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ドリル・パターン演習で凌ぐ子たち

昨日のつづきです。
地元公立上位3割の中には、
ドリル・パターン演習だけで凌いでいる子がかなりいるというお話。

10日ほど前の記事にも、
パターンや公式に当てはめるだけの子が多いということを書きましたが、
これは、小学生のうちに、すでに始まっています。

例えば、苦手な小学生が多い速さの問題。
距離=速さ×時間という公式に当てはめると考えているんです。
公式を覚えて当てはめる問題と化しているのです。

パターンで凌げる子なら、
公式は覚えられますし、代入もできますから、基本問題は当然できます。
少々応用になっても、この公式に当てはめると解ける問題ならできます。

しかし、これが、中学の方程式の文章題で再び登場しますよね。
平気で、時間=速さ×距離とかいう式を立てるんです。
そして、真剣に悩んでます。難しい…答えが合わない…と。

しかし、何題か解いているうちに、パターンができて解けるようになります。
でも、これは当てはめるパターンができて解いているだけで、
「時速って何?」というそもそもがわかっていないなんてこともあるのです。

あるいは、「時速6キロは、1時間に6キロ進めるという意味」と自ら言えるのに、
「じゃぁ30分で何キロ進む?」と聞くと、即答できなかったりする。
1時間の半分だから3キロとは考えられないらしい。

挙句の果てに、30を60で割って時間に直そうとしてみたりする。
それ、わざわざそんな計算して出す?
噓でしょ?と思うかもしれませんが、実際に、よくいるんです。
しかも、市内普通科なら何の問題もなく進学できる成績の子たちです。

当然、小学校のうちからこういうことをしてるんです。
「分を時間に直すときは60で割る」とか、
「mをcmに直すときは100をかける」とか、
とにかく、そういう風に覚え倒すんです。
だから、身についていないというか、感覚として使いこなせないというか、
まさに、生活に活用できない、ということになります。

しかも、習いたての頃は覚えていますが、しばらくたつと忘れる。。。
そして、「かけるんだっけ?割るんだっけ?」とか、
「100だっけ?1000だっけ?」とかって考えるんです。

恐ろしいのは、こういうタイプの子は、
パターンに当てはめることに注力して、
小学校から何年も積み重ねているので、妙な勘が働くw
テストで、応用問題まで解けていたりするのです。

ところが、「これって、どうやって考えたの?」と問われると、
たちまち窮してしまします。正解しているのに、です。
「これとこれをかけて、こっちもかけて、これとこれで割った」
式は言いますが、どうして、そうなったかの説明はできないのです。

問題文中に出ている数字を、あてはめられる公式やパターンにあてはめて、
それらしい数が出てくるように操作する。。。そんな解き方をしています。

そんなんで正解するん?って思うかもしれませんが、
してるんですよね、そういうタイプの子は。
恐ろしい勘ですw

読解に関しても、かなりおかしなことをしている子が多い。
明日は、そのあたりを見ていきます。



( N )


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自律学習ゼミ

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。
2023.5.17.

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