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力の差(つづき)

昨日の続きです。
力の差の具体例を詳しく見てみようと思います。

例えば、中2の一次関数の授業をしたとします。

一次関数の基本形は、y=ax+bだということを習います。
続いて、色々な条件から、この一次関数の式を求める問題を解いていきます。

①xとyの値が、2種類与えられている場合、それぞれ代入して、連立方程式でaとbを求めます。
 →類題演習

②傾きを求めてから、一次方程式にして解くこともできます。
 →類題演習

③座標を与えられた場合も同じです。
 →類題演習

④傾きと1組のx,yの値がわかっているときは、aがわかっているので、一次方程式で解けますね。
 →類題演習

⑤切片がわかっているときは、bがわかっているので、やはり一次方程式です。
 →類題演習

⑥平行なグラフの式が与えられたら、これは傾きが一緒ですよね。
 →類題演習

⑦y軸で交わると言われると、これは、切片が同じってことになりますね。
 →類題演習

というような具合にいろいろなバージョンで類題演習をしていきます。

が、

これが、すでにトップ層レベルに位置している子の場合、
③~⑦の類題演習は宿題です。

③座標を与えられた場合は?
「代入やな」
④傾きと1組のx,yの値がわかっているときは?
「aくれとるけん、一次方程式でいいんか!」
⑤切片がわかっているときは?
「一緒。bにいれたらいいよな」
⑥平行なグラフの式が与えられたら?
「あ、傾きが一緒か~」
⑦y軸で交わると言われると?
「ん?切片やな」

みたいなやり取りをして、
「じゃぁ、演習は宿題でいけるな~? できるようにしといてよ。」
で、次へ進めるのです。

確かに、雑な説明ですが...w
でも、それを一種類ずつ類題演習させられると、たぶん、嫌がります。
「それ、一緒にせなあかん?」となるわけです。

ところが、多くの子は、こんな授業をすると、
真面目に聞いているにもかかわらず、さっぱりわからなくなります。
ひとつひとつ一緒に類題にあたってあげる必要があるのです。
これが力の差。(一例ですが...)

だから、そういう子に、どんどん先へ進めてほしいと言われても、
進めないという現実があるのです。

一緒に類題にあたると、これだけで、1コマつぶれることもあります。
当然、一緒に類題をしなければできない子は、スピードも遅いですから。

だから、類題は宿題でできる子と比べると、
同じ時間でできることにものすごい差が生じるわけです。

では、この差は、埋まらないのか…?と思いますよね。
これが、埋まる場合があるのが子供のすごいところなんです。
人間の成長って!って思いますね。

明日は、どうやってこの差を埋めた子がいるのか…というお話です。


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自律学習ゼミ

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。
2023.5.17.

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