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考える力(続き)

考える力がある子とない子の違いのお話の続きです。

質問の仕方ひとつをとっても、違うんです。
「これ、わからんかった。」と問題を出してくるところまでは同じ。
「どうやった?」とか、「何かした?」とか、必ず聞きます。

すると、考える力があまりついていない子は、
「・・・。」ほぼ沈黙になるのです。
考える力がある子は、自分がやったことを説明し始めます。

しかし、時には、どちらの子も説明を始めます。
ふむふむ。。。それで?
「なんでそうやったん?」と聞くと、
考える力がない子は、
沈黙になることが多く、まるで怒られているようです。

こちらとしては、
いやいや、説明してほしいだけなんだけど。。。という感じです。

考える力がある子は、さらに説明します。
「ん?でも、それって・・・、これがなんか変なんちゃうん?」と、
突っ込んでみると、
「あ~、ここかぁ!ちゃうな!」と、ペンを走らせ始めます。

「こう?♪」と正解に自らにたどりつくわけです。

この流れを見ていて気付くことは、
考える力がある子は、自分がやったことをきちんと説明できます。
おそらく、これまでもいろいろな場面で、
いろいろな説明をして、それが理解されてきた経験も持っているはず。

つまり、経験による自信も持っています。

一方で、考える力がない子は、
語彙が足りない、考えがまとまらないなどの理由から、
理路整然と説明ができない。
だんだん言っていることが整理できなくなって、結局伝わらない。

おまけに、過去にもそういう経験を重ねているはず。
したがって、自信もない。
だんだん、声が小さくなって、語尾も不明瞭になり、
ますます、悪循環です。

さらに、考える力がある子の方は、
間違えていることは、恥ずかしいとは思っていない。
何が違っていて正解にたどり着いていないのか、
その原因が興味の対象になっています。

考える力がない子の方は、
間違えていることが恥ずかしいと思っていたり、
悪いことだと思っていたりします。

間違いや失敗を、叱られたり、否定されたりした経験が
多いのかもしれません。

小学生の間は、勉強の内容も簡単なだけに、
あまり意識せずに過ごしてしまったご家庭も多いと思います。
特に地元公立なら、ほとんど丸暗記で、なんとなくスルーできます。
考えずに雰囲気でスルーしてきた子はたくさんいます。

文理・附属は、またタイプが少し違いますが、
「成績が良い=考える力がある」と、
言ってしまえない部分は、大いにあります。

実は、小学校は、考える力を養うために
とっても大事な時期なのです。
いろいろなことに興味を持つためにも大事な時期だと思います。

充実した小学校時代を過ごしていた子は、
考える力が自然と身についていて、
中学、高校で、ウソみたいに伸びていく子が多い気がしています。

「考える力を身につけよう!」という勉強をしたわけではないのです。
周囲の対応で、自然と身についているのです。




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プロフィール

自律学習ゼミ

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。
2023.5.17.

自律学習ゼミHP
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お問い合わせ nagao@ceramica-shigemi.jp

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