のはしご…。

そんな生活をしている子の方が、できないものです。

できる子に言わせれば、
そんな生活してるから、勉強する暇がないんじゃないの?
って感じだと思うんです。

必ず、自分で勉強を消化する時間が必要なのに、
それをする時間がない状態で、できるようになるはずがない。

うちの生徒たちも、成績が良い子は、必ず、
自分の勉強というジャンルがあります。
塾や学校で言われたことをこなすだけではない子です。

もちろん、私も大量に宿題を出すので、
それをする時間も必要ですし、
さらに、学校の宿題をこなす時間も必要です。

それプラス、自分自身が必要と感じている予習・復習や、
定着を図るための時間があります。

もちろん中1の前半は、そのタイムスケジュール管理が、
うまくいかないこともよくあります。
でも、それをきちんと整理して、
回していけるようになれば、しめたものです。
自学自習の第一歩。。。

言われたことを、ただやっているだけでは、
勉強はできるようにはなりません。
だから、塾漬けの子はできるようにはならないと、
私は思っています。

自分で、やるべきことがわかって、
それを自分で管理して進めていけるようになってこそ、
できるようになっていくのだと思います。

そして、それをできるようにするために大事なのは、
小学校だと思います。

小学校時代にどういう勉強法をしていたか、
どんな風に取り組んできたかが、
結局のところ、ずっと尾を引いているようです。

( N )



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一冊を完璧に

1冊の問題集を完璧に仕上げる。。。
1冊ぐらいなら…と思うかもしれませんが、
やっていますか?

おそらく、やっていない子の方が多いと思います。
通年で使っているテキスト、
1回目を解いたときに、間違えた問題番号に赤丸をつけて、
しばらく進んでから、数単元まとめて丸消し。

丸消しというのは、
1回目に赤丸をつけた問題だけをもう一度解いて、
出来たら、その赤丸を斜線で消すこと。

さらに、数単元進んだら、2回目の丸消し。
1回で全部消えたりするはずがないですから。

これを繰り返しながら、
全ての問題の丸消しが終わるまでやると、
ほぼ完璧にそのテキストはできるはずです。

「ほぼ」というのは、その頃には忘れてしまっていることがあるので、
テスト範囲になる問題集などは、
もう一度総なめをする子がいます。
つまり、最後まで、丸消しが終わったところで、
全問書き込みで解く。。。

このくらいやっている子は、やっていますが、
ここまでやれる子は、ほんの一握りです。

まぁ、そこまでできなくても、丸消し完了くらいまでは、
やらなければ、できるようにはなりませんが、
そこまででも、できていない子の方が多いものです。

そこまでしなくてもいいかな~と思う問題集は、
赤丸が付いた問題だけ、書き込みで一気に解いていきますが、
そこまででも、実際にできるのは、上位層の子だけ。

そういうものです。

でも、考えてみてください。
上位層の子ぐらいしかできていないということは、
そのくらいやれば、上位層に食い込めるということです。

だから、まずは1冊、完璧に仕上げることからです。

( N )



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読解力とは何なのか 

読解とは読み解くということですが、意味を理解するために、もう少し言葉を増やすならば、文を読んでそこから意味を汲み取ること、と言えます。
文は文字が並んでいるものですから、その様子は自分で想像しなければいけません。言葉とその様子がつながっていないと、意味はわかりません。文字を読んで声に出したり、読み方がすべてわかって読めました!というだけでは、読んだというだけで意味は汲み取れていません。
また、その想像力は体験・経験に基づいていると言えるでしょう。

その体験や経験が普通にあるとして、それでも文を読むのが苦手だと言うのならば、それは、言葉を見たらすぐさまその様子を想像していくという行為が足りないからではないでしょうか。

このブログに何度も書きましたが、子供が言葉を見聞きする機会は近年激減していると思います。テレビ漫画は一昔前からですが、さらにゲーム・アニメ・動画サイトが加わり、会話は電話から短文ばかりのメールやSNSへ移行し、齢の離れた子供同士が遊ぶことは減り、親戚や近所の付き合いも減りました。
ずいぶんな変化だと思いますが、それでもその間、人間はそれほど進化していません。ただ環境だけが大きく変化してしまったのです。

文を読む力が以前ほど無くても楽しく生きていけるようになったことは間違いなく、それもまた文明のおかげかもしれません。しかしながら、どんなに文明が進歩しても、文字は無くならないでしょう。そして、文字が読めなくなった時代だからこそ、文字が読める人が求められているのです。

と言っても、そんなたいそうなことより、気になるのはテストの点数と進学先就職先。それはよくわかります。しかし、成績・学力を伸ばしたいならば、一見遠回りに見えますが、実は文を読む力=読解力のトレーニングをすることです。
それしかないと最近つくづく思うのです。

ということで、小学生対象の言葉の学習コースを新設しました。
詳しくはオンライン講座詳細をご覧ください。
オンライン受講ですから送迎も必要ありません。
興味を持たれた方は、まずはお問い合わせください。
自律学習ゼミ nagao@ceramica-shigemi.jp(長尾)まで。

時代の変化を巻き戻すことはできません。ならば、時代にあった新しい方法を取り入れるよりないはずです。もう、昔ながらのドリルを、タラタラやっている場合ではないはずですよ。

  ( K )

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国語の問題の盲点

国語の問題をやっていると、

「本文の内容にもっとも適していると思うものを選べ。」(以下、選択肢四つ)

というタイプの選択問題がよくあります。その選択肢の中に一つくらいは、「これは絶対に違うな」と思う選択肢が含まれているものですが、その選択肢に引っかかる子がけっこういて、驚くことしばしばです。なぜそんなことになるのでしょうか。
それは、題材になっている本文をしっかり読むことは、みんな意識してやるのですが、実は(1)(2)といった各問の問題文をきっちり正確に読まないと、正解に行き着かない問題が多いからなのです。

では実際の問題から、本文と選択肢は省略して、問題文だけを引用してみます。

「傍線②「さあ、と雅之君は首をひねった」とあるが、このときの雅之君の様子からどんなことがわかるか。もっとも適当なものを次から選び、記号で答えよ。」
このあとに選択肢があるわけですが、そのなかに一つくらいは、すぐに外せる選択肢があるのに、それを選んでしまう子がいます。

実は問題文の「このときの」が重要で、このときではない雅之君の様子をビタッと要約している選択肢を見つけると、ついうっかり「ああ、これは書いてある!」と、その選択肢を選んでしまいます。もちろん間違いです。
「このときの」はサラッと読んでしまいがちな部分ですが、実はここをしっかり意識して読まないと、勘違いしたり無駄に考え込んだりしてしまうのです。

あとから指摘されて、「ああ、このときのことか!」とわかればまだましなのですが、次に問題を解くときに、問題文もちゃんと読むということを意識できるようにならなければ、同じことを繰り返してしまいます。

つまり、これは違う!とすぐに外せる選択肢がある理由は、読めていない人がまんまと引っかかるように、選択肢がつくられているからなのです。

国語は正確に読むことを他教科以上に厳しく要求されます。しかも、本文でも選択肢でもなく、問題文という思わぬところにも、深い読解力が必要になってくるのです。

  ( K )

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条件にしたがって書く

高校入試や城ノ内中学の入試では、短い作文を書くことが出題されます。作文を書くための練習は必須ですが、実はその「書く」という以前に、書く条件が設定されていて、それを理解したうえで作文が書けているかを見られます。

たとえば、こんな問題。城ノ内中学の過去問から引用します。

「さくらさんの学級では、インタビューなどをして調べたことをもとに、「元気もりもり大作戦」の発表会をしました。さくらさんは、ほかの班の発表を聞いて、歩くことのほかにも健康によいことがあると気づきました。そこで、さくらさんは、「健康な生活を送るために」という題で、自分が心がけたいことを原こう用紙に書きました。あなたならどのように書きますか。次の条件に従って書きなさい。

(条件)
・2段落構成とし、1段落目には心がけたいことを具体的に書き、2段落目には、その理由を書くこと。
(他の条件は省いています)

この問題、作文の意味が通っているかや文字数がクリアされているかということには当然注意がいくのですが、実はそれ以前の、(条件)にあっているかどうかという点で大きく減点されることが多いのです。この条件は受験する年によって微妙に変わりますし、上の問題文も長いですし、そもそも何を書こうかと考えるのでいっぱいいっぱいになれば、条件を忘れてしまうということになってしまうのです。

1段落目に、「私が心がけたいことは◯◯です。たとえば〜。」というふうに、二つ以上の文で具体的に書いてなかったり、2段落目に「なぜなら〜。」というような理由が書けていなかったりすると、それは条件を読めていないと判断されます。
また、段落に書くことが前後していてもアウトです。
仮に、カッコいいことを書けるとしても、関係ないことを書いてはいけません。そもそもそんなことをすると、文字数が足りないので書くべきことが書けなくなります。

いくら作文が上手に書けていたとしても、条件にあっていないとそれだけで減点だらけになってしまいます。
作文ですから書いた内容で勝負!と考えがちですが、実は問題を正しく読んで理解しているかという、基本的なことも見られているのです。

まずは読解力。それも問題文の読解力くらいは最低限ないと、作文に限らず、何をするにもきびしくなってしまいます。問題文を正しく読むことは、学習能力の一丁目一番地なのです。

  ( K )

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意味をつかみにくい問題 2

算数・数学だけではなく他教科でも、問いかけに工夫されるだけで、あっさりと正答率が下がります。
たとえばこんな社会科の問題。

「地図中Bの都市は東経45度にあり、Cの都市は東経135度にある。BとCの都市の時差は何時間か。」

これをひねると、
「地図中Bの都市は東経45度の経線、Cの都市は東経135度の経線上にある。東経0度からの時差をそれぞれ求めると、その差は何時間か。」

下の文章はあえて言葉を追加して、意味が読み込めないと答えられなくなっています。意味も同じ、答えも同じですよね。

読めないことが続くと、どうしてもそこに出てくる数字を適当に式にして、それらしい数を出して解答欄に書くということになります。
私ももちろんそういう経験はあります。大学入試になるとどうしても解けない問題がありますから、時間が来たら何かの数字をマークシートに埋めなければならず、当たりゃ儲けもの!と当てずっぽうの解答を書くことをします。
しかし、それを小学生のうちからやる癖がつくと、修正が大変なことになります。

文章を読んでしっかり考える。意味がわからなければ、わかるまで何度も読んで考える。すぐに諦めて当てずっぽうの答えを作ることはしない。何度読んでもわからなければ、人に聞いてその意味を理解して、わからなかった原因は単語なのか文脈なのか、それを理解して次からは意味がわかるようにする。

ひとつひとつ、意味がわからないことは残さない、という姿勢を作っていきたいと思うのです。

いちばん理解しやすい問題文のドリルを繰り返しやって、90点以上取れたとしても、実際の試験ではそんな簡単な言葉の問題文は多くは出ません。読解力をあまり必要としない簡単なドリルの繰り返しは、勉強をやった気分にはなりますが、相当に効率が悪いのです。
ひょっとして、そんな勉強になっていませんか?

  ( K )

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意味をつかみにくい問題 1

新しいことを習ったとき、まずは基本的なことを理解します。この最初の理解はできたとして、次にすることはその習った理屈を使って問題を解くことです。実際、教科書でも最初に定義や基本的な理屈の説明があったあとで、問題を解くという形式で理解を進めます。当然、最初はいちばんわかりやすい言葉で説明されているのですが、いざテストになると別の聞き方をされることがよくあります。すると、理屈は同じなのに問いかけの文章が違うというだけで、意味がわからず答えられないということが起こってしまいます。

そこで、実際の問題文を紹介してみますので、いっしょに考えてみてください。

「兄は12歳、妹は7歳です。兄と妹の年齢の比はいくらですか。」

「兄は12歳、妹は7歳です。兄の年齢を12とみると妹の年齢はいくつとみることができますか」

上の問題なら12:7と答えられる場合でも、下の問題になると??となってしまうことがあります。答えは、7ですから意味がわかればなんでもない問題です。
「12歳を12とすると、7歳はいくらになりますか」と聞くとようやく7という答えが出てきます。

「いくつとみる」というところが難しく感じるのでしょう。言葉の意味さえ理解できればなんでもないのです。しかしそれができないのです。
何なら妹の歳が9歳で、その比を求めなさい、という問題なら4:3とまでできる子でも、問いかけの文章を変えられるだけで考えこんでしまうのです。

「ひろしさんは、家から学校までの道のりを、時速5kmで歩くと12分かかります。家から学校までの道のりは何mですか。」

「ひろしさんは、歩いて学校まで12分かけて通学しています。歩く速度が時速5kmとすると、学校までの道のりは何mと考えられますか。」

これも下の問題文であれば、正解率がかなり下がるはずです。

算数の問題ですから余分な言葉は入っていません。それでも、少し言葉を言い換えられただけで意味をつかみきれず、難しく感じてしまうのです。まさに国語の力、読解力を問われていると思います。

問題が読めないために勘違いをする。あるいは、意味を理解するのに時間がかかりすぎて時間が足りなくなる。
理解はしているのに、暗記もできているのに、計算もできるのに、それなのにテストの点数が伸びない。これが読解力不足がもたらす悲劇なのです。

  ( K )

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国公立大学進学率

昨日の記事の補足ですが、
昨日の記事でデータを取った6校について、合計も出してみました。

国立大学合格者率は、
R4が38.7%、R5が40.5%
公立も含めて、国公立大学の合格者率にしても、
R4が47.8%、R5が49.6%でした。

ざっくりとした計算ではありますが、
学区内の中学から、これらの高校の合格圏内に入るのは、
およそ上位3割程度。
もちろん、地域により多少の差はありますが。。。

そのあたりから計算すると、
今、もし、国立大学を目指すのなら、
中学でどのくらいに位置していなければいけないのかが明確になると思います。

やりたいこと?・・・わからん。
したいこと?・・・とくにない。
将来のこと?・・・考えれん。
高校のこと?・・・考えたことない。

なんて、のんきなことを言っている年頃ではないのですが、
そういう子も、まだまだたくさんいます。

やはり、家庭で将来のことについて、
親が押し付けるのではなく、
色々と一緒に考えてみる機会は大切だと思います。

考えてみることが、第一歩です。



( N )


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市内公立進学校大学進学状況

少し気になったので、
市内公立高校6校の国公立大学進学状況を調べてみました。
城ノ内、城東、城南、城北、徳北、市高の6校です。

データ元は、各校HPの進路情報です。
各学年の高校入試時の募集定員から合格者の割合を出して比較します。
割合の大きい順に。。。

<国立>
  R4 → R5
①城東→城東
②城ノ内→城南
③城南→城ノ内
④徳北→徳北
⑤市高→市高
⑥城北→城北

<公立>
  R4 → R5
①城南→城東
②城東→城ノ内
③城ノ内→徳北
④徳北→城南
⑤城北→市高
⑥市高→城北

<国公立>
  R4 → R5
①城東→城東
②城ノ内→城南
③城南→城ノ内
④徳北→徳北
⑤市高→市高
⑥城北→城北

イメージ通りw?、城東が一番進学率がいいようですが、
R4の76%から、R5の71%へ、少々減少傾向です。

健闘しているのは城南で、
R4の49%が、R5には57%に大幅増です。

気になる城ノ内は、
R4の57%がR5には52%に低下。
数字の上では、城東と同じような傾向ですね。

城ノ内は、高入を5割とっていた最後の年の進学率は69%で、
城東と拮抗していましたが、
高入を4割に減らした年から、60%を切り始めて現在に至る感じです。

今年の春、高入が無くなった学年が初めて卒業します。
同じく、城東の学区が撤廃された学年です。
興味深い学年ですね。

もちろん、これだけで学校の良し悪しが決まるわけではありません。
それぞれに得意なレベルが違いますし、
それぞれに個性的な特色が学校にはあります。

総合的に、しっかりと吟味して決めてほしいと思いますが、
進学実績の単なるうわさに流されないためには、
データをきちんと数値化することも大事だと思います。
多少の参考になればと思い、記事にしました。

( N )


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オンライン講座

長々とオンライン講座の紹介をしてきましたが、
こんなことは、実際に家でやってる…というご家庭もあります。
そういうご家庭にはこの講座は不要です。

しかしながら、こういうことは、やらなければいけないと思いつつ
なかなか手が出せないというご家庭も多いと思います。
あるいは、やりたいと思っても、どんな風にやればいいのかがわからないという声も聞きます。

そういう方は、受講してみていただければと思います。
そして、受講しているうちに、これなら家でもできると思っていただけたら、
是非、ご家庭でやってほしいのです。

どちらのコースも、公立上位層にいるけれど、
国公立大学には届かないだろうな。。。と感じる子たちとの勉強を通して、
中学に上がるまでに足りていなかったと思われることを中心に構成されています。

教科学習のドリル演習だけでは、どうにもならないこと。
そこに焦点を当てた講座です。

対象が小学生なので、夕方5時くらいからの時間で想定しています。
今のところ、開講可能曜日は、
言葉の学習コースが火・木・金のいずれか、
考える算数コースは火・木のいずれかですが、
年度末につき流動的ですので、メールでお問い合わせください。

nagao@ceramica-shigemi.jp
自律学習ゼミ(長尾)
お待ちしております。

( N )


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活用(オンライン考える算数コース)

活用

これは、算数で学習した、あるいは学習する知識を
実生活に結び付けるための時間です。

いわゆる活用系の問題は、適性検査や高校入試でも必ず出題されます。
それが嫌いだという子はとても多いのが現実。
日常生活と算数が結びついていないからだと思うんです。
ですから、まずはイメージしやすい題材を選んで、日常生活と結び付けたいのです。

例えば、
自分の部屋の片隅に収納ボックスを置きたい。
ネットで収納ボックスを探したら、ぴったりのサイズはない。
どれを選ぶか?

みたいな日常のことでも、
cmとmmの単位変換や、置いた時のイメージをすることが必要でしょう。

さらに、ぴったりのサイズになるように、ホームセンターで木材を買って作る。
なんていう設定にすると、

展開図や、どの板を何枚買えばいいかも考えなければいけません。
板には厚みがありますし、一気に難易度が上がりますね。

あるいは、
映画を見に、イオンシネマまで公共の交通機関を使って行く、
レシピを見ながらカレーを作る、
ケーズデンキにドライヤーを買いに行く、
などどいうのも問題にできます。

実際の時刻表を使って、どこかへ行く計画を立てるというのは、
今の小学生にはあまり経験がないようですが、大事なことですし、
レシピの人数と作りたい人数が違うという設定は、現実にはよくありますよね。
電化製品を買うときには、当然、色々な割引券が選べますが、
どれを使うのが一番お得か…なんて、じっくり考えないでしょうかw

とにかく、身近なことで、イメージしながら考えるのです。
ああでもない、こうでもない、こっちがいい、あっちがいいかも、
そんな風に考えを巡らせる練習をしてほしいのです。

そして、この活用問題では、まだ算数では学習していないことも
どんどんと取り入れるつもりです。

学校でやる活用問題は、ほとんどが、
割合を習ったから、割合の活用問題、
速さを習ったから、速さの活用問題、
という風に、設定されています。

そうではなくて、まだ、20%を習っていない子に、
20%offのクーポンを使う問題をさせたいのです。
「習ってないからできません」ではなくて、
「習ってないから、考えてみる」になってほしいのです。

一筋縄でいかないことは百も承知です。
一つの問題に何コマも使うことになるかもしれません。
でも、そうやって、時間をたっぷり使って考えることや、
ず~っと頭の片隅に置いておくことも、とても大事なことなのです。

解き方を習って、問題集を解いて、それで終わり。
そうではない時間を持ってほしいと思っています。

( N )


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計算パズル(オンライン考える算数コース)

計算パズル

簡単な四則計算を楽しくたくさんできるのが、
こういうパズル系の問題のメリットだと思います。
計算ドリルを解くより、断然楽しいですから。w

基本的な計算力というのは、欠かせない部分ですから、
強化しておきたいですよね。
パズルなら、一問解くのに、たくさんの計算をしますし、
ミスをすれば答えを見つけられないので、
ミスをしないように…という気持ちが自然と働きます。

さらには、答えにたどり着くルートが一つとは限らないのもいい点です。
正解にたどり着くために、ほかのルートから確認をするということも
自然にやり始めます。

そこから、虫食い算につなげるのもいいだろうと思っています。

とにかく、この講座では、
多くの子が自らはあまり手を出さないジャンルをみっちりやっていきますw
手を出していないから、中学で伸び悩みが見え隠れし始めて、
高校で「こんなはずじゃぁなかったのに・・・」なんてことになるのです。
そうなる確率を少しでも下げる。これがこのオンライン講座の目的の一つです。

そういう子たちに、足りていなかっただろうと思われることを
時間のある小学生のうちにやっておきたいのです。
学校のテストの点数が良ければそれでいいのではないのです。


( N )


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図形模写・作成(オンライン考える算数コース)

図形模写・作成

まずは、画面に映し出された見取り図を模写することから始めます。
さいころの見取り図を描いてもらうと、
正方形をいくつも並べて傾げている子がよくいます。
もちろん、初めは誰しもそういう経験があるかもしれません。
しかし、そこから発展していかない子が多いのです。

私も小学生のころ、立体の見取り図をたくさん書いた記憶があります。
どうやったら、きれいにかっこよく書けるのか・・・あれこれと書いてみたものです。
手を動かしているうちに、縦の辺は平行に同じ長さで書くとか、
上の面は平行四辺形に書くとか、当たり前のことに気づいたものです。
よく見て、たくさん書くことが大事だと思います。

そこから、立体を作ることへもつながります。
展開図を作って、組み立ててみる。
立方体、直方体、三角柱、円柱、円すい、三角すい、四角すい、正八面体・・・
色々作って、机の上に並べていたものです。

書けない→難しい→図形嫌い
で、終わるのではなくて、
実際に考えながら手を動かしてほしいのです。

自分でしようとしないのなら、
周囲から手を差し伸べていくしかないと思うんです。
実際にやってみたという経験があって、初めてストン!と理解できるのですから。

折り紙も折ってほしい。
線対称・点対称の単元で躓く子は、そういう経験が少ない子が多いのです。
紙を折ったり、切ったり、幼稚園でいっぱいしてませんか?と思うのですが、
どうやらそうでもないらしい。

とにかく、実際に手を動かして、実体を伴う理解を図ることで、
幾何分野の感覚を少しでも養っておいてほしいのです。



( N )


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聞きとり読解算(オンライン考える算数コース)

聞きとり読解算

耳慣れない言葉だと思いますが、
文字通り、問題文を聞きとって、算数の文章題を解いてもらいます。

集中して聞くこと
状況をイメージすること
必要な情報を選び取ること
メモを取ること

これらのことができなければ解けません。
どれも、苦手な子が多いなぁ...と感じていることなので、
是非とも、時間に余裕がある小学生のうちに
手を入れておきたい部分なのです。

もちろん、はじめは簡単な問題から。
できれば、少しずつレベルアップしていきます。
問題文中に、不要な情報も入っていたり、
関係が複雑だったり、様々な方向へ発展していきます。

問題文の中から、必要なことだけを選び取る作業は、
将来的には、数学のみならず、理科の問題にも役立っていきます。
長々と実験の内容を記述してある問題文から、
(1)を解くために必要な情報だけを選び取らなければいけなくなります。
これができない中学生は思ったより多いんですよね。

メモの取り方も大事です。
これは英語のリスニングテストにもつながります。
聞きながら必要なことのメモを取ることができない子も多いのです。

そして、文章を読んだとき、その映像が頭の中に浮かばないという子は
国語が苦手です。物語文が読めない。
読める人は、逆に、映像を思い浮かべずにどうやって読むの?と思うでしょう。
しかし、実際に、そういう子は多いんです。
「えっ、映像があるん?」と、逆に驚いている有様。

算数の短い文章題を聞いて、情景をイメージするトレーニング。
そういう子にも案外とっつきやすいかもしれないと思います。
一応、やっていることは算数ですが、色々な分野にリンクしています。


( N )


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オンライン考える算数コース

今日からは、オンライン考える算数コースの紹介をしていきます。

こちらはマンツーマンのオンライン学習です。
とにかく集中して考えるということをしてもらいたいので
1回60分の設定にしました。

対象は、小学校4~6年生です。
将来、数学で撃沈してしまわないように…という思いから始まったコースです。
通常の算数の授業とは違う角度から切り込んでいきます。

では具体的に。

・聞きとり読解算
・図形模写・作成
・計算パズル
・活用

それぞれのレベルに合わせて、柔軟に対応していきますが、
まずは、この4つを中心に取り組んでいきます。

明日から、一つずつ具体的に見ていきます。


( N )


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課題について(オンライン言葉の学習コース)

この言葉の学習コースは週に一回程度ですから、その間にやってもらうことも用意します。

●ファンレターを書こう
自分が応援している人に対してファンレターを書いてもらいます。手紙に書くことやその流れを学びながら、どうすれば自分の気持ちが伝わり、魅力的な文章になるのかを考えます。言葉選びや、文の強調や省略をすることは、じっくりと手紙を書くことで能力が伸びるはずです。
手紙を書く便箋は好きなものにしてもらって、楽しく書いてもらいたいと思います。手紙を書く機会がすっかり無くなりつつある昨今ですが、だからこその手紙体験なのです。

●事実と感想で構成するお手軽日記
日記は私自身がいちばん苦手な作文だったのです。しかし、こう書けば簡単だという型があるのです。
一つは、事実とその感想を書くということ。こんなことがあった。それで、こんなふうに思った。というシンプルな構成こそが日記の型であり、別に毎回エッセイを書く必要はありません。
また、日記は今までと変わったことを見つけてそれを書く、というのも型といえます。「今日は寒かった。」でもいいし、「松ぼっくりがたくさん落ちていた。」でもかまいません。昨日までと変わったことがあったらそれを心に留めておいて、日記帳を前にして情景を思い出す。そして感じたことも思い出す。それが日記なのですが、この覚えておくことと思い出すこと、この練習をしなければいけないのではと感じています。
せいぜい80文字くらいでいいと思うのです。ボンヤリと過ごすことなく、観察力と記憶力を伸ばしてほしいと思います。

こんなふうに様々な内容を、子供たちの学年やレベルに合わせてやっていこうと考えています。
言葉は全ての教科の成績に直結しています。また、考える力そのものだとも思います。
また、将来大きな選択をしなければいけないときに、腰を据えてしっかり考えられる人になってほしいなぁとも思います。

オンライン言葉の学習コース、ぜひともご検討ください。

  ( K )

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ゲーム的内容の紹介 その2(オンライン言葉の学習コース)

●言葉の通りに図形を描こうゲーム
例えば「正三角形の上に長方形を描こう。」といった命題を理解して、その図を描いてもらいます。言葉に忠実な行動とはどういうものかを理解したり、定義というものの理解にもつなげます。
命題は複雑化していきますが、
「Aという文字の線の幅を太くしよう。→文字に奥行をつけよう。→一点から飛び出して見えるようにしよう。」というように段階的に進めると、かなりおもしろいと思います。

●あいうえお作文
これは折り句と呼ばれるもので、あいうえおなどの言葉を折り込んで文章を作る遊びです。

あ 明日は
い 犬を連れて
う 海へ行って
え 絵を描いたら
お おもしろそうだ。

言葉を探すだけならしりとりでもいいのですが、このゲームだと意味が通らないといけません。文を作りながら意味が通るかどうか確認しなければいけません。
子どもの作文を指導していると、長い文を作ろうと頑張りすぎて、主語述語の関係が繋がらなかったり、意味がよくわからない文になってしまったりします。この文ならば、「たら」「そうだ」の関係が作れて最後にピタッと文章を終わらせられるかどうか、という先を読む力が養われるはずです。

こういうことは、もちろん国語の授業でもやるはずですが、言葉は何度も自分で使わなければ絶対に身につきません。そして、いちいち考えなくても、自然にできるようになるのがゴールなのです。

さて次回は宿題とも言える、課題について紹介します。

  ( K )

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プロフィール

自律学習ゼミ

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。
2023.5.17.

自律学習ゼミHP
https://jiritsu-gakusyu.jimdosite.com/


お問い合わせ nagao@ceramica-shigemi.jp

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