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条件にしたがって書く

高校入試や城ノ内中学の入試では、短い作文を書くことが出題されます。作文を書くための練習は必須ですが、実はその「書く」という以前に、書く条件が設定されていて、それを理解したうえで作文が書けているかを見られます。

たとえば、こんな問題。城ノ内中学の過去問から引用します。

「さくらさんの学級では、インタビューなどをして調べたことをもとに、「元気もりもり大作戦」の発表会をしました。さくらさんは、ほかの班の発表を聞いて、歩くことのほかにも健康によいことがあると気づきました。そこで、さくらさんは、「健康な生活を送るために」という題で、自分が心がけたいことを原こう用紙に書きました。あなたならどのように書きますか。次の条件に従って書きなさい。

(条件)
・2段落構成とし、1段落目には心がけたいことを具体的に書き、2段落目には、その理由を書くこと。
(他の条件は省いています)

この問題、作文の意味が通っているかや文字数がクリアされているかということには当然注意がいくのですが、実はそれ以前の、(条件)にあっているかどうかという点で大きく減点されることが多いのです。この条件は受験する年によって微妙に変わりますし、上の問題文も長いですし、そもそも何を書こうかと考えるのでいっぱいいっぱいになれば、条件を忘れてしまうということになってしまうのです。

1段落目に、「私が心がけたいことは◯◯です。たとえば〜。」というふうに、二つ以上の文で具体的に書いてなかったり、2段落目に「なぜなら〜。」というような理由が書けていなかったりすると、それは条件を読めていないと判断されます。
また、段落に書くことが前後していてもアウトです。
仮に、カッコいいことを書けるとしても、関係ないことを書いてはいけません。そもそもそんなことをすると、文字数が足りないので書くべきことが書けなくなります。

いくら作文が上手に書けていたとしても、条件にあっていないとそれだけで減点だらけになってしまいます。
作文ですから書いた内容で勝負!と考えがちですが、実は問題を正しく読んで理解しているかという、基本的なことも見られているのです。

まずは読解力。それも問題文の読解力くらいは最低限ないと、作文に限らず、何をするにもきびしくなってしまいます。問題文を正しく読むことは、学習能力の一丁目一番地なのです。

  ( K )

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自律学習ゼミ

Author:自律学習ゼミ
徳島県で、家庭教師や塾講師をして、20年が過ぎました。そこで、この経験を生かして、小・中学生の君たちや、お父さん、お母さんに、何か少しでも役立つようなお話ができる気がして、このブログを始めることにしました。中学受験のこと、高校受験のこと、学校のこと、塾や家庭教師のこと、家庭学習や勉強の方法など、色々なことをお話ししたいと思っています。
2013.7.19.
・・・・・・
それから早10年が過ぎようとしています。ブログは、情報も古くなっていくので、5年分ぐらいが残るように、日々、刷新しています。2022年度より、自律学習ゼミとして、教室も移転し運営しております。「いったいどんな塾なの?」と興味を持たれた方は、ホームページをご覧ください。
2023.5.17.

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