言葉を考える 4
前回、方言での日常会話に一工夫を、というお話をしました。私は方言は嫌いではないので普段もよく使います。それに、特に年配の方に多いのですが、方言で話をしないとすぐに理解してもらえないことが多いので、相手によって方言・標準語・方言と標準語の間、の3つの喋り方を使い分けています。
年配の方相手の時だけではなく生徒と問題を解いているときでも、問題の意味をうまく理解できないときには、徳島弁で説明するとすぐに理解してくれることがあります。問題文は大体が正しい標準的な日本語になっていますから、普段きれいな正しい日本語を聞いたり喋ったりしていないと、一度ではピンとこないということになっているからのように思えます。
ではいつどこできれいで正しい日本語に接するのかということになりますが、一番そうあるべきなのは学校だろうと思います。しかし参観日に学校の授業を見てみても、フランクな話し方をしている先生も多く、学校だけには頼れません。
ならば本や新聞を読むことの重要性がクローズアップされるのですが、読まない人にはこれがまた難しいことです。
普通の大人でも、役所の作った文章は意味がわからないとか、何かの問い合わせで電話をかけたら標準語で話をされて意思疎通に苦労したとか、そんな人もたくさんいます。このまま文章を扱うのが苦手な子供が増えていくと、それは受験勉強どころではなくて、将来この国はどうなるんだろうなあとちょっと心配になってくるのです。
( K )
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年配の方相手の時だけではなく生徒と問題を解いているときでも、問題の意味をうまく理解できないときには、徳島弁で説明するとすぐに理解してくれることがあります。問題文は大体が正しい標準的な日本語になっていますから、普段きれいな正しい日本語を聞いたり喋ったりしていないと、一度ではピンとこないということになっているからのように思えます。
ではいつどこできれいで正しい日本語に接するのかということになりますが、一番そうあるべきなのは学校だろうと思います。しかし参観日に学校の授業を見てみても、フランクな話し方をしている先生も多く、学校だけには頼れません。
ならば本や新聞を読むことの重要性がクローズアップされるのですが、読まない人にはこれがまた難しいことです。
普通の大人でも、役所の作った文章は意味がわからないとか、何かの問い合わせで電話をかけたら標準語で話をされて意思疎通に苦労したとか、そんな人もたくさんいます。このまま文章を扱うのが苦手な子供が増えていくと、それは受験勉強どころではなくて、将来この国はどうなるんだろうなあとちょっと心配になってくるのです。
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