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国語の教科書 3

小学二年生の国語の教科書(光村図書)に載っている日記の文章を、やや長いですが引用したいと思います。

 四月十八日(土曜日)はれ
 夕方、おかあさんがコロッケをつくっていました。ぼくが見ていたら、おかあさんが、
「いっしょにつくろうか。」
と言ったので、ぼくもおてつだいをすることにしました。
 ぼくは、じゃがいもと、ひき肉と、玉ねぎをまぜたものをまるめました。きれいなかたちにするのがむずかしかったけれど、だんだんじょうずにできるようになりました。
 夕ごはんのまえに、できたてをあじみしました。ころもがかりっとしていて、おいしかったです。

これだけの文を書ける子どもは、さんざん練習してもそうはいないでしょう。あくまでお手本を載せるべき教科書ですからしょうがないのかもしれませんが、文も長いですし、ここまで書かなければいけないなら大変だなあと感じてしまい、ちょっとハードルを上げすぎている気もします。
実は本文の脇に、日記を書くときの大事なことが書かれています。それは、

日記にかくこと
・したこと
・見たこと、見つけたもの
・言ったこと、きいたこと
・思ったこと

です。要するに経験と感想なのです。本文では見事な3部構成で、見たこと・したこと(経験)、そのくわしい説明、思ったこと(感想)、になっていますが、そこまで全部書かなくてもいいのです。年齢にもよりますが最低限書いてほしい文を書いてみますと、

夕方おかあさんとコロッケを作った。
かたちを作るのがむずかしかった。
あじみをするとおいしかった。

となります。せいぜいこんなものしか書けない子どもがほとんどでしょうが、これが高学年まで続いてしまうのが問題なのです。

最初はとにかく書くこと。ある程度書けるようになったら、文章をふくらませること、知っている言葉は積極的に使うこと。このあたりを親が指導してあげれば、国語の能力は相当上がるはずなのです。
ちなみに昔の文豪や有名人などの日記が本になっているものがありますが、それを見てもいちいち細かく詳細を書いているわけではありません。ただ事実と時々感想を書いているだけのものが多いのです。それでいいではないですか。箇条書きやメモでもいいのです(メモの書き方も教科書には出てきます)。とにかく、宿題の答えを書くだけでは書いたことにはなりません。自分の言葉で文を書く!ということをするべきなのです。文字は単なる記号ではありません。自分の考えを伝えるための道具なのです。

  ( K )

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Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。
2023.5.17.

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