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間違いの理由

「勉強しているのに、成績が上がらない」という話は、
本当によく聞きます。

多くの場合は、時間や量が足りていないのですが、
中には
本当に、たくさんの時間を割いて勉強をしている、
ただ時間を割いているだけではなく、それなりの量もこなしている、
きちんと丸付けや直しもしているし、間違えた問題の解き直しだってしている、
それなのに、できるようにならないという子がいます。

そんな場合、たいていは、間違えた問題の扱いが間違っています。

あるとき、「この問題が、わかりません」と出されたプリントを見ると、
まず鉛筆で、次に赤ペンで、さらに青ペンで、続いて緑ペンで、
次々と違う答えが書かれています。

どれも、数値が違います。
そして、どれも正解ではない。

そこで、鉛筆の答えから順に、
どう考えて、その答えが出て、
何が違うと思って、次の答えに変わって、
さらに、何が違うと考えて、新しい答えが出たのかを、
説明してみて、と言いました。

すると、さっぱりできません。

多くの子がやってしまうことですが、
ここに、成績が上がらない大きな原因が2つあります。

実は、成績が良い子は、これができます。
最初、こう考えてこの答えになったけど、
よく考えると、ここのところで矛盾が生じてるから、
そこを修正するとこの答えになったと、自分がやったことを解説できるのです。

そうすると、教える側も、
その考えの合っている部分と間違えている部分を解説してあげることができます。
「あ-そこか!」と、納得して理解できます。

ところが、自分の考えたことが説明できないと、
教える側は、正しいルートを解説するしかない。
正しいルートはこうだとわかっても、
自分はどこで違うルートへ行ってしまったのかが理解できていないままですから、
また同じ間違いを繰り返す確率はかなり高いですね。

さらに、もう一つの重大な原因は、
自分が出した答えのどこが違っているのかを検証しないこと。

これは、本当に多くの子がやってしまっていることです。
「なんで、この答えは違うの?」と考えないのです。

ところが、できる子は、必ず、それをしています。

「ぼくの答えのどこがダメだっていうんだよー!」と、
必ず検証しています。

そして、それがわからないという質問が上がってくるのです。
「こう考えたけど、どこが違うん?」という質問。

「どうが正しい?」ではなくて、「どこが違う?」と考えます。
この差は、とっても大きいのです。
こうやって、すべてをクリアーにしていくから、
できるようになるのです。

こっちが正しいことがわかっても、
そっちがなぜ違うのかがわかっていなければ、
またそっちへいってしまう確率は高いですよね。

ここが、できる子とできない子の違いです。



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プロフィール

自律学習ゼミ

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。
2023.5.17.

自律学習ゼミHP
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お問い合わせ shigemi.nagao@gmail.com

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